独東部ザクセン州で先月26日!〜、
35歳のドイツ人男性が2人の難民(イラク出身とシリア出身)にナイフで殺害された!・・・
これが発端となり、極右過激派、ネオナチ、フーリガンが外国人、難民・移民排斥を訴え、路上で外国人を襲撃するなど暴動が勃発し、反対する極左グループが衝突した。今月1日には18 人が負傷したばかりだ。
ザクセン州は旧東独に属し、ケムニッツ市は同州3番目の都市で人口約25万人。
ザクセン州は旧東独に属し、ケムニッツ市は同州3番目の都市で人口約25万人。
外国人による殺人事件を受けて移民排斥の抗議運動が行われるなか、バーバラ・ルートヴィヒ・ケムニッツ市長は8月31日、外国からの訪問者、学生、投資家に対しドイツ東部にあるケムニッツは安全だと呼びかけた。しかしその一方で、当局は週末のデモに備えた。
■【Germany: Bottles fly in Chemnitz as anti-migrant protest turn chaotic】:
極右過激派の反難民、反イスラムに抗議する市民たちは今月3日、無料出演したロック歌手たちと共にコンサートを開催!〜、
主催者側の発表では、6万5000人が集まった!・・・
反極右コンサートに対しては、メルケル首相の『キリスト教民主同盟』(CDU)から『参加したロックグループの選択が偏っている。舞台で歌ったグループは左系の歌手だけだ』(アンネグレート・クランプ=カレンバウアー幹事長)という不満の声が聞かれるなど、反極右活動においても政党間の壁を越えた連帯は容易ではないのが現実だ。既成政党の混乱を縫って、新党AfDや他の極右派勢力が勢力を伸ばしてきているわけだ。
シュタインマイアー大統領(社会民主党/SPD出身)は!〜、
自身のフェイスブックを通じてケムニッツ市の3日の無料コンサートの参加を呼びかけ、国民に極右過激派の外国人排斥、反難民に抗議するよう異例の呼びかけをした!・・・
ケムニッツ市の極右過激派のデモはドイツ全土に大きな影響を与えるまでになっている。
極右派は先月27 日のデモでは約6000人が結集し!〜、
『メルケル退陣せよ』、『難民殺到を止めろ』と書かれたプラカードを掲げ、ヒトラーを賛美し、ビンや花火玉を極左活動グループや警察部隊に向けて投げるなどして暴れた!・・・
今月1日のデモでは極右派は約80008人、反極右派は約3000人がデモに参加、極右と反極右の両サイドはその動員力を強め緊張感は増幅の一途を辿っている。
抗議活動の進展を受け!〜、
隣国のスイス外務省はすでにドイツに旅行する市民に対し
渡航上の注意喚起レベルを引き上げている!・・・。
ケムニッツ市を名指ししているわけではないが、『ドイツの大都市ではデモ活動が活発化しており、暴動が起きる可能性もある』としている。
『ザクセン州』を特集した独週刊誌シュピーゲル最新号の表紙 ☛ ☛ ☛
独週刊誌シュピーゲル最新号(9月1日号)は11頁にわたり、ザクセン州の現状を特集している。
同誌によると、殺害されたドイツ人は35歳の男性Daniel H、母親はドイツ人だが、父親は旧東独時代に労働者としてドイツに定着したキューバ人だという。
Hが2人の難民に殺害されたというニュースが報じられると、『Hは2人の難民に襲撃された女性を救うために殺害された』というニュースがネット上で流れた。
極右過激派は2人の難民に殺害されたドイツ人を殉教者に祭り上げ、反難民、外国人排斥のムードに火をつけようと考えたが。亡くなったH自身が外国人の血を引いているうえ、女性を救おうとしたというニュースはフェイクと判明。
一方、2人の難民のうち、主犯格の22歳のイラク人は前科があり、警察当局によく知られていた。難民申請は却下され、欧州に最初に入国したブルガリアに強制送還することになっていたが、実行されなかったという。
極右派の狙いは実現しなかったが、着実に支持者層が広がっているのは事実である。
警察当局が知られている前科者が何故強制送還が実行されなかったのか?、地方行政の怠慢か?、または中央政府(メルケル首相)の意向だったのか?、謎である。
この殺人事件と後に続く社会不安により!〜、
メルケル首相が3年前に数十万人もの移民受け入れを表明した政策に対してくすぶっていた論争に火がついた!・・・
国民の許容水準を超えた流入により、財政、人的資源にに負荷が掛かり過ぎ、爆発寸前の状態だった。
ケムニッツ市が属するザクセン州は!〜、
反移民感情が特に強い地域と知られている!・・・
近隣の州都ドレスデンには、
『西洋のイスラム化に反対する欧州愛国者(PEGIDA)』が本拠を置く!・・・
極右政党のAfD『ドイツのための選択肢(AfD)』はケムニックの移民反対者による抗議活動を公然と支持しており、… 昨年の総選挙でザクセン州において約25%の得票率を獲得した。9月1日に行われた過激デモを組織化した。
AfDのデモ組織化戦略は!〜、
実りつつある!・・・
公共放送ZDFで8月31日に放映された世論調査によると、全国におけるAfDの政党支持率は昨年選挙時の13%から17%の役2倍に上昇したが、… AfD支持者の65%が、極右集団は民主主義にとっての脅威ではないと考えているという。
8月28日から30日にかけて実施され、無作為抽出された1,216人を対象とする電話調査によると、他政党の支持者は極右集団が民主主義にとっての脅威であるとしている。
他政党は政敵であり、脅威と感じるのは当然であり、電話調査は印象操作を目的とされているので、この結果は当然で、驚くに値しない。
興味深い点は、躍進するAfDを阻止する為に!〜、
左派の結集を呼び掛けた左翼統合運動「蜂起」が発足された!・・・
同運動の発足人『左翼党』サラー・ヴァーゲンクネヒト連邦議会院内総務は4日、ベルリンで新しい運動の創設理由について、『わが国の民主主義は大きな危機に直面している。今、その対応に乗り出さないと、5年から10年後、ドイツは現在の姿を失っているだろう』を主張し、『Pegidaや極右派に路上が占領される』と警告を発している。
サラー・ヴァーゲンクネヒトによると!〜、
8月初め現在、10万人を超えるメンバーがオンラインで登録した!・・・
ただし、左派グループの結集は容易ではない。SPDばかりか、左翼党内からもヴァーゲンクネヒト議員のイニシアチブに既に批判の声が聞かれる。
ザクセン州のマーテイン・デュリグ経済相は!〜、
シュピーゲル誌との会見の中で、『われわれの敵はAfDでなく、不安だ。それに打ち勝つためには希望と確信が必要だ』と述べたが、問題は、誰が、どの政党が、国民に希望と確信を与えることができるかだが、その答えは見つからずに終わっている。
メルケル首相は!〜、
『路上で外国人を襲撃することは法治国家として絶対に認められない』と指摘!・・・
極右、ネオナチたちの外国人襲撃を厳しく批判したが、シュピーゲル誌によると、旧東独出身のメルケル首相は東独では最も嫌われている政治家というのだ。『旧東独出身なのに、彼らの心を理解していない』と受け取られているという。
メルケル首相が旧東独の州を訪問する時は反メルケル運動を警戒、首相の身辺警備が強化されるそうな。
ドイツでは!〜、
10月14日にバイエルン州!・・・
2週間後の28日にはヘッセン州!・・・
州議会選が実施される。
複数の世論調査によると!〜
バイエルン州議会選では『キリスト教社会同盟』(CSU)に次いでAfDが第2党に進出する勢いを見せている!・・・
ザクセン州でも来年、州議会選が行われるが、AfDの躍進は確実視されている。東西両ドイツで反難民、外国人排斥を標榜するAfDが大きな台風の目となってきているのだ。
極右政党のAfD『ドイツのための選択肢(AfD)』は!〜、
ドイツの政治的マップで台風の目となって来た!・・・
来月10月に行われるバイエルン州、ヘッセン州の州議会選挙の結果次第!〜、
もし、移民難民を反対する極右政党・AfDが大躍進し第二政党になれば、…ドイツ全体に激震が走る。
メルケルは更に窮地に陥り、指導力、求心力が大きく削がれ、EU運営が円滑に行かなくなる恐れが高くなる。
来月のドイツの州議会選挙は注視する必要があるでしょう。
外国人、移民、難民反対を堂々と掲げ、デモが組織化されるドイツから日本国に目を移すと!〜、
まるで、覇気も、国思う気も、打たれたらやり返す闘魂も、ナイナイ尽くしの日本人!・・・
特亜人が大暴れ犯罪の限りを尽くし、日本人が痛めつけられている現状にも拘らずデモさえ起きず、… 東京(池袋、新大久保)、埼玉(川口市)、神奈川(川崎市)、千葉(船橋市)など大中華(支那人)、小中華(朝鮮人)の版図が拡大している。
デモをすると、ヘイトスピーチ、ヘイト行動として逆に警察から取り締まれて仕舞う不条理さ!・・・
日本の立法府、行政府、司法府は日本人を守らず外国人、特に朝鮮人を守ることに専心している。
左翼思想に侵されているドイツ人ですら、堂々と自らの心情を吐露してデモを敢行する。
例え暴徒化しても悪びれず、…以前に況して政治的な信条を吐露するは、羨ましい限りです。
闘いを憲法で無理やり放棄させられた日本人は!〜、
歌を忘れたカナリヤで、存在価値を失いつつあるようです。
ドイツ人は辛うじてゲルマン魂を持っているが、翻って日本人は大和魂は完膚なきまでに失いつつあるようです。
あるならば、不定外国人の一掃を求めて大規模なデモを敢行すべしです。
国の存亡が掛かっている時に、… 差別も人権もへったくれもありません!・・・
参考文献:
ドイツ東部で移民排斥の極右デモが激化 ナチス式敬礼も 難民による殺人事件が発端
ケムニッツの暴動は独の近未来?
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コメント有難う御座いました!!!・・・