2020年2月19日水曜日

米下院議長・ペロシ:安全保障会議で支那代表を鎧袖一触で蹴散らす

米国下院議長のナンシー・ペロシ氏は2月14日!~
ドイツのミュンヘン安全保障会議で、
    強い基調で支那共産党を非難した!・・・


       2月14日、ドイツのミュンヘン安全保障会議で!〜、
        スピーチする米下院議長ナンシー・ペロシ氏!・・・
 
次世代通信規格5Gネットワ​​ーク構築に関して、安全保障会議に参加した各国の安全保障担当に共産主義制度の『デジタル5G 独占』を取り入れるのは、… 自国の安全保障に危険過ぎるとして、支那通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と取引しないよう注意を促した。

ペロシ氏は、独ミュンヘンで開かれている安全保障会議でスピーチした。
世界中の外交と安全保障担当責任者級が参加する年次会議だ。


ペロシ氏は、支那共産党政権が自由主義に
       基づく普遍的な価値を損ない!〜、 
『デジタル5G 独占』を輸出していると非難した!・・・
また、経済的な理由で全体主義の拡散に手を貸さないよう、参加国代表に呼び掛けた。
 ファーウェイ製の設備は他の西側5G機器よりも遥かに廉価である事を武器にして5G史上を独占しつつある。

■【米下院議長・ナンシー・ペロシの演説の概要】:
✦ 支那は通信技術を通じて、デジタル世界の支配体制を
           輸出しようとしている!・・・

 支那5G技術を受け入れない地域には、
     経済的報復をちらつかせ、脅している!・・・

✦ 米国は、ファーウェイを※『エンティティリスト』に追加して、
        米国企業との取引を制限している!・・・

✦ 各国代表者に対して、支那共産党政権による民主的価値、人権、
  経済的な独立、国家安全保障の面で『思慮に欠ける譲歩』を
  すれば、その野心を煽ることになると警告した!・・・

✦ 5G通信が、民主主義国家とは価値を共有しない権威主義政府によって
  支配されば、『これは最も危険な侵略手法だ』と断言できる!・・・

※註:エンティティリスト!〜、
米商務省は輸出管理法に基づき、国家安全保障や外交政策上の懸念があるとして指定した企業を列挙したもの。輸出者が輸出許可を取得しない限り、いくつかの又はすべてのEAR対象品目を受取ることを禁止されている。


支那外務官で元副外務大臣の傅瑩(フー・イン)氏は!〜、
     即座にペロシ氏の言質に異議を唱えた!・・・
『支那は40年前から経済改革を始めた。1G、2G、3G、4Gまですべて西洋先進国から輸入してきた。しかし、政治システムに変化はなく、つまり政治システムは技術に脅かされることはないということだ。今回、欧米諸国でファーウェイの5Gが導入されば、民主主義の政治システムが脅かされるのか』、…     傳氏の質問の後、会場から多少の拍手が起きた。
 勿論、此の拍手は支那共産党に籠絡されたサクラがしたものと洞察できる。

ペロシ氏は次のように答えた!〜、
 ここで拍手する人々には、まず、ファーウェイが、米国の革新的な
   技術をコピー(窃盗)していたということを伝えたい!・・・

 模倣は支那共産党の常套手段だ!。
    米国は支那(共産党)のシステムを真似しない!・・・

● ウイグル族の大量拘束や、チベット文化および宗教の虐待、
  香港の民主主義への破壊を指摘、支那のような社会や経済を
  最終的に望むなら、これは自由な企業モデルではない!・・・

ペロシ氏は、支那のハイテクノロジー産業の発展と地球温暖化防止措置を部分的に評価したうえで、… ❝❝ だからといって、支那の継続的かつ増大する弾圧が無視されるべきではない!❞❞と、釘を刺した。

情報を自由な流れ、集団的価値の構築、人権を尊重したければ!〜、
『ファーウェイに近づいてはいけない!・・・代わりに、国際化と協力して情報の自由のシステムを構築しよう』と各国出席者に呼びかけた!・・・

 ペロシ氏の発言は、ファーウェイに対する、米共和党と民主党との間の溝を取り除き、…ファーウェイに関しては 高度な政治的な一致を反映している!と言えよう、此れが、米国の政治の透明さである。
背筋が一本通り、… 敵同士(共和党/民主党)でありながらも、こと安全保障問題となると、超党派で事に当たる米国の政治家は称賛に値する。

トランプ政権の最高幹部は!〜、
5Gネットワ​​ークの構築時にファーウェイ機器を避けるよう、
     欧州と太平洋の同盟国に積極的に促している!・・・
ペロシ氏はトランプ大統領の弾劾裁判など対立的立場を鮮明にしているが、…
支那共産党による人権弾圧については積極的に発言し、米現政権と同じ姿勢を鮮明にしている。

独ミュンヘン安全保障会議には、米国からはマイク・ポンペオ米国務長官とマーク・エスパー国防長官も出席した。日本からは茂木外相、河野防衛相らが参加したが、米国のメンバーと比較すると、残念なが可也に見劣りがする。

会議に出席した米下院議長のペロシ!〜、
大統領継承順位は副大統領のペンスに次いで第3位である!・・・
此れは、不慮の事故が出来し大統領が死亡、其の後副大統領が自動的に大統領になる。副大統領は大統領選まで不在となり、大統領が異変が起こり執務ができなくなれば、下院議長が大統領になる。
詰まり、ナンシ・ペロシはミュンヘン安全保障会議で最も重きを為している存在である。そのナンシー・ペロシが強烈なパンチを支那共産党に放った事は歴史上、特筆できるものである。



参考文献:
■【Nancy Pelosi appeals to U.S. allies at security conference in Munich to steer clear of China’s Huawei】:
https://www.marketwatch.com/story/china-telecom-giant-huawei-hit-with-new-us-charges-2020-02-14



                                                  


超党派(共和党、民主党)!〜、
錚々たるメンバーで独ミュンヘン安全保障会議に
       臨んだ米代表団!・・・




 マイク・ポンペオ国長官!・・・
    ❝❝ 欧州は支那共産党の危険さを認識すべきである!❞❞

 マーク・エスパー国防長官!・・・
    ❝❝ 支那共産党は世界秩序に対する最大の脅威である!❞❞

 ナンシー・ペロシ米下院議長!・・・
      ❝❝ 支那は通信技術を通じて、デジタル世界の
        支配体制を構築しようとしている!❞❞

 三者三様の言質ながら、全て共産党支那に対する強烈な牽制であり、…
米トランプ政権の支那共産党に対する強烈な強硬姿勢が反映されている。

■【US defence chief: China is the biggest threat to world order】:

米国国防長官:支那共産党は世界秩序に対する最大の脅威である!。


独ミュンヘン安全保障会議は!〜、

超党派・米代表団の独壇場であった!・・・
ドイツ、英国、フランスは全く形無しであり、… 米代表団の対支那強硬姿勢を嫌!と、言う程に見せつけられる有様であった。

欧州各国はトランプ大統領を毛嫌いして!〜、
米国の要望(5Gファウエイ排除)を、英国ですら
      聞き入れようとはしていなかった!・・・
理由は、トランプ大統領弾劾裁判で有罪となり罷免される、さらに、無罪になっても大統領選で民主党候補に敗れると予想していたが、… 世論調査では弾劾裁判が進行していたのに関わらずトランプ大統領の支持率は下がらず、逆に上がる現象を目にして、欧州各国はトランプ政権の要望に応えざるを得ない状況に陥っている。トランプ大統領の再選は100%近く現実味を帯びているのでは尚更です。

さて、安倍政権が独ミュンヘン安全保障会議に派遣した日本代表は茂木外相と河野防衛大臣であるが、会議の会場いたのか?、いなかったのか?、… 影が薄い存在であった。
安全保障会議で登壇して、同盟国の米国同様に支那共産党を非難したのかさえ分からぬ体たらくであった。
 まぁ〜!、ドイツ・ミュンヘン安全保障会議に向けて出発する前に、今や安倍政権を牛耳る二階俊博幹事長に『ご主人さまの支那共産党は非難はするな!』、口封じをされた!と容易に考えられる。
政治家ばかりではなくて、日本人(保守層は除く)の大半(政・官・財・民)は、… 国の安全保障には脊髄反射を起こして思考停止になる、世にも奇妙は病状が現れる。
この現象は日本の宿痾《風土病》であり、日本だけで見られるものである。
これも、戦後の教育の歪みで日本人の思考回路が歪んでしまったのが最大の原因だ!と言っても良さそうです。
教育界だけではなくて、立法、司法、行政の全てが歪んでいる日本の再生は、殆ど不可能ではないのか?と思えてなりません!。


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