2014年8月19日火曜日

人口減少を気にしすぎる『政・官・財』⟺ ❝逆の発想(気にするな)!❞で乗り切ろう!・・・

人口減少を考え直す―「豊かさ」みつめる契機に


アベノミクスで日本は失われた自信を取り戻した。この勢いで、我々は今後も成長し続けなければならない。政府が6月に閣議決定した「骨太の方針」はそんな決意を伝える。

 だが、行く手には大きな障害が立ちはだかる。人口減少だ。

 日本の人口は2008年をピークに減少に転じた。2100年にはピーク時の4割になるとの予測もある。働き手も、モノを買う人も、税金を納める人も急速に減る。手をこまねいていては、成長どころか縮小スパイラルに陥ってしまう。「そこに至っては、もはや回復は困難」。「骨太」にも、危機感のにじむ文言が躍る。

 いったい、どうするのか。子どもを産んでもらえるよう、あらゆる政策を動員する。高齢者や女性にも働いてもらう。企業は絶え間なくイノベーションを起こす。過疎化する地域は集約化をすすめる――。

 産め。働け。効率化につとめよ。何だか戦時体制のようだ。

 今だって、グローバル競争で生き残りを図る企業の下、多くの人が低賃金や長時間労働に耐えている。いったい、どこまで頑張れというのだろう。

■無理を重ねた日本人

 そもそも「人口減少=悪」なのか。少し視点を変えて考えてみる必要がありそうだ。

 たとえば、千葉大の広井良典教授は「もっと大きな時の流れで考えませんか」と指摘する。

 鎌倉時代に約800万人だった日本の人口はゆるやかなカーブで増え続け、江戸時代後半、3千万人強で横ばいとなった。

 それが明治維新以降、まるで爆発が起きたかのように、急勾配で上昇を始める。

 黒船の訪れで、欧米の経済力と軍事力に頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けた日本人は、体にむち打って「拡大・成長」の急な坂道を上り続けた。当初は富国強兵のスローガンを掲げて。敗戦後は経済成長という目標に向けて。

 無理を重ねてきた疲労や矛盾が臨界点に達した結果が、人口減少となって現れているのではと、広井教授はみている。

 「人口減少は、成長への強迫観念や矛盾の積み重ねから脱し、本当に豊かで幸せを感じられる社会をつくっていくチャンスなのではないでしょうか」

■出口の見えぬ迷路

 確かに日本人は頑張ってきた。多くの若者が親を残して故郷を離れ、都会にギュウ詰めとなって生産に力を尽くし、狭い郊外の家を買い、遠距離通勤にも残業にも耐え、高い教育費をかけて子を育てた。

 そうして得たものは、何だったろう。しばらく前まで、経済成長は豊かさの実感を伴っていた。だが次第にモノがあふれて売れなくなると、企業は従業員の我慢に頼って生き残りをはかった。給与も雇用も不安定となり、若者を使い捨てるブラック企業さえ横行する。多くの人には豊かさが遠ざかるばかりだ。

 出口のない迷路に入り込んでしまったようだ。それでも政府は成長を叫ぶが、その神話を信じる人自体が減っていないか。

 いま日本で女性1人が生涯に産む子どもの数が最も少ないのは、成長のエンジン・東京である。保育所不足など子育てがしづらい環境に注目が集まるが、それだけが原因だろうか。成長が豊かさにつながると信じて働けど、そうならない人生への無言の「ダメ出し」が重なった結果ではないのか。

■走り出した過疎地

 戦争や飢餓でもないのに人口が急減するのは、史上初めて。数字上の成長に偏らない、しなやかな発想をあわせもたないと太刀打ちできないだろう。

 難題と向き合い、走り出しているのは過疎地の人たちだ。

 日本海に浮かぶ離島のまち島根県海士町(あまちょう)は、人口がピーク時の3分の1。産業は衰退し、財政破綻(はたん)寸前にまで追い込まれた。だが今では特産品を使った「さざえカレー」や岩ガキなどが全国ブランドとなり、移住希望者が集まってくる。

 町のキーワードは「ないものはない」。都会のように便利ではなくても、人のつながりを大切に、無駄なものを求めず、シンプルでも満ち足りた暮らしを営むことが真の幸せではないか――。土壇場で生まれた発想の転換が、人々を引きつける。

 成長をめざす社会が「役に立たないもの」「遅れたもの」とみなしてきたものは少なくない。その中に豊かさを見いだして元気を取り戻す。そんな過疎地が、少しずつ増えている。

 改装した古民家に、IT企業が次々とサテライトオフィスを置く徳島県神山町(かみやまちょう)。苦境にある林業の再生を掲げて、若い移住者をひきつける岡山県西粟倉村(にしあわくらそん)。ひきこもりの若者が、働き手として町おこしを担う秋田県藤里町(ふじさとまち)。

 成長のために人を増やせば、幸せも広がる。そんな予定調和には無理がある。

 話は逆で、幸せがあれば、そこに人が集まってくるのだ。

朝日新聞デジタル2014年8月18日)

http://www.asahi.com/paper/editorial.html?ref=nmail_20140818mo&ref=pcviewpage




                                      

筆者考:


慰安婦問題誤報取り消し後、世相は非難の集中砲火を朝日に浴びせているが、・・・何処の国の新聞か!、お隣りの朝鮮半島の新聞ではないのか?と思える程の正視に耐えない醜悪(朝鮮人の宿痾⟺火病⟹妄言を連発⟹開き直り)な姿を日本列島津々浦々までに晒している。

此の朝鮮半島人の火病を凄まじい迫力で示し手ているのが!、・・・社長の伊藤某!。

朝日新聞のダブスタ、論点のすり替えはには、ジャーナリズムのひとかけらも見る事は出来ぬ!・・・

余りの朝日新聞の卑劣さ!、厚顔無恥!、頑迷さ!、姑息さ!には悪寒が走り鳥肌が立ち、嫌悪感に包まれる。

此の『売国・国賊⇔朝日新聞』が別の新聞ではないのか!、と思える程の秀逸な社説を述べた!、と表面を読破した時は思ったが、改めて読み返すると、・・・ ❝雀百まで踊り忘れず!❞のオゾマシキ朝日新聞の特性は健在だった!・・・。



❝人口減少を考え直す―「豊かさ」みつめる契機に!❞・・・


◼︎【無理を重ねた日本人】:

 1)そもそも「人口減少=悪」なのか。少し視点を変えて考えてみる必要がありそうだ!・・・
 2)鎌倉時代に約800万人だった日本の人口はゆるやかなカーブで増え続け、江戸時代後半、3千万人強で横ばいとなった!・・・
 3)黒船の訪れで、欧米の経済力と軍事力に頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けた日本人は、体にむち打って「拡大・成長」の急な坂道を上り続けた。当初は富国強兵のスローガンを掲げて。敗戦後は経済成長という目標に向けて!・・・
無理を重ねてきた疲労や矛盾が臨界点に達した結果が、人口減少となって現れているのではと、広井教授はみている!・・・

筆者考:

無理を重ねて来た疲労や矛盾が臨界点に達したから人口減少となって現れたのではなくて』・・・戦後GHQや『逝かれ・サヨク』に依って受け付けられた自虐精神に依って日本人が日本の伝統、文化を悪として否定した結果が思考停止になり萎縮して仕舞った。

此れに付け入った特亞が賠償と称して、!・・・戦後脇目も振らずに偉大なる先人達が働き,、営々として蓄えた国富を見るも無惨に毟り取った!。
此れが日本国民の心の心奥に蟠り、・・・何の為に働きづめで今日まできたのか?、・・・振り返ると、歴代政権の歴史観の歪みや、国家観の欠如、土下座外交を❝百年一日の如く!❞に繰り返しで経済大国に成ったのにも拘らず、国富は世界のATMと化して同盟国米国や特亞に貢だけで精神的な貧しさは助長されるだけの悲惨な結果に陥ってしまった。

 若者は将来に絶望して、更に自信をを持てずに結婚に二の足を踏みように成った!、・・・。
 若い女性は戦後のジェンダー・フリー、物質的な豊かさを優先して大和撫子の精神的な美しさを喪失し、此れもまた結婚に二の足を踏む様に成った!・・・

故に日本の少子化問題は根が深く、現在の処は日本人が真の価値観に目覚め自分たちを次元の高い位置に引き上げる事が出来なければ、処方箋は有りません!。

特に国の基本である憲法がおぎゃー!と生まれた時から鬼っ子(欠陥)憲法では国が再生され、以前の価値観を取り戻し、・・・活性化されて再度人口が増加する事は至難の業でしょう。

『人口減少は悪!』はだれがいいだしたのか!・・・

◼︎【出口の見えぬ迷路】:

 1)出口のない迷路に入り込んでしまったようだ。それでも政府は成長を叫ぶが、その神話を信じる人自体が減っていないか!・・・

 2)成長が豊かさにつながると信じて働けど、そうならない人生への無言の「ダメ出し」が重なった結果ではないのか!・・・

◼︎【走り出した過疎地】:

 1)戦争や飢餓でもないのに人口が急減するのは、史上初めて。数字上の成長に偏らない、しなやかな発想をあわせもたないと太刀打ちできないだろう!・・・
 2)難題と向き合い、走り出しているのは過疎地の人たちだ!・・・

 3)日本海に浮かぶ離島のまち島根県海士町(あまちょう)は、人口がピーク時の3分の1。産業は衰退し、財政破綻(はたん)寸前にまで追い込まれた。だが今では特産品を使った「さざえカレー」や岩ガキなどが全国ブランドとなり、移住希望者が集まってくる!・・・

 4)成長をめざす社会が「役に立たないもの」「遅れたもの」とみなしてきたものは少なくない。その中に豊かさを見いだして元気を取り戻す。そんな過疎地が、少しずつ増えている!・・・

➤ 5)成長のために人を増やせば、幸せも広がる。そんな予定調和には無理が、⟹話逆で、幸せがあれば、そこに人が集まってくるのだ!・・・


筆者考:

朝日新聞が存続する限り!、…日本国民は幸せに成れません。
依って少子化は更に進んでも、問題は永劫に解決する事はないでしょう!。

何の事は無い!、…朝日新聞の記者、理論説委員が書いた記事では無くて、朝日新聞の社是に合う千葉大学の教授の論旨を借用して例に依って編集して巧妙に日本政府を非難している『反日・売国⟺朝日新聞』らしい記事でした。