2016年11月21日月曜日

今から40年ほど前の日本の食事は長寿の秘訣!・・・

「40年前の食事」4週間食べ続けたらどうなる? 東北大が実験


ユネスコの世界無形文化遺産に登録されたのを機に「日本食」への注目が国際的に高まるなか、東北大学の研究グループが今から40年ほど前に一般家庭で食べられていた食事を4週間食べ続けたところ、ストレスの軽減や体脂肪率の低下などの効果があることを確認した。

 日本人の平均寿命が延びた要因の一つにあげられる「日本食」。日本食に使われる特有の食品成分が影響していると考えられ、世界中で多くの研究がなされているが、これらの研究は、特定の食品成分にだけ焦点が当てられ、「日本食」全体を調べた研究はない。

以下:要約/編集!〜

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 東北大学大学院の都築毅准教授らのグループは!〜、
現代と過去の日本食をマウスに食べさせる実験を行った結果、・・・1975年ごろに食べられていた食事が、肥満を抑制し糖尿病や脂肪肝、認知症を予防し、寿命を延ばすうえで、最も健康に良いことを確認したそうです。

実験は!〜、

✦ 年齢20歳から70歳までのBMI指数が24〜30以下の軽度肥満者(60人)!・・・
✦ 健康な人(32人)の計92人を対象!・・・

➤ ❮❮1日3食28日間食べてもらったあとに、健康診断を行ったところ、1975年型食事を食べていたグループでは、BMIや体重が明らかに減り、悪玉コレステロールや糖尿病の指標となるヘモグロビンA1cが減少傾向を示す一方で、善玉コレステロールは増えたという❯❯・・・
僅か28日間で早速効果があったは驚きです。1975年型の食事は今後の日本国民の食事のあり方が脚光を浴び、日本国民が健康にになる相乗効果が期待出来そうですね!。

また健康な人32人を現代食と1975年型の食事を食べる2グループに分けて実験した結果!〜、

✦ 1975年型の食事を食べたグループでは、ストレスが軽減されて、
      運動能力が良くなることがわかった!・・・

ストレスは万病の元!〜

 以前から言われており!〜、・・・・ストレスが心身に及ぼす悪影響については研究が勧められていて、脳がストレスを感じると全身の血管が収縮して、血流障害を引き起こし至る所で障害を引き起こすということが指摘され、また最新の研究でも具体的な症例によって『ストレスが心身にどのような悪影響を与えるか!』という論文が発表され注目を集めている。 
 

ストレスは脳を萎縮させてしまう!〜、

 イェール大学の研究チームが「生物学的精神医学誌」に寄せた論文には「ストレスが脳を萎縮させてしまう」というショッキングな内容が掲載されている。
 これらは主に離婚や失業など、・・・精神的に大きなストレスを経験した被験者では感情や生理機能を司る領域の灰白質に縮小傾向が見られ、画像診断上でも脳の萎縮が確認された。


子供時代のストレスは早期老化を招いてしまう!〜、

 虐待やイジメなどの強いストレスを子供時代に経験した場合、テロメアと呼ばれる染色体の末端部分が健康なものより短くなっているということが判明!、・・・テロメアは加齢と共に短縮される傾向があるので、この事実はストレスが子供の成長を妨げ、早期老化を助長する危険性があるということを示している。
またストレスによって傷つけられた遺伝子はそのまま遺伝する危険性があることが「ニューサイエンティスト誌」に掲載された。


実験で再現した1975年型の食事の特徴は!〜、

✦ 主菜と副菜を合わせて3品以上になるよう、さまざまな食材が少しずつ使われいる!・・・

✦ 調理法では「煮る」「蒸す」「生」が多く、食用油を多用する「揚げる」や「炒める」は控えめだった!・・・

✦ 食材では大豆や魚介や野菜、果物や海藻、きのこ、緑茶を積極的に摂取している!・・・、

✦ 調味料では出汁や醤油、味噌、みりんなどの発酵系調味料が多く使われていた!・・・


 実験を行った都築准教授は「約40年前の日本食が健康にいいと広めることで、現代の食生活を見直す食育に役立つことが期待できる」と話している。