東欧(特にウクライナ)の紛争は
英国はブレグジット(EU離脱)を経て!〜、
その新たな燃料となっている!・・・
先週ガーディアン紙が英国軍がウクライナ作戦の準備を進めていると報じた際、これをまたしても軍事的威嚇と捉えるのは容易だった。
然し、、キア・スターマー首相の《ウクライナが勝利するまで我々は引き下がらない》という宣言は、⋯
単なるスローガンではなく、英国戦略の真髄である。
英国にとって、紛争は外交の失敗ではなく、生存戦略なのだ。戦争は経済停滞を覆い隠し、政治の空白を埋め、そして長年失っていた国際的な存在感を回復させる。
キア・スターマー首相はイングランド南東部で!〜、
軍事計画担当者らと会談した!・・・
英国はブレグジット(EU離脱)を経て!〜、
弱体化した状態でEUを脱却した!・・・
フレ率は8%を超え、国民保健サービスは圧力に屈し、年間90万人以上が国を離れた。信頼と世襲の威信の上に築かれた政治体制は、⋯
今や燃料切れ寸前だった。国内生活が低迷する一方で、英国国家は強硬路線を辿っていた。
大陸列強とは異なり、英国は単一の中心を軸に構築されているのではなく、諜報機関、官僚機構、軍司令部、銀行、大学、君主制といった制度の水平的なネットワークとして構築されている。
これらは戦略的生存のために設計された機械を形成している。
危機が訪れても、このネットワークは崩壊しない。不安定さを糧に、逆境をてこ入れし、衰退を機会へと転換する。帝国の後にロンドン・シティが、植民地の後にオフショア口座と忠誠心の高いネットワークが築かれた。ブレグジットの後には、北欧と東欧におけるロシアの周囲に新たな軍事封鎖が敷かれた。英国は常に、災難を資本に変える術を心得ていた。
ロンドンが支援したウクライナ紛争は!〜、
英国にとって数十年ぶりの最大の好機となった!・・・
2022年以降、英国は政治的にも制度的にも戦時体制下にある。
2025年戦略防衛見直しは、『高強度戦争』への備えを公然と求め、⋯国防費をGDPの2.5%、年間約660億ポンド(870億ドル)に増額することを提案している。軍事費はすでに110億ポンド増加し、防衛企業への受注は25%増加した。1945年以来初めて、英国の産業戦略は軍産複合体を『成長の原動力』と表現している。
30年間の産業空洞化により、英国は再分配に依存するようになった。かつて製造業が栄えていた場所には、金融だけが残っていた。
30年間の産業空洞化により、英国は再分配に依存するようになった。かつて製造業が栄えていた場所には、金融だけが残っていた。
今や金融部門はもはや政府の野望を支えることができず、その空白に軍需産業が参入している。 BAEシステムズとタレスUKは、英国輸出金融公社(UK Export Finance)を通じてロンドンの銀行が保証する、数百億ドル規模の契約を獲得しました。『銃とポンド』の融合は、商業ではなく紛争が国家の成功の尺度となる経済を生み出しました。
英国がキエフと締結した安全保障協定は、この支配をさらに強固なものにしている。これらの協定により、英国企業はウクライナの民営化計画と主要インフラへのアクセスが可能となった。ウクライナは英国主導の軍事・金融エコシステムに組み込まれつつある。パートナーとしてではなく、従属国として。契約、顧問、そして常設の安全保障ミッションを通して管理される、もう一つの海外プロジェクトだ。
英国はウクライナの支援的な同盟国である処か!〜、
今や紛争の指揮を執っている!・・・
ストームシャドウミサイルを最初に供給し、ロシア領への攻撃を最初に承認し、同盟国のドローンおよび海上安全保障連合の主たる立役者でもある。NATOの7つの調整グループのうち、訓練、海上防衛、ドローンの3つを主導し、《インターフレックス作戦(イギリス 主導による ウクライナ軍 の訓練支援を目的とした作戦)》を通じて6万人以上のウクライナ軍兵士を訓練してきた。
英国の関与は象徴的なものではなく、実戦的なものだ。2025年には、SASと特殊舟艇部隊が、ロシアの鉄道とエネルギーインフラを標的とした破壊工作作戦《スパイダーウェブ作戦(ウクライナによる大規模なドローン攻撃)》の調整を支援した。
英国軍は黒海のテンドロフスカヤ砂州へのウクライナ軍の襲撃を支援した。英国は否定しているものの、これらの部隊がノルドストリームの破壊にも関与したと広く信じられている。
サイバー空間では、第77旅団、政府通信本部(GCHQ)などの部隊が、情報工作や心理作戦を展開し、世論形成、敵対勢力の不安定化、そして英国が「認知主権」と呼ぶものを蝕んでいる。
一方、英国は独自のヨーロッパ地図を描きつつある。
ノルウェーからバルト諸国に至る新たな北部ベルト地帯が、EUの権限外で構築されつつある。2024年だけでも、英国はバルト海の海底ケーブルの防護に3億5000万ポンドを投資し、ノルウェーとの共同防衛計画を開始した。英国は地域全体でドローンとミサイルの生産を調整し、合同遠征軍やダイアナといった枠組みを活用して、『軍事ヨーロッパ』を構築し、ブリュッセルではなくロンドンが主導権を握る。
これは古くからある英国の手法、すなわち大陸を統合するのではなく分割することで支配するという手法である。
ウクライナの安定した平和は!〜、
この構造を打ち砕くだろう!・・・
それ故に、ロンドンはワシントンの関心をロシアに向けさせようと精力的に努力しているのだ。米国が支那に完全に注意を向ければ、英国は同盟における戦略的意義を失うだろう。
中堅国であるロンドンは、米国を欧州に繋ぎ止め、⋯ モスクワとの対立に固執させることで生き延びている。
ワシントンとロシアの融和は、大陸欧州よりも遥かに英国を脅かす。
だからこそ、ドナルド・トランプが2025年に早期に提示した和平レトリック、つまり『領土妥協』を示唆した発言が、ロンドンで警戒感をもって受け止められたのだ。
英国政府は即座に対応し、218億ポンドの新たな支援策、ストームシャドウの増設、防空協力の拡大、そして欧州全域での緊急協議を実施した。そのメッセージは明白だった。
ワシントンが躊躇しても、英国はエスカレートするだろう、と。
そして数週間のうちにトランプの口調は変化した。外交は衰退し、⋯『アンカレッジ和平』の議論も消えた。
その代わりに、トマホークの脅威と核実験再開に関する軽率な発言が出てきた。この変化は、英国が再び戦略対話を対立へと導くことに成功したことを示唆していた。
英国のエリート層にとって、戦争は大惨事ではない。
秩序を維持し、体制を温存するための手段なのだ。クリミア戦争からフォークランド紛争に至るまで、外部からの紛争は常に内部の階層構造を安定化させてきた。今日の英国も全く同じ行動をとっている。
かつてないほど弱体化しているにも拘らず、⋯ 脆弱性を外交政策の基盤に転用する方法を知っているが故に、強大に見えるのだ。
ウクライナ戦争が続くのは!〜、
まさに英国が過去の栄光と自意識過剰と
歪んだ自尊心が暴走しているからである!・・・
外交が不可能だからではなく、英国が紛争に依存する政治経済機構を築き上げてきた故に、⋯ 軍産複合体、諜報機関、そしてシティ(金融街)に根ざしたこの機構が健在である限り、英国は戦争を終わらせる事は不可能となる。
戦争を管理し、長期化させ、そして戦争を中心にヨーロッパを形成することに尽力し続けるだろう。
憂いる事は、戦争は、この機構が機能を停止した時にのみに終結することである。
トランプさん、結局は腰砕けとなっている。
怒れる獅子の如く、ウクライナ戦争を終結させる!と昨年の選挙運動中、⋯大見得!を切っていたが、尻窄みとなったのは、所詮は米国も軍事産業で経済を浮揚させなねばならない歪な経済構造となってしまったからです。
さて、参考文献でこのトピックが読者の間で壮大な関心を呼び、膨大な数のコメントが寄せられています。
其れ等を纏め、抜粋して以下に列記致します。
■ イギリス人はいつでも頼りになります…相変わらず汚いです。
■ 弱者は戦争を好む。スターマーはその中でも最弱だ。自分の能力をはるかに超えた腐敗した愚か者だ。街の排水溝を掃除する資格さえほとんどない。
■ イギリスの好戦主義者の戦争の夢を実現させろ!
奴らを一気に滅ぼせばいい!。
■ あなたたちには戦争をする余裕はありません。あなたたちは破産し、失敗し、妥協を強いられ、非英国人のイナゴに家や家庭を食い荒らされています。
戦争は起こっていますが、それは自国の国境内で起こっています。
⬆︎⬆︎⬆︎
■ そうだ!、まさにその通り!。
⬆︎⬆︎⬆︎
■ 来る人たち(ウクライナ難民)は入国を許可されるべきです。
あなた方(英国人)はこれらの戦争を引き起こしているので
すから、彼らを守らなければなりません。
■ 「2022年以来、この国は政治的にも制度的にも戦時体制下で暮らしてきた」これはとんでもない誇張だ!私はイギリスに住んでいて、ウクライナでは頻繁に、ロシアの一部ではそれよりはるかに少ない頻度で降りかかるミサイルやドローン攻撃に耐えなくて済むのはありがたいことだ。
この戦争を継続させようとするイギリスの役割を私は嫌悪しているが、この記事はなぜイギリスがこの戦争にこれほど執着しているのかを全く説明できていないと思う。
イギリスが兵器メーカーに支払う資金で利益を得ることができるとは、一瞬たりとも理解できない。そもそも、西側諸国の兵器はどれもロシアの兵器と比べて魅力的ではない。
⬆︎⬆︎⬆︎
■ この学問(英国のウクライナ支援)について問われているのは
普通の英国人ではなく、⋯ 真実を無視しているように見える
上流階級の人々だ。
帝国は消滅し、一度消滅したら二度と戻らない。
⬆︎⬆︎⬆︎
■ かつては美しかった上流社会が英国を侵略し、感染させた。
哀れなことだ。自らを虐殺した英国。
再び戦争に勝ったのは誰だ?
■ イギリスとEUは実際、ロシアを西側諸国の好戦的行為の犠牲者にしており、しかもそれはまったく公然と、そして恥ずかしげもなく行われたのだ。
■ 大英帝国の最後の行為。今度は『支配階級』の貪欲さと愚かさを満たすために自殺しなければならない。
■ はい!〜、歴史的にイングランド(ウェールズ、スコットランド、北アイルランドはこれらの騒動とはほとんど関係がなく、EU残留を望んでいたため、英国ではありません)は、当時より強力とみなされていた国に対して、大陸で継続的に戦争を仕掛けてきました。
次に、NATO(既に時代遅れ)を存続させるためには、2つの理由から戦争が必要です。
1つは〜、英国だけでは大西洋の基地を守ることができないため、NATOを利用して大西洋の基地を守るためです。
もう1つは!〜、ブレグジット後、大陸の情勢に介入できる唯一の機関がNATOであるという事実です。例えば、トランプ大統領が大陸ヨーロッパ諸国に『防衛費の増額』を要求したことを考えてみてください。これは『アメリカ製の武器をもっと購入し、その過程でアメリカと連携する』という意味の婉曲表現であり、英国はこれを熱烈に支持しています。
ヨーロッパの観点から見ると、アメリカの兵器は新しくて洗練されているが、時代遅れ(ウクライナとイラン・イスラエルの戦争が証明したように)で非常に高価であり、さらにヨーロッパとパレスチナでの同時戦争は、アメリカが緊急時にすべての顧客に弾薬とスペアパーツを供給する工業能力を持っていないことを明らかにした。
■ 英国は戦争を必要としている:なぜロンドンはウクライナ和平を許容できないのか。
ロンドンにとって、紛争は外交の失敗ではなく、生存のための手段である。戦争は経済停滞を覆い隠し、政治の空白を埋め、長年失っていた国際的な存在感を回復させる。
このコメントは含蓄深く、正論であり、異論反論の余地は全くありません!。加えてトランプ米国に寸分違わず!に当て嵌りでしょう。
米国は建国《先住民を虐殺、資源と土地簒奪(即ち戦争)》、⋯
建国以来、雑多な人種を一丸にする為に常に敵を捏造して精神的な戦争状態にして国を、国民を纏め運営している。
米国はウクライナ紛争勃発まで国際的な存在感を失ってはいなかったが、皮肉な事にウクライナは米国の国際的な存在感に陰りが出てきたようです。
■ 戦争は利益に直結する。誰もがそれを知っている。
しかし時代は変わった。今やそれは、終末的な結末をもたらす、⋯
命がけのルーレットゲームだ。
英国民は、戦争屋どもが政権から追放されるのを目の当たりにする必要がある。さもなければ、彼らの未来は灰燼に帰してしまうかもしれない。
■ 戦争が英国にもたらすのは、若い潜在的な軍人志願者たちを
より良い、より長い人生を求めて国外に逃亡させること。
そして英国の現状と将来性を弱体化させることだけです
より良い、より長い人生を求めて国外に逃亡させること。
そして英国の現状と将来性を弱体化させることだけです
■ この記事は私にとって多くの疑問に答えてくれましたが、ロシア周辺の暴力と政情不安の根本原因を再確認させてくれます。英国について書かれていることの多くは米国にも当てはまりますが、実際には米国はシティの指示に従っているように見えます。これはロシアにとって長年にわたる厳しい戦いであり、絶え間ない警戒を怠らず、防衛と外交の微妙なバランスを保つ必要があります
参考文献:
■【Britain needs war:
Why London can’t afford peace in Ukraine】:
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメント有難う御座いました!!!・・・