2015年2月20日金曜日

支那共産党が一夜で崩壊する?!・・・


櫻井よしこ氏と意見交換 大紀元香港支社長「共産党の崩壊は一夜で起こりうる」




         櫻井よしこ氏(向かって右)と意見交換した郭君・大紀元香港支社長(左)


来日中の郭君・大紀元香港支社長は16日、ジャーナリストで国家基本問題研究所理事長の櫻井よしこ氏の都内事務所を訪れた。激変を遂げている中国の政治・経済情勢や、香港民主化デモなど日本社会が強い関心をもつ問題について、双方は意見交換を行った。

 櫻井氏は習近平政権の開始後の中国について「日本を含む周辺諸国に対し強硬的な姿勢を取り、アジアインフラ投資銀行を設立するなど経済的影響力を強化させる動きをみせている」と述べ、「今後の動向について、日本は強い関心を持っている」と話した。

 これについて郭支社長は、習近平は江沢民派と激しい政治闘争を展開していると説く。「日本を含む周辺諸国への強硬姿勢は、様々な内政不安を抱える中、ナショナリズムで国民の結束力を高めさせるため」としながらも、「実際に行動を起こす余裕も可能性もない」と分析した。

 内政不安を抱える習近平体制について「今後安定を保てるか」と櫻井氏はいぶかる。郭支社長は「中国共産党の一党独裁体制である以上、習氏がその崩壊を阻止するのは不可能」と述べた。

 郭支社長はまた、香港の民主化デモについて、江沢民派が一国二制度を覆す白書を発表したことで「意図的に誘発した」との見解を示した。「香港で第二の天安門事件を引き起こし、当時の故・趙紫陽元総書記のように習近平を失脚させ、政権奪還を狙っている」と分析した。

 香港問題を含む今の中国の政治情勢に関して、「国際社会の多くの認識は実情と異なる」と懸念を示す。郭支社長いわく「中国の巨大市場に期待を抱いた国際政財界とメディアは共産党政権の特異な本質を見極めることができず、その圧力に屈し、中国政府にうまくコントロールされている」と警告した。

 また郭支社長は国内情勢について「共産党政権の崩壊が一夜で起きるかもしれない」と指摘する。「国民全体の道徳的価値観は喪失し、共産党の求心力が消える中、幹部汚職の氾濫、激しい貧富格差、経済不安など問題山積している。これらに備えて国際社会は対策を講じるべき」と力説した。

 郭支社長は、18日水曜日の午後5時から、東京の京王プラザホテル(新宿)本館4階の会場で、同時通訳付の特別講演会と懇親会を開く。香港民主化デモのほか、中国の経済・政治の今後の動向、日本の対応策などをテーマにし、見解を述べる。当日受付可。詳細は大紀元日本の情報広場で案内中。 (記者・叶子)


大紀元 (2005年2月17日)


                                        

筆者考:

支那共産党が一夜で崩壊する可能性があるや、なしや!・・・


来日中の郭君・大紀元香港支社長は16日、ジャーナリストで国家基本問題研究所理事長の櫻井よしこ氏の都内事務所を訪れた。激変を遂げている中国の政治・経済情勢や、香港民主化デモなど日本社会が強い関心をもつ問題について、双方は意見交換を行った。

◼︎【櫻井氏は習近平政権の開始後の中国について「日本を含む周辺諸国に対し強硬的な姿勢を取り、アジアインフラ投資銀行を設立するなど経済的影響力を強化させる動きをみせているが、今後の動向について、日本は強い関心を持っている】:

此れに対して郭支社長の分析は:

➤ ❮習近平は江沢民派と激しい政治闘争を展開しており、・・・『日本を含む周辺諸国への強硬姿勢は、様々な内政不安を抱える中、ナショナリズムで国民の結束力を高めさせる為であるが、実際に行動を起こす余裕も可能性もない❯・・・

➤ ❮内政不安を抱える習近平体制について「今後安定を保てるか」と櫻井氏はいぶかる。郭支社長は「中国共産党の一党独裁体制である以上、習氏がその崩壊を阻止するのは不可能❯・・・

寸評:
随分と楽観的な見方で、習近平の権力を過小評価しているようです。
軍の完全掌握に近づいているとの情報もあり、・・・軍が習近平に忠誠を誓えば習近平体制は、即ち共産党は盤石である。

➤ ❮香港の民主化デモについて、江沢民派が一国二制度を覆す白書を発表したことで「意図的に誘発した」との見解で、・・・香港で第二の天安門事件を引き起こし、当時の故・趙紫陽元総書記のように習近平を失脚させ、政権奪還を狙っている❯・・・

寸評:
香港民主化デモは勢いが無くて尻窄みで、第二の天安門事件を引き起こすことは無いと思われる。天安門事件当時の支那の青年達は民主化を望んで死を賭しても、達成をする気構えが有りました。
香港デモは必死さが不足している様で、香港民主化デモは今後は起こる度に習近平に叩き潰されるが筆者の分析です。
中途半端に経済成長を味わった支那人は、・・・麻薬常用者の如く経済成長を追い求め民主化などに死を賭す意気込みは醸造されないでしょう。

➤ ❮香港問題を含む今の中国の政治情勢に関して、「国際社会の多くの認識は実情と異なる」と懸念を示す。郭支社長いわく「中国の巨大市場に期待を抱いた国際政財界とメディアは共産党政権の特異な本質を見極めることができず、その圧力に屈し、中国政府にうまくコントロールされている」と警告した❯・・・

寸評:
支那政府にコントロールされてでは無くて、・・・欧米、日本の為政者たち&財界は既に支那に深入りしすぎており、撤退するのにも時間が掛かります。
特に米国の出方次第で支那経済が崩壊する事は間違いない事は確かですが、・・・此れは支那経済崩壊を恐れる各国の為政者、財界人は其々の国の経済界を握るユダヤ系を総動員して支那経済の崩壊を阻止して、結果的には習近平の政治生命を延長させる事になる!が筆者の考察です。

➤ ❮国内情勢について「共産党政権の崩壊が一夜で起きるかもしれない」と指摘する。「国民全体の道徳的価値観は喪失し、共産党の求心力が消える中、幹部汚職の氾濫、激しい貧富格差、経済不安など問題山積している。これらに備えて国際社会は対策を講じるべき」と力説した❯・・・

寸評:
筆者の分析は『支那共産党が一夜にして崩壊はない!』で、郭君・大紀元香港支社長の分析とは異なるものです。



支那共産党の最大の守護者は米国を支配するユダヤ系米国人であり、・・・余程の能力を備える大統領でなくてはユダヤ系を抑えて支那の野望を砕く事は不可能に近い。
特に今後2年間、・・・オバマ大統領の任期切れ間では絶対に支那の崩壊はないでしょう。


◼︎ 支那共産党の崩壊のシナリオで可能性の高いもの!・・・

✦ 支那共産党の崩壊は経済成長が止まり減退し、国内に未曾有の失業者が溢れて共産党への不満が嵩じて各地で本格的な暴動(銃火器での衝突)が発生して人民解放軍との戦いが始まる。
此れが序曲ですが、おそらく民衆の暴動は圧倒的な共産党の私兵である人民解放軍に依っ叩き潰される。このシナリオの可能性は低い。

✦ 支那に存在する7大軍区の首長の中で習近平に不満を持つ者が弓を引き、之が切っ掛けで軍区同士の対立が始まり支那大陸は戦火の渦になり、この過程で共産党は軍区の制御が出来ずぬ崩壊する。
 又は強力な軍の首長がクーデターを起こして習近平政権を倒し暫定政権を樹立する。

✦ 習近平の軍掌握が不完全で、習近平が日本に対して歩みよれば、軍の将軍たちに不満は嵩じて、勝手に日本の対して攻撃を仕掛ける、こうなると日米同盟が発動して米国は日本と共に支那軍と対決することになるが、いざと成ったら米国は日米同盟は反故にして静観を決めると筆者は予想しています。
 此の支那軍の日本攻撃は例え両国が本格的な全面戦争にはならなくても、経済面での損失は日本国より支那の方が遥かに甚大である。
 戦争は日本/支那の何方が有利に展開するか?は定かでは有りません。
支那の国内は軍が日本国との戦闘に集中している間に自治区で民族蜂起が勃発し支那軍は能力以上の問題に直面し、これが支那共産党の崩壊に繋がる。

✦ 支那共産党の私兵である解放軍が今後の軍拡(年15〜20%)を続け、ある時点で、自信過剰になり米国に対する挑発が始まる事が間違いないと思われる。これは数年後か亦は10年後かは筆者は定かでは有りません。
既に昨年、シナ海では海域、空域で支那空軍、海軍が米軍を挑発した事は記憶にあたらしい。
支那軍の本格的な米軍への挑発は米国の次期大統領誰がなるか?、民主党か、共和党か?、加えて大統領の資質に依って決まる。
何れにしても此の儘、支那軍拡を続けて、・・・南シナ海、東シナ海の海洋権益の拡大を目標に置いていれば、尖閣、沖縄が支那が最も欲しがる権益である。
手始めに尖閣に直接支那軍の触手(侵略)を伸ばすような事があるならば、米国との衝突は避けられない。
此れで支那共産党の終焉となる!!!・・・。

支那が此処数年間に亘り増長に増長を重ねているのは、・・・米国の三馬鹿トリオ(オバマ大統領、バイデン副大統領、ケリー国長官)の見るも無残な外交政策が最大の原因である。
特に目に付くのは、国防省のオバマに対する不協和音で、既に4人の国防長官!・・・
1)ロバート・ゲーツ(2006年12月18日 〜2011年6月30日)⇒ 2)レオン・パネッタ(2011年7月1日〜2013年2月27日)⇒ 3)チャック・ヘーゲル(2013年2月27日〜2014年11月24日)(2011年7月1日 〜2013年2月27日)⇒ 4)アシュトン・カーター(2015年2月17日=現職)

此れは米国史上では初めての事であり、如何に米国防省の高官がオバマ大統領に不満を抱いているかの証でもある。
鳩がウクライナ問題では豹変して鷹になり、・・・米国オバマ大統領が強引過ぎる外交を展開して、気を取られている居る間に、支那は好機と見て周辺国への挑発がさらに増幅する。

✦ 安倍首相が米国の思惑などは歯牙にも掛けずに、・・・逆に支那を挑発、然も閣僚全員で靖国神社参拝を敢行する。
此れで支那国民が頭に血が登り、暴動が多発する、習近平はガス抜きで尖閣に手を出す。日本国は自衛せざるを得ずに局部的な戦闘となり、此れが日米同盟が発動するか?、
もし発動と成ったら支那に勝ち目は全く有りません。
此れで支那共産党が崩壊する。

筆者の支那崩壊のシナリオをこんな処で、来日中の郭君・大紀元香港支社長の分析とは大きく異なります。