【ワシントン=青木伸行】訪米した岸田文雄外相と、ケリー米国務長官らとの7日の会談では、「日米関係の強化」というありふれた認識の共有が、近年にない重みをもった。安倍晋三首相の靖国神社参拝後、揺らぎを見せた日米の“関係修復”を意味するためで、4月のオバマ大統領の訪日をもって、“修復”作業はひとまず完了する。
「今年は、日米のグローバルなパートナーシップが変貌する年になる。日米関係はアジアの安全保障と米国の再均衡戦略の礎だ」
国務省での会談後、ケリー長官が共同記者発表で強調した見解は、中国と北朝鮮に対する安全保障上の日米同盟の重要性に加え、イランの核問題での協力など、国際社会における日米連携をうたったものだ。
これは日米の結束を望む意思表明であり、「対日共同戦線」を張る中国と韓国へのメッセージだとも受け止められている。
岸田外相の訪米、さらにオバマ大統領の訪日は、純然たる“関係修復”という側面のほか、米国を挟んだ日本と中韓との綱引きという構図でもとらえられる。
日本が大統領の国賓としての訪日にこだわるのは、「強固な日米関係」を演出して中韓を牽制(けんせい)する狙いからだ。その証左として、韓国は大統領の訪日に対抗し、訪韓を求めている。
その韓国との関係を改善するため、ケリー長官が「日本はどう取り組むのか」と問いかけたことは、米側が関係改善を希求していることの端的な表れだった。今週、韓中を訪問するケリー長官は、日本が首脳レベルでの対話を模索していることなどを韓国側に伝え、“仲介”の労を取る。
だが、日米ともに妙案はない。米側にすれば中国を含めた4カ国を結びつける要素は「北朝鮮の脅威」だけだ。一連の会談を通じ、米側が対北朝鮮という文脈で日韓、日米韓の連携が重要だとしきりに強調したのもこのためだ。
ケリー長官の韓中訪問に先んじた岸田外相の訪米は、韓中への牽制ともなるが、「日米関係の強化」が今後、韓中の対日姿勢に影響を与えるかは極めて不透明だ。
産経ニュース(2014.2.8 21:32 )
筆者考:
✦ 《訪米した岸田文雄外相と、ケリー米国務長官らとの7日の会談では、「日米関係の強化」というありふれた認識の共有が、近年にない重みをもった》・・・
バラク・オバマが大統領選で勝利を得て大統領二期目を迎え!、・・・オバマ大統領は各閣僚を入れ替えて、ビル・クリントン大統領(当時)に仕えていた「超弩級のリベラルである政府高官たち」を復帰させ政府重要職に就かせた。
一期目には目立たなかったオバマ大統領の日本無視の外交は、元軍人でありながら、筋が通らぬ軟体動物に如くで、無能の衣を着て歩いた男!、・・・ジョン・ケリーを国務長官に任命してからは、アット!、驚く日本国無視!、嫌がらせ(叩き⇒媚/屈・支那への傾斜)が顕著になった。
安倍首相の靖国神社参拝で!、・・・米国政府内の高官、シンクタンクの研究員、大学教授、知日派と呼ばれる似非識者(元駐日米大使、政府高官)は到底に良識者とは言えず単なる生半可で底の浅い知識を持った面々が炙りだされた。 これ等の似非識者どもに共通している感情が、心の奥底に常に淀んでいる日本国蔑視⇔“敗戦国の日本は戦勝国に従っていればよい!”⇔“属国扱い”が、思いも掛けずに炙りだされた。
靖国参拝後の米国は特㋐の主張を丸暗記してはオーム返しで 『“周辺国を刺激するな!”、 “失望した!"、 “今後は靖国神社参拝は見合わせろ!”』を繰り返しては日本国民(反日分子は狂喜!)の神経を逆撫でしている!。こんな日本国を同盟国ではなくて属国扱いを機会ある毎に為した米国、特に国務省、管轄のライス大統領補佐官の言動で日米間に危険とも言っても差し支えない亀裂が走り始めた。
恐らく此の危険な状態を察知した慧眼の人物が幸いにもオバマ政権に存在して、ケリー国務長官に進言(日米同盟の重要さを再認識!)したのか!、・・・岸田外相、ケリー国務長官との会談で ✦《「日米関係の強化」というありふれた認識の共有が、近年にない重みをもった》に繋がった!と筆者は考察しています。
✦ 《「今年は、日米のグローバルなパートナーシップが変貌する年になる。日米関係はアジアの安全保障と米国の再均衡戦略の礎だ」》・・・
漸く!、『盆暗・軟弱コンビで見苦しい!』のオバマ大統領とケリー国務長官も日米同盟に亀裂が走ると “漁夫の利!”を占めるのが支那であり!、・・・支那海全域に亘り海洋権益を拡大し何れは近隣諸国の領土(離島)を奪い、アジア全体に紛争が発生し、“何れは米国の国益が損なわれ終には摩擦が生じるは必至!”と認識し始めたか?✦結局は此の認識が《日米関係はアジアの安全保障と米国の再均衡戦略の礎だ!」》に繋がったのでは!と筆者は楽観的な感情に包まれています。 尤も、岸田外相との会談で一応は顔をたてるリップ・サービスで大して意味のない薄っぺらなものである!との不安は払拭は出来ませんが。
結局は安倍首相と「ヒステリーおばさんこと・朴 槿惠」との綱引きであり、オバマ大統領も迷惑しているだろうが、・・・どちらの引く力が強いか?、亦オバマ大統領の本音が綱引きの結果で日本国、日本人に示されるでしょう。 筆者の予想は「朴 槿惠に傾倒する!」ですが、間違っていて欲しいものです。
無能!、外交鈍痴!が衣を纏い国際社会の大通りを風を切って闊歩している図は何とも滑稽で、オバマ大統領が誰もが笑わぬ哀れなピエロと二重写しとなっている。その姿が醜悪であるのを認識できない哀れな男!、オバマ大統領!。
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