2018年8月16日木曜日

❝人類の究極の夢!❞/不老不死が夢ではなくなる日が来るかも知れない!・・・


 科学ニュース『EurekAlert』(8月7日付)によると!~
英・エクスター大学の研究者らが、
   細胞の劣化を阻止する化合物の開発に成功!・・・
血管内にある内被細胞(血管内部を覆う細胞)を使った実験では、劣化し細胞分裂しなくなった老化細胞の割合が50%も減ったという驚愕の結果が齎された。
更に、内被細胞の老化に重大な役割を果たしている2つの
※『スプライシング因子』も特定したという。

        画像は「Thinkstock」より引用


※ 註:スプライシング因子!〜、
人々は設計図である DNA 上にある『遺伝子』をもとに個性ある人間として創

られ、生命活動を営んでいる。この生命活動は、タンパク質が細胞内で正しく機能
することで行われ、… 正常なタンパク質は、たくさんの遺伝子情報を集めて、これをフィルターを通して必要な情報のみを取り出す『スプライシング』機能によって作り出されている。
スプライシングは、“生命の根幹”と言われている。

 研究チームが開発した化合物は!〜、
AP39、AP123、RT01の3つ!・・・

これらの化合物が、少量の硫化水素をミトコンドリアに運ぶことで、老化し傷ついた細胞を若返らせた!・・・
この発見は、老化とともに硬くなり、心臓発作などのリスクとなる血管だけでなく、老化現象そのものに対処できる可能性があると、研究チームのローナ・ハリーズ教授は語っている。

◼︎【Deregulation of alternative splicing in human ageing】:



人間の体は老化するにつれ!〜、
若い細胞ほど活発に活動しない老化細胞を溜め込んで行く!・・・
 然し、これはただの老化の一現象ではなく、… この老化細胞の増加こそ老化の原因そのものなのである!とハリー教授は語った。

ハリーズ教授によると!〜、
ガン、統合失調症、糖尿病の病因突き詰めれば
     1、2個の共通したメカニズムを持っている!・・・
今回の研究もそのメカニズムの1つに焦点をあてたものだったそうだ。


 今回の研究が将来的に医療に応用されることは間違いないが、・・・より気になるのは『アンチエイジング』『不老不死』の可能性だ。
 ハリーズ教授が言うように細胞の老化が老化現象そのものであるなら、その細胞を若返らせ続けることができれば、理論的には永遠に老いない肉体を手にいれることもできるはずだ。


ウィリアム・アンドリュース博士は!〜、
染色体の先端にあるテロメアという構造体の長さと老化の関係に注目。テロメアの短縮化を抑える『ヒトテロメラーゼ』入りの化粧品をすでに販売している。

◼︎【Bill Andrews - Preventing Aging】:



Bill (William Henry) Andrews!〜、

 Ph.D. 《born December 10, 1951(66)》 is an American molecular biologist and gerontologist whose career has centered on searching for a cure for human aging. Andrews is the founder and president of the biotechnology company Sierra 


ビル・アンドリュース!〜、


博士、1951年12月10生まれ、66歳

 アメリカの分子生物学者および老人学(老化、老人問題)の学者であり、その経歴は人間の老化の治癒の探索に集中している。バイオテクノロジー企業Sierraの創設者兼社長

2009年のノーベル医学生理学賞は!~、
1985年にテロメラーゼ発見と機能解明に
      関与した3人の学者に授与された!・・・ 
 


エリザベス・ブラックバーン(Elizabeth Helen Blackburn)!〜、
 1970年代よりテロメアの研究に取り組んでいた。
 1948年生まれ、オーストリア/米国の二重国籍、メルボルン大学、ケンブリッジ大学卒、サルク生物学研究所所長。






キャロル・グレイダー(Carol Greider)!〜、
米国人、 1961年生まれ、ジョンズ・ホプキンズ大学勤務
カリフォルニア大学卒(サンタバーバラ校、バークレイ校)







 ジャック・ゾスタック(Jack W. Szostak):
 カナダ/米国の二重国籍者、1952生まれ、マッギル大(McGill University、Canada)卒、




また他にも、DNAの修復に関わるタンパク質SIRT1の活動を活発化するNADを増加させる『NMN』という物質も存在し、こちらも若返り効果が期待されている。

 今回、エクスター大学の研究チームが開発した3種類の化合物は!〜、
これらに匹敵する、あるいはそれ以上の若返り効果があるのだろうか? ハリーズ教授らには、その是非を今後じっくり検証してもらいたい!。

人類の究極の夢が!〜、
 不老不死が夢ではなくなる可能性に一歩も二歩も近づく、
    期待を持たせる大朗報でした!・・・


高齢化社会などは、恐れるに足らず!となる
        可能性を秘めている!・・・

まさに究極のアンチエイジング!〜、
老化現象の速度を大幅に遅らせる!・・・
死ぬ最後の瞬間まで働き、社会に役に立てられれば、最高の人生といえる。もちろん、早めのリタイア後の第二の人生を元気いっぱいの体で満喫できるは素晴らしい事である。

いずれにせよ、もうすぐそこまで来ている抗加齢薬の誕生は、重苦しく日本の超高齢社会に垂れ込める暗雲を一気に晴らし、日本の労働環境を激変させ、活力をもたらす可能性を秘めていると言えるでしょう。

参考文献:
【史上初】人間の老化を“逆転させる”若返り物質がガチ開発される! 老化細胞が消える…驚異的リバースエイジング効果を確認!

瓦版 :

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