2016年6月4日土曜日

米国が南シナ海問題で南朝鮮に圧力!・・・

米、韓国に判決支持要請 南シナ海問題で 仲裁裁判前に
朝日新聞デジタル(2016年6月3日)

 南シナ海での中国とフィリピンの領有権争いをめぐり、常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が近く判決を出すのを前に、米国が韓国に対し、判決を支持する立場を事前に表明するよう求めていることがわかった。韓国は中国の意向も考慮しているとみられ、態度を保留している。南シナ海問題は、3日からシンガポールで開かれるログイン前の続き「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」(英・国際戦略研究所主催、朝日新聞社など後援)でも争点となりそうだ。▼オピニオン面=インタビュー

 同裁判所の審理で、フィリピンは「中国の南シナ海での領有権主張は国際法違反」と訴えている。同裁判所に強制執行の権限はない。米韓関係筋などによると、米国は非公式に韓国に対し、「関係国は判決に従った適切な措置を取るように希望する」との立場を表明するよう要請している。フィリピン側の主張に沿った判決を予想し、判決前から韓国側を事実上同調させる狙いとみられる。

 韓国の朴槿恵(パククネ)政権は従来、朝鮮半島問題で強い影響力を持つ中国に配慮。南シナ海問題では中国を名指しで批判せず、代わりに「国際法の原則に基づいた行動」などを訴えてきた。

 韓国側は「判決が出る前に態度を明らかにするのは難しい」として、米国の要請を事実上、受け入れていない。韓国は対北朝鮮政策に加え、最大の貿易相手国でもある中国との経済関係への悪影響も懸念しているとみられる。

 中韓関係筋によれば、中国は韓国に対し、「フィリピンや米国の主張は国際的な陰謀で、全く受け入れられない」と伝えているという。(ソウル=牧野愛博)

 ■アジア安保会議きょう開幕

 アジア・太平洋地域を中心に約30カ国の国防大臣らが意見を交わす「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」が3日にシンガポールで始まる。5日まで開かれる会議では、南シナ海問題が最大の焦点になりそうだ。

 領有権問題は、当事国同士で解決することにこだわる中国と、仲裁裁判所が近く判断を下すことを念頭に国際法順守を改めて主張したい米国や日本などが、世論の形成をめぐって綱引きを繰り広げることが予想される。北朝鮮によるミサイル・核開発で緊張が高まっている朝鮮半島情勢や、テロ問題、難民問題なども議論される。日本からは中谷元防衛相が参加する。(シンガポール=都留悦史)

                                              


ブログ管理人考:

これまでのフィリッピンと支那の紛争の経緯!〜、

◼︎【フィリピン、中国を国際裁判所に提訴へ 南シナ海領有権巡り】: 
CNN.co,JP(2013.01.23)


 香港(CNN) フィリピンと中国が南シナ海で領有権を争っている問題で、フィリピンのデルロサリオ外相は22日、この問題を国際仲裁裁判所に持ち込むと発表した。
デルロサリオ外相は「フィリピンが中国との領海問題を平和的交渉で解決するための政治的、外交的手段はほぼ尽きた」と述べ、国連海洋法条約に基づいて国際仲裁裁判所で中国の主張に反論する意向を表明した。


◼︎【中国さらに逆風 仲裁裁判所、中国の主張退ける フィリピンの要求 本格審理入り】:
産経ニュース(2015.10.31)


【シンガポール=吉村英輝、北京=川越一】中国による南シナ海での領有権主張は国際法に違反しているとして、フィリピンが求めた仲裁手続きについて、常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)は29日、フィリピン側の一部の訴えに関して裁判所に管轄権があると判断し、審理を続行すると発表した。

 仲裁手続きへの参加自体を拒否する中国の主張を事実上退け、国際司法機関が本格審理入りの判断を下した形だ。中国にとっては造成中の人工島周辺への米国艦艇派遣に続き、大きな“逆風”となる。

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❝支那がミスチーフ礁を奪った手口!❞〜、

 フィリピンが支配していたミスチーフ礁を支那が占拠した経過を見れば、支那の戦略が分かる。
 支那がミスチーフに対し軍事行動を取れば、米比相互防衛条約に基づき米軍が介入する可能性は高かった。そうなれば、支那はフィリピンを屈服させることはできない。
時のベーカー米国務長官は、「米国はフィリピンとの防衛条約を忠実に履行し、フィリピンが外国軍隊の攻撃を受けた場合には米国は黙認しない」と述べていた。
 したがって、1974年の鄧小平・マルコス会談、88年のトウ・アキノ会談で、鄧は問題の棚上げを主張したのである。軍事バランスが支那に不利である場合、支那は双方が手を出さないように主張する。将来、ミスチーフ礁を獲得するために当面は問題を棚上げし、相手の行動を封じたのである。
 91年9月、フィリピン上院が米比基地協定の批准を拒否し、92年11月に米軍がフィリピンから撤退した。第二次大戦中に建造された旧式駆逐艦1隻を有するフィリピン海軍は支那海軍の敵ではない。フィリピンのマゼタ国防委員長は「フィリピン海軍としては軍事力による防衛は不可能で、戦わずに撤退せざるを得ない」と発言している。支那はミスチーフ礁問題に米軍が介入する可能性が低いと判断し、問題の棚上げを放棄して95年にミスチーフ礁を占領した。産経新聞2013/01/22 03:13【正論】


領有権問題を一時棚上げで、時を待ち、機来たりならば電光石火で強奪する!・・・
悪知恵だけは異常過ぎる程に発達している支那人で、油断も隙もない。
フィリッピンが米軍を追い出す痛恨の間違いが、・・・自国の領海権を失った最大の原因であり、❝身から出た錆!❞と言いたいものですが、日本も尖閣問題で、棚上げで紛争海域で有ることを認めた愚挙を為しており、フィリッピンを笑い者にできる筈がありませんね!。

尖閣問題を棚上げしたのは!〜
稀代の売国、国賊政治家で倍賞利権で日本を食い物にした田中角栄である。
40年前に田中角栄と周恩来が「棚上げ」で合意で日本政府の ❝対支那/媚・屈⇔関係!❞ が確立され、此の悪夢が現在も続いている!。

話が取り上げた朝日新聞デジタル記事!〜
◼︎【米、韓国に判決支持要請 南シナ海問題で 仲裁裁判前に】:から逸れて仕舞いましたので元に戻します。

近来の米国の南朝鮮政府に対する姿勢は冷ややかであり、南朝鮮人もさぞや、 ❝冷や飯食いの悲哀!❞ をひとしお感じて居ることでしょうねぇ!〜、相手は日本とは違い火病る訳には行かずにイライラしている事でしょう。
尤も在米南鮮人は米国相手に壮大な火病を発症していますが、政府となるとそうは行かず哀れなものです。

➤ ❮❮フィリピンは「中国の南シナ海での領有権主張は国際法違反」と訴えている。同裁判所に強制執行の権限はない。米韓関係筋などによると、米国は非公式に韓国に対し、「関係国は判決に従った適切な措置を取るように希望する」との立場を表明するよう要請している。フィリピン側の主張に沿った判決を予想し、判決前から韓国側を事実上同調させる狙いとみられる❯❯・・・

国家間の紛争に対して、裁判所あるいはその裁判部によって下された判決は関係各国を拘束します。国連憲章第94条は、「各国際連合加盟国は、自国が当事者であるいかなる事件においても、国際司法裁判所の裁判に従うことを約束する」と規定しているが、国連安保常任理事国の8割が受諾の宣言をしては居ないのではどうにもなりません。

国際司法裁判所規定/受諾の宣言をしなければなりませんが、支那は宣言をしていません。従って宣言していない国は、提訴されても応訴する義務を負わない。
国際司法裁判所の判断に従う必要はありません。
尤も国連安保常任理事国5カ国の内で宣言しているのは英国(米国、ロシア、フランス、支那は非宣言)のみではどうにもなりません。以下に国連が腐り果てているか!が一目瞭然です。

米国の意図は南朝鮮に対して、米国を取るか!、支那をとるか!の選択を明確にするように迫っているようですね!。
今までの様にコウモリ外交は許さじ!の決意を示しており、❝南朝鮮切り捨て!❞も視野に置いているのかも知れません。
さて、尻に火がついた南朝鮮の出方や如何に?、日本は高みの見物と洒落こみましょう。
支那の反応も興味深い!・・・。






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