2023年5月2日火曜日

米国の属国の悲しさ!米軍と自衛隊の貧富の差がそれを物語る!・・・


USOセンター内に置かれた2週間分のスナック菓子
日本は米国の属国!〜、
   国を守る防人たちの
      処遇の差が余りにも酷すぎる!・・・


▶︎ 過去最低を大幅に更新した
       任期制自衛官候補生の採用状況:

現在、自衛隊は人員が激減している!〜、
このまま募集人員を確保できない状態が続けば!〜、
 いずれ破綻する!との危惧の念を払拭できない!・・・
日本の『政・官国』は危機感を持ってこの問題について考えてもらいたいものである。

 防衛省・自衛隊が2022年度に採用した任期制自衛官候補生は計画人数の半分以下であり、これまでで最も低かった18年度の72%を大幅に下回る40%台後半だった。

自衛隊はハラスメント問題や度重なる不祥事が続いている!〜、
自衛官の親からしても、不信感が募る職場環境に大事な子どもを預ける事を躊躇って仕舞うだろう!!・・・

実際、今年度の募集は極めて厳しくなっている!〜、
 少子高齢化に加え安全保障環境が悪化していく中、
 今後ますます人材を確保するのは難しくなっていくだろう!・・・
そうした状況にもかかわらず、国は具体的な対策を打たずに
只々に3猿(見猿!、聞かザル!、決め込んでいる。

人材が集まらない要因は2つある!〜
★ 一つ目は自衛隊が志願制!・・・
★ 二つ目に待遇が悪すぎる!・・・

自衛隊が志願制の職業である以上!〜、
その職務に見合わない報酬や待遇では人は集められない!・・・
支那共産党のような独裁国家であれば、徴兵制で強制的に人材を集めることが可能だが、…支那共産党政府は予備役を徴兵で集めることに決め、増強を図っている。

 然し、現状の志願制のままで自衛隊員数を維持したいのであれば、自衛隊の待遇や条件が魅力的なものに改革しなければ、募集年齢の人たちは志願しない。今の志願状況は、はっきりと「NO!」と言われたようなものだ。『政・官』は真摯(に受け止めてほしい。

では、どのように待遇を改善すれば良いか?!:

このヒントは、日本と同じ志願制を採用する米国にある。
 実は米軍も志願制であるため、人材募集方法に苦しんでいる。
ただ、その問題に全力で取り組み、人材確保ができる処遇やサポートを積み上げ、成果を出している。そのカギとなる米軍のバックアップ、サポートを担う※USOUnited Service Organizations、米国慰問協会)を取材した。この仕組みを日本に反映できれば今の自衛隊の処遇の底上げになるはずだ。

※USO
米国の非営利慈善団体で、アメリカ軍兵士とその家族にコメディアン、俳優、ミュージシャンなどのライブエンターテインメント、社会施設、その他のプログラムを提供する。


以下、現地の写真とともに、沖縄の米軍USO拠点の状況を詳しく解説する。


▶︎ 充実した教育支援制度や豪華なシアタールーム:

この組織は大戦中の1941年に遠く家族から離れて戦う!〜、
   兵士たちを慰問する目的でつくられた!・・・
入隊から、その後、軍を離れて一般のコミュニティーに戻るまでの間、USOは軍人に寄り添いサポートする。設立者はフランクリン・ルーズベルト元大統領で、長い歴史を誇っている。

在日米軍の軍人は家族と居住する場合もあるが、単身赴任のセクションもある。沖縄のキャンプ・ハンセンでは6カ月間、家族と離れて単身赴任で働く海兵隊員がいる。家族のいない生活は、短期間の赴任といえども不自由だ。1部屋をもらえる場合もあるが、4人でキッチンを共有することもある。ベッドとライティングデスクだけの空間は不便で、なおかつ孤独や不安を感じる。それゆえに軍人のサポートを担う仕組みが必要となる。

 家族から離れて寂しいとき、私たちは電話をしたり、チャットをしたりする。遠い外国の拠点に赴任した軍人も、USOセンターに行けば、無料Wi-Fiを使って家族と通話ができる。

 USOが提供するサービスはそれだけではない。米軍には軍人として働きながら、大学や専門機関の教育を受けられる制度が充実している。また、一定の条件をクリアすれば、奨学金が出る。そのため、軍人として働きながら、次のスキルアップを目指す者も珍しくない。

 大学などの授業には調べものやレポート提出も必要だ。そのため、赴任地でレポートを提出するために、軍人はUSOセンターで無料Wi-Fiの他にコンピューターやプリンターを使うことができる。

 USOのサービスは、自衛隊とは比較にならないほど充実している。USOセンターには、家庭にあるような快適なゆったりしたソファや高解像度テレビが置かれたリラックスルームの他、各種ボードゲーム、ビリヤード台、ゲーム機などが設置されている。

 Netflix、Huluも映画鑑賞室やテレビで自由に鑑賞できる。PS5、Xbox360、Xbox One、Wii Uといった人気ゲーム機とソフトが多数あり、無料で使える。

 さらには最高の音響環境を備えた数十人が入れるシアタールームもあり、その豪華さには筆者も圧倒された。

人気のゲーム機やゲームソフトがそろったゲームルーム(筆者撮影)人気のゲーム機やゲームソフトがそろったゲームルーム
パソコン、ファックス、コピー機などが置かれ、
大学へのレポート提出などに使う兵士も多いパソコン、ファックス、コピー機などが置かれ、大学へのレポート提出などに使う兵士も多い(筆者撮影)
     パソコン、ファックス、コピー機などが置かれ!〜、
     大学へのレポート提出などに使う兵士も多い!・・・
最高の音響環境を備えた数十人が入れるシアタールーム(USO沖縄提供)        最高の音響環境を備えた数十人が入れるシアタールーム
ビリヤード台も用意されているビリヤード台も用意されている(筆者撮影)
              ビリヤード台も用意されている

▶︎ パンを多めに取ると懲戒処分の自衛隊と
    スナックや飲料を無料提供の在日米軍:

      USOセンター内に置かれた2週間分のスナック菓子

「ここにあるのは2週間分のスナック菓子です」とキャンプ嘉手納のUSOセンターのスタッフは誇らしげに言った。ここではコーヒー、お茶、ソフトドリンク、スナック類が無料で提供されている。ただし、たばことアルコール類は禁止だ。

 また、ホットドッグやタコスなどの「家庭の味」を、USOキッチンから提供してもらえるイベントも行われる。食堂でパンを多めに食べると懲戒となる自衛隊とは大違いだ

     コーヒー、お茶、ソフトドリンク、スナック類などは!〜、
       無料で提供されている!・・・

軍人だけでなく、配偶者や子どもたちもお菓子を食べながら、一緒にテレビを見たり、ゲームやビリヤードをしたり、音楽演奏も楽しめたりする。軍人とその家族を多方向からサポートしており、まさに至れり尽くせりだ。

 USOの活動は常勤のスタッフと、多数のボランティアが支えている。そのサービスを受ける側の軍人とその家族が、ボランティアとしてもUSOの活動に参加している。そして、ボランティアで働いた実績は、軍の評価に反映される。共に助け合い支え合うことで米軍内のリレーションを強くする秀逸な仕組みがそこにある。

▶︎ 本国の家族からのリクエストで
  兵士にバースデーケーキを渡す理由:

USOには『オペレーションバースデーケーキ』というプログラムがある。本国にいる家族のリクエストを受けて、ご家族に変わってサプライズのバースデーケーキを職場まで配達するオペレーションだ。
バースデーに仕事があり、受け取れない場合はその日の前後に渡すことになっている。

なぜこのようなプログラムがあるのか!〜、

フィル・ヴァンエッテンと娘のクリスタル、Emerald City ComiConにて。Phil VanEttenは現在、日本の沖縄でUSOのディレクターを務めている。

USOセンター所長のフィル・バンエッテン氏は!〜
危険な場所に行くこともある海兵隊員に対し、家族からの
   愛を伝える仕事をすることがUSOの使命だからだ』。・・・
        
あるとき、ネパールに派遣されることが決まっている海兵隊員の
 母親からサプライズケーキの依頼があった。そこで、USOの職員
 が誕生日の3日前にケーキを渡した。彼は本国の母親からの
    ケーキをとても喜んで、ネパールに旅立った〛、・・・

然し、彼はネパールで命を落としてしまい、皆が悲しみにくれた。ただ、「彼が生きている間に、母親からの愛を渡すことができた。
         そのことを誇りに思っている〛、・・・

USOは、軍に認められた任意団体として、軍人が遠隔地や基地でも安心して働けるようにするため活動している。軍人とその家族へのサポートを通じて、彼らが世界中のどこにいても、国や家族とつながっているという安心感を提供することを目的としている〛、・・・

     フィル氏は取材で語ってくれた

 その活動の根底には、軍人を尊敬し大切にしようとする姿勢が米国国民全体にあるのだと感じた。

自衛隊は日本の防衛の要として!〜、
     大切な存在であるはずだ!・・・
しかし、その職責に見合った待遇を与えられていないため、深刻な人材不足により破綻寸前である。
それに対して米USOでは、軍人に惜しみないサポートを提供することで、魅力的な職場環境作りを徹底している。そういった努力が人材確保にもつながっている。
まさに今の自衛隊と対照的な存在だ!言わざるをえない。
さて、あなたは自衛隊と在日米軍のどちらの職場で働きたいと思うだろうか?
 その答えが自衛隊の人材不足解決への大きな一歩となるはずだ。

参考文献:

■【在日米軍の「豪華設備」の数々、自衛隊との“貧富の差”が明らかに】:

https://diamond.jp/articles/-/322242?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20230502





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