2023年7月12日水曜日

日本のNATO事務所開設が延期された理由は?

リトアニアのビリニュスでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を前に、… 西側の軍事陣営は東京での事務所開設計画を今秋まで、あるいはその後まで延期する構えであることが明らかになった。


東京にNATO事務所が開設される筈だった!〜、
       然し何故か?中止になった!・・・

NATOに影響力のある国の中でどこが日本のNATO事務所開設に『ブレーキをか』ており、その動機が何故、アジアにおける非公式的な同盟国として、明らかにNATOにじりじりと統合されつつある日本の現在の願望と一致しないのはなぜかを検証すると:

         ストルテンベルグNATO事務総長

NATOの東京事務所開設を強く押し出したのはストルテンベルグNATO事務総長であったことはよく知られている。
 だが、マクロン仏大統領は4月の時点で既に、…支那共産党政権からの否定的な反応を恐れ、この構想に反対していた。

         パーヴェル・チモフェーエフ:

政治学修士でロシア科学アカデミー、世界経済国際関係大学、欧州政治研究部、地域問題紛争セクターを率いる
    パーヴェル・チモフェーエフ氏は!〜、
この数カ月、マクロン大統領が立場を変えていないことは、仏当局が日本の反応よりも中国との関係をはるかに重視していることを物語っているとして、次のように語っている!・・・

仏は、支那が西ヨーロッパを米国のジュニアパートナーとしてしか見ていないことを重々認識しており、支那との関係を悪化させたくない。一方で仏は支那には、EUがこの地域の独立したプレーヤーであり、常に米国の政策に追従しているわけではないところを示したいと思っている。
 こうした一方で、仏は台湾問題や北朝鮮問題ではホワイトハウスの立場と連帯しており、支那を人権侵害で批判している。

 それでも支那は経済パートナーとしてはあまりに魅力が高すぎる。そのため、仏はすでに数年前から、米国からは離れ、インド太平洋地域で積極的なアピアランスを示すことができる欧州諸国のグループを作ろうとしている。目的は『第三の道』として、またアジア太平洋地域における権力の中心として自らを提供することだが、実際は仏はこれをうまく実現できていない。
 とはいえ、マクロン大統領は仏がこれを望み、試みることを止めれば、中仏間に良好な対話は絶対に生まれないことを認識している。だからこそ、仏は米国とは異なり、より抑制した対中路線を維持しようとしている〛、・・・

チモフェーエフ氏は、仏にとって支那は経済的に重要である以上、…東京にNATO事務所を開設するために対支那関係を悪化させるつもりはないと見ている。
 これに先立ち、マクロン大統領は仏の実業界のリーダーらを大勢を伴って支那を訪問し、習近平国家主席と会談している。
 異例なほどの手厚い歓迎を受け、仏のエアバス・ヨーロッパへの大型受注など、ビジネス取引が前進した。

NATOの東京事務所開設に『ブレーキがかかった』ことへの日本の反応については、仏は政治的な問題で日本と重なる部分が多い。
 ただし、チモフェーエフ氏は、仏の経済プロジェクトが今、より優先的に重視しているのは対支那関係であって、日本との関係ではないとして、次のように語っている。

米の敵対国としての支那の地位は高まっており、このことは仏支関係にとってますます重要になっている。
日本との関係にはそのような要素はないため、仏は日本の反応をさほど心配していない。勿論、日本は『気分を害』してもおかしくはないが … 仏の(NATO東京事務所開設への)反対には波風を立てない可能性の方が高い。何故なら、支那の経済のあまりに大きな重要性と、今、EUにとっては日本よりも支那の方がはるかに重要だという事実は日本人自身がよく知っているからだ〛、・・・

仏大統領府に近い情報筋は、NATOにとってはインド太平洋地域に事務所を開設するのは現実的ではないため、おそらくNATO東京事務所を開設するか否かの最終決定は年内いっぱい引き延ばされると語っている。
開設の決定にはNATO理事会の全メンバーの賛同が必要だ。
このため、仏は実際的にこれを阻止する可能性がある。

日本と支那の外交政策!、
   軍事力!、経済力!の差は!〜、
既に埋めようが無いほどに深まっている!・・・
NATOの牽引車であるフランスとドイツ、この二国は、救いが無いほどに支那と密な関係を既に構築しているのは、衆目が認める処と言える。

NATO事務所開設には理事会の全メンバーの賛同が必要との決まりがあり、フランスは確信的に反対するだろう!事は子供でも分かる。

何れにしても、支那共産党政府に腰砕けとなるは!〜、   何もEUだけではなくて、米国も然り!・・・

★ 先の6月19日、
米国務長官ブリンケンが  
     北京を訪問しご機嫌伺い!・・・

★ 7月9日、米財務長官イエレンの支那訪問!~、
『今回の訪問が中国との対話の窓口の構築につながると考えている』と述べた!・・・

米国バイデン政権のヘナヘナぶりは!〜、
 日本の岸田内閣と遜色がない程に無様である!・・・

思えば、トランプ大統領在任時代、安倍首相!、プーチン大統領との関係は親密だった。
トランプさんはNATOを!、国連を!、WHOを!、WTO!を毛嫌いし、… 新世界秩序(米国、日本、ロシア、主体に)の構築の構想を練っていた。

 トランプさんは、❝❝支那共産党は敵!❞❞と明確に位置付けをして、支那共産党の野望を砕く為に専心し、日本の協力を求めていた事が懐かしく思い出される。

 更に、ロシアと支那の接近は危険!と認識し、接近を阻む為に心を砕いていた。
トランプさんが2020年不正選挙でバイデンに大統領の椅子を掠め取られる事がなければ、ウクライナ紛争は勃発しなかったでしょう。

米国のバイデン大統領以下閣僚、政府高官は!〜、
  地球上の人類の敵となり、正に疫病神!と
      言わざるを得ません!・・・
その疫病神の言い成りの岸田首相!、悲しくて涙が溢れ落ちて仕舞います。

参考文献:

■《【解説】中国のほうが大事 日本のNATO事務所開設はなぜ延期?》:

https://sputniknews.jp/20230712/nato-16511936.html

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