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社会・政治 投稿日:2022.11.14 16:47FLASH編集部:『東シナ海では、中国による日本の主権を侵害する活動が継続・強化されている』
11月13日、カンボジアの首都プノンペンで開催されている各国首脳会議に出席している岸田文雄首相はこう発言し、中国を名指しで批判した。
この会議には、ASEAN首脳のほか、アメリカのバイデン大統領や、中国の李克強首相、ロシアのラブロフ外相らも出席している。
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岸田首相の冒頭の発言は、沖縄県・尖閣諸島周辺で中国による領海侵入が毎日のように繰り返されている状況を念頭に置いたもので、「台湾海峡の平和と安定も、地域の安全保障に直結する重要な問題だ」と強調。また、中国の新疆ウイグル自治区の人権状況についても「深刻な懸念」を表明している。
これに対してSNSでは、
《岸田さん、やれば出来るじゃん!》
《他の事に関しては言いたい事は沢山あるけど、名指しした事は評価する。国防に関しては岸田総理に期待出来ると思ってる》
と、評価する声が多数ある。
歌手の世良公則氏も、自身のTwitterに《これは高く評価したい 隣国の脅威は深刻》と投稿した。
だがその前日、岸田首相が中国に示した態度はそれとは逆のものだった。12日、岸田首相は中国の李克強氏と10分ほど立ち話をしたのだが、岸田首相が「建設的かつ安定的な日中関係の構築に向け、ともに努力していきたい」と呼びかけると、李首相は「日中関係は重要だ」と応じている。
ネットでは、
《退任が決まっている中国首相と話して、それが「得意な外交」の成果なのか?》
《岸田氏は二枚舌で、全く信用できない》
など、批判的な意見も少なくない。
「李克強首相は中国共産党のナンバー2ですが、2023年春には引退する見通しです。岸田首相は、習近平国家主席との首脳会談を望んでおり、李首相と話したのも、その実現に向けての地ならし的意味合いがあるものと見られます」(政治記者)
冒頭の岸田首相の発言についても、
《退任する李克強の前ではなく、習近平の前で同じ発言が出来れば本物かも》
《李克強氏に言った言葉を、G20で習近平氏に直接仰ってください 尖閣への領海侵犯、EEZ内に撃たれたミサイル、新疆ウイグル人権侵害、台湾侵攻、すべてについて毅然とした態度で批判して下さい》
という意見は多数みられる。
指導者の一貫した姿勢を、国民は求めているのではないか――。
( SmartFLASH )
✺ 指導者の一貫した姿勢を!〜、
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