2014年1月4日土曜日

中国人企業家がNYタイムズ紙買収に関心、年明けに大株主と協議


[北京 31日 ロイター] -中国の企業家、陳光標氏は31日、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)(NYT.N: 株価企業情報レポート)買収への関心を表明した。
同氏はこの件について2年以上前から検討しており、買収案の提示を真剣に考えているとした上で、1月5日にニューヨークでNYTの「大株主」と話し合う予定だと語った。
「値段が適正なら買えないものはない」とし、NYTの企業価値は概算で10億ドル程度と見積もったが、価格交渉には応じると述べた。
NYTの時価総額は現時点で24億ドル。
NYTの広報担当者は、中国メディアの先行報道を受け、憶測にはコメントしないとした。
アーサー・サルツバーガー会長はこれまでに「NYTは売り物ではない」と言明しており、同社を支配するオックス・サルツバーガー一族が陳氏にNYTを売却する可能性は低いとみられている。
アウトセル・リサーチのアナリスト、ケン・ドクター氏は、NYTの株式がクラスA、Bに分かれ、サルツバーガー一族がクラスB株を通じ支配していることを踏まえ、「NYTすべてが売り物でないというのは事実だ」と述べた。

陳氏は、NYTを買収できなければ、支配株主になることで手を打つとの意向を示している。支配株主になる道も閉ざされれば、NYT株を取得することで妥協するほか、CNNやワシントン・ポスト、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)といった他の米主要メディアへの買収を打診する方針であることも明らかにした。
陳氏はリサイクル事業で富を築き、慈善活動家としても知られる。
今年最後の取引日となる31日の米株式市場で、NYTの株価は一時5年半ぶり高値となる16.14ドルをつけた後、約1%安で推移した。
                                          
筆者考:
ニューヨーク・タイムズは嘗ての輝きを失い、左に傾斜し過ぎてバランスを失い此れが購読者の減少に繋がり、・・・加えてインタ-ネットの普及が広がると同時に米国人の活字離れが怒涛の如く進んで、いまやNYTに限らず新聞業界は見るも無残な斜陽となっている。

アメリカ合衆国内での大手新聞の発行部数は!・・・
第一位: USAトゥデイ(211万部)
第二位: ウォール・ストリート・ジャーナル(208万部)
第三位: ニューヨーク。タイムズに(103万部)
であり、トップのUSAトウディが僅か211万部では日本の産経新聞にも及ばない、況してや第三位のNYTは103万部で日本国の地方新聞並みに落ちぶれている。 
米国の新聞は支那、南朝鮮の工作活動を広告記事(反日)掲載の謝礼金に目が眩んで正視に堪えない程反日記事を掲載する歪んだ姿勢を世界に晒している醜悪さ!、・・・ジャーナリズムの真髄から最も離れた処で蠢いている。
尤も、日本の新聞は全国紙、地方紙を含めてまっとうなものは数社のみでは米国の新聞を嗤う事はできません。
NYTはネットの普及で新聞広告の収入が急減し、厳しい経営が続いている。昨年8月に傘下の有力新聞ボストン・グローブを売却するなど、事業の「選択と集中」を加速させ、経営効率化を進めている。オーナー一族は昨夏、NYT本紙を売却する考えはないことを表明していたが、甘い人参を鼻先に見せ付けられたらどうころぶか?は見ものです。
 陳氏はリサイクル事業で成功し、総資産は約50億元(約850億円)とされる。中国では慈善活動家としても有名で、風変わりな言動がしばしば報道される。2012年8月には、NYT紙に「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国のもの」という広告を出したこともある。
米国オバマ大統領がが自国のメディアが外国資本の傘下に収まり、情報戦の宣伝塔となるを容認するか、15~20年前なら絶対に有り得ないことでしたが、オバマ政権になったらよれよれ!となり、着実に米国は支那資本に侵食されているので、予断は許しません。
支那製品の携帯端末支那通信機器大手ファーウエイ(華為)バック・ドア(スパイ部品)》を使っているソフトバンクのスプリント社買収を予想に反して承認したオバマ政権は「ユダヤ商人の傀儡!」の趣を呈している。
陳氏のCNNやワシントン・ポスト、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)といった他の米主要メディアの買収の野望は、オバマ大統領の支那への密着振りから判断して頓挫する事はないでしょう。 資金が約850億円では実弾不足だが、支那政府は金に糸目を付けずに陳氏を支援する事は確実だ!と筆者は思います。
詰まり、支那政府は陳氏をダミーに使い米国メディアを傘下に収め、世界的な情報戦(特に日本国に対して)を展開する壮大な野望を描いているは明白です。
オバマ政権は米国に、日本国にとっても厄病神!と筆者は断言せざるを得ない!・・・。


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