2014年2月10日月曜日

米国知日派が憂慮 「靖国参拝に失望」より失望したもの

 かつての話題の書『ジャパン・アズ・ナンバーワン』の著者で、日中両国を研究するエズラ・ボーゲル氏(ハーバード大学名誉教授)がソウルでの記者会見で安倍首相の靖国参拝について問われ「アメリカは実はこの参拝よりも中国、韓国の対日首脳会談の拒否にもっと失望している」と答えた。実際、米側には「参拝への失望」に失望したという声が広範にある。

 まず重視すべきは、上院外交委員会の共和党議員で、次期大統領候補との呼び声も高いマルコ・ルビオ氏が1月24日の訪問先のソウルでの演説で日韓間の靖国参拝などの歴史問題には「アメリカは関与するべきではない」と述べ、オバマ政権の対応への反対を明確にしたことである。

 元国務省日本部長のケビン・メア氏も、「安倍首相の平和や不戦の誓いの参拝説明を無視して、軍国主義とだけ結びつけ、参拝するなと命令するのは傲慢に過ぎる」と主張する。「アジアの緊張の原因は靖国ではなく、中国の軍拡。アメリカは靖国参拝を黙認し、中国を抑え、安倍首相の同盟強化の実績を評価すべきだ」とも明言した。

 民主党系研究機関「マンスフィールド財団」で長年、計画部長を務めたアジア安保研究者のウェストン・コニシ氏も、安倍首相を軍国主義者と断じるのは大きな間違いだと指摘。

 保守系ではワシントン最大手の研究機関「AEI」の日本研究部長マイケル・オースリン氏がオバマ政権の参拝批判を「同盟国を傷つける」と非難した。同氏は、安倍首相がオバマ政権の批判を覚悟のうえで、歴史問題ではもう中韓両国の意のままにならない姿勢を示したものだとし、参拝を当然視までしてみせた。

 元国防総省日本部長のジェームズ・アワー氏は「オバマ政権は中韓両国にこそ失望を表明すべきだった」と論評した。同氏は中韓が日本のアジアでの平和や安定への貢献を一切認めず、尖閣や竹島での強硬措置で日本との緊張を高めている、とも述べた。

 そして本誌にも登場したジョージタウン大学のケビン・ドーク教授は、安倍首相はもっと頻繁に参拝すべきだと主張している。こうした反応は、アメリカ側が決して日本批判一色で固まっているわけではない実態を映し出している。


<週刊文春2014年2月13日号『THIS WEEK 国際』より>
古森 義久(在米ジャーナリスト)

                                                    

筆者考:


嬉しく!、ほっと!する古森義久(在米ジャーナリスト)氏の週間文春への寄稿文です。

米国内にも良識者が少ない!と言え、『昨年末の日本国・安倍首相の靖国神社参拝』を非難一色に近かった事態で有りながら、容認・擁護する良識者の方々が散見できるのは喜ばしい限りです!。

エズラ・ヴォーゲル:


エズラ・ファイヴェル・ヴォーゲル(Ezra Feivel Vogel、1930年7月11日 - )は、アメリカ合衆国の社会学者。中国と日本を筆頭に東アジア関係の研究に従事した。中国名:傳高儀(フーカオイー)。

オハイオ州デラウェアでアシュケナジム・ユダヤ系の家庭に生まれる。1950年にオハイオ・ウェスリアン大学を卒業。アメリカ陸軍に2年間勤務したのち、大学に入り直す。1958年にハーバード大学社会関係学科で博士号を取得。
 1960年にイェール大学精神医学部助教授になるものの、翌1961年にハーバード大学に移り、博士研究員として中国の歴史の研究に従事する。
 1964年からハーバード大学講師(中国研究)、1967年にハーバード大学教授(社会学)になり!、・・・1972年から1977年まで東アジア研究所長、⇒1977年から1980年まで東アジア研究評議会議長、⇒1980年から1988年まで日米関係プログラム所長、⇒1995年から1999年までフェアバンク東アジア研究センター所長などを歴任。
 1993年から1995年まではCIA国家情報会議(CIAの分析部門)の東アジア担当の国家情報官。

 2000年にハーバード大学を退職して以降、鄧小平による中国の改革を研究を本格化。

✦ エズラ・ボーゲル氏(ハーバード大学名誉教授)⇔《ソウルでの記者会見で安倍首相の靖国参拝について問われ「アメリカは実はこの参拝よりも中国、韓国の対日首脳会談の拒否にもっと失望している」と答えた。実際、米側には「参拝への失望」に失望したという声が広範にある》・・・
氏の記者会見で回答が南朝鮮・ソウルであった事は注目に値して、貴重な物といえるでしょう。安倍首相の靖国神社参拝への「批判・非難」の意見を期待していた南朝鮮のメディアは、さぞや!、落胆した事でしょう。“藪を突いて蛇を出す!”の結果となった記者会見!・・・火病らなかったのか?不思議です。




マルコ・アントニオ・ルビオMarco Antonio Rubio

生年月日1971年5月28日(42歳)
出生地フロリダ州マイアミ
所属政党共和党
配偶者ジャネット・ドゥスデベス

父母はキューバからの亡命キューバ人で宗教はカトリック。ジャネット・ドゥスデベス夫人との間にアマンダ・ローレン、ダニエラ、アンソニー、ドミニクの4人の子供がいる。



✦ マルコ・ルビオ氏(上院外交委員会の共和党議員・次期有力大統領候補)⇔《1月24日の訪問先のソウルでの演説で日韓間の靖国参拝などの歴史問題には「アメリカは関与するべきではない」と述べ、オバマ政権の対応への反対を明確にしたことである・・これも、訪問先の南朝鮮・ソウルで為された演説の中で発せられた言であり、非常に貴重で重要なものです。

エズラ・ボーゲル氏やマルコ・ルビオ氏の言は!、・・・南朝鮮のソウルで発せられた特異な発言で、加えて日本国を擁護する貴重な意見で有るのにも拘わらず、「日本の国賊・売国・特㋐の広告塔」の粗大マスゴミは特権である報道しない自由を行使して日本人を聾桟敷に置いている。   
 此れ程までに貴重で重要な事象を報道しないは犯罪行為として裁かれ巨額罰金を課せられるか!、・・・または経営陣は法で裁かれ罪に服すべきです。欧米で通常は巨額な罰金が課られる。
言論の自由と報道しない自由は両立するのは日本国だけ!、・・・奇形(違法占領憲法・欠陥)憲法の歪曲解釈が横行しいる!、何とも浅ましく亡国寸前の日本国!・・・。

筆者の全身は怒りで包まれ、可能なら!、・・・悪魔に魂を売り渡して万能の力を得て、この万能の力で今や日本国、国民の最大の敵となった粗大マスゴミを一気呵成に潰したい!と願わずにはいられない!。

 ケヴィン・K・メア (Kevin K. Maher、)




生誕 1954年8月21日(59歳)、 サウスカロライナ州フローレンス
国籍 アメリカ合衆国
出身校 ラグレインジ大学卒業
ハワイ大学大学院修了
ジョージア大学法科大学院修了
職業 NMVコンサルティング上級顧問


アメリカ合衆国国務省に入省し、外交官として活動する。在日本大使館の政治軍事部にて部長を務めたあと、在沖縄総領事に就任するなど、要職を歴任した。国務省の東アジア・太平洋局にて日本部の部長を務めていたが、舌禍事件により解任され、依願退官した。退官後は、リチャード・ローレスらが運営する民間コンサルティング会社に上級顧問として勤務する。

日本語が堪能で、日本人の妻を持ち、子供は日米両国籍を保持している。

筆者註:
舌禍事件沖縄は日本政府に対するごまかしと、ゆすりの名人だ!で国務省・東アジア・太平洋局・日本部長を解任され依頼退官。
潔癖な性格で直裁的に物を言う好漢であるが、沖縄人というより、特㋐の工作機関で反日、反米記事を垂れ流す琉球新聞、沖縄タイムスの新聞や「逝かれ・サヨク」の猛攻撃に遭い退官を余儀なくされた事は返す返すも残念であり、この記憶は今での筆者に胸の内に今でも生々しく残っている。

✦ ケビン・メア氏(元国務省日本部長)⇔《「安倍首相の平和や不戦の誓いの参拝説明を無視して、軍国主義とだけ結びつけ、参拝するなと命令するのは傲慢に過ぎる」⇒「アジアの緊張の原因は靖国ではなく、中国の軍拡。アメリカは靖国参拝を黙認し、中国を抑え、安倍首相の同盟強化の実績を評価すべきだ」と明言》・・・
日本国を憂う愛国の方々の心情に潜む「怒り・不満」を見事に代弁してくれたケビン・メア氏で、感謝の気持ちで一杯で何も言うことは有りません!。

✦ ウェストン・コニシ氏(民主党系研究機関「マンスフィールド財団」で長年、計画部長を務めたアジア安保研究者)⇔《安倍首相を軍国主義者と断じるのは大きな間違いだと指摘》・・・

✦ マイケル・オースリン氏(保守系・ワシントン最大手研究機関「AEI」・日本研究部長⇔《オバマ政権の参拝批判を「同盟国を傷つける」と非難⇒安倍首相がオバマ政権の批判を覚悟のうえで、歴史問題ではもう中韓両国の意のままにならない姿勢を示したものだ!⇒参拝を当然視した》・・・

✦ ジェームズ・アワー氏(元国防総省日本部長⇔《オバマ政権は中韓両国にこそ失望を表明すべきだった」と論評 ⇒ 中韓が日本のアジアでの平和や安定への貢献を一切認めず、尖閣や竹島での強硬措置で日本との緊張を高めている!と述べた》・・・

✦ ケビン・ドーク氏(ジョージタウン大学教授)⇔ 《安倍首相はもっと頻繁に参拝すべきだと主張!》・・・

オバマ政権の鈍痴で稚拙な外交姿勢に反対意見、非難を表明する良識者の方々は!、・・・悲しいかな希少であり、主流ではありません。
オバマ大統領は己がアフロ・アメリカンであり、米国史上初めての大統領!との自負心に全身が包まれいている。同時に心底には何とも言えない複雑な淀みが沈殿している!と筆者には見受けれられる。

 自負心と共に劣等感(黒人であり、血(出自)を辿ると極最近まで暗黒大陸といわれていたアフリカ!。白人種に資源は簒奪され、奴隷の身に落とされ新大陸開拓の労働力として家畜の、或いは以下と見なされる辛酸を味わい、漸く20世紀の半ばから人間として地位を与えられた)が交々に脳内で交錯していると考察出来る。

これらの悲惨な歴史は恐らくオバマ大統領に思考方法に大きく影響され、殊更に己を大きく見せようと背伸びする。己の身の丈に合わぬ考えに至る!、・・・つまり側近はイエス・マンばかりで固め(尤も此れは権力者の殆どが、国連総長の南朝鮮人・潘基文などに見られる低劣な資質)頑なに己の見解に拘る。
この硬直性が故に有能な人材はオバマ大統領と意見が合わず、次々と解任、または去って行くの悪循環でホワイトハウスは無能者の屯場所(吹き溜まり)の観を呈している。

寒風が吹き荒むホワイトハウスの荒涼たる風景を想像するだけで、・・・筆者は身の毛が弥立つ恐怖心に駆られて(オバマ大統領が経済を最重要視する余り、内向性が突出してモンロー主義に思いを馳せる!⇔支那がこの隙を衝いて日本国を攻撃する!)仕舞います。

此れは筆者の取り越し苦労で終わる事を祈ります。


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