2023年1月7日土曜日

地球温暖化防止の役目を果たすクジラ!海藻!・・・

■【地球温暖化の防止にクジラが効用】:
   2023年1月5日, 04:40

   https://sputniknews.jp/20230105/14476189.html



自然的な方法で二酸化炭素を吸収するためにクジラが大きな役割を果たしうるという説が米国人生物学者らから唱えられた。ただしそのためにはクジラの個体数を完全に回復する必要がある。Trends in Ecology & Evolution誌が論文を掲載している。
大気中の二酸化炭素を吸収させるために研究者らは失われた水域、沼の回復にばかり注意を向けているが、エコロジストらはこの点では地球上の巨大動物の持つ潜在力に注目している。その一例がクジラだ。
クジラの体重は最大150トンに達する。重量では大型航空機に劣らない。しかもクジラの平均寿命は100年以上と非常に長い。クジラのバイオマスは他の生命体と同様に主に炭素で構成されている他、世界海洋において生きた炭素を最大級に貯蔵する存在だ。米国人生物学者によれば、クジラの体内には地球全体の炭素の22%が貯蔵されている。クジラの死体は海底に沈み、体内に含有されていた炭素は分解されるに応じて、深海に移動する。

米国人生物学者らは、商業目的の捕鯨でその81%が失われてしまったクジラの個体数を回復することで、地球の炭素サイクルを正常化し、地球温暖化の速度を鈍化させることができると考えている。
以前、スプートニクは 気候変動の対策には入念な注意が必要とする記事を紹介している。二酸化炭素の排出量削減の目的で石油の消費を抑えることにばかりに焦点が当てられているものの、肥料の生産にかかせない硫黄及び硫酸の化合物の80%は石油から得られていることから、それなしには地球は飢餓に直面する危険性がある。


■【海藻のヌメリ フコイダンは
       気候変動対策に有益=研究】:
   2023年1月5日, 06:10

   https://sputniknews.jp/20230105/14422043.html



褐藻類には気候変動を食い止めるのに有益な特性があることが、ドイツの研究で明らかになった。この研究をまとめた論文が、科学ニュースメディア「ユーレックアラート」に掲載されている。
褐藻類は、空気中の二酸化炭素を吸収することができる不思議な植物。褐藻類はこの点では、地上の森林よりも優れた特徴を示し、大気と気候変動対策において重要な役割を担っている。しかし、褐藻類が吸収した後の二酸化炭素はどうなるのかは明らかになっていなかった。

そこで、ドイツのマックス・プランク海洋微生物学研究所の研究チームは、褐藻類が分泌する粘質物に含まれるさまざまな物質を特殊な方法で分析した。その結果、粘質物に含まれる「フコイダン」という物質は、最も興味深い化合物であることがわかったという。
フコイダンは、コンブや、モズクなどの褐藻類の粘質物に多く含まれる食物繊維。この類似物質は、ナマコやウニなどの海洋生物からも見つかっている。また、フコイダンは、これまでの研究で抗酸化作用や抗がん作用、血中コレステロール低下作用を示すことが報告されている。
研究者らは、「フコイダンは難分解性の化合物なので、他の生物がそれを利用するのは非常に難しい。誰もそれを好まないようだ。その結果、フコイダンに含まれる炭素はすぐに大気中に戻ることはない」と述べている。

褐藻類は、数百年から数千年という長期にわたって大気から二酸化炭素を除去することから、気候変動問題において特に優れた助っ人になるという。また、褐藻類のヒバマタでは、全分泌分の半分がフコンダイ。
今回の研究では、褐藻類は年間約10億トンの炭素を大気中から吸収していることも明らかになった。1年間でみると、褐藻類は最大1億5000トンの炭素(二酸化炭素に換算すると5億5000トン相当)を吸収する。これは、ドイツが1年間に排出する二酸化炭素量(7億4000トン)に匹敵する。

                                            


我欲に身を任せ!〜、
利便!、進歩!盾に金儲を最優先する
   愚かな輩が跳梁跋扈する母なる地球!・・・

その輩どもに蹂躙され深い傷を負った!〜、
   地球の自然免疫機能!・・・

地球温暖化が齎す異常気象!〜、
それを防止するクジラ、海藻のぬめり!・・・

天から授けられた自然免疫で人間が疾患を癒やすと同様に傷ついた地球を癒やしてくれる。

それは自然の摂理であり!〜、
     これに勝るものはなし!・・・


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