2017年4月21日金曜日

米ケイトー研究機関の上級研究員が『南鮮には関わるな!』、支那の方が遥かに大問題と主張!・・・

米国で出てきた「もう韓国を助けるな」の声
「北朝鮮の脅威は韓国に任せればよい」と保守派の論客
 JBプレス:古森 義久《2017.4.19(水)》


韓国ソウルの戦争記念館に展示されているミサイル(2009年6月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/KIM JAE-HWAN〔AFPBB News〕

「米国が朝鮮半島の危険な情勢に関与する必要はもうない。韓国との同盟を解消して、在韓米軍も撤退すべきだ」――こんな過激な主張の論文が米国の大手外交雑誌に掲載された。ソ連の巨大な脅威が存在した東西冷戦時代ならば米国の朝鮮半島関与は意味があったが、今は北朝鮮の脅威は韓国に任せればよい、とする孤立主義に近い主張である。

 論文の筆者は長年ワシントンの外交政策論壇で活動する研究者だ。その主張はきわめて少数派と言えるが、米国の一部にこうした意見が存在することは認識しておく必要があるだろう。

以下:要約/編集!〜

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『共産党独裁・支那の存在のほうが大きな問題:

 米国の大手外交雑誌「フォーリン・ポリシー」4月号は「アメリカはもう韓国を解き放つ時だ」と題する論文を掲載した!〜、

筆者は異色の保守派論客であるダグ・バンドウ氏である!・・・
1957年、ワシントンD・C生まれ、60歳
同氏は国際問題を専門とする研究者であり、レーガン政権で大統領補佐官を務めた経歴を持つ。現在はワシントンの老舗研究機関「ケイトー研究所」の上級研究員として活動している。

 バンドウ氏は論文で!〜、

➤ ❮❮北朝鮮が核兵器やICBM(大陸間弾道ミサイル)の開発を進めて緊迫する現在の情勢について『米国はなぜアジアの小さな貧しい北朝鮮という国だけに大きな関心を向け、米国人の血を流すことになる戦争を選択肢にしようとするのか!?』という疑問を提起する。❝アジアには、もっと真剣に対処すべき中国のような大国が存在するではないか!❞
とも述る❯❯・・・
 見応な程にズバリと核心を衝いています。朝鮮半島よりも共産党独裁国家の支那の方が遥かに世界平和に取っては遥かに脅威であることは明白です。議論の余地は全く有りません!。

バンドウ氏もケイトー研究所も基本的なスタンスは!〜、
個人の自由を最大限に求め、政府の役割を極端に小さくすることを主張する「リバタリアニズム」(自由至上主義)系の思想である。「小さな政府」を主唱するという点では、保守主流派と主張が重なっている。リバタリアニズムは、外国との同盟などを減らす孤立主義、即ちモンロー主義に代表される。

❝❝韓国に米国の助けはいらない!❞❞:
 バンドウ氏は同論文の中で主張して諸点!〜、

1)韓国と同盟を結んで、北朝鮮と対峙した最大の理由は、東西冷戦中にソ連側陣営の共産主義の拡大を防ぐ為で、朝鮮戦争で共産側と戦って3万7000人もの米国人の命を失ったのも、背後にいるソ連の勢力圏の膨張を阻止する為だった!・・・
 此れは致し方なかった!と言えるでしょう。

2)時代は変転して朝鮮半島は東西冷戦中の地政学的な意味を失い、朝鮮半島での『代理戦争』はもはや過去の遺物!、・・・韓国を防衛する事も北朝鮮の核武装を阻止する事もも、米国の基本的な国益とは関わりがなくなった!・・・
 確かに代理戦争は必要ではなくて、加えて近代武器の進歩、向上で米軍が朝鮮半島での地上戦は米軍兵士の被害が大きく意義はなくなりました。
駐韓米軍が存在しなければ米国は痛くも痒くも有りません。

3)現今の朝鮮半島で起きうる最悪の事態は、北朝鮮と南朝鮮との戦争だが、この戦争も国際情勢全体、米国の基本的な国益という観点からみれば、それほど重大な出来事でなく、・・・米国が介入しなければこの戦争は朝鮮半島だけに限定され、かえって国際的な被害が少ない!・・・
 正に、バンドウ氏が主張する通りで異論の余地は全く有りません。

4)在韓米軍は長らく不可欠な聖域のようにみなされてきた。だが、かつてカーター政権はその撤退を提唱している!・・・
 カーター大統領が在韓米軍の撤退を提唱していたとはブログ管理人は全く知らず驚きでした!。カーター大統領の撤退の提唱はイデオロギー的ではなく、単純なものだったと思われれます。歴代の大統領の中では超弩級のブリーディング・ハート(ウルトラ。リベラリスト)であったカーター大統領は米軍兵士が血を流す事には堪えられなかったの理由と考えられます。

5)現在、韓国には約2万8000人から成る米軍が配備されているが、もしも朝鮮戦争が起きた場合、米軍の被害は甚大となるが、現在の韓国の国力は北朝鮮を圧倒的に上回っている。韓国軍は米軍の力を借りなくても勝利を得られる筈だ!・・・
 此の見解は賛成は出来かねません!。確かに現在の南朝鮮の国力は北朝鮮を上回ってはいますが、軍事力は上回っているとは考えられません。
それに、南鮮人は『敵は日本!』と思っており、可能ならば北朝鮮と一緒に日本を殲滅したい!との感情を抱いているのでは、いざ開戦となったら北朝鮮軍に南鮮軍は壊滅されて仕舞うでしょう。米軍が駐屯していれば、此れは避けられます!・・・

6)韓国にはときどき金大中政権のような北朝鮮との融和を求める政権が登場し、『太陽政策』の名の下に北に100億ドルもの援助を与えるような異常な出来事が起きる。援助を受けた北朝鮮は、その間に核兵器や弾道ミサイルの開発に励んでいた。韓国は「米国の保護がある」という安心感から、そんな行動をとるのだ。だから、米国は保護をやめたほうがよい!・・・
 まさに正鵠を射ており、反論の余地は全く有りません。南朝鮮は保護する事は『愚の骨頂!』の一語に尽きるでしょう。

7)在韓米軍の存在は支那の膨張を防ぐためだとする議論もあるが、支那が朝鮮半島に進出して北朝鮮を自国の支配下におく意図がないことは、すでに明白だ。台湾や南シナ海、東シナ海など、北朝鮮以外の地域での支那の攻勢を抑える為の在韓米軍の効用はほとんどない!・・・
 結局は米国にとっては南朝鮮などは戦略上からも重要ではなくて、台湾、南シナ海、東シナ海の方が遥かに重要である!と位置づけられ南朝鮮は見限られた様です。

8)南朝鮮が核武装して北朝鮮の核兵器に対抗しても、米国にとって大きな不利益はなく、・・・在韓米軍を撤退させた後も、米国が核の拡大抑止、つまり北朝鮮に対する「核のカサ」を韓国に提供し続けることは可能である!・・・
 南朝鮮が北朝鮮核兵器に対抗して核武装しても米国に取っては不利益にはならないが、日本に取っては大きな不利益になります。南朝鮮が核武装したら核弾頭搭のミサイルは常時北朝鮮に向けられるものではなくて日本国が標的となるのは日頃の南鮮人の言動から言って明白です。
 日本は南北の核兵器に対抗しなければ亡国となって仕舞います。
では日本が核兵器を開発、配備しても米国は容認せざるをえないでしょう。
確かに日本の核武装を容認する発言を、過去にした政治家が散見できますが、これは全て共和党であり、民主党は絶対に反対します。米国は世論を、日本の核武装を容認する方向に誘導しなかればなりません!。
 
9)バンドウ氏は、国が朝鮮半島への関与を減らすことで、南鮮も北朝鮮も自立や自主性の意識を高め、責任のある外交や戦略を展開するようになるのではないか!?・・・
 北朝鮮や南朝鮮は米国が関与を減らしたら自立、自主性の意識が目覚めると思っているが、此れは大きな間違いです。朝鮮半島の歴史を俯瞰すれば朝鮮人が自立、自主性の意識が高まる事などはお伽噺に過ぎないことが一発で分かります。
結局はバンドウ氏は朝鮮人に資質を理解していない事になります。
 

 現実的には、米国が韓国から、さらには朝鮮半島から離脱する可能性はきわめて低いとはいえ!〜、
いまの米国内にはこんな主張がある事を認識するのは大事です!・・・
ただ、バンドウ氏が指摘している支那の方が、東シナ海、南シナ海、更にアジア全体の安定にとっては大問題と認識しているは、トランプ政権も心に留めて置く必要があります。



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