■【政局混乱のイタリア
ウクライナへの兵器供与どころではない】:
https://jp.sputniknews.com/20220717/12036201.html?rcmd_alg=collaboration2
マリオ・ドラギ首相の辞任表明で政局が混乱しているイタリアのルイージ・ディ・マイオ外相は、政治専門誌「Politico」のインタビューのなかで、政治的危機でウクライナへの兵器供与の継続が困難になるとの懸念を示した。
連立与党の左派「五つ星運動」は6月、ウクライナへの兵器供与の問題で党が分裂。同党に所属していたディ・マイオ外相も離党していた。 ディ・マイオ外相はインタビューで「今、私はウクライナに兵器を送れるか疑いを抱いている」と述べ、政局の混乱で兵器供与が滞るとの見通しを示した。また、「ロシアはまた1つ西側の政府が崩壊して歓喜に沸いているだろう」と述べた。
ドラギ首相は14日、内閣が議会の支持を得ておらず、効果的な政権運営ができないなどとして閣議で辞意を表明。だが、セルジオ・マッタレラ大統領は辞表の受理を拒否し、政治的空白が続いている。20日に予定されている議会演説でドラギ首相は再び辞意を表明するとみられている。
英国!、フランス!、エストニア!、イタリア!などなどの首脳者はご難続きですねぇ!。
以前から制裁に対して不協和音を奏でている国々を眺めると、EUはウクライナ支援を中止するかも知れません。英国はEUでは無いので、米国と一蓮托生しか道はないのでしょう。
■【米供与の兵器、ウクライナ国内でのみ使用と主張
米国防総省】:
2022年7月16日, 21:43: https://jp.sputniknews.com/20220716/12034011.html
米国防総省は15日、ウクライナに米国が供給した兵器が「ロシア人との戦い」以外の用途で使われることはないと主張し、兵器の流出を指摘する報道を否定した。一方で、兵器の位置の追跡はできていないという。
米国防総省の高官は次のように述べている。
「兵器の位置の追跡はしていないが、我々はウクライナ人が米国から供与を受けた兵器を使っていることをよく知っており、兵器がロシア人との戦い以外のどこかに流出しているといった兆候はみえない」
その自信はどこからくるのかという記者の質問に対しては、「追跡していないのと、武器がどこにいっているか分からないのとは違う」などと答えた。
これまでにロシアのショイグ国防相は、欧米諸国がウクライナに供与した外国の武器の一部は、
中東や闇市場へ流れていると指摘していた。
米国国防省、英国国防省の能力の無さは、現在までの言動を鑑みると明白です。状況把握!、怜悧な理論的な分析!、などからは凡そ円遠い、脊髄反射的に事象を語る。
今回の、『米供与の兵器、ウクライナ国内でのみ使用!』と主張する噴飯ものである。
供与した武器の追跡調査もせずでは、ウクライナ国内のみで使われているとは言い切れないでしょう。
それに、最新のロケット砲でロシア国内に向けて発砲された場合はどう説明するのか?爆発するのはロシア国内ではウクライナで使われた!との説明は絵空事!なる。
記者からの質問に対する説明は答えにはなってはいない。
これが米国国防省ではウクライナ戦争の勝利は覚束ないでしょう。
■【プーチン大統領、対西側の秘密兵器を手に=WSJ】: https://jp.sputniknews.com/20220717/wsj-12033759.html
現在の西側諸国の道徳的・政治的混乱はプーチン露大統領の秘密兵器となった。米政治学者のウォルター・ラッセル・ミード氏がウォール・ストリート・ジャーナル紙に寄稿した。
ミード氏は寄稿文の中で、ロシアは西側との経済戦争において、乗り切っただけではなく、敵よりも一枚上手だったことを見せつけたと指摘。財政的対立の影響を恐れたドイツは国防費増大という約束を反故にしつつある。
「プーチン氏は西側社会の問題でゲームをやりきろうとしている。それは最終的に米国の世界秩序をひざまずかせるということだ。西側の退廃への賭けはすでに10年以上にわたり十分に元が取れている」
ミード氏によると、西側の価値が国際社会を一つにすること、またそれにより一丸となってロシアに対抗することについて、西側は楽観的ではないという。中国に続き、かつ中国にはインドとブラジルが加わり、世界中の国々はG7との連帯の代わりにロシアとの貿易を選択している、と同紙は強調する。
WSJ紙は西側システムには3つの弱点があると指摘する。
1つは欧米の保護主義傾向に関連する。これが途上国にとって西側システムの経済的魅力を下げているという。
かつの植民地国の多くにとって、現在の世界秩序は西洋覇権主義の最新の姿である。ミード氏は不平等に意識を向ける。なぜ英国とフランスが国連安保理の常任理事会で、アジアからは常任理事国はわずか1か国、アフリカやイスラム社会あるいは南米から1か国もいないのか、と。
2つ目は西側の価値政策。西側リーダーが大事にする信念の多くは、例えばLCBTのプロパガンダや中絶問題など、世界中の数十億人もの人々を困惑させ、侮辱している。
3つ目の弱点は西側自由社会内部における意見相違である。そこでも文化・価値戦争が激化し、国外の統一に貢献していない。
現代西洋の道徳的・政治的混乱は、ロシアと中国の指導者によれば、米国の世界秩序を屈服される秘密兵器であるとミード氏は結んでいる。
独紙「Die Welt」はこれより前、中東諸国は、同地域でのロシアの役割が強まったことから、西側の信頼できる同盟国ではなくなったと指摘している。
プーチンの秘密兵器は!~、
西側諸国の道徳的、政治的混乱!・・・
これは、まさに正論であり、… ロシアは西側と経済戦争に打ち勝ち、一枚上手の能力の差を見せつけたようです。
EU主要国、牽引車である、ドイツが国防費増大の約束を反故せざる状況に追い込まれているでは、…何れはウクライナ支援は重すぎて中止せざるを得ないでしょう。
■【ロシア軍、ウクライナ軍司令部の会合場所を攻撃 将校や外国の武器サプライヤー死亡】:
https://jp.sputniknews.com/20220715/12019759.html
ロシア軍は14日、ウクライナ軍司令部と外国の武器サプライヤーが会合を開いていたウクライナ中部ヴィーンヌィツャの将校会館を海上発射型高精度ミサイル「カリブル」で攻撃した。会合の参加者たちは死亡した。15日、ロシア国防省のコナシェンコフ報道官が発表した。
コナシェンコフ氏によると、会合では、ウクライナ軍への新たな航空機や兵器の供与、ウクライナの航空機の修理などについて協議されていた。
先にロシアは、ウクライナへの兵器供給をめぐり、米国を含むすべての国に外交文書を送付した。ロシア外務省のラブロフ外相は、ウクライナに対する支援物資はいずれもロシア側にとって正当な攻撃目標になると牽制した。ロシア大統領府のペスコフ報道官も同じくコメントを発表し、ウクライナに西側から兵器を供与することは停戦交渉の助けとはならず、否定的な効果をもたらすに過ぎないと評価していた。
このニュースは北米の主要メデイアでは報じられませんでしょう。報じたメデイアもありましたが、… 詳細な報道ではなくて、例に依ってロシアが民間人向けにミサイルを撃ち込み殺戮した!とだけでした。
海上発射型高精度ミサイル「カリブル」
それにしても、ロシアの海上型発射型高性能ミサイル『カリブル』の精度の高さは
恐るべきものがありますね!。
このミサイル攻撃は西側諸国にとっては大打撃!、… これでロシアは西側諸国が
供与した武器を何時でも破壊できる事を実証したのです。
ロシアは警告通りに攻撃をした事になります。
■【EU諸国はガス不足の場合に 共通の計画を策定することはできず=ドイツ報道】:
https://jp.sputniknews.com/20220715/eu-12008765.html?rcmd_alg=collaboration2
EU諸国は、制裁によりエネルギー不足が発生した場合の共通の行動計画についてまだ合意できていない。独ハンデルスブラットのコラムニストのクリストフ・ヘルワルツ氏が執筆した。
ヘルワルツ氏は「EU加盟国が連帯を維持することが重要だ。これを怠ると、ドイツを含む一部の国はより深刻な問題に直面するだろう」と述べた。 同氏によると、現在、エネルギー問題においてEU諸国は自分の利益に基づいて行動しており、これは燃料不足につながる可能がある。エネルギー資源が不足している恐れがあるにもかかわらず、各国は連帯協定を締結することを急いでいないという。
以前、ハンガリーのヴィクトル・オーバン首相は、制裁とロシア産のガスの禁輸は欧州の経済を破壊すると述べていた。
EU諸国は、制裁により、エネルギー不足が発生した場合に対して共通の対処方法の計画は未だに合意は出来ていない!とは、結局は何ら制裁が何を齎すか?を考慮はしていなかった事になりますね!。
唐突、それの米国バイデン政権の圧力に嫌々ながら従っただけなのでしょう。
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