2013年7月4日木曜日

米下院超党派議員、中国臓器狩り問題の決議案を提出





米国下院の民主党と共和党の議員は6月27日、共同で「281号決議案」を下院に提出した。中国での受刑者を対象とする臓器強制摘出問題に関する内容である。

 同決議案の提案者は、米下院外交委員会の前委員長、フロリダ州の共和党イレーナ・ロスレーチネン下院議員と、下院軍事委員会の委員、ニュージャージ州の民主党ロバート・アンドリュース下院議員。

 同決議案は中国当局に対して、法輪功学習者を含む良心の囚人(注)への臓器狩りを停止すること、そして、14年間も続いた法輪功学習者への弾圧を止めることを要求。

 また、オバマ政権に対して、中国での臓器狩りに対する全面かつオープンな調査を提案し、参加者の入国禁止や、米国内での提訴をも要請。

  中国で臓器移植を受ける米国人に対して、米国政府は、良心の囚人の臓器である可能性を通告すべき、との同決議案も進言した。

 ロスレーチネン下院議員は同日の記者会見で、「オバマ政権は中国当局のこの行為を公で非難し、その停止を強く求めるべき」と述べた。

 会見に同席したアンドリュース下院議員は、「米国政府にはこの義務がある」と同調した。

 この決議案はまず、下院外交委員会で審議を受ける。通過すれば、下院に送られて議員全員の投票で成立するかを決める。

 注:良心の囚人(りょうしんのしゅうじん)
 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが提唱している概念で、非暴力であるが言論や思想、宗教、人種などを理由に不当に逮捕された人をいう。

 
                                                                       (翻訳編集・叶子)

http://www.epochtimes.jp/jp/2013/07/html/d98097.html

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  •                                          

    筆者考:


    共和党イレーナ・ロス・レーチネン下院議員

    イリアナ・ロス=レイティネン(Ileana Ros-Lehtinen)
    1952年7月15日生まれ、キューバの首都・ハバナ出身の米国の政治家。フロリダ州18区選出の米国下院議員で、現在は下院外交委員長。所属は共和党。宗教は監督派である。

    最初に名付けられた名はイリアナ・ロス・アダトである。母親はユダヤ教徒である。法律家でベトナム帰還兵でもある夫との結婚後、現在のロス=レイティネンを名乗る。イリアナが7歳の時に一家はフィデル・カストロ政権の圧政を逃れ、アメリカ合衆国のフロリダ州へ移住した。カストロ政権打倒・民主化実現は議員としてのライフワークでもある。また、カストロ暗殺を呼びかけたことも過去にある。

    ★「アメリカ合衆国下院121号決議(慰安婦に対する日本政府の謝罪を求める2007年のアメリカ合衆国下院決議案)「従軍慰安婦問題の対日謝罪要求決議」・・・2007年6月26日にアメリカ合衆国下院外交委員会において賛成39票対反対2票で可決された」・・・

    この時に強硬に可決を推し進めたのが共和党イレーナ・ロス・レーチネン下院議員であり、・・・やはり共和党で保守派に属するとはいえ女性は慰安婦問題は脊髄反射(女性に同情)で、南朝鮮のプロパガンダの罠に陥りやすい。
     同年11月には訪米した拉致被害者家族会や拉致議連の平沼赳夫・衆議院議員と面会。拉致問題の解決が成されない限り、北朝鮮のテロ支援国家指定解除に反対する意向を示し、指定解除に反対する法案提出に言及しているが、・・・これは先の「従軍慰安婦問題の対日謝罪要求決議」を強硬に推し進めたのに忸怩たる思いがあったのでバランスを取る為だった!と筆者は考察する。


    民主党ロバート・アンドリュース下院議員

    ロバート・アンドリュース、Rob・Andrews

    BornRobert Ernest Andrews
    August 4, 1957 (age 55)
    Camden, New Jersey
    Political partyDemocratic
    Spouse(s)Camille Andrews
    ChildrenJackie and Josie
    ResidenceHaddon Heights, New Jersey
    Alma materBucknell UniversityCornell University
    Occupationcollege professor
    ReligionEpiscopalian[citation needed]

    ニュージア州・カムデンで生まれる。ジョセフィーンとアーネスト・アンドリュウーの息子。
    1979年Bucknell University(バックネル大学)卒業ごCornell University Law School(コーネル法律大学)で学び1982年J/D(法務博士)の資格を取得。
    典型的な民主党議員でリベラル中道派といえるが、財政問題では保守派の色を強く出す。


    以上の二人が今回の「中国臓器狩り問題の決議案を提出」の立役者です。先の✦「超党派議員、米上院に「中国非難決議」を提出 尖閣などへの威圧行動問題視」・・・
    http://phoenix1945.blogspot.ca/2013/06/blog-post_15.html

    この決議案が採択されたのに次いで今回の「中国臓器狩り問題の決議案を提出」は、未だ提出だけで採決はされてはいない!とは言え朗報です。

    米国の上下院は以前は特ア諸国のプロパガンダ、ロビー活動に汚染され日本国に不利となる決議、声明を連発していたのが、・・・最近の動向は安倍が功を奏しているのか?、国思う方々の草根の外交が浸透して来たのか?、流れが変わり日本国に対する非難を影を潜めている観を呈しているが、特アのロビー活動の効果が薄れてきつつのは間違いなさそうで、嬉しい限りです。

    良識を有する共和党イレーナ・ロス・レーチネン下院議員、民主党ロバート・アンドリュース下院議員の二人には、筆者は感謝の念を捧げます。


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