2015年3月30日月曜日

安倍首相は村山談話、河野談話を歴代政権と同様に継承すると説明!・・・

慰安婦問題 安倍首相「筆舌に尽くし難い苦しみを体験された」 米紙のインタビュー

米紙ワシントン・ポスト電子版は26日、安倍晋三首相のインタビューを掲載、首相が慰安婦の問題について「人身売買(ヒューマン・トラフィッキング)の犠牲に遭い、筆舌に尽くし難い苦しみを体験された」と述べたと伝えた。発言は英訳されており、日本語でどのような言葉を使ったのかは不明。

 さらに安倍氏は歴史認識に関して村山富市首相談話など歴代内閣の立場を引き継ぐ考えも説明した。

 一方、日米関係に関するやりとりの中で安倍氏は、尖閣諸島(沖縄県石垣市)についてオバマ大統領が米国による日本防衛義務を定めた日米安保条約第5条の適用対象だと訪日時に明言した点に言及。「これほど明快に述べた米大統領は初めてで、その意味においてオバマ氏の政策に全幅の信頼を置いている」と述べた。(共同)


産経デジタル  (2015.3.28 )



                                        

筆者考:

またしても、日本の粗大マスゴミ一角を占める共同通信のお家芸!・・・
切り貼りで安倍首相への攻撃するのに最適な文脈を発掘して、必要以上に強調する!・・・

産経デジタルは共同通信の記事を其の侭で報道し、裏付けも取らずで、懶さがまるだしである!・・・

共同通信の記事はワシントン・ポスト紙のデビット・イグナチアス記者と安部首相とのインタビュー記事を基にしています。

David Ignatius(デビット・イグナチアス)
Journalist

David R. Ignatius, is an American journalist and novelist. He is an associate editor and columnist for the Washington Post. He also co-hosts PostGlobal, an online discussion of international issues at Washingtonpost.com, with Fareed Zakaria. 
Born:  May 26, 1950 (age 64), Cambridge, Massachusetts, United States
Spouse:  Eve Thornberg
Parents:  Nancy Sharpless  and Paul Robert Ignatius
Movies:  Body of Lies
Education:  Harvard College, Harvard University, St. Albans School, University of Cambridge, King's College, Cambridge


◼︎【David Ignatius’s full interview with Japanese Prime Minister Shinzo Abe】:
The Washington Post (2015年3月26日)



         Japanese Prime Minister Shinzo Abe. (Reuters/Kyodo)

非常に長文の安倍首相とデビット・イグナチアス氏の記事ですので、共同通信が切り貼りをして報道した部分だけを要約し和訳致しました


David Ignatius : Mr. Prime Minister, let me ask you a question about history: Every country thinks about its history; every country wants to feel comfortable with its history. You sometimes are called, by critics and friends alike, as someone who’s a “revisionist” — who wants to say that some of the things that Japan has been accused of doing in its past, as dark as it was, some of those things aren’t true. So I want to ask you: Is it accurate to say that you are a revisionist–that you would like to revise the picture of Japan so that it is, in your view, more accurate?

デビット・イグナチアス: 安倍首相様、歴史に関する質問をさせ頂きます。
其々の国が自国の歴史に思いを巡らして、・・・全ての国々が其の歴史に対して自信を持っている。
貴方は往々にして、評論家や同盟国から日本の暗い過去を認識する事を勧められているにも拘らず❝真実ではない!❞と言明しており、・・・此れに依って『修正主義者!』と非難されていると聞き及んでいます。
そこで私は首相にお尋ねしたいのですが!、・・・貴方の歴史観が的確であり、此れを基にして修正する『歴史修正主義者』と呼ばれるのは正鵠を射ていますか?。

Mr Abe :  My opinion is that politicians should be humble in the face of history. And whenever history is a matter of debate, it should be left in the hands of historians and experts. First of all, I would like to state very clearly that the Abe cabinet upholds the position on the recognition of history of the previous administrations, in its entirety, including the Murayama Statement [apologizing in 1995 for the damage and suffering caused by Japan to its Asian neighbors] and the Koizumi Statement [in 2005, stating that Japan must never again take the path to war]. I have made this position very clearly, on many occasions, and we still uphold this position. Also we have made it very clear that the Abe cabinet is not reviewing the Kono Statement [in 1993, in which the Government of Japan extended its sincere apologies and remorse to all those who suffered as comfort women].

On the question of comfort women, when my thought goes to these people, who have been victimized by human trafficking and gone through immeasurable pain and suffering beyond description, my heart aches. And on this point, my thought has not changed at all from previous prime ministers. Hitherto in history, many wars have been waged. In this context, women’s human rights were violated. My hope is that the 21st century will be the first century where there will be no violation of human rights, and to that end, Japan would like to do our outmost.



安倍首相:政治家は歴史の前では謙虚にならなければならない!』、加えて、『歴史が議題となる討論は歴史家や専門家の手に委ねられるべき!』、此等が私の持論です。

最初に私が明確に申し上げたい事は、安倍内閣は『歴代政権の歴史認識』、・・・
即ち村山談話、1995年に出された、『日本国の蛮行で近隣諸国が受けた被害』に対する謝罪表明❯ ⇒ 小泉談話、2005年に出された『日本国は過去の戦争へと向かった同じ道を再び辿る事は、絶対にあってはならない!』を表明、を私は此れ迄、機会ある度に支持して来ましたが、此れは今でも変わりません。

また、安倍内閣は河野談話、1993年に出された『苦痛を受けた慰安婦の方々への心からの謝罪と深い悔恨の念』に及んだを見直す積りは毛頭なく、・・・此等の談話を是認する立場にある事です。


慰安婦問題に付いての質問ですが、・・・私の想念は此等の慰安婦の方々が人身売買の犠牲者となり、筆舌に尽くし難い苦しみに苛まれた事に行き着き、私の胸は痛みます!
そして此の思いは、私が首相に選出され第一次安倍内閣を組閣した時から変わることはありませんでした。

現在までに歴史上では多くの戦争が起きましたが、・・・此の背景の中で女性の人権が侵害されました。私(日本国)は21世紀が、人権侵害が終息する最初の世紀となることを望むと同時に此れが叶うように最善を尽くします。

筆者寸評:
ワシントン・ポスト紙の『安倍首相と『ジャーナリスト・デビット・イグナチアス氏とのインタビュー記事』は長文で質問は広範な分野(集団的自衛権/経済/TPP日本国の政治/歴史認識/周辺国との関係)に亘っています。

 日本国の 『反日/=売国粗大マスゴミ』の一角を占める共同通信は、此の長文の中からピンポイントで初めから慰安婦問題に的を絞り、安倍首相の説明に狙いを定めていたようです。
 日本国が直面している重要事項は全くの素通りであり、・・・共同通信はジャーナリズム精神から大きく逸脱している。
 また共同通信が配信する記事の裏付けも取らず只々に有難がって報道する大手、地方新聞の無能さは特筆できるでしょう。

共同通信の配信記事では!・・・

✦ ❮米紙ワシントン・ポスト電子版は26日、安倍晋三首相のインタビューを掲載、首相が慰安婦の問題について「人身売買(ヒューマン・トラフィッキング)の犠牲に遭い、筆舌に尽くし難い苦しみを体験された」と述べたと伝えた。発言は英訳されており、日本語でどのような言葉を使ったのかは不明。
 さらに安倍氏は歴史認識に関して村山富市首相談話など歴代内閣の立場を引き継ぐ考えも説明した 
となっていますが、・・・安倍首相の言葉を正確には伝えていません。

安倍首相は言葉を慎重に選んでインタビューに応えており、・・・村山談話、河野談話、小泉談話を継承するとは言ってはいませんでした!。
 安倍首相個人の見解ではなくて!、・・・❮安倍内閣は歴代の政権の歴史認識を是認(支持、容認)する立場に置かれている!❯と苦しい表現をしています。
突然に日本国の歴代政権が継承して来た談話を安倍首相の一存で否定、亦は破棄を出来ない!との苦しい胸の内を吐露した説明と筆者は捉えています。
加えて性奴隷や日本軍の強制連行の表現はなく毅然とした説明で、・・・本来なら、共同通信は安倍首相の見解を詳細に亘り報道するべきでした。
 産経新聞だけはせめてもの、ワシントン・ポスト紙の安倍首相インタビュー記事を検索して裏付けを取り、安倍首相のインタビューに対して述べた事の全文を記事にするべきが、其れもなし!、残念です。


例によって!〜、悪しき隣人に南朝鮮がワシントン・ポスト紙の『安倍首相・インタビュー記事』に記述されている安倍首相の説明にブチ切れて壮大な火病を起こしている!・・・

☟  ☟  ☟

◼︎【韓国、安倍首相の“人身売買”に反発「慰安婦問題の本質を隠す狙い」】:
Zak Zak(2015.03.28)


安倍晋三首相が米紙ワシントン・ポストに掲載されたインタビューで、従軍慰安婦問題について「ヒューマン・トラフィッキング(人身売買)の犠牲」と表現したことに対し、韓国通信社の聯合ニュースは28日、「20世紀最悪の人権蹂躙で、国際社会が『性奴隷』事件と規定する慰安婦問題の本質を隠す狙い」などと伝えた。

 同ニュースは、安倍氏が「人身売買」について「日本軍、国家が組織的に介入した事実」に触れず「性を目的としていた事実」も直視していないと指摘。同問題を「人類の普遍的な価値の侵害だ」とする国際世論に同調しつつ、本質を隠蔽しようとする「絶妙な小細工」との見方を伝えた。

 一方、慰安婦問題で「広義の強制性」を認めた1993年の河野洋平官房長官談話を「無力化しようとしてきた」安倍氏が、「人身売買」との表現で強制性を示したことは一歩前進だとの指摘もあると解説した。(共同)


筆者考:

従軍慰安婦問題について「ヒューマン・トラフィッキング(人身売買)の犠牲」の安倍首相の見解に付いて、性奴隷、強制連行の表現がない!とブチ切れていいますが、・・・笑止千万である。
性奴隷や強制連行は既に捏造した朝日新聞が誤認であった!と認めている上に、数々の一級資料も此れを等を証明している。
嘘を認めろ!❞と言っているに等しい南鮮は『世界の蔑笑!』を何れは買うことになるでしょう!。

「人身売買」との表現で強制性を示したことは一歩前進だとの指摘もある❯・・・凄い穿った見方です。
其れを言うなら、売春婦輸出大国の南鮮は海外で大活躍をしている売春婦達も強制の犠牲者となる。
流石は精神異常者が星の数ほどに存在する『異形の国・南朝鮮!』らしい見方と言えるでしょう!。




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