Meta（Facebook）に多額の罰金、EUでデータ転送停止に直面！・・・

欧州連合（EU）は、プライバシーへの懸念から！〜、フェイスブックの親会社であるメタ社に13億ドルという途方もない罰金を課し、ユーザーデータの米国への転送を停止するよう命じた！・・・

アイルランドのデータ保護委員会が開示したこの決定は、Facebookのみに影響し、同じくMetaが所有する子会社のInstagramとWhatsAppは対象外。

　この命令に従い、同社はEU諸国のユーザーについて収集したデータの削除を迫られる可能性がある。

　　　　　　　　　欧州データ保護委員会（EDPB）：

一般データ保護規則（GDPR）の一貫した適用を確保し、EUのデータ保護当局間の協力を促進することを目的とする、法人格を有する欧州連合の独立機関。

罰金とデータ転送の停止を決定したのは！〜、

先月、欧州データ保護委員会であり、データ保護とプライバシーに

　　　　　対する確固たる姿勢を示している！・・・

　当局は、Meta社が国際的なデータ転送に特定のセーフガードを要求する法令に違反したと主張している。

Meta社は命令に従うために少なくとも5ヶ月の猶予期間を与えられており、…　欧州連合内のFacebookのサービスに直ちに支障をきたすことはないと表明している。

また、同時に同社は今回の決定とそれに伴う罰金を不服として控訴する予定としている。

　メタ社の幹部が発表した声明では、米国と欧州の規制当局に対し、データアクセスとプライバシーに関する『法の根本的な対立』に対処するよう求めています。

〚国境を越えてデータを転送する能力は、グローバルでオープンな

　インターネットを機能させるための基本的なものです〛、・・・

〚国境を越えてデータを転送する能力がなければ、インターネット

　は国や地域のサイロに切り分けられ、世界経済を制限し、

　異なる国の市民が私たちが依存するようになった多くの共有

　サービスにアクセスできない儘になる危険があります』、・・・

と、声明はさらに読み上げられました。

メタ社は、米国と欧州連合（EU）間のデータ転送を『誠意を持って』継続したと主張し、科された罰金は『不必要かつ不釣り合い』だと考えている。

さらに同社は、欧州データ保護委員会が！〜、

　　根本的な問題に対処するために政策立案者が

　行った進歩を考慮しなかったことに失望を表明している！・・・

例えば、アメリカのデータプライバシー保護法は、昨年『データ最小化』のアプローチを導入し、テクノロジー企業がユーザー認証、詐欺防止、取引実行などの特定の目的に対して合理的に必要かつ比例するデータポイントのみを収集するよう提唱している。

MetaがGDPRの下で精査や罰金に直面するのは今回が初めてではなく、…　1月には、Facebookを利用する条件としてパーソナライズされた広告を受け入れるようユーザーに強要したとして、3億9000万ユーロの罰金を科された。さらに、2022年11月には、データ漏えい事件で2億6500万ユーロの罰金を科されている。

参考文献：

■【Meta Fined Big, Faces Data Transfer Suspension In EU 】：

https://redstateofminddaily.com/meta-fined-big-faces-data-transfer-suspension-in-eu/

❝❝ 驕る平家は久しからず !❞❞〜、

長年間に亘り、好き勝手、傍若無人ぶりを誇示して来たフェースブックに漸く鉄槌が下されようとしている。

大朗報です。

巨額な罰金が課せられますが、アイルランドのデータ保護委員会が開示したこの決定は現実のものとなるか？

米国が介入するか？

今後の展開が楽しみです。