MRJ、欧州で初受注 イランとも商談 三菱航空機
日本経済新聞(2016/7/11)
愛知県営名古屋空港から離陸するMRJ の勇姿! ☛ ☛ ☛
【ファンボロー〈英国〉=花房良祐】世界最大級の航空展示会「ファンボロー国際航空ショー」が11日、ロンドン郊外のファンボローで開幕した。世界経済の減速で航空機の新規受注が伸び悩むなか、三菱航空機(愛知県豊山町)は国産ジェット旅客機「MRJ」について、スウェーデンのリース会社から欧州初となる受注で基本合意したと発表。イランの航空会社とも商談を始めた。今後の営業活動に弾みがつきそうだ。
スウェーデンの航空機リース会社、ロックトンが最大20機を購入する。2020年に納入開始の予定。MRJはこれまでに日米市場を中心に407機を受注しているが、欧州市場での実績はゼロ。15年11月に初めて試験飛行して引き合いは増えており受注目標の1千機に向け営業を強化する。
以下:要約/加筆!〜
❝MRJ、欧州で初受注!❞ ・・・
快挙と言え、欧州市場への橋頭堡となる大朗報です!。
嘗て世紀の名戦闘機『ゼロ戦』を産んだ三菱航空機が、夢を託し全力を挙げて開発したMRJ!・・・
MRJとは!〜、
「リージョナルジェット」は地方空港と拠点空港などを結ぶことを想定した座席数100席以下の小型ジェット旅客機!。
三菱重工業とその子会社、三菱航空機が開発した小型ジェット旅客機で、経済産業省が事業者を公募し、・・・これに応じた三菱重工が2008年から開発を本格化させた。座席数は約70席と約90席の機種がある。
2015年11月11日に飛んだ約90席のタイプは!〜、カタログ価格が4730万ドル(約58億円)、全長35.8メートル、巡航速度マッハ0.78、航続距離は最長タイプで3千キロ超。
『リージョナルジェット』と呼ばれる近距離輸送用の旅客機市場!〜、
この分野では、カナダ、ブラジルが2強で市場を独占しており、・・・注目されているのはエンブラエルの新型機「E2」であり、・・・MRJは、既存の機体より2割以上低い燃費が売り物としている。
E2は、MRJと同じ米プラット・アンド・ホイットニー製の最新鋭エンジンを採用したため、燃費はあまり差がつかない!と専門家は見ているが、・・・MRJはエンジン購入の際は、P&W(プラット・アンド・ホイットニー)と共同で改良を加えて三菱航空機が望む仕様に近づけている。
詰まり!〜、先行し市場を独占している2社よりは燃費の点では20%近く優れており、機内の快適さでも圧倒しており、此等は販売展開の最大のセールス・ポイントとなるでしょう!。
MRJ試験飛行_強風着陸編!〜、
近距離輸送用の旅客機市場の先行グループ(老舗組=カナダのボンバルディアとブラジルのエンブラエル=)を追いかける新規参入組みは!〜、
勿論、MRJの「MRJ」を開発している三菱航空機はこのグループに属する。
新規参入の外国機としては、
✦ ロシアの『スホーイ・スーパージェット100(SSJ―100)』
✦ 支那の支那商用飛機有限公司(COMAC)の『ARJ21』
MRJが参入するリージョナルジェットの市場は、今後の拡大が期待されている。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)によると、航空業界コンサルティング会社の英アセンドは、2034年末までに世界の航空会社からリージョナルジェット4360機、およそ1350億ドル(16.6兆円)分の注文が発生すると見積もっている。
昨年11月11日、初飛行後に海外紙の評価は!〜、
✦ ロイターによると、三菱航空機はトータルで2000機以上販売することを目指している!・・・
✦ アセンド(リサーチ・マーケティング会社)は、三菱航空機が出荷数および額面で市場シェアの27%を獲得すると予測している!・・・
✦ 三菱航空機の前に立ちはだかるのが、ブラジルのエンブラエル社、カナダのボンバルディア社である。現在、リージョナルジェット市場はこの2社が事実上支配しているが、・・・アセンドのコンサルタント部門トップのロブ・モリス氏は、現在業界2位のボンバルディアから、三菱航空機がそのポジションを奪うだろうとの同社の見通しを語った。(ブルームバーグ⇔世界の最新金融ニュース、マーケット情報、市場の分析や、マーケットデータ、金融情報の配信会社)・・・
✦ ブルームバーグは、この初飛行によって、エンブラエル社、ボンバルディア社との受注争いが激化すると予測している。アセンドのモリス氏はWSJで、(初飛行によって)三菱航空機がMRJの耐空性(空を安全に航行する性能)を実地で示したため、これまで様子見していた航空会社も、より信頼をもってMRJの取得交渉ができる、と語っている!・・・
支那の『ARJ21』は〜、
米国社設計利用でも開発に13年かけていますが未だに米国認証は取得できずで、MRJのライバルには成り得ないでしょう。
近来ロシアは!〜、
航空機(戦闘機)性能の向上には目を見張るものがあり、・・・『スホーイ・スーパージェット100(SSJ―100)』は侮れません!。
以下のニュースが此れを証明しています。
支那の『ARJ21』は〜、
米国社設計利用でも開発に13年かけていますが未だに米国認証は取得できずで、MRJのライバルには成り得ないでしょう。
近来ロシアは!〜、
航空機(戦闘機)性能の向上には目を見張るものがあり、・・・『スホーイ・スーパージェット100(SSJ―100)』は侮れません!。
以下のニュースが此れを証明しています。
◼︎【ロシア、スホイスーパージェットにより欧州制覇へ】:
ロシア航空機企業「スホイ・シヴィル・エアクラフト」と「インターナショナル(SJI)」はヴェネツィアでアイルランドに本社を持つ航空会社「シティジェット」に対し、スホイ・スーパージェット100(SSJ)の最初の1機を引き渡した。
ロシアの新型民間航空機が30年間の空白を経て初めて欧州に供給された事はあらゆる観点から考慮すると大きな意味を持つ
「シティジェット」は新航空機のチョイスに長い時間をかけた挙句、2015年秋の段階でSSJに白羽の矢を立てた。理由のひとつに挙げられたのは、SSJはライバル機よりも5%も燃費がいいことだった。空港使用料も低くなる。それは平均で2.5トンとライバル機に比べて離陸重量が小さいことに起因する。
『シティジェット』の幹部が昨10月、「スホイ・シヴィル・エアクラフト」社との間で10機をオプション取引し、合計15機のライナーを購入する契約を結んだ。
三菱航空機は!〜、
➤ ❮❮1月の米欧の制裁解除に先立つ15年9月から市場調査を開始。イラン航空やイラン・アセマン航空、同国の航空当局と接触し、需要を探ってきた。イラン航空は70席級のMRJを80機購入し、イランの国内路線に投入することを検討している。6月のダブリンの国際航空運送協会(IATA)総会でも両社の幹部が交渉した。
政府系金融の活用を念頭に日本政府と連携。受注に至ればイランが日本の航空機を新規購入するのは初めてとみられる。MRJは90席級の開発を先に進めており、70席級の引き渡しは早くとも19年を目標としている❯❯・・・
イランには!〜、
2強のエンブラエル(ブラジル)やボンバルディア(カナダ)がともに営業しており、受注競争は激しさを増してい。
イランには!〜、
2強のエンブラエル(ブラジル)やボンバルディア(カナダ)がともに営業しており、受注競争は激しさを増してい。
欧米メーカーもイランに注目しており、・・・イランとエアバスは1月、118機を購入することで合意、ボーイングは6月下旬、イラン航空と受注の覚書を交わしたと発表しまししたが、大型機であり、『リージョナルジェット』とは競合しないのが救いです。
イランは経済制裁で航空機を買い替えられず、機材の更新が急務であり、イラン当局は10年間で400~500機の旅客機が必要と表明。
カタールやドバイを拠点とする航空会社が取り込んできた需要を取り戻す。テヘランの空港の増強計画もあり、中東のハブ空港の一角を目指しているので、MRJに取っては好機到来となります。
カタールやドバイを拠点とする航空会社が取り込んできた需要を取り戻す。テヘランの空港の増強計画もあり、中東のハブ空港の一角を目指しているので、MRJに取っては好機到来となります。
一方、米国議会には航空機売却について対イラン強硬派の反対論も根強く、・・・エアバスや三菱航空機も米国での部品調達が多く、米議会の論戦の行方が注目されている。
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日本のメデイアが垂れ流す暗いニュースばかりでの中で、『MRJが欧州で初受注!』の報は快挙であり!・・・久し振りに喝采を叫びたい明るい気持ちになれました。
思えば!〜、
✦ 昭和27年(1952) 3月8日、 GHQ、航空機・兵器の製造許可を政府に指 令(武器製造禁止の緩和、4.9、関連する4省 の省令を改正、政府の許可を条件として航 空機の研究と生産を承認)・・・
戦後日本を占領したGHQが不当にも日本が航空機開発を禁止した7年間は新しい技術だったジェット機の開発生産が急速に進み、日本はこの間、指を加えて眺める術しかなった口惜しさ!・・・。
7年間の遅れは致命的であったが、・・・此れを乗り越え、MRJ の開発成功、生産にこぎつけて、国際市場に登場し受注が入ってくるようになった!。
こんな嬉しいことはありません!。
世界に誇れる日の丸技術ですね!・・・。
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日本のメデイアが垂れ流す暗いニュースばかりでの中で、『MRJが欧州で初受注!』の報は快挙であり!・・・久し振りに喝采を叫びたい明るい気持ちになれました。
思えば!〜、
✦ 昭和20年(1945)11月10月、GHQ、日本の航空機生産・加工を禁止!・・・
戦後日本を占領したGHQが不当にも日本が航空機開発を禁止した7年間は新しい技術だったジェット機の開発生産が急速に進み、日本はこの間、指を加えて眺める術しかなった口惜しさ!・・・。
7年間の遅れは致命的であったが、・・・此れを乗り越え、MRJ の開発成功、生産にこぎつけて、国際市場に登場し受注が入ってくるようになった!。
こんな嬉しいことはありません!。
世界に誇れる日の丸技術ですね!・・・。
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コメント有難う御座いました!!!・・・