2020年7月15日水曜日

近い将来 世界は自由主義圏Vs権威主義圏(共産)との2極化に向かう!・・・

オーストラリアの国際戦略家は!〜、
近い将来、世界が冷戦時代のような自由主義圏と
共産主義圏の2極化される可能性が高い!・・・

各国は支那への依存度を低くし、より強い対応力を構築する必要があると豪州議会の質疑応答で述べた。


政策研究組織コグノセンティ(Cognoscenti Group)のアラン・デュポン(Alan Dupont)氏は!〜、
  7月2日、豪州議会の外務・防衛・貿易合同常任委員会で!・・・
米支間の経済的・政治的緊張の高まり(特に貿易戦争、台湾、南シナ海)は、世界経済の『デカップリング(分断)』を加速させ、2つの地政学的ブロックの形成を見ることになるだろうと述べている。

■【分断は米国ブロックと支那ブロックとなる】:

● 米国ブロックには!〜、
北米、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカの一部の
       民主主義国が含まれる!・・・

● 支那ブロックには!〜、
ロシア、イラン、北朝鮮、中央アジア、中東、アフリカ、南米などの
     地域の『権威主義的』な国々!・・・

豪州議会でデュポン氏は!〜、
 豪州は『確実に』米国に味方するだろうと指摘した!・・・

✦ 貿易関係は、第二次冷戦、つまり現在進行中の
           冷戦においては流動的である!・・・

 貿易が各政治ブロック内に限定されていた冷戦(1947-1991年)
  に比べれば、分裂を超えた複雑な多くの動きがある!・・・

 2極化が進めば夫々の国が米支を跨ぐ(両天秤)事は
                 非常に困難となる!・・・

『分裂が定着し、硬直化すればするほど、各国が貿易に自由な選択ができなくなり、両陣営に留まり続けるだろう』とし、『どちらの陣営に所属するかは、各国が戦略的な決断をしなければならない時期が来るだろう』と豪州議会の外務・防衛・貿易合同常任委員会述べた。

委員会では、『武漢ウイルス』が豪州の外交、防衛、貿易に与える影響のほか、サプライチェーンの脆弱性と国際貿易関係に関連する問題が議論された。

デュポン氏は豪州政府に対し!〜、
サプライチェーンの脆弱性を調査するよう求めた!・・・
『さまざまな重要技術や商品を支那に依存している事自体が、安全保障上の大きな負債となっており、これを修正しなければならない』これが私の見解である!、と述べた。


        4月、スコット・モリソン首相が!〜、
『武漢ウイルス』の由来の調査が必要と主張した!・・・
以来、矢継ぎ早に支那共産党政府は脅迫的な貿易制裁を始めた。

支那共産党の豪州に対しての制裁は!〜、
● 豪州産大麦の輸入に 80%相当の関税!・・・
● 牛肉輸入禁止!・・・
● 支那国内火力発電所に豪州産・石炭を買わぬように勧告!・・・

モリソン首相は7月10日、支那共産党が香港の国家安全維持法を成立させたことを受けて、香港との容疑者引渡し条約の停止や香港市民への豪州滞在ビザの拡大を決定した。これに対して、支那外務省は『内政干渉』『すべての責任は豪州が負うことになるだろう』とさらなる制裁措置をちらつかせた。

こうした背景から、豪州の政治家たちは『支那離れ』の拡大と、支那市場への依存度の低下を模索(検討)のし始めた。

デュポン氏がオーストラリア議会に提出した調査報告書は!〜、
支那共産党は既にデカップリング(2極化)を推し進めて来た!と、
         指摘している!・・・

■【提出文書には次のように記されている内容】:
✦ ❮❮ 歴代支那共産党政権は長年にわたり、慎重に依存関係を回避し、保護的な貿易障壁を作り、レアアースや医薬品から先進的な製造業に至るまでの経済の戦略的分野を支配する態勢を整えることによって、デカップリングの形を
とって来た ❯❯、・・・

✦ ❮❮ 豪州政府は支那共産党の動きに対し十分に反発はしておらず、
  放置している ❯❯、・・・

✦ ❮❮ 豪州政府に対して『自国の脆弱性』を真剣に見詰め、短期的・長期的にどのようにして迅速に是正できるかを検討するように求めている❯❯、・・・

✦ ❮❮ 多額の投資が必要になる。つまり、ある程度の効率性を失うだろう。効率性の損失と柔軟な対応能力を得るため、一得一失しなければならない ❯❯、・・・

✦ ❮❮ ある程度の経済的分離は不可避だ。しかし、開かれた貿易システムと民主主義的な価値観、自由、制度の完全性を維持するためには、支那とのデカップリングが必要である ❯❯、・・・

参考文献:
■【中国とのデカップリングは自由を守るため必須=豪国際戦略家】


                                                       


流石は英連邦の一員の豪州!〜、
一時は、支那寄りの首相(マルコム・ターンブル)が誤った軌道を辿り、支那の世界制覇の野望の罠に陥り、豪州の元首が英皇室・女王ではなくて支那共産党が元首ではないのか?と思える程に支那共産党政権の鼻息を窺っていた。
流石に最後の一線だけは踏みとどまり、スコット・モリソン氏が党総裁選で勝利して首相の座に着いてからは、… 米トランプ大統領に同調する対支那強硬外交路線を歩み始めた。
アングロサクソン魂の蘇りか!・・・

翻って、我が母なる国・日本!〜、
豪州を見習って日本の国会も外務・防衛・貿易合同常任委員会を構築して、安全保障!、尖閣近海での領海侵犯!、今後、来るべき2極化の対応!、などを活発に議論して欲しいものです。
大和魂の蘇りを切望するブログ管理人です。




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