2015年4月12日日曜日

【日本列島大受難・シリーズ(2)】⇔文化財の盗難、毀損事件が続出!・・・

液体被害、奈良7寺社は同一成分か 警察の鑑定内容

朝日新聞デジタル (2015年4月11日)




液体のしみが残る東大寺・大仏殿の欄干=10日夕、奈良市


寺社で油のような液体の跡が相次ぎ見つかった事件で、奈良県警は10日、長谷寺(はせでら)(桜井市)など7寺社の液体について「成分が同じである可能性が高い」との鑑定内容を発表した。同一犯の可能性があるとみて、文化財保護法違反などの疑いで捜査している。この日、新たな被害が世界遺産・東大寺(奈良市)をはじめ4府県で確認された。

県警によると、7寺社は長谷寺をはじめ、岡寺、橘寺、飛鳥寺、飛鳥寺、飛鳥坐(あすかにいます)神社、、以上、明日香村)、金峯山寺(きんぷせんじ)(吉野町)、当麻寺(たいまでら)(葛城市)。県警は、東大寺を含む県内の残り8寺社についても鑑定を進める。

 被害は2月、世界遺産・二条城(京都市中京区)の国宝・二の丸御殿で見つかって以来、各地で相次ぐ。朝日新聞の10日までのまとめでは、少なくとも6府県の計23寺社・城になった。

 10日に被害が確認された主な寺社は、東大寺南大門にある金剛力士像の足元付近や大仏殿・須弥壇(しゅみだん)(台座)のほか、狸谷山(たぬきだにさん)不動院(京都市左京区)▽談山(たんざん)神社(奈良県桜井市)▽信貴山(しぎさん)朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)(同県平群町)▽松尾寺(同県大和郡山市)▽松尾寺(同県大和郡山市)▽成田山新勝寺(千葉県成田市)▽三嶋大社(静岡県三島市)。


現在までの被害状況!・・・



筆者考:

奈良県警が文化遺産である寺社仏閣の謎の液体散布事件で掛けられた液体の鑑定の結果は成分が同一で有る可能性が高いと発表してますが、其の成分が何であるかは、未だに識別できないで居る様です。鑑識の人材が不足なのか?、検出機器が劣質なのか?、優秀な鑑識員がいないのか?、予算が不足しているのか?、・・・何れにしても、はっきりしない鑑定結果で、歯痒さは払拭出来ません!。
液体は日本で調達された物なのか?、それとも国外でから観光客が隠し持って来たのか?・・・、国外なら鑑定に時間が掛かるでしょう。

風聞によると、アジアの国では信仰の象徴である像や建造物に崇拝と愛着の心情を籠めて液体の香料や油を掛ける風習があると筆者は聞き及んでいます。
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◼︎【神社仏閣への油かけ案件って、外国人の信仰心が仇為す格好になっただけでは?」】:


各地の神社仏閣で油がかけられている案件が相次いでいるのを見て、作家の寮三千子氏(@ryomichico)が現場の一つとなった東大寺の金剛力士像へ確認。白檀系の香りがしたことから「仏像に香油をかけてお祈りをするアジア諸国の風習を、日本でそのままやらかしたから起きたんじゃないか?」と指摘。

筆者はアジアの国の信仰心や此れに因んだ風習には疎いので!・・・作家の寮三千子氏の主張を確かめる事が出来ないのが残念です。
ジア諸国では、仏像などに香油を掛ける祈りの形式がある❯をネットで検索しても確かめる事は出来ず、残念です。

速報!・・・新たにニュースが有りましたので補足致します。
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◼︎【春日大社と唐招提寺も被害 油か】:

奈良県を中心に各地の寺社などで油のような液体がまかれた事件で、いずれも奈良市内の世界遺産・春日大社の南門(国の重要文化財)と唐招提寺の金堂(国宝)でも同様の被害が見つかったことが11日、県警への取材で分かった。

◼︎【二条城・二の丸御殿の液体は「機械油」とほぼ特定 東大寺などと別種か】:

全国の寺社などに油のような液体が相次いでまかれた事件で、「二の丸御殿」(国宝)が被害を受けた京都市中京区の二条城を管理する京都市元離宮二条城事務所が、専門家の調査で臭いや外観などから液体は「機械油」とほぼ特定。


以下は先日取り上げた【日本列島大受難・シリーズ1】ですが、参考のため再度アップいたしました。
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◼︎【日本列島大受難・シリーズ1】⇔文化財の盗難、毀損事件が続出!・・・】:


世界遺産「苔寺」から仏像盗まれる 京都・
西芳寺
朝日新聞デジタル(2015年4月4日)


京都府警は4日、「苔寺(こけでら)」として知られる京都市西京区の世界遺産・西芳寺(さいほうじ)で、阿弥陀如来像(木製、高さ28センチ)1体が盗まれたと発表した。境内にある茶室「潭北亭(たんほくてい)」に安置されていた仏像で、製作時期などは不明。西京署が窃盗の疑いで調べている。

 同署によると、4日午前8時ごろ、住職(67)が茶室の扉を開けたところ、厨子(ずし)の中から仏像が盗まれているのに気づいた。3日朝には異状はなかったという。扉に鍵はなかった。

同寺の拝観は事前申込制で、3日は約200人が訪れた。茶室は庭園を散策する参拝者の休憩室代わりに使われているという。

寸評:
拝観は事前申込制(予約制)でならば、盗難にあった3日に拝観した200人の中にいることに成る。盗まれた阿弥陀如来像(木製、高さ28センチ)は重要文化財ではなかったので、厳重な監視で警備はされていなかったようです。
茶室の厨子(仏像・仏舎利・教典・位牌などを中に安置する仏具の一種)の中に安置されていた阿弥陀如来像が消えていたが、・・・高さ28センチの小型の仏像ではポケットの中にいれて盗む事が出来る。
監視カメラも設置はされておらずでは、盗難に遭うのは当然となり、・・・仏教の教えの人間性善説が仇になったようです。

事前申込制なら寺側は拝観した訪問客名簿を在るはずで、警察は此れを基にして捜査が出来て、順調に展開すれば犯人の割り出しは簡単の筈ですが、犯人がカネ目当てはなくて日本国の宝物である文化財の破壊を目的としているなら、阿弥陀如来像は既に粉々になっている可能性が高く犯人割り出しは不可能に近いでしょう。
返す返すも!〜、寺側の警戒心の無さには痛恨の極みです。


        西芳寺(別称 苔寺)












       庭園(特別名勝、史跡)
       所在地 京都府京都市西京区松尾神ヶ谷町56
       山号 = 洪隠山
       宗派 臨済宗
       本尊 阿弥陀如来
       創建年 (伝)天平年間(729年~749年)
       中興:暦応2年(1339年)
       開基 (伝)行基
       中興:夢窓疎石
       別称 苔寺
       庭園(特別名勝、史跡)

       世界遺産







文化財 湘南亭・夢窓国師画像(重要文化財)














西国三十三所の岡寺と長谷寺 国宝など35カ所に油?
朝日新聞デジタル (2015年4月5日)







油のような痕が見つかった仁王門の一部=奈良県明日香村の岡寺







奈良県警は4日、西国三十三所の第7番札所・岡寺(奈良県明日香村)と第8番札所・長谷寺(はせでら)(同県桜井市)で、国宝と国重要文化財の建物6棟を含む計18棟の建物に油のような液体の痕が見つかったと発表した。痕は少なくとも35カ所あり、文化財保護法違反などの疑いで捜査している。

 県警によると、3月28日正午ごろ、岡寺の本堂(県指定文化財)の入り口付近の床に、長さ1メートルにわたって油のような液体がついているのを寺の職員が発見。翌日午前7時40分ごろには、重文の仁王門など新たに6棟で液体の痕を見つけた。仁王門では、柵の付け根に数滴の痕があった。


 今月4日に岡寺から連絡を受けた長谷寺が点検したところ、国宝の本堂、重文の仁王門や登廊(のぼりろう)など11棟で液体の痕を発見。本堂では柱や壁に最大長さ60センチにわたり油のような液体が斑点状にかかっていたという。

寸評:
岡寺と長谷寺で掛けられていた液体の種類は同じものなのか?、・・・もし!〜、同じなら同一犯人である事と容易に推測は出来る。


奈良県には西国三十三所巡りの寺は!、・・・

6 南法華寺  壺阪寺 千手観音 真言宗
7) 龍蓋寺 岡寺  如意輪観音 真言宗豊山派
8) 長谷寺 初瀬寺  十一面観音 真言宗豊山派

9)  興福寺  不空羂索観音 法相宗 

が在り、・・・桜の季節に合わせて西国33箇所巡りの団体客が隙を見て液体を掛けた可能性が充分に考えられる。
液体の種類はなんなのか?直ぐに除鮮すれば汚れがとれるのか?、それとも特殊な化学液を使用しなければ痕跡はとれないのか?、・・・警察の鑑識結果に待たなければなりませんが、大きな傷にならぬことを祈るだけです。


      奈良・長谷寺(別称 花の御寺):



                  本堂




登廊(のぼりろう)


                 仁王門


          所在地  奈良県桜井市初瀬731-1
          山号   豊山(ぶざん)
          宗派   真言宗豊山派
          寺格   総本山
          本尊   十一面観音(重要文化財)
          創建年  奈良時代(8世紀前半)
          開基   道明
          正式名  豊山 神楽院 長谷寺
          別称   花の御寺
          札所等  西国三十三所8番
          真言宗 十八本山16番
          神仏霊場巡拝の道 第35番
          文化財  本堂、長谷寺経、銅板法華説相図(国宝)

              木造十一面観音立像、仁王門ほか(重要文化財)


                                        

筆者考:

此処10年来!、・・・日本列島津々浦々で発生している文化財の盗難、放火、毀損、放尿事件が多発しており、近来は此れが加速している。
大和人が古来から敬い大切にして来た文化財の盗難、破壊がされ極一部の犯人しか挙がらず!、たとえ犯人が割り出されても殆どが悪しき隣人(南鮮)であり、加えて彼の国は法治国家では無くて反日無罪で罪には問われず、・・・『犯罪人引渡し条約(署名 2002年4月8日(ソウル)効力発生 2002年6月21日)』があるのにも拘らず』、実質は無きに等しく、南鮮に逃げ込めば日本警察は指を加えて眺めるしか術がない。

此れでは南鮮からの『日本国文化財の窃盗・破壊遠征軍』を壊滅は出来ない!。
悔しい限りです。悪いことには日本国の歴代政権が南鮮には大甘で何らの強硬な措置はとらずして、逆に入国規制の緩和(ビザ無し入国)で悪の種子を招き入れている。どうにもなりません。
 今回の一連の『日本文化財の窃盗/毀損・事件』!、・・・京都・西芳寺仏像盗難/長谷寺、岡寺の液体掛けは南鮮人!と断定は出来ませんが、手口から察すると、疑わざる得ません。


桜の季節で外国人が、特に支那、南鮮からの観光客で溢れ返っている日本列島!、・・・此れ以上の事件が起きないことを、只々に筆者は祈るだけです。

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