2015年11月3日火曜日

【移民ショック】に覆われるEU諸国!・・・

独で難民襲撃や放火相次ぐ 集団リンチも

ドイツのメディアによると10月31日から1日の週末にかけ、同国各地で難民らを狙った襲撃や放火が相次いだ。東部マクデブルクでは1日、約30人の集団が野球のバットでシリア人難民ら3人をリンチし、けがを負わせた。東部イエナでもシリア人男性が路面電車の停留所で男3人に殴られ軽傷を負った。
 ドイツでは最近、難民、移民の大量流入に極右勢力が反発し、難民への暴力行為が多発。北部ウィスマールでは10月31日、約20人がシリア人難民ら2人をバットで殴り負傷させた。東部ドレスデン近郊の難民宿泊施設では31日夜から1日朝にかけ、窓の付近で小規模な爆発があり、シリア人男性が額に切り傷を負った。

 また北部ニーダーザクセン州や東部ザクセン州ではこの週末、難民宿泊施設などで計3件の火災が発生、少なくとも2件が放火事件とみられる。(共同)




関連ニュース:

◼︎【難民船事故相次ぎ6人死亡 ギリシャ沖、悪天候で】:

ギリシャ海運省当局者によると、同国東部レスボス島沖で28日、難民や移民を乗せたボートや小型船が悪天候により遭難する事故が相次ぎ、子供を含む少なくとも6人の死亡が確認された。行方不明者の数は不明。沿岸警備隊などが捜索している。

◼︎【“寛容”国も限界? オーストリアが「防護柵」建設検討 ドイツは「中継区」で選別も】:

⬅︎オーストリア南東部シュピールフェルトで、寒い夜に備える移民ら

【ベルリン=宮下日出男】中東や北アフリカの難民・移民流入問題で、オーストリアのミクルライトナー内相は28日、南隣スロベニアとの一部国境で防護柵を建設する検討に入ったことを明らかにした。ハンガリーの国境封鎖後、急増するスロベニアからの流入を制御するのが目的。ドイツも難民・移民への対応に苦慮し、これまで寛容姿勢を示してきた国で国境管理強化の動きが強まってきた。

 ミクルライトナー氏は同日、オーストリアのメディアに対し、防護柵建設の理由について、混乱を回避して「秩序だった」受け入れを図るためだと説明。移民らの流入を制限することが目的ではないと強調した。

◼︎【地中海渡った移民ら70万人超す 死者は昨年を上回る】:

国際移住機関(IOM)は27日、今年に入って地中海を渡り欧州諸国に到着した移民や難民は26日までに70万4千人を超えたと発表した。渡航中に沈没事故などで死亡または行方不明になった移民らは今年に入って3257人に上り、昨年全体の3149人を上回った。
 今月15日までの到着人数は約61万3千人だった。約10日間で10万人近くが新たに欧州にたどり着いた計算となる。本格的な冬の到来を前に、駆け込みで海を渡る移民らが増加しているとみられる。

◼︎【ポーランド総選挙 野党「法と正義」圧勝へ 反移民掲げ 欧州連合内で摩擦も】:

【ベルリン=宮下日出男】ポーランドで25日に実施された上下両院選挙で、保守の最大野党「法と正義」が圧勝する見通しとなり、8年ぶりに政権を奪還する公算が大きくなった。国益を優先する同党は難民受け入れに反対しており、政権を担えば、難民・移民問題への対応などをめぐり、欧州連合(EU)内で摩擦を招く可能性もある。
 「国民の生活が変わることを示さねばならない」。法と正義のカチンスキ党首は25日夜、首相候補のシドゥウォ副党首とともに支持者の前で勝利宣言した。一方、与党の中道右派「市民プラットフォーム」(PO)党首のコパチ首相は敗北を認めた。

◼︎【ギリシャ中心に10万人収用施設 スロベニアに400人の警官派遣 欧州11カ国首脳会議で合意】:

【ベルリン=宮下日出男】中東などから難民・移民がバルカン半島を北上して流入している問題で、欧州の関係国11カ国は25日、ブリュッセルで緊急の首脳会議を開き、欧州の「玄関口」となっているギリシャを中心に、計10万人分の一時的な収容施設を設けることなど17項目の措置に合意した。
 欧州ではトルコ経由の移民らの流入が絶えない一方、主要経由地のハンガリーが国境封鎖に踏み切り、隣国のスロベニアなどに混乱が拡大。欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長が首脳会議を招集し、ドイツなど加盟8カ国のほか、セルビア、マケドニア、アルバニアの非加盟3カ国が参加した。


◼︎【移民ショック】ギリシャ東部で難民船が岩に衝突 子供ら3人死亡 写真あり:

ギリシャ沿岸警備当局によると、同国東部レスボス島沖で25日、難民や移民を乗せたボートが岩に衝突し3人が溺死した。AP通信などが報じた。3人のうち2人は子供で、それぞれ2歳と7歳だったという。
 乗船者の証言によるとボートには63人が乗っており、沿岸警備当局などは53人を救出、残る7人の捜索を続けている。
 ギリシャ東部の島などには対岸のトルコから連日、シリアやアフガニスタンから逃れて来た難民や移民らが船で海を渡って押し寄せている。死亡事故も絶えず、ギリシャのメディアによるとレスボス島では遺体の埋葬場所が不足し対応に苦慮しているという。



◼︎【独ケルン市長選で重傷の女性候補が当選 難民政策不満持つ男に首刺され】:


ドイツ西部ケルンで18日に投票が行われた市長選挙は即日開票の結果、メルケル首相の与党、キリスト教民主同盟などが支持する女性候補、ヘンリエッテ・レーカー氏(58)が得票率約53%で当選を決めた。
 レーカー氏は投票前日の17日、独政府の難民政策への不満を持つ男(44)に市内で首などを刺され、重傷を負っていた。




◼︎【難民排斥デモが過激化 メルケル独首相を「絞首台に」 放火事件も】:


12日、ドイツ・ドレスデンのデモに持ち込まれた「絞首台」。メルケル首相らの名前が書かれたプラカードがぶら下がっている

デモは過激化している!〜


 問題のデモは、昨年から反イスラムデモを主催している団体「西洋のイスラム化に反対する愛国的な欧州人」がドレスデンで実施。報道によると、12日は参加者数千人が「(難民は)強制送還」「メルケルは去れ」などと連呼。板を組み合わせて作ったとみられる「絞首台」にはメルケル氏やガブリエル副首相の名前が書かれたプラカードがぶら下がっていた。

                                                 


ブログ主考:

大方の識者の予想通りに!〜
難民、移民問題でドイツが先導して取った超寛大な受け入れ措置は藪蛇となり、『壮大な移民ショック!』をEU諸国に悪性の流行病の如くに混乱を齎している!・・・

オーストリア首相の首相は欧州の『静かな崩壊!』と称して 難民が原因でEU破滅の可能性がある!と危惧の念を抱き、警告を発してさえいる。

オーストリアのファイマン首相は24日、オーストリア紙「クローネン・ツァイトゥング」のインタビューで、欧州の難民危機は、欧州にとって崩壊に至るほどの深刻な脅威だとの考えを表明した。


ファイマン首相によると、EU加盟国のリーダーたちは!〜、

✦ 『統一された欧州!』・・・
✦ 『EUの静かなる崩壊!』・・・

此のどちらかを選択をしなければならない。

東欧諸国は難民受け入れに反対!〜、
 ファイマン首相は、「最初の道は十分に難しいが、可能だ。この道は長い時間を要するが、2つ目はカオスに導く」と述べた。
またファイマン首相は、EU諸国の対外国境の保護は重要だが、難民流入を抑えるために、EU各国が壁を建設するようなことになるべきではないと強調した。
所詮は政治家であり、・・・『❝対外国境の保護は重要!❞と述べていながら、次の言葉は!〜 ❝ 難民流入を抑えるために、EU各国が壁を建設するようなことになるべきではない❞と本音と建前!』が同居している矛盾に満ちた声明をだしている。

こんな不明朗であやふやな!、軟弱な姿勢を示している指導者が数多散見出来る欧州では移民問題は解決せず、国民の不満は蓄積され続けて何れは大爆発して、欧州、特にEU加盟国は空中分解する可能性は非常に高いでしょう。

最も深刻な問題は!〜
移民受け入れで経済的な負担が膨らみ、此れが経済成長の足を引っ張り李、欧州全体が景気後退の波にさらされる可能性が高い事です。

景気後退が具現化すれば、国民の不満は更に増幅され、・・・自制が効かなくなり、怒りが各国の『時の政権!』へと向けられるは自明の理!となる。

【EU崩壊の足音!】が聞こえてくるは、ブログ主の幻聴か!?・・・。



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