2017年2月16日木曜日

『恐怖のキノコ!』:ドクササコの最強(最恐)の毒!・・・

食べただけで性器が壊死する!? 尋常じゃない痛みも1カ月続く…毒性キノコ「ドクササコ」の恐怖【ググっても出ない毒薬の手帳】
好奇心の扉 トカナ ︰ http://tocana.jp/2017/01/post_11994_entry.html

【ヘルドクター・クラレのググっても出ない毒薬の手帳】:第17回 ドクササコの毒

毒キノコの毒。以前、最強のキノコの毒「アマトキシン」の話をしましたが、今回は最強ではなく、最恐のキノコ毒「ドクササコの毒」を紹介しましょう。

 ドクササコは竹藪から広葉樹森まで広く生えるシメジ科の地味なキノコです。
分布エリアでは比較的たくさん生え、キノコ(子実体)は堅牢で何週間もはえ続けるため、目立つので、食用キノコと間違いやすく、誤食すると、その名の通り毒で酷い目にあいます。

 その毒の性質は『激痛毒性』!〜、
 苦痛に特化した毒キノコであり、・・・日本海側に多く確認されることで、先日も新潟で中毒事故が起こったばかり。
 まず、食後数時間から2、3日で症状が現れる大半の毒キノコとは異なり、最低3、4日~1週間以上の日をおいてから毒が体に回ります。

 最初は入浴時など、お湯に触れたときに痺れるような痛みが足に起こり、次の日には何もしていないのに酷い痛みを手足に覚えるようになり、歩行が困難になります。そしてじわじわと手足指先が赤く腫れていき、爪を剥がし続けるような激痛が起こり、それが性器にも起こるという毒性を示します。この炎症は末端紅痛症と呼ばれ、ドクササコの場合は、さらに患部の壊死も起こることがあります(食べた量による)。

 冷水に漬けると痛みは多少マシになりますが、秋冬の冷え込む時期に手足を冷水に入れることで、壊死が加速し、そこからの感染症のリスクも高まります。感染症を起こせば、その分の痛みはさらに増してしまいます。

 このように、毒に気がついたときには手遅れなくらい悪化していきます。しかも睡眠を取ろうとすると激痛が悪化するため、睡眠をとることも不可能になっていきます。


肢端紅痛症を発症した真性多血症の患者。ドクササコも同様の症状を引き起こす「Wikipedia」より引用
          ☛ ☛ ☛

アスピリンやロキソプロフェンなどの痛み止めはまったく効かず、モルヒネでさえ効果が無く、唯一局所麻酔などは効くものの、麻酔が切れればたちどころに痛みが復活します。

 そもそも指先や性器というのは神経分布が多く、屈指の痛みを伴いつつも致死にはなかなか至らないということから、古くから拷問でも使われていたわけですが、それがただ1本のキノコで実現できてしまうのは自然の不思議としか……。
 しかもその痛みは、1週間から2、3ヶ月(代謝の遅い老人ほど症状が長い)続くという恐るべきしつこさで、昭和中期の中毒例によると、そのあまりの痛みに自殺したり、患部を切断したり、睡眠不足からの衰弱死まであり、まさに苦痛の中の苦痛を与えるといえます。
 毒性だけでは滅多に死ぬことはないのですが、死んだ方がマシなくらいの苦痛を与える毒キノコとか、❝なにそれこわい!❞ という不気味なキノコです。

◼︎ サディスティック毒素の成分は?!〜


ドクササコのこれらの症状はいくつかの成分によって複合的に起きているとされています。

 その毒は、アクロメリン酸類、クリチジン、スチゾロビン酸などで構成されていますが、どれがどういった毒性を示すのかははっきりとは分かっていません。
 キノコ汁での中毒では汁を多く飲んでいる人ほど症状が重いため、いずれの成分も水溶性であるらしく、煮込んだ程度では分解しない毒素のようです。

 クリチジンは血管を拡張したりするようですが、単品ではあまり大した毒性はありません。アクロメリン酸類は、数種類が確認されており、特に有毒なのがアクロメリン酸AとBとされています。

 アクロメリン酸は、記憶喪失を引き起こす貝毒マリントキシン)、ドウモイ酸と分子構造が似ており、ドウモイ酸と同じく特定の神経に集中してダメージを与えるようで、四肢の指先の神経に激痛と炎症をもたらすというわけのわからない作用をもっています。
 他の成分もこれらの毒性を増強ないしは、中枢神経毒性があり、これらの毒が相乗効果なり、特異な反応を起こして、凄まじい激痛を引き起こすようです。

 ドクササコは地味なキノコで食べれるキノコに似ていますが、傷をつけると橙色の乳液があり、しばらくすると酸化して青緑色になるという特徴があります……が、同じ特徴を持つ食べれるキノコもあるので、なんともコレという特徴が無く、恐ろしいキノコといえます。

 キノコを食べて数日後、関節の痛みやしびれを感じたらドクササコということで治療を受けましょう。幸い現在は、数日で疼痛を緩和する治療法が確立されており、地獄の苦しみは昔に比べてだいぶマシになっているようです。(文=くられ)


                                              


ブログ管理人考:

❝食べただけで性器が壊死する!?❞!〜、
此の賑々しい見出しに引かれて拙ブログに取り上げました!・・・

更新記事のネタ探し!〜、
朝鮮ネタ、日本の政界ニュース(民進党の国会での売国、国賊的な三文演技!)、米国のトランプ大統領にまつわる米国メイデイアの狂気のトランプ政権への集中砲火に辟易した最近はニュース番組は精神衛生に悪いので出来るだけ観ない様にしています。

そこで、今日は好奇心を発揚させネットを散策!〜、
時折、気分転換に訪れるサイト、『好奇心の扉・トカナ』を覗いて観て、上記の賑々しい見出しに釣られて拙ブログに取り上げた次第です。


TOCANAとは!~、
『ホ・ン・ト・カ・ナ』、20代~30代向けに、『見たい・聞きたい・深めたい』に焦点を当てて、世の中の不思議な話題、習慣などに特化したニュウース・サイトです。
 ❝ホントカナ! と首を傾げ、眉につばを付けてサイトに記載されている記事を読むこと頻りです。

気分転換に持って来いのサイトだ!とブログ管理人は思っています。

過去に置いて、『ドクササコ』によるのではないかと推定される中毒事件!~、

✦ 1890(明治23)年10月に福島県信夫郡平野村(現在の飯坂町平野)において、11歳から48歳までの男女5人が患者となった!・・・

✦ その1891(明治24)年には京都府および福島県 からも報告された。しかし、この時点ではきのこの正確な同定はなされず、また医学界においてさえ周知が徹底されなかった上、ましてや一般人への啓蒙も行き届いては居なかった!・・・

✦ 1899(明治32)年に、新潟県頚城郡において起こった中毒(7名が発症)例においても、主治医となった小池亮琢からの聞き取り調査に対し、中毒患者らは「思い当たる原因がなく不安に陥り、神の祟りを恐れて村の占者に相談したが、家屋新築したことによる金神の祟であると告げられた」と答えている。さらに重ねての医師からの問診により、ようやく、自宅近くの神社の境内で、俗に「ゴミ茸」あるいは「チョク(猪口)茸」と称されるきのこを採取し、発症の7日前の夕食の献立に加えて食べた、との証言が患者から得られ、初めてきのこが原因となった食中毒ではないかとの推測がなされたという!・・・

此等の中毒例があったのにも拘らず、原因となったきのこの分類学的な位置づけは最後までなされないままに終わっている。

✦ 石川県鹿島郡の龍尾村においても、 先端紅痛症を主な症状とする症例が毎年のように発生し、死亡者も出ていた事例があるが、この例については、1911(明治44)年に公にされた報文中でさえも「原因不明」とされ、きのこ中毒である可能性は看過されていた!・・・

ちなみに、龍尾村の例では、秋になると毎年のように先端紅痛症をきたす患者もあったが、きのこに原因を求める者はやはりなかったという。

近年の中毒例としては!~、、

✦ 2012年10月下旬に奈良県宇陀市の50代男性!・・・

✦ 2013年10月下旬に新潟県魚沼市の男性2名それぞれドクササコ中毒により手足の痛みやしびれを訴えて手当てを受けたが、いずれも命に別条はなかった!・・・
出典:ウィキペディア

秋の味覚、キノコ狩りが好きで、山や森の中に入り採集する方々は!〜、
採集したキノコを食べて、数日後、関節の痛みや痺れを感じたら『ドクササコ』と直ちに認識して治療を受けて下さい!・・・。
現在は、幸いにも数日で疼痛を緩和する治療法が確立されていますので、地獄の苦しみから解放されます。

夫婦の愛の交換も正常に戻るでしょう!・・・




0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント有難う御座いました!!!・・・