2016年2月1日月曜日

❝地に堕ちた英国!❞⇒アングロサクソン魂は何処に?・・・

英国防相はこう繰り返した…「日本は同盟国だが、中国は違う」 
ZakZak(2016.01.31)



来日し、日英防衛相会談に臨む英国のファロン国防相=1月9日、防衛省           ➡︎ ➡︎ ➡︎

先に来日した英国のマイケル・ファロン国防相は多忙な日程の中、日本の新聞社の論説委員らを夕食会に招いて日英両国間で進む防衛協力や国際情勢について意見交換をした。英国防相が日本の新聞社に接触するのは異例のことだ。中国への傾斜を強める英国への不信感が日本で募る中、英国はどんなメッセージを日本に伝えたかったのか。(内藤泰朗)

 ■「招かれなかった」

 東京・半蔵門の駐日英国大使公邸でファロン国防相との「特別夕食会」が開かれたのは9日夜。それに先立ち行われた日英防衛相会談で両国は、航空自衛隊と英空軍が共同訓練を行うことなどで合意した。

 ファロン国防相、空軍など英国防省の最高幹部のほか、ヒッチンズ英国大使らが、在京の主要新聞社、通信社の論説委員ら7人を歓待。カクテルに続いて夕食会は始まった。食事をしながらの質疑応答だった。

 昨年10月に習近平・中国国家主席が英国を公式訪問し、中国傾斜が進む英国に懸念の声が日本で上がっている点など、中国問題が話題となった。

 「日本は中国との貿易を拡大させている」。国防相はこう指摘し、英国の対中関係も経済が中心だと強調した。そのうえで、中国の防衛当局との間に深い交流はなく、習主席を歓迎する英王室主催の公式晩餐会にも招かれなかったエピソードを披露した。

 さらには、日本が民主主義や人権など共通の価値観を有する「英国の同盟国だが、中国は違う」と繰り返し強調した。

寸評:
日本のことを何も知らないマイケル・ファロン英国防相である!・・・
日本は中国との貿易を拡大させている!❞、15年〜20年前ならいざ知らず、現在の潮流は拡大どころは、減少している。
 英国の首相が現在、自ら支那に跪いて貿易拡大をしているのとは異なり、・・・日本は政府介入なしの民間交易である。こんな、世間知らずの人物が国防相とは英国も堕ちたものです。

 英王室が州主席を歓迎する公式晩餐会は卑屈なまでに支那に傾斜しているキャメロン首相が嫌がる王室に要請したものある。
 晩餐会での雰囲気は習近平主席への温かい歓迎の雰囲気などとは程遠く、習近平主席の演説などでは英王室の方々がうんざりした表情が写真に撮られている。
 支那と深い交流があろうとなかろう!〜、英王室が開いた公式の晩餐会に支那の国防相関係の人物が招待されなかったのは当然であり、・・・殊更に英ファロン国防相が強調する必要は全くない。 其れを言明したのは疚しさが心底に淀んでいるのでしょう。

英国の同盟国だが、中国は違う!❞、・・・英国が日本と同盟国ならば同盟国らしく振る舞って欲しいものです。支那はどう違うのか!?の、見解を備に開陳もせずに一言で片付けるは傲慢さの表れで、同盟国の政府高官の所作でなく、❝同盟国!❞が聞いて呆れるばかりです!。

■中国にはルールを

 だが英国は先週、設立総会が開かれた中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に欧州諸国で初めて参加を表明、ほかの欧州各国もこれに続いた。日米両国では、英国のこの決断が波紋を広げた。

 「中国が独自のルールを勝手につくれば、世界は混乱する。中国と世界が納得できる新しいルールづくりをすることが安定と繁栄をもたらす。英国がAIIBに参加することは、新ルールづくりに参画するということ。世界をよりよい方向に変えていくことが重要だ」。参加者の一人は、こう説明した。

 ただ、すでに国際的なルールを無視して南シナ海で人工島を建設し緊張を高める中国を、英国を含めた他国が止めることができるのか。それについて明確な言及はなかった。

 日本が英国に売り込みを図っていた川崎重工業のP1哨戒機についても、話題に上った。

寸評:
 ❝支那にはルールを!❞、英国が支那に対して何処にルールを課しているのか!?、教えて欲しいものです。ルール処か、殆ど無制限に支那の要望を受け入れているのが、・・・悪魔に魂を売り渡したキャメロン政権である。チャンチャラおかしい(片腹痛い!)、英ファロン国防相の言です。

 英国が米国の懇願に近い要請!〜、『AIIBには参加しない欲しい!』を鎧袖一触でことわり欧州では真っ先に参加表明する卑屈さであった。これに負けじ!とドイツ、フランス、イタリアのEUの牽引車が参加表明した事に依って、米国の面子は丸潰れとなった。

 国際的なルールを無視して南シナ海で人工島を建設し緊張を高める支那に対し、それについて明確なマイケル・ファロン英国防相の言及はなくだんまりを決め込むばかりとは、恐れいったものです。

 ■P1敗北の理由

 国防相によると、英国は昨年末、米ボーイング社のP8哨戒機を9機導入することを決めた。英周辺海域では、ロシアの潜水艦の活動が活発化している。しかし、対潜哨戒機を保有していない英国は一刻も早く新型哨戒機を配備する必要があり、同じ兵器システムの米国製を選んだという。

 ロシアについては、ウクライナのクリミア半島を併合し、欧米諸国から経済制裁を受けるプーチン政権が今後、経済的な苦境に追い込まれるにつれて民族主義が台頭し、敵対する欧米に一層挑発的で危うい外交に出る懸念があるとの見方を示し、「ロシアは戦略的な脅威だ」と断定した。

 英国側が中国よりもロシアを脅威だと認識する一方で、軍拡を続けて国際秩序に挑戦している中国が最大の懸念材料の日本との違いが浮き彫りになった。


 空対空ミサイルなど防衛装備品の共同開発や共同訓練、情報交換など日英の防衛協力は重要だろう。しかし、日本を「同盟国」と呼ぶのなら、英国には言葉だけではなく、行動で示してもらいたいとの声が聞こえてきそうだ。

寸評:
 英国が、如何に日本の哨戒機P1が米ボーイング社のP8哨戒機よりも性能が優れていても、間違ってもP1哨戒機を購入するわけがない。
 米国と英国は史上に現れた同盟国関係では最も強大で固く結ばれている。
その最大の同盟国である、米国は事ある毎に日本の航空開発に横槍を入れて来た過去があり、英国の日本の哨戒機購入は絶対に反対するは当然あり、・・・英国が米国の圧力をは跳ね除けて購入する気はないでしょう。兵器システムが米国と同じな日本であり、兵器システム云々は、見え透いた嘘である。

 大局的に俯瞰すると!〜、英国にとってはロシアより支那が脅威であることには全く気がついていない英国防相である。
既に支那の脅威は英国内で深く静かに進行している!〜、
 原子力協力では、英南東部エセックス州にある「ブラッドウェル原発」で中国技術を採用し、・・・原発はフランスと共同で大手の支那広核集団(CGN)が建設する。CGNが66.5%を出資し、建設後の運営も含めて中国勢が完全に事業を主導することになる。
英中部で計画中の高速鉄道2号線でも英支企業間連携を拡大することで合意。 
 戦略的に重要な原子力産業が支那主導される破目になっているは、脅威はロシアに非ずして支那で有る事に気づいてはいない、おめでたい英国防相である。
既に支那の侵略は経済協力という形で進行している。
此れを脅威と言わざるは何が脅威なのか!?、・・・可能なら英ファロン国防相に問い質したいものです。



                                                   

ブログ管理人考:

何のために英ファロン国防相は訪日したのか?・・・
余りにも成果がなく、却って英国の現在の姿勢《支那へ傾斜》が目立っただけで、不毛の日英防衛相会談だった。

英国現キャメんロン首相は保守でありながら、・・・
トニー・ブレア首相(当時/革新系=労働党)の毅然として支那に対応していた事を鑑みるとどちらが保守なのか?、判断に苦しむ程のキャメロン首相の支那に対する卑屈な姿勢である。

❝時勢が変わった!❞と言えば其れまでではあるが、・・・ブレア首相(当時)は支那の少数民族に対する弾圧、人権蹂躙、民族淘汰に声高に非難していました。
 飜えって現首相のデイヴィット・キャメロン首相は支那の少数民族の弾圧、国際法を無視して南シナ海で人工島建設、基地化や周辺国への軍事的な恫喝や挑発には非難の声が全くあげない。
嘗て勇壮で胆力を持ち七つの海を席巻し『大航海時代の雄!』としてアングロサクソン魂はキャメロン首相に依って地に落とされてしまった!。
英国の威厳はまさに今では泥まみれした罪は重い!・・・。

 空対空ミサイルなど防衛装備品の共同開発や共同訓練、情報交換など日英の防衛協力は重要不可欠ではあるが!〜、日本を「同盟国」と呼ぶのなら、英国は気障な言葉だけではなく、行動を日本国に是非ともしてもらいものである。