2019年8月23日金曜日

理に適う『トランプ大統領のグリーンランド購入構想』!・・・


トランプ米大統領がグリーンランド購入構想を
       認めた事が!~、
国際社会で大きな話題となっている!・・・


     グリーンランドはデンマークの自治領だが!〜、
     デンマーク政府は売却の意思はないと表明!・・・
ネット上でも、無謀な考えだと批判も多いが、… グリーンランド購入で得られるアメリカの利益は大きいとし、トランプ大統領のアイデアに肯定的な意見も出始めている。

■【最初ではない 消えては浮かぶ、購入構想】:
 グリーンランドはデンマークの旧植民地だが!~、
 現在はデンマーク領で独自の自治権が認められている!・・・
大きさはアラスカ州とカリフォルニア州を合わせたぐらいで、人口は約5万6000人ほどだ。

アラスカ州とカルフォルニア州の大きさは!~、
 アラスカ州は日本の約4倍の面積!・・・
● カリフォルニア州が日本の1・1倍!・・・
人間が住むには、永久凍土で過酷な環境ではあるが、現在は昔と異なり暖房機器や重工業機器で快適な家屋を建設、暖房器具を設置した屋内で快適な生活を送るには決して困難では無い。此れ等を考慮するとグリーンランドは可也の国土の広さを持っている。

レオニード・ベルシツキー:
1971年11月23日(47歳)ロシア人
モスクワでユダヤ人の家族に生まれた。
 ベルリン在住のジャーナリストおよびブルンバーグ・コラムニスト


ブルームバーグのコラムニスト、レオニド・バーシドスキー氏は!〜、
グリーンランド購入を考えたのは、トランプ大統領が初めてではない!・・・

✦ ❮❮構想は1860年代からあって、アメリカは1800年代にフランスからルイジアナを、ロシアからアラスカを買収した。グリーンランドを獲得することで、カナダを自国領で取り囲み、アメリカ合衆国に参加させようという思惑があったとされているが、… 実現には至らなかった❯❯、・・・と解説している。

✦ ❮❮ 第二次世界大戦が勃発。戦闘機の基地としてのグリーンランドの戦略的価値が高まり、核兵器、ミサイル時代になると、ソ連に近いことでさらに基地としての重要性が認識された。そこでトルーマン大統領が、1946年に1億ドルでグリーンランドを購入することをデンマークに持ちかけたが拒絶された❯❯、・・・

✦ ❮❮ 結局1951年の二国間防衛協定で、アメリカはグリーンランドに基地を置くことになり購入構想は消えた。その後1990年代には大統領候補にもなったパット・ブキャナン氏が、グリーンランドとカナダの一部、メキシコのバハ・カリフォルニア半島を購入して多民族スーパー国家を建設し、国土の広いロシアに対抗するという壮大な計画も打ち出している❯❯、・・・
 などと、レオニド・バーシドスキー氏はトランプ大統領のグリーンランド購入構想を解説している。

■【国益にかなう? 軍事的経済的メリット】:
 複数のメディアが、グリーンランド購入はまず無理だろうが!〜、
      目のつけどころはよいと見ている!・・・
 現在アメリカはグリーンランドに空軍宇宙軍団を置き、弾道ミサイル早期警戒システムの一部であるレーダー基地を持っている。

クイン・ヒラー:
ニューオーリンズ、ルイジアナ州出身
生まれ:1964年3月16日(55歳)
ジョージタウン大学を優秀な成績で卒業

保守系のワシントン・エグザミナー誌のコラムニスト


保守系のワシントン・エグザミナー誌のコラムニスト、
         クイン・ヒルヤー氏は!〜、
恒久的には所有権を持ったほうが望ましく、さらに基地の数が増やせて好都合だとしている。また、デンマークのような戦力投射(軍事力を準備、輸送、展開して軍事作戦をすること)の必要のない小国にとってグリーンランドの軍事的価値はないと述べる。
デンマークはグリーンランド自治政府に!〜、
毎年6億ドル(約638億円)の補助金を出している!・・・
『僅か人口は約5万6000人の為に、この巨額な補助金付与するより、米国に売却した方が収入になり、理に適う!』と、クイン・ヒルヤー氏は主張している。

 The Week誌は!〜、
『気候変動の側面からグリーンランドは買い』と
       述べる!・・・

グリーンランドには!〜、
石油から鉄鉱石、金やダイヤモンドまでさまざまな資源が眠っている!・・・
 温暖化で氷が解ければ採掘が容易になるとしている。温暖化が進むことは望まないが、そうなった場合でも、アメリカは21世紀の極地採掘で世界をリードできると報じている。

 ブルームバーグのバーシドスキー氏は!〜、
近来、ロシアの軍や民間が北極圏で積極的に開発を進めている!・・・
アメリカは既に危険な程に後れを取っているおり、… よってグリーンランドでのアメリカのプレゼンスを高めることで、氷が解けて開ける北極海ルートをロシアが中支那と協力して独占することを阻むことができる』と主張している。

■【チャイナパワーここにも 慌てるアメリカ】:
 アトランティック誌は!〜
トランプ発言の前に、しばらく忘れていたグリーンランドの重要性をアメリカに再認識させた事件があった!と報じている!・・・
 2018年に、支那がグリーンランドの3つの空港に出資を希望していたことがわかった。結局アメリカのマティス国防長官(当時)がデンマーク側により良い融資条件を提供するとしてロビー活動を成功させたが、このときアメリカは北大西洋の要所を失ってはならないと気づいたのだろうと同誌は述べている。

■【How a potential Chinese-built airport in Greenland could be risky for a vital US Air Force base】September 7, 2018

■【グリーンランドに支那資本で空港が建設されれば、重要な米空軍基地にとってどのように危険であるか】:
2018年9月、支那がグリーンランド自治政府に資本提供を持ちかけ!〜、
      空港建設の計画が露呈された!・・・
これは、米国防長官・マティスとがグリーンランド自治政府抜きで直接領有権を持つデンマーク政府と直談判で、支那の投資を拒否することに成功した。
支那の野望が達成されれば、グリーンランドだけではなくて、北欧や北米は支那の脅威に晒される危機を回避できた。


国務長官就任式で米国に忠誠を誓う!〜、
             マイク・ポンペオ国務長官!・・・

ポンペオ国務長官は!〜、
北極海は第二の南シナ海になりえるとして中ロの動きを警戒している!・・・
もっともトランプ政権は、温暖化は『デマだ!』」という態度を取っており、氷が解けることで台頭する国々を、… 批判するのはなんとも不思議だと同誌は皮肉を述べているが。

 バーシドスキー氏は!〜
北極圏でのアメリカの国益を守るならば、デンマークやノルウェーなどの欧州の同盟国と建設的な協力をすべきだとし、そのほうが領土拡大よりも経済的に理にかなっているとしている!・・・

参考記事:
グリーンランド購入のメリットは? 「無理だけどアリ」の理由


                                                        

唐突にトランプ大統領がグリーンランドの購入をデンマー政府に打診した事は北米や欧州のメデイア、特に米CNNは、此の事案を対トランプ大統領のネガテイブ・プロパガンダに利用して、『トランプ大統領が思いつきで発した馬鹿げた発言』と攻撃したが、… 事実は突飛、馬鹿げた発言ではなく、理にかなうものであり、過去にグリーンランド買収は何度も俎上に載ったことが判明した。
結局は例によって、メデイアの勉強不足が露呈され、恥を掻く結果で終わった事は嬉しい限りである。

北極海に眠る海底資源が脚光を浴びてから!〜、
支那などは、不遜にも北極海の領有権を図々しく主張し始めた!・・・
これは、流石に筋が通らぬと鎧袖一触で沿岸国から蹴飛ばされた。

近年、支那はロシアに巨額な開発資金を提供し側面から、北極海に眠る海底資源の簒奪の野望を抱いている。

因みに沿岸国は国際法に基づいて!〜
米国、ロシア、カナダ、デンマーク、ノルウエーが主権を主張して、排他的経済水域(EEZ)や大陸棚を主張、設定している。



近来の地球温暖化で北極海の氷が溶け始め!〜、
タンカーなどの大型船舶が航行できる、北極海航路が現実味を帯び始めて来た!・・・
この航路のど真ん中に位置するグリーンランドは軍事的、経済的な重要さは年毎にましている!。

トランプ大統領は商売人上がり、将来を見据えて投資する感覚は人並み外れて勝れている!。
何れは、デンマークも米国の持ちかけに真摯に対応せざるを得ないでしょう。




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