2017年3月25日土曜日

英国のインド植民地政策の検証:インドー英国で認識は隔たりがあり過ぎる!・・・


「植民地政策は現地にとって良かった」 英印間で認識に隔たり インド側には強い怒りも
NewsPhere(2017年3月21日) : http://newsphere.jp/world-report/20170321-2/


インドの政治家、シャシ・タルール氏がアルジャジーラに寄稿し、コルコタのヴィクトリア記念堂を英植民地時代の残虐行為を伝えるための博物館にするべきだと主張した。イギリスは征服と略奪の歴史を反省していないという同氏の意見に対して英国内にも賛否両論あり、植民地時代の支配者と被支配者の認識のギャップがいまだ埋まらないことを示している。



◆略奪と搾取の200年。インドをダメにしたのはイギリスか?〜、
 インドの国会議員のタルール氏は、外交委員会の議長を務め、作家としても知られている。同氏は以前からイギリスによるインドの植民地支配に批判的で、2015年には英オックスフォード・ユニオンでの討論会で、イギリスは旧植民地に賠償すべきと主張した。ウェブ誌『Mashable』によれば、このときの同氏のスピーチはYouTubeで400万回視聴されている。討論会での主張をさらに広げて書いた同氏の著書『Era of Darkness(英版Inglorious Empire)』は英印両国でベストセラーとなった。

以下;要約/編集!〜、

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シャシ・タルール(Shashi Tharoor ):



1956年3月9日 - 英国・ロンドンで 生まれる。
インドの作家で国連職員。2006年7月現在は国連事務次長の職についており、広報活動を担当している。
 主にインドで教育を受け、ムンバイのキャンピオン・スクール、高校はコルカタの聖ザビエル学校、大学はデリーのセント・スティーヴン大学の歴史学科を卒業


 同氏はアルジャジーラの記事で!〜、

✦ ❮❮イギリスに征服される前のインドは世界のGDPの27%を占める豊かな国であったが、その後の2世紀以上にわたる略奪と搾取によって、植民地支配終了時には世界で最も貧しく、病み、無教育な国に落ちぶれてしまった!❯❯・・・

✦ ❮❮英支配のもと、多くの虐殺事件が起こり、イギリスのひどい政策によって不要な飢饉が引き起こされ3500万人が命を落とした❯❯・・・

✦ ❮❮宗教や人種で被支配者を分けることで統治を容易にした「分割統治」政策は、イギリスがインド亜大陸から乱雑で悲劇的な撤退をした1947年、インド・パキスタン分離独立というホラーで頂点に達した!❯❯・・・
と主張している。

✦ ❮❮驚くべきことに多くのインド人とイギリス人がいまだに人道に対する大英帝国の罪がどれほどのものだったのかを知らないままだ❯❯・・・

✦ ❮❮植民地時代の歴史的建造物であるヴィクトリア記念堂を英支配の真実を伝える博物館にすべきだと主張❯❯・・・

✦ ❮❮インドの子供達を教育し、イギリスからの観光客を開眼させるべきだ!❯❯・・・
と断言している。
※註:アルジャージラ
アルジャジーラ「アルジャジーラ衛星チャンネル」、は、アラビア語と英語でニュース等を24時間放送している衛星テレビ局。本社はカタール・ドーハにある。

更にタルール氏は「UKAsia」のインタビューを受けて!〜、

✦ ウィンストン・チャーチルの手はヒトラーと同じほど血濡れている!・・・

✦ 当時の英国首相チャーチルが取った決定のせいで、1943年、ベンガルの飢饉時に数百万人が死亡した!・・・

✦ 英国は自身の政策によって作られた飢饉の犠牲者を助けないという政策を追求しただけでなく、チャーチルはギリシャとユーゴスラビアの将来の侵略の際に備えて積まれた余剰在庫を追加するために欧州に穀物を輸出し続けた!・・・
 と主張した!。

参考文献:
タルール氏「チャーチル元英首相の手はヒトラーと同じほど血濡れている」
Sputnik日本 : http://sptnkne.ws/dSSm

◼︎ 勉強不足?イギリス人は、大英帝国の歴史に好意的!〜、
2014年にイギリスの世論調査会社YouGovが行なった調査で得られた回答:
➤ 大英帝国はどちらかといえば誇るべきものは59%!・・・
 恥じるべきもの人は19%!・・・
➤ 植民地政策で征服された国々の暮らし向きは全般として良くなったは49%!・・・
 悪くなったは15%!・・・

 圧倒的に多くの英国人が、植民地支配は各地に経済成長をもたらし、恩恵を与えたと見做している事が調査で判明したようです。

デイリー・メールのインド版は〜、
イギリスが残した議会制民主主義、鉄道、英語などはすべてイギリスにとって都合がよかったものばかりだとタルール氏が主張していることを紹介。また、昨年イギリスの国会議員のリアム・フォックス氏が「英国はEUにおいて、20世紀の歴史を葬る必要がない数少ない国の一つだ」とツイートしたことを上げ、大英帝国のインドでの行いについてイギリス人が十分に知らないことを裏付ける明らかな実例だ、と述べている。

 忌まわしきカースト制度を温存させたのも、部族や身分制度の対立は英国のインド統治に人民の不満が向けられないようにする為だった!と事は多くの歴史学者に依って検証されており、事実であったことは確かなようです。
❝❝英国はEUにおいて、20世紀の歴史を葬る必要がない数少ない国の一つだ!❞❞、
イギリスの国会議員のリアム・フォックス氏は無知ぶりを天下に晒したようですね!。

インデペンデント紙(英国オンライン紙)も!〜、
 大英帝国についての詳細は、イギリスの学校では広く教えられておらず、歴史の授業は他の分野にフォーカスされがちだと述べ、国内の政治家からももっと帝国時代の歴史を教えるべきという意見が出ていたことを伝えている。

 結局は英国に都合の悪いことは学校では何も教えてはいなかった事が白日の下に晒され事になったが、英国の政治家から帝国時代の歴史をもっと教えるべきだ!との声が上がるだけ、英国にはマトモな政治家が存在するのは、日本国の政治家の資質を鑑みると羨ましい限りです。

◼︎ 生まれる前の出来事への責任はどこまで?:〜、
 イギリスでも、政権によって、植民地政策への見方は分かれている。2006年に当時のブレア首相は、大英帝国が初期の奴隷貿易で果たした役割に関し「人道に対する罪」と述べ謝罪した。しかし2013年にインドを訪問したキャメロン前首相は、約400人のインド人が英帝国部隊によって殺害されたとされる、1919年のアムリットサル事件への謝罪を拒否している。このときキャメロン前首相は、植民地政策には長短があったと述べつつ、悪いことからは学び良いことは讃えるべきだとし、最終的にはイギリスの過去はインドの助けになったと主張している。

 イギリスの著名な歴史家、ウィリアム・ダーリンプル氏は!〜、


キャメロン首相は謝罪すべきだったという意見に対し、政治家が自らの間違いの謝罪をするならわかるが、生まれるよりずっと前に起きたことに対して謝ることは無意味だとし、そのような行為は純粋な悔恨というより、むしろ政治的方便ではないかと述べている。

歴史家、ウイリアム・ダーリンプル氏の言葉を!〜、
現今の日本の『政・官』は座右の銘として心に刻み、支那、南北朝鮮の根拠なき不当な謝罪&賠償の強要を敢然として拒否して欲しいものです。
ましてや、特亜が妄想で創作した捏造歴史などは鎧袖一触で蹴飛ばして欲しい!と願わざるを得ません!。



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