2025年11月12日水曜日

米NYタイムズが報じた日本人の特別な国民性が大反響!⋯

ブログ更新記事は!〜、
米紙NYタイムズが配信した、『100歳を過ぎても働く日本の人々』にスポットを当てた特集記事からです!・・・

◼︎ 要点:
《働く100歳―日本では『生涯現役』の人々》

   百歳を超えても矍鑠として働き続ける人

日本には、100歳以上の人がおよそ10万人いる。
これは世界で最も多い数であり、人口比でも他のどの国よりも多い。
高齢化に伴う虚弱(フレイル)は、日本に課題をもたらしている。
過去最低の出生率が続く日本では、退職者は増え続ける一方で、⋯
それを支える労働年齢人口は減少しているからだ。

然し、一部の人々にとって、100歳を迎える事は!〜、
 豊かな人生における単なる一つの節目に過ぎない!・・・
私たちは、長寿の秘訣として、食生活、手頃な医療制度、運動、
家族のサポートを挙げる5人の素敵な100歳超えの人々に出会った。
そして、この5人にはもう一つ共通点があった。
      その共通点とは!〜、
    驚くことに、仕事であった!・・・

■ 自転車修理業の石井誠一さん(103歳):
 90年以上自分の店で自転車を修理し続けている。
 毎晩、翌日どんな客が来るかと楽しみにしながら眠りにつく。
 ❝もしこの仕事噛みしめるように語った。

■ ラーメン職人の天川ふくさん(102歳):
 週に5、6日、家族経営のラーメン店で昼のシフトに入る。
 《まだ働けるなんて、本当に素晴らしいことです。
 肉体的にも精神的にも、私の人生の質を変えてくれる》と、
 昨年店を訪れた木村拓哉氏のサイン入り写真の下に座り、⋯
 天川さんは語った。

 (※群馬県藤岡市にある天川さんのお店『銀華亭』は、
  SNSの影響で現在外国人観光客が殺到している。)


■ 農家の松尾昌文さん(101歳):
 食道がんなどを乗り越えた松尾さんは、⋯
 週末は1歳になったひ孫のトキちゃんと遊んで過ごす。
 《健康のために働いています》、と松尾さんは語った。

■ 化粧品販売員(POLA)の堀野智子さん(102歳):
  ほとんどの顧客に先立たれたが、
  仕事を辞めることは一度も考えたことがない。
  「人を美しくする手伝いが大好きなんです」と堀野さんは語った。

■ 語り部 小野トメヨさん(101歳):
 50の物語のレパートリーを持つ民話の語り部。
 2011年の津波で自宅を流された小野さんは、⋯
 《私は自分の物語を伝えるために生きているんです》、
  と涙を流しながら語った。


自分の仕事に特別な価値を見出す日本人の姿勢に、
NYT紙の読者から、様々な反応が寄せられていました。
               ⬇︎⬇︎⬇︎
      翻訳元
寄せられた膨大なコメントを纏め、抜粋して以下に列記いたします。是非、御覧ください!。

■ 自分はまだ73歳の若造だけど、
  必要に迫られてパートタイムで働き続けてる。
  この義務を大きな恵みだと見るようになったね。
  若い世代や様々なルーツを持つ人々と接する機会があることだ。
  世界中から来た25歳から55歳までの職場の友達がいる。
  これ以上のことが世の中にあるか? +288

■ 楽しめる意味のある仕事は、人を若く保つんだな。 +10 

■ 父方の祖父がシェイクスピアの学者で、
  優秀な法廷弁護士だったんだ。
  その祖父も、「現役のまま死にたい」って話してたよ。
  祖父はフロストの詩もよく引用してた。
  「眠るまでにはまだ長い道のりがある。守るべき約束がある」。
  子どもの頃はこれらの感情は理解できなかったけど、
  今では中年のグローバルな専門家として、
  その感情が心から理解できるようになった。 +30 

■ 私たち西洋人がやっていることよりも、
  日本人がもっとうまくやっていることはたくさんある。
  学ぶべきことは本当に多いね。 +711 

■ 自分も天国に旅立つ日まで働くつもり。
  必要だからじゃなくて、自分の仕事が大好きだから。
  好きな仕事を見つければ仕事だって感じないよ。
  活動的でいることが生き続ける方法なんだよ。 +32 

■ アメリカの80代から90代の人たちに対して行われた、
  とあるインタビューの映像がずっと頭に残ってる。
  ある男性は「絶対にお金を稼ぐのをやめるな」って言ってた。
  出演してた人たちはみんな活動的で、
  多くがパートタイムの仕事をしてたよ。 +10 

■ 俺は東京と日本の田舎で長い時間を過ごした。
  こういった素晴らしい人たちがいる反面、
  ブラック企業で働いてる人たちもいる。
  彼らだってほとんどのアメリカ人と同じように、
  ひどい上司や同僚でいっぱいの競争社会から、
  早く抜け出したいって願ってるんだよ。 +25 

■ 自分でもなぜか分からないが、
  これは長らく読んできたNYT紙の中で一番好きな記事の一つだ。
  大いなる喜びをもたらしてくれたよ。 +169

■ 本当に素敵な話だったし、
  最近は憂鬱なニュースばかりだから凄く新鮮だった。
  日本のような良質で手頃な医療制度が、
  実際に人々がより良い生活を送るのに
  役立つという事実に言及してくれてありがとう。 +248

■ 読み応えのある素晴らしい記事だった!
  センテナリアン(100歳以上)の人たちから刺激を受けたよ。
  好きな仕事ならできる限り長く働くのがいいね。 +29 

■ こっちには生きるためだけに働き続けたり、
  仕事に戻ったりしなきゃいけないお年寄りがたくさんいるんだ。
  お金は尽きるし、物価は上がる。
  私は「世界との関わりを持ち続ける」なんて言えないような、
  そういう仕事をしてる高齢者を見るよ。
  「働きたい」じゃなくて「はたらかざるを得ない」んだ。
  そういうのは本当に疲れることだよ。 +61 

■ 全ての人が100歳になった時に健康で、動けて、
  頭もはっきりしてるといいな。それって最高だよね。 +5 

■ 自分は元有機化学の教授だ。
  これは素晴らしい記事で、亡くなった妻、
  そして娘(日本で1990年に生まれた)と一緒に、
  1989年から92年まで日本に住んでいた時の
  楽しい思い出が蘇った。
  1992年にアメリカで教員になる前に、
  運良く日本のサントリーで研究の仕事をもらえたんだ。
  妻とは毎晩、その日に体験したことについて話してたんだ。
  ある時は日本人の長寿に関する会話で、
  彼らは過度な運動はしないし、
  男性はウイスキーやビールを飲むけど、
  「全てが適度」という結論に達したよ。 +65 
           ⬆︎⬆︎⬆︎
   ■ 自分もそのことに気づいた。
     記事で紹介されている人たちも活動的ではあるけど、
     ジムに行ったりマラソンをしたりしてなかったね。
     それに食べ過ぎることなくちゃんと食べていた。 +34 

■ 日本の高齢者のかなりの人たちは体が動く限り働きたい、
  そして社会に貢献したいと思ってるんだ。
  彼らにとって仕事は人生そのもので、
  一生懸命働くことが美しいとされている。
  この精神は戦前から日本に深く根付いていて、
  今でも変わってないよ。 +31 

■ 私は65歳で引退して、68歳で引退をやめたよ……。
  美術学校や個人で絵を教えていて、充実感があるし、
  死ぬまでこの仕事を続けていくつもりでいる。
  引退後、同じような環境の人たちに囲まれて、
  あとは旅立つのを待っているみたいで気が滅入ったの。
  ここでコメントしてる人たちの意見は全部正しい。
  自分にとって意味のあることをすれば、
  多くの人が長生き出来るんだよ。 +28 

■ 私の曽祖母はテネシー州ノックスビルのリーバイス工場で、
  何十年も裁縫師として働いてた。
  92歳で引退したら、その2年後にすぐ旅立った。
  働きたいだけ働かせてあげればいいと思う。 +13 

■ どうやら日本の人たちは、極度に働きすぎていて、
  バランスを取るのが難しいと感じてるようだ。
  それが100歳まで働くという考えと、
  どう一致するのかよく分からないが。 +7 

■ 100歳まで働いていられるなんてすっっっっっっごく羨ましい!
  ちなみに私は78歳です。 +28 

■ この記事が大好き。
  100歳を過ぎても働くという考え、
  つまり目的を持って生き続けるという考えに深く共感します。
  私は今85歳。こういう話に慰めと刺激を感じる。 +32 

■ それは「IKIGAI(生きがい)」と呼ばれてる。
  記事に登場した100歳以上の人たちは、
  引退した途端に突然老いが来ることを理解してるんだ。 +10 

■ 仕事と人生の美しさだね!
  それに若い人たちからも評価されてるみたいだ。
  高齢者の知恵を尊重してるんだね。 +21 

■ この素晴らしい記事を書いてくれてありがとう。
  日本人にはいつも魅了されてる。
  日本が持つ文化が大好きなんだよね。 +110 

■ これは単なる仕事だけじゃないんだよ。
  それが前提かもしれないけどさ。
  コミュニティを良い形で助けてる、
  特別な「何か」をやってるんだと思う。 +27 

■ でも、100歳までいかなくても、
  70歳を超えて働けるにはまともな健康が必要だ。
  そうじゃなきゃどれだけ働くのが好きでも無理だ。
  そういう前提がある中で、今のこの国では、
  高齢者の大多数が良い健康状態にあるとは思えない……。 +32 

■ 良い遺伝子、良い食事、運動、そして朝起きた時の目標。
  日本は真逆の世界みたいなものだね。 +29 

■ 誰も巨大企業のために働いてないってのがすごく興味深い。
  この「仕事」の例は全部、魂を豊かにするものだ。
  そういう意味で、最高だと思った。 +42 

■ 「昔話の語り手」という職業がある。
  この日本の事実がたまらなく大好き! +25 
            ⬆︎⬆︎⬆︎        
   ■ 僕のお気に入りの日本芸術の一つが「落語」、
     つまりストーリーテリングなんだ。
     落語のセッションは何時間も続くことがあるから、
     観客は自由に出入りできるし、
     お弁当を持ってくることだってできる。
     エンターテイメント付きの屋内ピクニックだね。
     そして、いくつかの話はただただ爆笑ものだ。 +12 

■ 「IKIGAI」は、「存在する理由」や、
  「朝起きる理由」を生み出す日本の概念だ。
  「IKIGAI」の元の日本語の意味は、
  英語で翻訳されたもの以上に微妙なニュアンスがあって、
  単純な日々の喜びや生きてる事への価値を指してるんだ。 +137 

■ 年を取ることと有意義に人生を楽しむこと。
  この二つに関する良質な記事はあまりないから凄くよかった。
  たぶん日本では年を取るという概念が、
  私たちの文化とは違う見られ方をしてるのかも。 +117 

■ 通常「仕事」というものは、
  多くの人にとって楽しくないものだけど、
  日本人はどんな時でも一生懸命に取り組むんだ。
  つまり自分にとっての誇りに変える。
  物事を前向きな方向性に変える方法論とも言える。
  これが日本人の強さなのかもしれないな……。 +17

■ 美しくて刺激的な話をありがとう。
  何年も前に日本に住んでたんだ。
  この話は、仕事と、きちんと仕事をやり遂げることに対する、
  日本人の敬意を思い出させてくれるよ。 +25 

■ 日本の全ての町には独自のジムがあって、
  小さかったけど十分だったよ。
  僕は日本人男性二人とすごく仲良くなったんだけど、
  彼らは英語がほとんど話せなくて、
  僕の日本語能力はひどかった。
  だけど、だからこそ仲良くなれたのかもしれない。
  驚愕したのは、日本人のアメリカ人に対する親切さだ。
  妻と私はその理由を考えてたんだが、
  戦後に彼らの国を再建するのを手伝ったからだと感じたよ。
  日本に3年間住めたのは本当に幸運だった。 +14 

■ ああっ、日本と私たちとの大きな差に愕然とした。
  特に職場における若さに執着する文化のせいで、
  私たちの職場には50歳以上の人がいないから……。 

■ まあ、よく言われる通りだよね。
  「好きなことをやってる時は仕事じゃない」って。 +6 

■ この記事こそ、私がNYTの購読料を払う理由だ。
  素敵な物語をありがとう。 +172 

■ 60歳で少し早めに引退したけど、
  今62歳で仕事に戻れることが嬉しくてたまらない。
  僕らの多くにとって、仕事は世界に足跡を残す方法なんだ。
  完璧なラーメンを作っているにしても、
  誰かの生活を楽にするソフトウェアを作っているにしても、
  何かを創造し、世の中に貢献したいという衝動は、
  引退しても消えないんだよ。 +32 

■ 87歳の自分にとって、すごく励みになる記事だった。
  今もコンサルタントとして働いていて、
  週に何日かジムに行く時間も、記事を書く時間もあるし、
  他人の成功を助けるという自分の役割に良い気分を感じてる。
  クライアントとの仕事は、精神的に健康に保ち、
  読書と共に絶えず学ばせてくれ、知識を増やし続けている。
  正直、なぜ働き続けているんだろうと時々思う時もあるが、
  この記事を読むと、「仕事も人生の一部」だと考える人々の、
  大きなコミュニティの一員だと感じられた。
  素敵な記事をどうもありがとう! +64 

                                      



前提として、NYタイムズ記事の質の高さが大絶賛されていました。
コメント欄にはエリートかそれに近い人が多く見られた印象ですが、⋯ほとんどの人が、《《この世を旅立つ日まで働き社会に貢献する》》、⋯という意識に共感を示していました。
結局はあの世への旅達日が来るまで体を動かす(働き続ける)事がボケ防止に繋がり、理想的な人生の幕が降りる事となり場合が多いようです。

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