2018年8月21日火曜日

❝❝ 合理主義一辺倒!❞❞ ではベンチャーは育たない!・・・


先月7月10日、『関西経済同友会』が主催した!~、
米ハーバード大教授らと関西の経営者らが議論する『関西・ハーバードフォーラム』大阪市内で開かれた!・・・


関西・ハーバードフォーラムで基調講演するハーバード・ケネディスクールのロジャー・ポーター教授=7月10日、大阪市北区

出席者を驚かせたのは、ハーバード大学教授陣が!~、
『❝ 日本人気質 ❞ ⟹チームプレーの大切さや信念を貫く経営姿勢など、かつて日本企業のお家芸とされた理念こそが、米国でベンチャー企業が続々と生まれる秘密だ!』と
熱っぽく語ったことだった!・・・

ハーバード・ケネディスクールのロジャー・ポーター教授が、基調講演の最後を結んだ言葉!〜、


❝❝ サッカーで自分が点を入れたことより、
       チームが勝ったかどうかが重要!❞❞

会場に 詰めかけた130人の企業関係者は意表を突かれてどよめいた!・・・
 個人プレーよりもチームプレー。個人主義の文化だといわれる米国人の口から出た発言に、とてもは思えぬからだった。
 
 ポーター教授は会社組織のあり方について!〜、
どのように従業員が会社から扱われているかが重要!・・・
 長く優れた製品を生み出している企業は、従業員から感謝される企業だ」と述べ、従業員の満足度を経営の大きな指標に位置づけた。



能力主義でリストラは当たり前という、米国企業に抱きがちな日本人の固定観念を打ち砕く言葉だった。


 基調講演後のパネルディスカッションでは!〜、
ベンチャー育成をめぐって議論が白熱した!・・・
 合理主義と言い切れない米国の企業風土に会場の関心が向けら、… 『ベンチャーに求められるのは、利益重視の冷徹な経営判断よりも、もっと人間的な情熱だ!』との説明には頷く企業関係者が頷いていた。

◼︎【リチャード・キャバナフ非常勤講師】:
        Richard E. Cavanagh
 すべての成功した起業家には世界を変えたいという強い使命感!・・・
自分のやり方がこれまでより優れているという強い信念!・・・
などを備えていた!とそう熱っぽく語った。


大林組の大林剛郎会長が!〜、
『日本には米国のようにベンチャーの奇抜な発想を受け入れる素地がない』と指摘には、… キャバフしは、❝ 米国でもほとんどのベンチャーが失敗する。不屈の精神、粘り強さが必要!❞ と強調した。


キャバナフ氏は『なぜ日本の良い技術が世界標準を取れないのか』と疑問に対して!〜
『日本にも起業家精神の黄金期があった。1950~70年代に自動車や家電メーカーが成長し、日本がグローバルスタンダードだった』と答えた!・・・




神戸大大学院の三品和広教授はキャバナフ氏の意見を広げる形で!〜、
「経営管理がいわれ出してから日本は弱くなった。(利益が出ず)自転車操業だったころの日本は活力があった。ベンチャーが最初から金を目的にすべきではないということだ」と話した。


 同友会は平成5年から毎年!〜、
米ボストンを訪問してハーバード大と共催でフォーラムを開催。創立70周年を迎えた28年に初めて大阪でフォーラムを開き、今回は2回目だった!・・・

 ハーバードの教授陣がチームプレーや精神力の
       重要性を訴えたことに!〜、
会場からはハーバードの先生方は日本人よりも
       日本人らしいと驚きの声が上がった!・・・



関西経済同友会の黒田章裕代表幹事は!〜、
7月31日の定例記者会見で『日本的な経営の仕方、ものの考え方が評価され、勇気づけられた』と関西・ハーバードフォーラム』を振り返った!・・・

➤ ❮❮アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏が何度も挫折しながら、エンジニアのスティーブ・ウォズニアック氏らと力を合わせて成功したことを思い起こせば、『みんなでがんばる』ことは日本人の専売特許ではなく、米国人も日本人と同様な価値観を備えている!❯❯・・・

➤ ❮❮バブル崩壊と『失われた20年』を経て日本企業が忘れかけた価値観を、かつてライバルとして客観的にみていた米国人から逆に教えられたのかもしれない❯❯・・・
と述べた。

米国人の財界人は!〜、
日本人の軽薄な経営者よりも日本人らしい!・・・
経済学者も同様で、物事の本質、共通の価値観を経営理念に取り入れいる。
日本のエセ経済学者で小泉純一郎元首相や安倍晋三現首相が竹中平蔵を重用した事で、… 日本がIT産業革命に乗り遅れ。ベンチャーが育たず、いまでは米国は勿論、EU、支那、南朝鮮にさえ遅れを取っている。

竹中平蔵が新自由主義経済を
        『錦の御』の如く振り翳し!〜、
遮眼帯をつけた駄馬のようにグローバル化を推し進めて、…戦後、日本の復興、経済の立て直しの原動力となった終身雇用制度を米国を模倣して能力主義を取り入れた。
余りにも急激な経済体制の変化に大部分の日本人は追いては行けず、無気力になり日本の国体、経済力は衰退の一途を辿り、バブルバースト(バブル経済の破裂)の後遺症も相俟って失われた20年は日本の世代に断層を齎した。

思えば、1970年代後半から1990年代初頭まで、日本経済の活力は天をも衝く勢いで、停滞していた米経済は日本には太刀打ち出来ずだった!。
米経済学者は挙って!〜、
ハーバード卒業した者は、日本に行き、日本の経済の根源を学ぶべきだ!と、米国経済の情けなさを嘆いたいたものです。

❝❝ 捨てる神!(日本の価値観)あらば、拾う神!(米国が日本の価値観を経営理念に導入)あり!❞❞、…

米国は日本の価値観を導入する事で、IT革命で見事に米経済を立て直し、再度強いアメリカを再生させたと言えるでしょう!。

今度は日本が米国を見習う必要に迫られている!・・・
安倍総理が、日本古来の価値観を見直して、竹中平蔵や他の経済顧問を総入れ替えで、古典的な経済回帰に舵を切るか?、… 残念ながら其の気は全くなく、短期的な視野で国体、経済運営に身を委ねるでしょう。

参考記事:
ハーバード教授陣が熱く語る「日本人気質」…ベンチャーが続々生まれる秘密、団結と精神力を説く



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