【朗報】支那依存から脱却！ トルコで大規模なレアース鉱床（ 約6億9400万トン）が発見される！

トルコ政府は北西部ベイリコバ地域で！〜、

　約6億9400万トンもの希土類元素（レアアース）の

　　　　　　鉱床を発見したと発表！・・・

レアアースの供給は！〜、

8億トン余の鉱床を保有する支那が優位に立っている！・・・

　供給先の多様化を模索する日本や米国をはじめ西側諸国の

支那依存の脱却に繋がる可能性が大きく膨らむ朗報となる。

トルコのエネルギー・天然資源省のドンメズ長官は！〜、

✦〚この鉱山は地表に近いため加工コストは比較的低いとし、17元素の

　　レアアースのうち、10元素を採掘できる〛、・・・と語った。

更に8日、毎年1200トンもの希土類を処理するパイロットプラントの建設が今年後半に完成するとツイートした。

新エネルギー自動車や工業用電機機器、再生可能エネルギー発電などの製品の需要増にともない、レアアースの需要は増加している。航空、軍事、宇宙、バイオ、製薬の分野で広く使用されており、産業製品にとって欠かせない重要元素だ。

「トルコの鉱山に商業的価値の高いレアアースは多い。合理的に量産化できれば、世界のレアアース供給の多様化につながる」と、米シンクタンクの国際問題研究所(CSIS)エネルギー安全分野のジェーン・ナカノ上級研究員はボイス・オブ・アメリカ（VOA）に語った。

支那は豊富な鉱物資源と安い労働価格、緩慢な環境政策により！〜、

　　世界のレアアース市場で第一位の輸出国となっている！・・・

しかし、過去には、中支那共産党政権／習近平はこの立場を政治利用している。

2010年に日本と支那による尖閣諸島をめぐる衝突で、…　支那は報復措置として日本に2カ月間レアアースの禁輸措置をとった。

翌11年には環境汚染の規制と国内需要を理由に輸出規制を行い、価格を大幅に引き上げた。

CSISが2019年に発表した報告書によると！〜、

レアアースの埋蔵量は支那が世界全体の37%を占める！・・・

採掘や精錬技術に長けている中国は、全世界の85%以上を供給しているほか、レアメタル（希少金属）や鉱物の約3分の2も供給している。

安全保障リスクにも関わるレアアースだが、コロナ禍を経て供給先の分散化が叫ばれるも、採掘に伴う環境汚染や人件費の側面から、その成功には至っていない。

日本で利用するレアアースは6割、米国は約8割が支那からの輸入だ。

しかし、トルコ発のこのニュースは！〜、

　レアアース業界における支那の独占的な立場を

　　揺るがすものになる可能性を秘めている！・・・

CSISの報告書は！〜、

✦〚支那がレアアース供給の独占的な立場を利用して政治的目標を達成しようと

　しているが、…『絶えず変化する市場の効果が新規参入者に競争能力を与え、

　レアアース業界における支那の影響力は今後数年で弱まる可能性がある〛、

　　　　　　　　　　　　分析している。

近年、米国や欧州など西側諸国は！〜、

自国のレアアース資源の採掘やサプライチェーンの

　　　　　　多様化に向けた動きに取り組んでいる！・・・

米バイデン政権は昨年2月に重要製品の国内サプライチェーンを強化するための大統領令に署名。商務省とエネルギー省、国防総省などに対し、半導体製造やレアアースなど重要4分野に関するサプライチェーンの脆弱性を評価し、強化に向けた政策案を提言するよう指示した。

ホワイトハウスが発表した資料によれば！〜、

　次世代エネルギー関連を中心に、重要鉱物の需要は

　　　　　　　　次の数世代で400～600％も増える！・・・

バイデン米大統領は支那依存の状況について『こうした状況を変える』ために

大統領令に署名したと強調した。

インド太平洋地域を歴訪中のイエレン米財務長官は7月18日、レアアース、太陽光パネル、その他の重要品目について米国は支那への『過度な依存』を解消したい意向だと明言した。

レアアース産業協会事務総長のナビール・マンチェリ氏はVOAに対して、…

『米国を含め多くの国が自国の鉱物資源を開発している。EUはカナダやオーストラリアを含む国と二国間および多国間の協力プロジェクトを行っている。このため、トルコに十分な品質の鉱物資源があれば、欧州や米国の需要の一部を満たす事ができるかもしれない』と述べた。

レアアースは精製から製品化への工程は！〜、

　高度な技術と費用、時間を要する！・・・

支那は、早速触手を伸ばし、トルコのレアアース事業に協働を模索する模様である。

支那共産党機関紙・人民日報傘下の環球時報英語版は7月10日、支那とトルコの希少類事業の協力もありうるとし、支那なら『採掘から販売までワンストップの技術サービスを提供できる』とアナリストの話として報じた。

CSISのナカノ氏は！〜、

支那がトルコの鉱物資源の開発に加わる

　　　　可能性に危惧を念をいだいている！・・・

『トルコでは事業に複数の国が入札に参加するだろうが、

これには支那企業も含まれるだろう』と語った。

CSISのナカノ氏が支那とトルコがレアーアース鉱床の採掘と製品化で協力を持ち掛けている事に、…　危惧の念を抱くのは当然である。

　支那の巨大なレアース資源とトルコで発見された鉱床（約6億9400万トン）が支那とも協力で一体化されると、市場、価格とも両国が思うように操作できる。

トルコはロシアとの関係も深くEU諸国の間でも異端の存在であり、『ロシア⇔支那⇔トルコ』が緊密な関係を構築すれば、米欧日にとっては大きな脅威となる。

　特にEV 化に向けて必死になって突き進んでいる米欧。

EVの主要部品であるモーターは！〜、

　レアアースなにしでは生産が出来ない！・・・

支那に首根っこを押さえられ経済安全保障上で大問題である。

今迄、米国を軸としていた！〜、

　西側世界支配は既に崩壊している！・・・

いまやロシア、支那を軸にBRIC諸国の関係が密度を増して、米国の横暴を憎悪する中近東諸国などが、新世界秩序に組み込まれると、米国、欧州の影響力は半減する。

世界は米国に三行半を突きつけている！と言えるでしょう。

参考文献：
■【トルコで記録的なレアアース鉱床を発見　中国依存脱却につながる可能性】：

　　https://www.epochtimes.jp/2022/07/110493.html