2023年7月26日水曜日

ウクライナ紛争で軍需産業は花盛り!… さて、世界最大の兵器輸出国は?

北大西洋条約機構(NATO)を中心とする西側諸国が
  ウクライナへの軍事支援を強めて以降!〜、
 日本のニュース記事でも様々な兵器や
   軍需企業が登場するようになった!・・・
レイセオン!、ラインメタル!、ダッソーといった欧米メジャーの名前を聞いたことがある読者も多いだろう。各国の兵器輸出の実態はどうなっているのだろうか?



ストックホルム国際平和研究所
      (SIPRI)によると!〜、
2018~2022年の世界の武器輸出市場における各国の
シェアは以下の表のようになっている!・・・

想像通り、米国が!〜、
  世界トップで市場の4割を占めている!・・・
次いでロシア、フランス、支那などが続く。
 日本にも三菱重工、三菱電機、川崎重工といった巨大軍需企業があり、戦闘機からミサイル、潜水艦まで基本的に何でも国内で製造できるが、武器三原則で輸出が厳しく制限されているため、このランキングでは圏外(25位以下)となっている。



☞ 米軍需産業の大きさはどのくらい?:

トップとなった米国は!〜、
  2018年~2022年の5年間の
     世界における武器輸出の40%を占めた!・・・
それ以前の5年間の33%から大きく伸ばしている。輸出先は日本を含む103カ国で、世界の半分以上の国が米国製兵器を購入している。

 輸出先を地域別でみると、41%が中東、32%がアジア、23%が欧州となっている。
全体に占める日本の割合!〜
 は8.6%で、サウジアラビア(19%)に次ぐ2位と、
    米防衛産業の『お得意様』となっている!・・・

日本はお得意様!〜、
自国で生産する技術力がありながら、米国の兵器を輸入する!・・・
これも属国の悲哀!と言えるでしょう。
武器三原則は直ちに破棄して、輸出が可能になれば、連れて
生産コストが大幅に下がる。性能が良ければ諸外国は争って購入するでしょう。米国が許す筈がありませんね!。

❝死の商人❞の米軍需企業のトップ5は!〜、
 ロッキード・マーティン、レイセオン・テクノロジー、
 ボーイング、ジェネラル・ダイナミクス、
      ノースロップ・グラマンとなっている!・・・

各企業はウクライナ支援のため、歩兵携行式対ミサイル『ジャベリン』、多連装ロケット砲『ハイマース』、『マルス』などの増産に取り組んでいる。
だが、ウクライナ軍は米国の製造能力をも上回る速さで兵器を消費しており、支援継続の成否は時間との戦いとなっている。

☞ コスパの高いロシア兵器:

ロシアは世界の武器輸出総額の16%を占め、2位となっている。
  2018年から2022年にかけて47カ国に兵器を納入した。
地域別ではアジア・オセアニア地域への輸出が65%を占め、中東への輸出は17%、アフリカは12%となっている。国別で見るとインドが31%、支那23%、エジプトが9.3%となっている。

1992年以降、ロシアの主要な輸出兵器は!〜、
      戦闘機と戦闘ヘリコプターとなっている!・・・
2022年までの5年間では、戦闘航空機の輸出が全体の4割を占めた。
そのなかには様々な改良を施した『第4++世代』の戦闘機『Su30』のほか、多目的戦闘機『MiG29』、輸送ヘリ『Mi-17V-5/Mi-171Sh』、輸送戦闘ヘリ『Mi-35M』、多目的ヘリ『Ka-226T』、
重輸送ヘリ『Mi-26』などが含まれている。

また、西側諸国の軍事専門家らは!〜、
ロシアが費用対効果の高い兵器の
      主要な供給者だと指摘している!・・・
具体的にはアサルトライフル『AK(カラシニコフ)』シリーズや自走榴弾砲『ムスタ』『グヴォズジーカ』、自走式ロケット砲『ウラガン』『スメルチ』、歩兵戦闘車『BMP3』『BTR70』などが挙げられる。また、対空防衛システム『S300』『S400』に性能に関しては右に出るシステムははない。

☞ ロシアの巨大軍需企業:

■ 戦闘機開発企業のスホイやツポレフを
     傘下に持つ『統一航空機製造会社』!・・・
■ 潜水艦や駆逐艦製造を手掛ける『統一造船会社』!・・・
■ 空中および海上発射型ミサイルを
         開発する『戦術ミサイル会社』!・・・
■ ジェット、ガスタービンエンジンを
         手掛ける『統一エンジン会社』!・・・
■ 戦車製造会社『ウラルワゴンザボード』!・・・

などが含まれ、全て国営か政府関連企業となっている。

☞ フランスは輸出急増:

フランスはロシアに迫る勢いで武器輸出を伸ばしており!〜、
   2017年までの5年間の7%から、
      4ポイント伸ばして11%となっている!・・・
武器輸出の急増は主にダッソー・アビエーション製の戦闘機『ダッソー・ラファール』の納入によるものだ。
輸出先の55%はインド、カタール、エジプトの3カ国となっている。
 インドとエジプトはロシア製兵器の主要な購入者であることも特筆すべき点だ。
 そのほか、インドネシアへの戦闘機42機の納入や、ブラジルやマレーシアに対する潜水艦、フリゲート艦の供給など、世界の広い地域に様々な兵器を輸出している。

☞ アジアで地盤を築く支那:

支那は世界最大級の兵器購入者であると同時に!〜、
自らも製造して輸出を進めている!・・・
直近5年間の輸出は世界の5.2%を占めている。
そのうち、半分以上の54%はパキスタン、12%はバングラデシュに供給されている。アジアが80%を占めており、地域での影響力を拡大している。

ミサイルや戦闘機『JF17』などのほか、近年では無人機(ドローン)の輸出も増やしている。
支那は将来、低価格帯の武器市場を支配すると考えられている。

皮肉なもので、支那に兵器を輸出(主にロシア)する技術を盗まれる。特に航空機のエンジンはロシア技術のカーボンコピーである。
開発に投資する必要がなければ価格は当然に廉価となる。

☞ 陸戦兵器のドイツ:

自動車産業など重工業が盛んなドイツは!〜、
 ラインメタル、クラウス・マッファイ・ウェグマン、
  MBDAドイツ、ティッセンクルップなど、
      世界的に有名な企業を有している!・・・
戦車や歩兵戦闘車などの陸上装備の輸出では国際的な地位を占めている。輸出先では中東が36%、アジア・オセアニアが32%、欧州が20%などとなっている。

ドイツの主要輸出品目は歩兵戦闘車『プーマ』『リンクス 、自走榴弾砲『パンツァーハウビッツェ2000』、戦車『レオパルト2』のほか、巡航ミサイル『タウルス』、防空システム『IRIS-T』などとなっており、陸戦装備が目立つ。

ウクライナ紛争はドイツの防衛産業に大きな恩恵を与えたが、産業の空洞化や景気後退、将来のエネルギー供給をめぐる不確実性など、一定の制約にも直面している。

ウクライナ戦線では、ドイツの戦車や歩兵戦闘車などが期待(仕様)されいた様に戦果を上げる事ができず、ポーランドなどはよりによって、南朝鮮の戦車を購入することを決定した。皮肉なもので南朝鮮の戦車のパワーパック(エンジン)はドイツ製である。
おそらく、最大の顧客である中東はドイツ製の兵器購入は控えるかも知れません。

参考文献:

■《【解説】世界最大の兵器輸出国は トップ5の実態》:

https://sputniknews.jp/20230725/5-16630186.html


南朝鮮が瞠目する程に!〜、

世界の武器市場で頭角を現して来ました!。!・・・

ロシア軍に脆くも破壊されたのが、南朝鮮の軍需産業にとっては神風となった事は否めません。

まだ、実戦では使われず性能の程は実証されてはいませんが、おそらく、期待するほどの効果は無い!と思われます。

それに戦車の部品がドイツからの輸入に頼っており、思うように輸入が、ドイツも自国の軍需産業の再編成をしており、南朝鮮に輸出するのは控えるかも知れません。

そうなると、南朝鮮はタンクを納期通りに輸出するのは困難になるでしょう。


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