手紙ロシア郵便、東芝の技術導入で配達能力が大幅改善
Sputnik(2016年03月05日): http://sptnkne.ws/aMp9
ロシア郵便は、モスクワ南西部にあるブヌコヴォ国際空港のそばに、約6万8千平米の土地と建物を調達し、モスクワ国際郵便交換局を設置した。国外からロシアに輸入される小包や手紙はいったんこの交換局に集まり、配達地域ごとに仕分けされ、ロシア全土へ届けられるという仕組みだ。モスクワ国際郵便交換局の郵便物や小包を処理するシステムを提供しているのは、郵便事業に長い歴史と経験をもつ東芝だ。
郵便物や小包を仕分けるソーター、X線装置などの税関機器、複数の建物を横断するコンベアー等のハードを納めるばかりでなく、交換局において最も効率的に仕分け処理ができるように、オペレーションのノウハウも提供している。建物はもともと倉庫だったため、インフラ整備は容易ではなかったが、機器等の設置は2014年末から現在まで段階的に進んでおり、今年の末までに完成する予定だ。
東芝は日本における郵便区分機のシェアの8割以上を占めている。年賀状のように限られた期間に大量のハガキを正確に早く、かつデリケートに機械で区分するのは容易ではなく、メーカーには高い技術力が求められる。海外でもフランスやスウェーデン、シンガポール、セルビア、カナダなどで東芝製の区分機が導入されている。ロシア郵便の国際競争入札では、コスト競争力ばかりでなく、システム構築体制、サービスといった総合力が評価され、導入に至った。
寸評:
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地味な技術力でひっそりと輝いている東芝!〜、粉飾決算で袋叩きにあい、いまや経営に危機が齎されている。
驚く事には、東芝は日本の郵便仕分け機の8割以上を占めているとは今更ながら東芝の技術力には目を見張らざるを得ません。
フランスやスエーデン、シンガポール、セルビア、カナダなどの数多の国々で導入され活躍しているとは嬉しさとともに誇りに思います。
ロシアは価格だけではなくて、システム構築体制やサービス等の総合的な見地からの導入決定はそれだけ東芝の郵便物仕分け機が高く評価されたのでしょう。
システム導入が決定されるまでには、実に5年以上の歳月を要した。ロシアの郵便事情改善にビジネスチャンスを見た東芝は「必ずニーズがある」と信じ、紆余曲折があってもロシア郵便とのコンタクトを欠かさなかった。2013年、ヨーロッパの企業で長年コンシューマー事業や通信サービスを手がけてきたドミトリー・スタルシノフ氏がロシア郵便の社長に就任し、改革に着手。従来、小包は郵便局まで取りに行く必要があったが、100ルーブルの追加料金で家まで配達するサービスを提供するなど、少しずつサービスも改善され、新たな経営陣の強力なリーダーシップの元、郵便の近代化・多角化がスピード感をもって進んでいる。
寸評:
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将来を見据える能力、時期が訪れるまでに待つ辛抱強さ!〜、東芝の経営陣がそれだけ自社の製品に自信を持っていた証でああり、5年歳月を掛けてロシア郵便事業と契約を成立させた事は瞠目に値する。
将来を見据える能力がありながら!、禁じ手の粉飾決算に手をそめ、もし其れが発覚したらどうなるか!?、を読めなかったとは、痛恨の限りです。
近年、世界中で手紙が減少する一方、小包は増加する傾向がみられる。特にロシアでは中国からの荷物が多く、国際郵便の約7割を占める。その多くがネットショッピングの利用によるもので、ロシア郵便は国際郵便交換局での荷物の滞留時間をできるだけ少なくし、スムーズに配達できる仕組みを作ろうとしている。中国からの荷物は梱包状態が良いものばかりではなく、サイズも大小まちまちであることを事前に把握していたため、ソーターもこれらの問題に対応するよう複数の種類が導入される計画である。
ソーターの設置はちょうど折り返し地点にある状態だが、区分能力の向上を通じた郵便物の処理速度改善という点では早くも成果が出ている。ロシア通信情報省のニコライ・ニキフォロフ大臣はモスクワ国際郵便交換局を視察し、「2011年や2012年には、物理的にさばける範囲を超えてしまい、海外から購入した新年用のプレゼントが正月を過ぎても空港に取り残されていることがあった。今ではロシア郵便の配達所要日数は格段に短くなっているし、人々はより頻繁にインターネットで買い物をするようになり、ロシア郵便の配達能力を信頼している」と述べた。
Toshiba RUSの手塚博昭社長は、次のように話している。
手塚社長「モスクワ国際郵便交換局に東芝のオペレーション・システムを導入できたことは、ロシアにおける当社事業の大きな一歩となりました。実際にシステムが稼動して新たな課題が分かることもありますので、それらを日々改良しています。物流ニーズの多様化によりきめ細かく対応し、今後のビジネスにつなげていきたいと思います。東芝は、培ってきた技術力やサービス力で、ロシアのインフラ改善に貢献できる分野が多く存在していると思っています。」 (徳山 あすか)
寸評:
確かに現在、世界各国で起きていること!〜、Eメールの爆発的な利用で手紙が大幅に減少しているが、小包は逆比例で増加している。
今や、北米などは小売はオンライン・ショッピングが主流となり、連れて客への購買物の配達が郵便局や配送業者の主体となっている。手紙の減少はオンライン・ショッピングの配達で十分過ぎる程に不足分を補い、❝お釣りが来る!❞でしょう。
この現象は、郵便物仕分け機製造の大手である東芝には喜ばしいことです。
ただ、問題は北米を例に取ると、配達料金が高いことで!、・・・品物に依っては送るものより、配達料金が遥かに高くなる場合が多く見られることです。
此の問題は仕分け機の性能とサービス・システムを効率よくして総合的配達コストを下げれば、利用者が更に増幅するでしょう。
ブログ管理人考:
確かに粉飾決を行った東芝には同情は出来ないが!〜、
粉飾決算で異常と思える袋叩きに遭い!・・・
過酷な罰金が課せられる事は避けられない!・・・
今や、経営危機(倒産)が囁かれ、此れを避けるために資産の切り売りが始まっている!・・・
東芝、過去最大7100億円赤字 財務に灯る黄信号自己資本比率は危機的水準に:
2016年3月期に過去最大の赤字に沈む見込みの東芝。室町正志社長は再建策を練っているが、自己資本比率は危機的水準に落ち込む!。 ☛ ☛ ☛
東芝は2月4日、2016年3月期の業績予想を下方修正し、連結最終赤字が7100億円になる見込みだと発表した。5500億円の赤字だった従来予想から一段と損益は悪化する。営業損益の赤字幅も従来の3400億円から4300億円に拡大する。
東芝の再建は!〜、
原発とメモリーが主体となり進める方針となり、特に原発は2030年には800基…世界で建設が見込まれている。
電力会社や原子力発電メーカーなどで組織する「日本原子力産業協会」の発表では、・・・世界の原発は2011年末時点で約430基に上がっていた。最多は米国の104基で、フランス(58基)、日本(50基)、ロシア(29基)、韓国(23基)-の順に続く。
福島第1原発事故の影響で世界各国はエネルギー政策の見直しを迫られ、ドイツやイタリアは原発の廃止・縮小を決めた。然しドイツは再生可能エネルギーを積極的に導入しているが、再生可能エネルギーでもCO2排出量を増加させており、ドイツの自動車メーカーが原発のない自国から、原発を利用できる米国に工場を移転している。
ドイツ、イタリア両国以外の国々では、「原子炉の着工や新規運転の開始スケジュールなどは、おおむね当初の計画通り」(同協会)で、原発への期待感は揺らいでいない。
とくに、著しい経済成長や人口増が続くアジアや中東の新興国では、大幅な原発の新設計画がある。電力需要を低コストでまかなえる原発への期待感は強く、既に20基の原発を保有するインドでは建設中・計画中が11基、原発ゼロのインドネシアやベトナムも4基ずつ導入する。
東芝の原発技術は最先端を走っており!〜、
巷間で密やかに流布されている陰謀説『粉飾決算も初めから社内の経営陣に潜りこませた支那の工作員が仕掛けた事であり、・・・粉飾決算で東芝を叩きに叩き経営危機を惹起させ、再建策に一貫として資産(技術\特許も含む)の売却で原発部門を『❝バナナの叩き売り!❞で手に入れる!』は果たして真実なのか!?、日産の二の舞いになるのか?、興味津々です。
原発やメモリーのように派手さはなく余り日が当たらませんが、・・・地道に稼ぐ『郵便物仕分け機』のような生産部門が意外と東芝の救世主となる可能性は否めません。
日本の企業を代表する東芝!〜、
日本国の近代化ともに走り続けてきた東芝が嘗て経営難(1965年、昭和40年)に陥った時に再建を依頼され、見事に期待に応えた土光敏夫氏(故人)ような人物が現れ、・・・現在、苦境に立っている東芝を見事に再建して欲しい!と切望するブログ管理人です。
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