巨大ホホジロザメ《グレート・ホワイト》はシャチが現れると縄張り海域を捨てて逃げ出す！・・・

　　　ホホジロザメは、シャチがサメを捕食することを知っているのか　

体長5メートル超で向かうところ敵なしの

　　　　　巨大ホホジロザメが！〜、

シャチと遭遇すると即座に大切な狩り場を捨てて退散することが判明！・・・

通常、食物連鎖の頂点にいる巨大なホホジロザメが！〜、

縄張りにシャチが入ってくると逃げることが分かった！・・・

　米カリフォルニア州のファラロン湾国立海洋保護区でサメの個体数を調査していた研究チームは、同保護区にシャチが現れるとサメは姿を消し、そのシーズン中戻ってこないことに気づいた。

モントレーベイ水族館所属の科学者であるスコット・アンダーソンは！〜、

これらのホホジロザメは巨大で、中には体長5.5メートルを超えるものもいる！・・・
通常は海を支配するサメたちだと語る。

『我々は毎年、サウスイースト・ファラロン島でホホジロザメがゾウアザラシを捕食するのを平均40件程度、記録しているが、…　だがシャチが現れた後はサメを一匹も見ておらず、捕食例も確認されていない』と研究結果をオンライン学術誌のサイエンティフィック・リポーツに発表された。

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Shark researchers Scot Anderson, left, and Sal Jogensen prepare to take photos and video of – and attempt to place tracking tags on – white sharks.

サメの研究者、スコット・アンダーソン氏（左）とサル・ホーゲンセン氏は、白いサメの写真とビデオを撮る準備中。

研究チームは！〜、
ホホジロザメとシャチの遭遇例を追跡！・・・
2006年から2013年の間に、タグを取りつけたホホジロザメ165匹から得たデータを検証し、さらに同海域におけるアザラシ、ホホジロザメとシャチについて27年分の調査を検証した。

■【White Shark vs. Orca – Who’s the Top Predator?】：

ホワイトシャークVSシャチ：どちらが海洋の王者か？

■【好みの狩り場を捨てて】：

ホホジロザメは！〜、
毎年9月から12月にかけてファラロン諸島に集まる！・・・
若いゾウアザラシの狩りをする。通常はサウスイースト・ファラロン島で約1カ月を過ごすが、ここがシャチの活動領域と重なっている。
　シャチもゾウアザラシを捕食するが、シャチがこのポイントに滞在する期間は短く、しかも島にはたまにしかやって来ない。
いずれの場合もホホジロザメは数分以内に去っていった。

モントレーベイ水族館の上級科学研究員で報告書の提出者でもあるサルバドール・ヨルゲンセンは！〜

　『シャチに直面すると、ホホジロザメは即座に好みの狩り場を明け渡し、最長で1年は戻って来ない。シャチがこの地点を通過しただけの場合もそうだ』と、報告書の中で述べている。

島を去ったホホジロザメはゾウアザラシのもう一つのコロニー（生息地）に向かうか、さらに沖合に向かうという。研究チームは、この所見は食物連鎖が複雑なものであることを示していると語る。海の最上位の捕食者同士の関係は滅多に記録されることがなく、理解も進んでいない。

■【集団でホホジロザメを追い詰め、捕食するシャチ】：（狩りの模様は2:12～）

『一般に我々は、大型の捕食者が狩りをする場所を決める際に、恐怖や危険がどのような影響を及ぼすのか、それが海の生態系にどのような影響を及ぼしているのか、といったことについては考えない』と、ヨルゲンセンは言う。

『だが恐怖や危険は、ホホジロザメのような大型の捕食者にとっても、きわめて大きいということが分かった。さほど恵まれなくてもより安全な場所に狩り場を移すほど大きな影響だ』

シャチがサメを殺してその肝臓を食べることは！〜、

　　　　　　　ここ数年知られるようになった！・・・

南アフリカのフォールス湾で、『肝臓だけを食べる特殊な食べ方』によって殺された、複数のエビスザメの死骸が発見されている。

　2017年には、同海岸のもう少し北で、2頭のシャチが5匹のホホジロザメを殺した疑いのある例もあったという。

アンダーソンとヨルゲンセンは！〜、

ファラロン湾のシャチがホホジロザメを狙い、殺していたかどうかはわからないと語る！・・・

シャチがホホジロザメを捕食した例は過去に1度あっただけだ。むしろシャチは、ゾウアザラシを独占できるよう、サメを脅して同保護区から追い出してきた可能性がある。

ホホジロザメの肝臓は！〜、

高カロリーである事が知られている！・・・

『シャチが偶に食べる事は、エネルギー補助になっている可能性が非常に高い』、…と研究報告は指摘している。

　死につながる可能性のあるシャチとの遭遇が、ホホジロザメにとって大きなリスクであることは明白となる。

『シャチの脅威がホホジロザメとゾウアザラシの個体数に及ぼす影響と、その生態学上の意味合い焦点を当てるべき』、・・・

此れが今後の研究の課題となる！と報告書は結んでいる。

参考記事：

最新記事 ワールド 巨大なホホジロザメが一匹残らず逃げる相手は

Great White Sharks Are Terrified Of Orca, Study Reveals

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/04/post-12000.php

　　　　　　自然界は弱肉強食！〜、
弱いものは哀れにも強者に捕食される！・・・

❝グレート・ホワイト！❞との異名を取り、海洋の無敵の王者として恐れられていた『ホホジロザメ』にも天敵がいた事が海洋研究者の報告書で判明した。

此れはホホジロザメに天敵がいなければ個体数が増え過ぎて捕食されるゾウアザラシが絶滅の危機に瀕して仕舞う。
自然界は微妙なバランスの自律調整からなっている。
此れは、摩訶不思議な力が作用しているのでしょう。

人間社会も同様であり、天敵（特亜諸国）に囲まれているのにも拘わらず、…　危機感を喪失し平和ボケで自国を守る意識が低下する民族は、自ら絶滅の道を歩んでいるのに等しいものがある。
その国は世界広して言えど、我が国日本である、…
❝そうならないように！❞と願うばかりです。