仏首相「EUの命運はあと数か月」
Sputnik日本(2016年01月22日 18:06)http://sptnkne.ws/a4uj
フランスのバルス首相は「統一ヨーロッパは、崩壊の危機にさらされている。EUは、数か月も持たない」と述べた。
バルス首相は、ダボスでの世界経済フォーラムで「統一ヨーロッパは、大量移民流入危機や、ますます増大するテロリズムの脅威、そしてポピュリスト政党への支持の高まりから、崩壊の淵へと追い込まれている」と強調した・
なお昨年11月、ルクセンブルグのアスエルボーン外相も、同様の危惧の念を表明している。
アスエルボーン外相は、欧州における移民危機をコメントして「我々に残された時間は、恐らく全部で数か月だ。EUにとっても同じ程度の脅威が存在している」と述べた。
寸評:
❝EUは、数か月も持たない!❞・・・これは、また!〜、超弩級の爆弾発言が飛び出しました!。
❝増殖し続けるテロ分子!❞、❝大量移民の終息が見えず!❞、・・・此れが不満となり、極右政党への国民の支持がたかまりつつある現今のEU!。
此等の脅威を最も感じているフランスの動きを注視する必要が有ります。
◼︎【オーストリア、移民を理由にシェンゲン制度を停止】:
オーストリアのファイマン首相は、同国政権はシェンゲン合意の効力を制限し、同国への入国者全員に対する検査を強化することを明らかにした。
ファイマン首相が「オエステルレイフ」紙からのインタビューに対し、「オーストリアに入国する各人に対し、検査を強化する」と答えた声明は明日、17日(日曜)付けの同紙に掲載される。ファイマン首相は、シェンゲン制度はこうすることで「一時失効する」と補足した。
ファイマン首相は「ドイツ同様、国境の管理を強化し、難民を立ち退かせる」構えを明らかにし、こうすることによりオーストリアで難民申請が受理されていない者、あるいは申請を行なっていない者を探し出すことができると語っている。
「国境では効力を持つ身分証明書を携帯し、政権の求めに応じてそれを提示する義務が発生する。EUがこれを行なわず、圏内の諸国を守らないのであれば、シェンゲンというものの存在自体が疑問となる。その際は各国がそれぞれの国の境界線を管理せねばならない。」
寸評:
オースストリアの首相がシェンゲン制度の効力制限の声明を出した事は、明らかにドイツのメルケル首相の寛容過ぎる(超リベラル思考)移民政策に対する挑戦(面当て)で有ることは明白である。シェンゲン制度が圏内の諸国を守らないのであれば、制度の存在自体が疑問となるは必然であり、これはドイツがEU諸国の牽引車であるにも拘らずに自国の政策を押し付けるは、・・・EU諸国の間で不協和音が生じて、いずれは此れが増幅してドイツへの不満が嵩じてEU崩壊の気運が萌芽するでしょう。
◼︎【ストラトフォー創設者: EUは政治プロセスから消え去るだろう】:
フリードマン氏は、EUの任務は失敗したとの見方を示しており、・・・移民危機は欧州統合の失敗を明確に反映している。なぜなら欧州諸国は、自分たちの間で合意することもできず、問題を解決するための共通の戦略を見つけることもできない状態にあり、それはまず、EUにはもはやいかなる権限もなく、加盟国は政治的影響力も持っていないために起こっているという。
フリードマン氏は、「EUの将来はたくさんの疑問を呼んでいる。すでに今、EUは何らかの重要な決定を承認することができない。加えてEUは、自分たちの解体についての決定も下すことができない状態になるだろう」と指摘した。
フリードマン氏は、恐らくEUでは、今考えられているようなことが起こるだろうと述べ、それは、欧州諸国が近いうちにもEUに全く関心を払わなくなるということだと指摘した。フリードマン氏は、次のように語ったー
「欧州の機関は博物館のようだ。そこを従来通り訪れることは可能であり、機能はし続けるが、重要な役割を果たすことは一切ない」。
フリードマン氏は、恐らくEUがなくなるということはないものの、EUが政治プロセスから完全に去り、近いうちにも忘れ去られる可能性はあるとの見方を示した。
寸評:
註:ストラトフォー(英 Stratfor)は、アメリカ合衆国の民間シンクタンクかつ出版社。
英国、ドイツが!〜米国の要望(不参加)を無視して支那主導のAIIBに傘下を表明し、米国との距離が開き始めた。英国が真っ先にAIIBに参加表明しドイツ、フランス、イタリアが続いた。
米国への面当てそのもであり!、・・・支那が国際社会で無法者を隠そうともせずに不遜にも、南シナ海、東シナ海で海洋権益の帝国主義的な拡大で周辺国を軍事的な挑発、恫喝を繰り返し、国内の少数民族の人弾圧、蹂躙、淘汰を野放図に進めている事に、頬かむりをしているEU諸国!・・・。
悪魔(支那)に魂を売り渡したEUでは何れは政治のプロセスから消え去るのは当然であり、・・・ストラトフォー創設者の指摘はまさに、ずばり!と的を射ているでしょう。
◼︎【露下院国際問題委員長「メルケル首相は、シェンゲン協定も与党連合も崩壊させる可能性がある」】:
ロシア議会下院・国家会議国際問題委員会のアレクセイ・プシコフ委員長は、ドイツ南部バイエルン州のゼーフォーファー州首相が、連邦政府のメルケル首相に対し示した最後通牒の影響についてコメントし、次のように述べた―「メルケル首相は、シェンゲン協定も、そして与党連合も共に崩壊させる可能性がある。」
寸評:
既に!〜、シェンゲン協定はあってなきの状態となっている。
崩壊は具現化!、・・・特に東部EU諸国は独自に国境を封鎖して難民の移動を制限している。
◼︎【独バイエルン州首相 メルケル首相に難民問題をめぐり最後通牒】:
ドイツ南部バイエルン州の首相で、与党連合の一員であるキリスト教社会同盟のゼーホーファー党首は、メルケル首相に対し「もし2週間以内に、ドイツ国境の秩序が保障されなければ、ドイツ憲法裁判所に訴える」との最後通牒を突きつけた。
「今後14日以内に、我々は、連邦政府に書簡を送り、国境地域に一定の法的関係を回復させるよう求めるつもりだ。もし連邦政府がそれをしなければ、バイエルン州政府に残された道は、憲法裁判所に訴えることだけになる。」
先にゼーホーファー州首相は、連邦政府の移民政策に変更が加えられなければ、憲法裁判所に訴えると約束していた。バイエルン当局は、これまで何度も、合法・非合法を問わずドイツ南部国境を渡ってくる新たな難民及び移民を「自分達は新たに受け入れる事は出来ない」と繰り返し述べてきた。しかしメルケル首相は。現在に至るまで、移民受け入れの「上限」を明らかにしていない。
昨年2015年、ドイツは、およそ110万人もの難民を受け入れている。
寸評:
ドイツの人口は8108万人(2104統計)!〜、
2015年だけで110万人もの移民流入はドイツの人口の1.4%の人口増加となる。
然も、イスラム教徒となると移民を受け入れた地域の文化破壊が起き不満が蓄積されるのは必然となる。
人口が減少していたドイツが過去10年間に亘り曲がりなりにも経済成長が持続していたのは移民(21世紀の新奴隷制度と揶揄されている!)を低賃金で働かせ企業が利益を得ていたからである。
❝過ぎたるは及ばざるが如し!❞で、物事は何でも限界があり、此の限界に達したドイツは低賃金の移民労働力を使って経済成長を受益する反面!〜、ドイツ人の共通価値観が異教徒移民に依って破壊される弊害が齎された。
移民が引き起こした価値観の破壊や犯罪の多発は受益より損益へと移行しつつあるの察知したドイツ国民の不満が淀み、これが政治的な圧力となって移民を大量に受け入れていた地方自治体の首長がドイツ中央政府(メルケル政権)への非難へと繋がり、・・・
❝ドイツ国境の秩序が保障されなければ、ドイツ憲法裁判所に訴える!❞」との最後通牒を突きつけた。
お尻に火がついたメルケル・ドイツ首相です。
ブログ管理人考:
ひたひた!〜、打ち寄せてくる』『EU崩壊』の波!・・・
超弩級のリベラル思考の虜になり、度が過ぎる寛容な移民政策を実行して国際社会(特にEU圏)の指導的な立場を誇示した。
然し!、此の試みは見事に失敗して国内はメルケル政権や地方自治体は移民寛容政策に反対する勢力が台頭して日毎に勢いを増し、・・・加えてEU圏も移民が齎す社会的な混乱と、移民へ福祉予算が増大して財政を圧迫し始めた。
連れて、EU圏の国民の不安が蓄積されて、ドイツに反旗を翻し、声高に非難の声が高くなって来た。
➤ ❮❮フランスのバルス首相は『統一ヨーロッパは、崩壊の危機にさらされている。EUは、数か月も持たない』と述べた❯❯・・・
此れは極言であり、いくらなんでも、EUが数ヶ月で崩壊するとは到底に思えませんが、何れは崩壊の危機に瀕する事は考えられる。
パルス首相の言明は、フランスは先のテロ攻撃に依って受けた惨状が心底に淀み、・・・それだけに危機感を強く抱いており、移民政策で大失策を犯したドイツへの強烈な牽制球だった!といえるでしょう。
終わりなき難民の襲来はEU圏に不吉な!〜、即ち崩壊の暗い影を放射している。
言ってみれば、グローバリズムで過去20年間は世界経済は成長して来たが、此れが却って仇になり、・・・後戻り出来ずの道を歩まざる得ない罠に陥って仕舞った国際社会と言えるでしょう!。
然し!、此の試みは見事に失敗して国内はメルケル政権や地方自治体は移民寛容政策に反対する勢力が台頭して日毎に勢いを増し、・・・加えてEU圏も移民が齎す社会的な混乱と、移民へ福祉予算が増大して財政を圧迫し始めた。
連れて、EU圏の国民の不安が蓄積されて、ドイツに反旗を翻し、声高に非難の声が高くなって来た。
➤ ❮❮フランスのバルス首相は『統一ヨーロッパは、崩壊の危機にさらされている。EUは、数か月も持たない』と述べた❯❯・・・
此れは極言であり、いくらなんでも、EUが数ヶ月で崩壊するとは到底に思えませんが、何れは崩壊の危機に瀕する事は考えられる。
パルス首相の言明は、フランスは先のテロ攻撃に依って受けた惨状が心底に淀み、・・・それだけに危機感を強く抱いており、移民政策で大失策を犯したドイツへの強烈な牽制球だった!といえるでしょう。
終わりなき難民の襲来はEU圏に不吉な!〜、即ち崩壊の暗い影を放射している。
言ってみれば、グローバリズムで過去20年間は世界経済は成長して来たが、此れが却って仇になり、・・・後戻り出来ずの道を歩まざる得ない罠に陥って仕舞った国際社会と言えるでしょう!。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメント有難う御座いました!!!・・・