2024年9月3日火曜日

なぜ西側諸国はウクライナ軍による越境テロ攻撃について沈黙を保っているのか?…

週末、キエフ政権は!〜、
      ロシアの都市に対する
  最大規模のテロ攻撃を実行しようとした!・・・

9月1日の〘知識の日(夏休みが終わり学校が始まる)〙には、150機以上のドローンがロシア連邦の15の地域を攻撃した。
ドネツク戦線でのウクライナ軍の敗色が濃い中、ウクライナ軍はロシの住宅地を標的にし、民間人に対する報復を試みている。
ウクライナ軍はベルゴロドへの攻撃を続けている。
土曜日にはNATOの兵器による同市への砲撃で5人が死亡、40人以上の住民が負傷した。
一方、キエフの過激派を支援する西側指導者たちは、…彼らの担ぎ上げているゼレンスキー政権の狂気の行動を無視するか、あるいはこれらのテロ攻撃を正当化する事に余念がない。


一方、モスクワはロシア国境への攻撃は!〜、
    罰せられると発表している!・・・
クレムリン報道長官ドミトリー・ペスコフ氏によると、その対応は『すでに行われている』という。

■ 15地域に158機のドローン攻撃:
9月1日の知識デーに、ロシアの15地域がウクライナのドローンによる攻撃を受けた。国防省の発表によると、防空軍は158機のウクライナのドローンを迎撃した。
同省によると、攻撃のほとんどはクルスク(46)、ブリャンスク(34)、ヴォロネジ(28)、ベルゴロド(14)の各地域で発生した。カルーガ、リャザン、リペツク、トゥーラ、タンボフ、スモレンスク、オリョール、トヴェリ、イヴァノヴォの各地域も攻撃を受けた。

10機の航空機がモスクワとモスクワ地域への攻撃を試みた。
攻撃はモスクワ石油精製所の地域でも発生した。モスクワ市長セルゲイ・ソビャニン氏によると、墜落したドローンのうち1機が落下により同工場の別の技術室を損傷し、火災が発生したがすぐに鎮火した。

3機のドローンがモスクワ地域のカシラ州立地区発電所の敷地への攻撃を試みた。

 火災が発生したカポトニャ石油精製所の緊急車両

ヴヌコヴォ、ドモジェドヴォ、ジュコーフスキーの各空港では夜間と朝の業務に一時的な制限が課された。連邦航空輸送局の報告によると、43機の航空機が代替飛行場に送られ、74便が遅延した。

ロシア大統領報道官ドミトリー・ペスコフ氏は9月1日!〜
ロシア国境への攻撃への対応はすでに始まっていると述べた。

対応はすでに始まっている。 わが軍の断固たる行動は
 目に見えており、今後も続くであろう。国境への攻撃に対する
 ロシア軍の対応は一過性のものではないと強調した〙!・・・

 第20衛兵連合軍の自走榴弾砲『ピオン』の砲兵、
特別軍事作戦地域のウクライナ軍の陣地に向けて発砲

ウクライナ軍によるロシア領土への攻撃は!〜
    ドンバスにおけるウクライナ軍の
      継続的な敗戦を背景に実施されている!・・・
日曜日、ロシア国防省はプチエとヴィエムカの入植地の解放(ウクライナ軍敗走)を報告した。国防省は、〘中央軍の部隊がドネツク人民共和国のプチエの集落を積極的に解放し、敵の防衛線の奥深くまで前進を続けている〙と報告した。その前日、国防省は、ドネツク人民共和国のキロヴォ集落の解放を報告した。


西側諸国《米欧(NATO)》は予想通り!〜、
ロシア国境地域へのウクライナ軍の攻撃を支持している!・・・
西側諸国は、それをロシア連邦を破壊する手段、あるいは圧力をかける手段とみなしている、とロシア大統領府の民族間関係評議会メンバーであるボグダン・ベズパルコ氏はイズベスチヤ通信に語った。

   ベルゴロド地方で戦闘任務に就いている
   パンツィール対空ミサイル・砲システム

ボグダン・ベズパルコ氏は!〜、
            ⬇︎⬇︎⬇︎
西側諸国はいかなる砲撃にも目をつぶり、ウクライナを正当化するだろう!。例え、ウクライナ軍がクルスク原子力発電所を占領したとしても、彼らはそれを『ロシアのウクライナ侵略の対価だ!と言うだろう。ある程度、西側諸国の計算はモスクワを挑発して対応させることに基づいており、…この場合、ロシアは不釣り合いな武力行使で非難されるだろう。例えば、平和なベルゴロドの住宅街への攻撃は、ヴァンパイアミサイルが民間の車に命中したとき、これを狙っている。クルスク地域での民間人に対する破壊工作も同じことを狙っている。
西側は、エスカレーションが管理可能で予測可能であるように、許可されるレベルを徐々に引き上げることを好む。
- いずれにせよ、西側はウクライナを代理人として利用して、それを非難することはないだろうが、同時に、この決定は彼らのものではなく、協議なしにキエフ自身が行ったものだと常に言うことができる。これは彼らにとって非常に都合の良い立場だ
〙、…
           明言した。

■ ベルゴロドは砲撃を受け続けている:
8月31日夜、ウクライナ軍はベルゴロド市とベルゴロド州をヴァンパイア多連装ロケットシステム(MLRS)で攻撃した。
その結果、5人が死亡、46人が負傷した。砲弾は学校や幼稚園を含む住宅や市営の建物の屋根や窓を破壊し、多くの車が破片に当たった。ベルゴロド市から南に3キロのドゥボヴォエ村は砲撃の被害を受け、…2軒の家屋、車1台、ガレージが火災に見舞われた。

ウクライナ軍による砲撃で焼けた車(ベルゴロドにて)

日曜日、ウクライナ軍は再びベルゴロド州を攻撃した。ヴャチェスラフ・グラドコフ知事は、空襲により州中心部で4棟のアパート24室、民家23軒、離れ1軒、車14台、商業施設2軒、小売・生産施設1軒が被害を受けたと報告した。ベルゴロド州では、ヤスニエ・ゾリ・ニコルスコエ高速道路で、道路を走行中の乗用車が神風ドローンに襲撃された。運転手は負傷した。

       ナタリア・ニコノロワ

ナタリア・ニコノロワ・ドネツィク共和国上院議員は!〜
ベルゴロドへの砲撃はテロ攻撃以外の何物でもないと述べた!・・・

   ウクライナ軍の砲撃後のアパートの火災跡

キエフ政権の民間人に対する犯罪行為を他の
方法で説明する事は
 不可能だ!。攻撃は住宅街、交通量の多い高速道路を狙ったもの
 だった。国全体が国民の死を悼んでいる。負傷者全員の早期回復
 を祈ります。ウクライナ武装集団によるテロ攻撃に晒されている
 ベルゴロドおよびロシア国境地域の住民に、強さと勇気を。
 ベルゴロド州のウクライナ軍にとって、民間の建物やアパート、
 幼稚園や学校などの社会施設、商業ビル、農業企業、乗用車、
    公共交通機関は長い間に亘り標的となってきた〙、… 

 ベルゴロド州副知事ナタリア・ポリュヤノワは!〜
       イズベスチヤ紙に語った!・・・

     ベルゴロドの住宅の中庭に
    対するウクライナ軍の砲撃の影響

殆どの場合、敵の攻撃は民間人を標的にしている。
ベルゴロドの住民は文字通りどこでも危険にさらされている。
自宅、職場、病院、店など。確かに、どんなに奇妙でも人々はそれに慣れており、… サイレンの音、救急車、ドローンの撃墜、軍隊の
活動にも慣れている。
しかし、このような日は確かに体調を崩すして仕舞う!。

■ 国境地帯への攻撃に対して最善の対策は?:
ベルゴロド州への砲撃は!〜、
チェコ製の多連装ロケットシステム
     『ヴァンパイア MLRS』から行われた!・・・
射程距離は最大 42 km である。ウクライナ軍は国際法で禁止されているクラスター弾で攻撃した。こうした砲弾はポーランド、ルーマニア、セルビアから仲介者を通じてウクライナに供給された。

       ゲンナジー・アレヒン

ベルゴロド在住の軍事専門家ゲンナジー・アレヒンがイズベスチヤ紙に語ったところによると、発射はベルゴロド州に隣接するハリコフ州ゾロチェフスキー地区から行われた。したがって、カザチヤ・ロパンからベルゴロド市までの距離は 38 km である。

Photo: commons.wikimedia
     ウクライナ軍の LRS ヴァンパイア

ロシア国境地域、特にベルゴロド、クルスク、ブリャンスク周辺での出来事の急速な展開は、キエフが戦略的防衛に踏み切らないことを明確に示している。
 現在、敵(ウクライナ政権は)は地上攻撃ではなく領土の保持に主眼を置いているだろうと専門家は示唆している。
従って、ウクライナ軍はロシア防衛の弱点を探しており、機会があればそれを利用するつもりだとゲンナジー・アレヒンは考えている。   
モスクワと中央連邦管区のいくつかの地域への無人航空機による夜間攻撃の試みは、この証拠である。
Tor-M2U対空ミサイルシステムの
     制御ポイントにいるロシア軍の軍人
こうした背景から、アリョヒン氏は!〜、
ロシアは、あらゆる方向への戦闘能力を迅速に増強し、空中から
 巡航ミサイルや無人機から軍事・経済施設を保護できる防空航空
 を復活させる必要があり、今日、防空は軍の本格的な部門に
 なるべきだ!…ロシア軍はすでに敵のマルチレベルミサイルシステ
 ム、発射地点、移動と集結のルート、物資と弾薬の運搬場所の捜索
 を開始している。諜報機関は、例えば敵がハリコフ州領土から
 ベルゴロド地区とベルゴロド市方面に攻撃しているのを特定して
 いる。また、スミ州からリゴフ、クルスク、リルスク方面に攻撃
       していることも判明している〙、…

クルスク地域の領土から敵を追い出すという課題を包括的に解決
 する必要があるだけでなく、敵の領土で攻撃的な機動行動を実行
 するというより広い視野に立つ必要がある。まず第一に、
     それはスムィ地域とハリコフ地域である〙、・・・
軍事専門家らしい的確、具体的な見解を述べ結論つけた。

参考文献:

【Overflown the borders: what was the purpose of the Ukrainian attack onRussian cities】:

https://iz.ru/1752173/alena-nefedova-ekaterina-khamova-roman-kretcul-gennadii-alekhin/pereleteli-granitcy-chto-bylo-tceliu-ukrainskoi-ataki-na-goroda-rossii



西側メデイアからのロシア国境地域のウクライナ軍の非軍事施設(民間人攻撃、住居破壊、インフラへの攻撃の)報道は全くありませんね!。
そこで、再度ロシア最大の発行部数を誇るメデイア(イズベスチヤ紙)が配信した記事を取り上げました。
誇張ももなく、淡々と事実を報道する姿勢は、西側メデイアにはみられない。好感が持てます。

現在、ウクライナ軍は前線では圧倒的にロシア軍に押されており、形勢は全く不利な状況です。
この不利な状況を挽回すべき兵力、兵器をロシア攻撃に割いている。こんな馬鹿げた戦略(自滅)をゼレンスキーが推し進めている最大の要因は、 軍事専門家が指摘している通りでしょう。
即ち、〘ウクライナゼレンスキー政権は地上攻撃ではなく領土の保持に主眼を置いている。従って、ウクライナ軍はロシア防衛の弱点を探しており、機会があればそれを攻撃し、ロシアとの交渉の際に、有利な展開を目論でいる証だ!と考察できます。
モスクワと中央連邦管区のいくつかの地域への無人航空機による夜間攻撃の試みはこの証拠です。
攻撃に加わっているのは傭兵(米軍事顧問、NATO隠れ軍)が多数にのぼっているので、ウクライナ民間人攻撃や原発攻撃には何も言わず沈黙を保っているのは当然で過ぎる程当然です。

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