2016年9月8日木曜日

懸念されていた通り 豪で仏潜水艦機密漏洩!・・・

仏潜水艦機密漏洩が豪で波紋 武器装備提供で米も問題視
産経ニュース(2016.9.6 )


オーストラリアが共同開発相手に選定した仏DCNSが提案した潜水艦のデザイン(DCNS提供・共同)

【シンガポール=吉村英輝】フランスの政府系造船会社「DCNS」の機密文書が流出した問題で、同社に次期潜水艦共同開発を発注したオーストラリア国内に波紋が広がっている。安全保障上の大きな問題として、ターンブル政権に流出経緯の徹底調査を求める声が上がるほか、同盟国である米国の国防関係者は、次期潜水艦への武器装備提供に懸念も示している。

 機密流出は、オーストラリアン紙が8月24日に報じた。オーストラリア企業に送られてきた記憶媒体の内容を紹介したもので、DCNSがインドに供与するスコルペヌ級潜水艦に関し、戦闘システムやステルス性能などが、2万2400ページ分含まれていたという。

 同型艦は、マレーシアやチリ、2018年からはブラジルの海軍が運用開始予定で、衝撃が走っている。



識者の方々が懸念!〜、
支那への傾斜が鋭角であり過ぎ、親支那と言うよりは、『媚・屈⇔支那』とも言えるオーストラリア首相のターンブルが選定した仏潜水艦の情報管理には、一抹の不安が払拭できず・・・潜水艦・機密漏洩は初めから、識者の間では予想されていた!。



The lead up to the submarine contract has involved election promises, business and political campaigns and lots of speculation.


潜水艦契約に漕ぎ着けるまでには選挙公約の関与や、・・・ビジネス、政治的キャンペーン、憶測などが飛び交っていた。

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仏潜水艦機密漏洩に関して、ターンブル豪首相は!〜、
 開発予定の次期潜水艦は ❝タイプが違い関連性はない!❞ と影響を否定し、豪州国内の情報管理は徹底しているとの認識を示したが、この釈明は呆れる程に事件の重要さを認識してはいません。
認識してはいても、長男の妻が支那共産党の要人であり、言葉を言い換えれば、・・・長男が人質に取られている事になり、思い切った機密漏洩への措置は支那を刺激する事になり、出来無い!となるようです。

 DCNS側は!〜、
情報はインド側から漏れたことを示唆したが、・・・オーストラリアン紙は、機密はインド海軍向けにフランス語で書かれたデータで、フランス側関係者が11年に東南アジアの関連企業に持ち出したと報道。
 此れは辻褄が合わない分析です。
機密は『11年前、インド海軍向けにフランス語で書かれたデーター』となっていますが、インドは英語国家であり、フランス語のデーターを送ったのは解せません。
 機密流出は、…『オーストラリアン紙が8月24日に報じた。オーストラリア企業に送られてきた記憶媒体の内容』を紹介したものであり、フランス側関係者が11年に持ちだした事とは一致しません。
DCNS側はインドから流失した事にして、親支那のターンブルへの非難を削ぎたいのでしょう。

➤ ❮❮豪国防省から警告を受けたDCNSの求めを受け、豪ニューサウスウェールズ州最高裁は8月29日、機密に関する報道を禁じる仮処分をオーストラリアン紙に命じた。首相説明とは裏腹に、深刻視されている❯❯・・・
 豪ニューサウスウェールズ州最高裁の判断は当然であり、・・・ターンブル首相の認識は余りに酷すぎます。

機密はインドの仮想敵国であるパキスタンや中国にも流れた可能性がある!〜

 豪政府は今年4月、日本、ドイツ、フランスによる競争入札で、仏DCNSのバラクーダ型を選定。米側は、戦闘システムなどで連携しやすい日本の「そうりゅう」型を推していたが、豪政府の判断を尊重し、新型潜水艦にも武器装備を提供する意向だった。

今回の潜水艦機密流出事件で!〜、

✦ 米海軍高官が、今回の流出事件で『機密をフランスに預けることに懸念を表明している』とオーストラリアン紙は報じた!・・・

✦ 米国のジョン・ベリー駐オーストラリア大使は、9月にワシントンで開かれる
   米豪2国間対話で、機密保護などが協議されるとの見通しを示した!・・・ 

✦ 有力政治家のゼノフォン上院議員は、機密流出について、議会で国防省などに
   説明を求めていくとしている!・・・

以上の様に、機密漏洩に関する議論の行方は、次期潜水艦開発計画に影響するは必至となるでしょう。下手すれば納期は大幅に遅れ、中途で開発は頓挫する可能性が非常に高い。


                                             

ブログ管理人考:

拙ブログで!〜、
以前に、豪州次期潜水艦選定で、本命視されていた日本の、通常型潜水艦では圧倒的な優れた性能を誇る『そうりゅう型』が、豪州の政変で親支那のマルコム・ターンブル首相が誕生した結果、仏潜水艦が選定された件を取り上げました。

その時のブログ記事の一部を改めて記載致します。


◼︎【日本の潜水艦選定漏れ!】⇒❝支那の軍門に下った!❞ ⇔豪州ターンブル首相!・・・:



豪州が次期潜水艦の選定で!〜、
日本ではなくてフランスを選んだ事は別に驚くことはない!・・・
オーストラリア潜水艦購入の大本命視されていた、日本のそうりゅう型潜水艦も大の親日家だったトニー・アボット首相が党首選挙に敗れ!・・・
 親支那(支那に取り込まれている!)!〜、
 マルコム・ブライ・ターンブル(Malcolm Bligh Turnbull):が誕生した時から、ブログ管理人が抱いていた危惧の念が具現化して仕舞いました。
 ❝矢張りなぁ!❞の一語が有るのみです!・・・。

次元を変えて眺めれば!〜
 受注が無いほうが、・・・日本が誇る最先端の技術(リチウム電池をつかい、原子力潜水艦の潜行時間の長さに準ずる性能を持ち、スクリュー音が静かで船体のステルス性が高く哨戒機などに探知されにくい)を有するそうりゅう型潜水艦の機密がオーストラリア経由で支那にただ漏れる心配がなくなる。
 短期的には損失だが長期的な視野では安全保証の見地から、敵側に機密が漏れない事は日本国にとって国益となる。

受注がなくともよし!となります。

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 開発予定の次期潜水艦は ❝タイプが違い関連性はない!❞ と影響を否定している豪ターンブル首相!〜、

タイプが違っても、次期潜水艦には米豪共同開発の戦闘システムが採用されることになっている。
戦闘システムは潜水艦の能力の全てであり、此の機密が流出する恐れは否めないでしょう。
米軍高官が危惧の念を抱くのは当然です。
日本は『そうりゅう型・潜水艦』が選定されず、経済的な損失を蒙りましたが、・・・角度を変えて観れば、豪州経由で支那に最先端の技術が盗まれて、此れが尖閣侵略の際に利用される心配がなくなりました。

豪仏共同開発のバラクーダ型潜水艦の建造は、オーストラリアのアデレードで2018年から開始され、2020年代から運用開始となることが予定されている。
日本は高みの見物!と洒落こみましょう!・・・。




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