2016年2月18日木曜日

プーチン大統領が米大統領選の死角を握っている!・・・

フォーブス誌:プーチン大統領が米大統領選挙の結果を決める可能性がある
 Sputnik日本(2016年02月16日 )     http://sptnkne.ws/aDr6

フォーブス誌のポール・ロデリック・グレゴリー評論員は、「もしロシアのプーチン大統領が、米国大統領選で民主党候補のヒラリー・クリントン氏の電子メールを入手していたら?」と恐れている。

グレゴリー氏によると、ロシア大統領府には、米大統領選の予備選挙だけでなく、次期大統領の政策にも影響を与えるあらゆるチャンスがあるという。

 グレゴリー氏は、ロシア大統領府のサイバー戦士たちが、民主党候補のヒラリー・クリントン氏の電子メール(同氏の私用メール3万1830通を含む)の全キャッシュを盗みだす大きな可能性を持っていたと考えている。

グレゴリー氏は、クリントン氏の電子メール公開をめぐるスキャンダルに言及し、クリントン氏の電子メールがロシア大統領府あるいは他の敵対的情報機関の手に渡ったら、プーチン大統領に候補者の権威に影を落とす機会を与えるだけでなく、米大統領選挙の結果を決めるチャンスも与えることになり、米国の国家安全保障にとって正真正銘の悲劇となる恐れがあると嘆いている。
 グレゴリー氏は、元KGBのエージェントとして誰かの権威を失墜させる経験を豊富に持つプーチン大統領は、クリントン氏の機密ファイルを使用する複数の案を検討するだろうとの確信を示している。
グレゴリー氏は、もしプーチン大統領が共和党候補者の方を好むのであれば、民主党候補者の名誉を汚す証拠をばらまく可能性が大いにあると考えている。グレゴリー氏は、プーチン大統領が共和党候補のドナルド・トランプ氏に言い寄る理由はあるとの見方を示している。
一方でグレゴリー氏によると、別のシナリオもある。それは、さらに危険なものだ。このシナリオは、もしプーチン大統領がクリントン氏の方を好むとしたら、プーチン大統領はクリントン氏に大統領になるチャンスを与え、その時クリントン氏の評判を落とす膨大な情報を持つプーチン大統領は、すでに候補者ではなく、現職の米大統領の政策に影響を及ぼすことができるようになるというものだ。





 クリントン氏の私用メール22通に最高機密情報、非公開に


(ブルームバーグ):米国務省は29日、ヒラリー・クリントン氏が国務長官在任中に私用のメールシステムを使って送っていた電子メールについて、22通を非公開とするとした。最高機密情報が含まれているためという。

寸評:
22通は極秘資料であった事の証であり、改めてヒラリー・クリントンの職務に対する姿勢が問われる事になるでしょう
                                                   


米国務省、ヒラリー・クリントン氏のメール1000通を公開
Sputnik日本(2016年02月14日)  http://sptnkne.ws/aCAk



米国務省は13日、元長官であるヒラリー・クリントン氏のEメールおよそ1000通を公開した。リア・ノーヴォスチが伝えた。

クリントン氏が国務長官としての職務中に民間サーバーを利用していたことが強い批判を呼んでいる。秘密情報がハッカーの手に渡る可能性があった、というのである。また、クリントン氏は自分の声望に関わるような情報を事後的に削除していた可能性もあるという。



                                                  


ヒラリー女史、プーチン大統領をフーリガン扱い
Sputnik日本(2016年01月18日 http://sptnkne.ws/a2Jp


ヒラリー氏はロシアの指導者との関係リセットを試みるかという記者団の質問に対し、「するかしないかは、それによって何が得られるかによる」と答えた。ヒラリー氏はまた、自身が国務長官を務めていた時期に核プログラムの削減合意が達成されたことを指摘した。

ヒラリー氏は、プーチン大統領と自分との関係を「興味深い」ものと評価し、部分的には互いに相手を敬う関係にあるとする一方で、その関係は「強硬」なものとも評価できるとしている。
「他のフーリガンと同じだけど彼は、止めに入られるまでは出来るだけ多く取るタイプよ。」
12月末、共和党候補のジェフ・ブッシュ氏もプーチン氏をフーリガン呼ばわりしている。「我々が世界での影響力を失いつつある一方で、プーチン氏はそれを集めている。彼は連合国ではない。彼は専制君主だ。彼はフーリガンだ。

ブログ管理人註:フーリガン (hooligan) とは、サッカーの試合会場の内外で暴力的な言動・行動を行う暴徒化した集団のことを指す。通常、暴力的で危険な人物を言う。チンピラ。


寸評:
✦ 元国務長官のヒラリー・クリントン!・・・
✦ 元フロリダ州知事、前米国大統領の弟のジェブ・ブッシュ!・・・

政界では重きを為している大物予備選候補者が揃ってロシア・プーチン大統領を ❝フリーガン!❞と名指しで呼ぶ非礼さは、己等こそがフリーガンであり、・・・知性も品格もない事を天下に晒している。米国人の知性の無さは並ぶものが無いほどに突出している。
 

                                                                                                                                                                                                      


ブログ管理人考:

 フォーブス誌のポール・ロデリック・グレゴリー評論員は、「もしロシアのプーチン大統領が、米国大統領選で民主党候補のヒラリー・クリントン氏の電子メールを入手していたら?」と恐れている!・・・

此の恐れはポール・グレゴリー評論員だけではなく、他の政治評論家やホワイトハウスの高官も同様な思いを持っている事と容易に想像できる。


Paul Roderick Gregory:
ポール・ロデリック・グレゴリー:

Paul Roderick Gregory is a professor of economics at the University of Houston, Texas, and a research fellow at the Hoover Institute. He has written extensively on Russia and the Soviet Union. He has a PhD in economics from Harvard University. 

Born: February 10, 1941 (age 75), San Angelo, Texas, United States

ポール・ロデリック・グレゴリー氏はテキサス・ヒューストン大学・政経学教授、フーヴァー研究所の研究員。
広範囲に亘るロシア、旧ソ関連の著書を数多く執筆。ハーバード大学経済学・博士号を取得。
2月10日1941年生まれ(75歳)、米国・サン・アンジェロ・テキサス生まれ。

➤ ❮❮グレゴリー氏は、ロシア大統領府のサイバー戦士たちが、民主党候補のヒラリー・クリントン氏の電子メール(同氏の私用メール3万1830通を含む)の全キャッシュを盗みだす大きな可能性を持っていたと考えている❯❯・・・

 ヒラリー・クリントン氏が発信した『公私を混同したメール』が3万1830通もあったとはは恐れ入る。
 ロシアのサイバー部隊は世界を震撼させている支那のサイバー部隊とは勝るとも劣らない精強な戦士の集団である。 この精強な戦士たちにかかると、クリントンの私用メールに混じっている政府(国務省)最高機密の文書などは容易くハッキング可能で有ることは明白です。

 元KGBのエージェントであるだけに『権謀術数!』には長けているプーチン大統領は、クリントン氏の機密ファイルを入手していれば、・・・此れを最大限に活かして米国大統領選挙に大きな影響を与える事が想定出来る。
 もしプーチン大統領が共和党候補者の方を好むのであれば、民主党候補者の名誉を汚す証拠をばらまく可能性が限りなく高い。
本来ならば『タカ派・保守』が多い共和党はロシアに対しては強硬な姿勢を常に示しているので!〜、プーチン大統領が共和党候補を好む筈がないのだが、予備選の推移とともに討論などでトランプ氏が驚くべき柔軟さを見せて、プーチン大統領への理解を堂々と開陳している。
 反面、オバマ大統領の失政(外交/内政)を声高に非難しており、・・・事実をトランプ氏に突かれて逆上したオバマ大統領が予備選の最中なのに、現職の大統領にあるまじき偏った意見で候補者のトランプ氏の非難を始めた。此れは後に大問題に発展する可能性を否定は出来ません。有権者に対する悪意ある誘導(中傷、誹謗)で選挙中の候補者を貶す事になり、これは現職の大統領が為す事では絶対にありません。

 プーチン大統領と共和党候補のドナルド・トランプ氏は気が合うのか!?、・・・
トランプ氏は、大統領に成ったら『ロシアは敵ではなくて友人として扱えば、世界に平和を齎す事が可能である!』と堂々と公言しており、予備選の他の候補者、特にジェブ・ブッシュと口角泡を飛ばして激論を繰り返しています。
此れは瞠目に値する発言であり、米国史上でこんな斬新/奇想天外な言を発した政治家は見当たりません!。
それだけに、既存の政治家にはない非凡な資質を備えているトランプ氏と言えると思います。

最も危険なシナリオは!〜、
➤ ❮❮もしプーチン大統領がクリントン氏を深謀遠慮で大統領になるチャンスを与え、ヒラリー・クリントン大統領が誕生した時点で、・・・クリントン氏の評判を落とす膨大な情報を持つプーチン大統領は、すでに候補者ではなく、現職の米大統領の政策に影響を及ぼす事が可能になる❯❯・・・


此の可能性は薄い!と思われる。
権謀術数に長けているロシア・プーチン大統領とは言え、こんな迂回作戦は取らずもっと単刀直入な手段を使うと思われます。

何れにしても米国大統領選にロシア・プーチン大統領の影が大きく覆って居ることは確かです。 オバマ大統領のシリアでの大失策で、此れを挽回するために危険な賭け!〜、ロシア、シリアアサド政権を目の敵にして『市民を空爆しているとのプロパガンダ!』で、此れを阻止する為に、シリアに大規模な地上軍を派遣しようとしている。
 此れに大して、ロシア政府は『オバマは新たな冷戦を始めようとしている!』と非難!・・・
米軍に呼応してNATO が不穏な動きを始めてきた事も見逃せない事実であり、罷り間違えれば戦火がシリアだけにと止まらずに、中東全体、欧州に広がる可能性を払拭出来ません。

変な処で突っ張るオバマ大統領!〜、
此れでは冷戦処か大戦の勃発となり、米国大統領選はとんでもない方向に逸脱してしまうでしょう!・・・。

あと残りのオバマ大統領の任期は11ヶ月〜!、
何事も無く終わって欲しい!・・・

南シナ海で支那の増長がとどまらず!〜、
人工島に遂にミサイルが配備されたが、・・・此れも、支那が『屁たれ・オバマ大統領』の在任中に可能な限り事(人工島の基地、要塞化)を進めようと躍起になっている証でしょう!。



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