2015年9月10日木曜日

習主席「左手敬礼」の意味は平和主義で日本の地位を侵略!・・・

習主席「左手敬礼」と「覇権唱えず」発言の意味 日本の地位“強奪”狙いか 富坂聰氏リポート
ZakZak (2015.09.09)




北京で行われた第2次世界大戦終結70年の記念式典で軍備を視察する中国の習近平国家主席 ☛☛☛


中国人民抗日戦争勝利70周年の記念行事を翌日に控えた9月2日の北京の街は、昼間から死んだように人通りが途絶えた。

 「夜8時には地下鉄が全線停止になります。9時からは外出禁止となっていますから、逆算してホテルに戻ってください」

 ホテルの従業員からこうクギを刺されたものの、そもそも動こうにもタクシーが一般客を乗せることもなく移動の手段もなければ店という店がシャッターを下ろしている。


 当初、警備が厳しいのは第2環状線の内側だけだと聞いていたが、甘かった。新聞は、ハトを放つことも禁止だと報じていた。

 街では普段はお目にかからない警備の組織もたくさんお目見えした。

 警備の中心を担う中国人民武装警察部隊(通称・武警)や公安、城管執法の文字の入ったブルーと白のパトカー、特別警察の黒い制服などは良く見かけるが、珍しいのは迷彩服姿の武警。「戦訓」のエンブレムに小銃を持った警察官。さらには「安保」(肩に執勤マーク)、「特勤」(肩に国旗)、「保勤」(肩に国旗)、「特保」と続く。これらは普段は軍に所属している兵士だが、一時的に治安組織に組み入れられている者たちだ。

 そして「東城民兵」マークの者たちは、北京市東城地区にいる退役軍人を動員した組織である。

 こうした厳戒態勢の下で行われた9月3日の式典は、中国ではおおむね好評だった。

 「ちょっと不便で困ったけど閲兵には満足した」というのが大勢の意見といえるのだろう。

9月1日に王府井(天安門に近い繁華街)のホテルを追い出されてしまった私は、東長安街の建国門外のホテルに移動させられたが、予想通り、そこは閲兵に参加する航空機の通り道で、爆音が近づいてきたかと思うと国旗を下げた戦闘ヘリ、4色の煙を上げて飛行する編隊飛行、早期空中警戒機、海軍の戦闘機が次々に頭上を通過してゆくのが見えた。

 閲兵式が終わってすぐに会った中国人との話題は、習近平国家主席の行った「重要講話」と国産高級車「紅旗」に乗った習氏が、左手で敬礼したことだった。友人は、「ネットで大きな話題になったのは、〈道徳経(老子の古典)〉のなかに左手は平和を意味するとあり、その手で敬礼したことは平和国家への決意だ」というのだ。

 もちろん額面通りに受け取れるはずもないが、あの場面で“うっかり”左手で敬礼することは考えられないのも確かだ。

 そしてもう一つ、講和のなかで披露された「(中国は)永遠に覇権を唱えず、永遠に拡張せず、かつて自らが経験した…」の部分に引っかかった。

 日本人の多くは、「よく言うよ」と鼻で笑うことだろう。しかし、重要なことは中国が新たな価値観をここに定め、攻勢をかけようとしているしたたかさが感じられる点だ。言い換えれば、「日本が平和国家としての価値観を捨てようとするなら、ありがたくその地位を奪ってしまおう」という意味にも読み取れる。

 発言の狙いは何なのか。その真意を正しく読み取る作業が必要になってくる。

 ■富坂聰(とみさか・さとし) 拓殖大学海外事情研究所教授。1964年生まれ。北京大学中文系に留学したのち、週刊誌記者などを経てジャーナリストとして活動。中国の政・官・財界に豊富な人脈を持つ。『中国人民解放軍の内幕』(文春新書)など著書多数。近著に『中国は腹の底で日本をどう思っているのか』(PHP新書)。


                                                                                                                                                                                                       


筆者考:

 9月3日、『抗日戦争勝利記念・軍事パレード』が終わった後の支那人の大きな話題は!〜、
習近平国家主席の行った『重要講話』と国産高級車「紅旗」に乗った習近平支那国家主席が、左手で敬礼したことだった!・・・

『道徳経(老子の古典)』の中に、左手は平和を意味するとあり、その手で敬礼したことは平和国家への決意だ!・・・

習主席!〜、先の抗日戦争戦勝記念・軍事パレードで見せた『左手敬礼』は今後は覇権唱えずに平和主義を貫く意味?!・・・

ダボハゼの如く何にでも喰らい付き億面もなく悪食をする習近平!〜、
軍事パレードで覇権を唱えず平和主義を強調する異常な神経はすでに狂人の仲間入りをした観がある!・・・

日本が戦後70年間の長きに亘り築き上げた平和的な地位を侵略する前に、習近平はしなければならぬ事がある!〜、

先ずは、支那国内に存在する少数民族の自治区!〜:


✦ 内蒙古自治区!・・・
✦ ウイグル自治区!・・・
✦ チベット自治区!・・・
✦ 広西チワン自治区!・・・



此等の自治区から弾圧!、人権蹂躙!、民族淘汰を即、停止して支那人民解放軍を撤退させて、解放する事である!・・・。
現状の儘で自治区の人々を虐殺、弾圧、民族淘汰を続けて居ながら、・・・捏造歴史(妄想歴史)で塗り固めたられた戦勝国詐称(抗日戦争勝利)を憚る事無く国際社会に、記念式典・軍事パレード誇示する。
 
こんな鉄面皮な習近平が軍事パレードの最中に左手で敬礼したからと言って、・・・支那国民の間で大きな話題になり、『❮❮道徳経⇔(老子の古典)❯❯のなかに左手は平和を意味するとあり、その手で敬礼したことは平和国家への決意だ!』と都合良き(願望?)解釈されている。




◼︎【中国人民抗日戦争と世界反ファシスト戦争勝利69周年座談会】:

式典後、人民会堂で大観衆を集めて開いた座談会で習近平が発した『重要講話⇔対日批判の主旨!』・・・
 冒頭!〜、
習近平は ❝愛国主義を核心とした民族の偉大な精神があったからこそ、抗日戦争に勝てたのだ」と前置きし、日中戦争はただ単に「日本の侵略戦争に中国人民が抗して戦ったというだけでなく、これは全世界の反ファシスト戦争の重要な要素を形成しているのだ!❞」と断言し❝!、・・・❝つまり、現在の中国は第二次世界大戦の「同盟国」であり、全世界の被害者と利害を共にしているのだという、中国を一段と上のレベルに押し上げた位置づけをしていることになる!❞と大見得を切った。




✦ 本日は、世界の人々が永遠に記念するに値する日です。70年前の今日、中国人民は14年もの長きにわたる言語に絶する苦しい闘争を経て、中国人民は抗日戦争の偉大な勝利を獲得し、世界反ファシズム戦争の完全なる勝利を言い渡し、平和の陽光が再び普く大地を照らしました。

✦ 私は、中共中央・全人代・国務院・全国政治協商・中央軍事委員会を代表して、全国の抗日戦争に参加した老戦士・老同志・愛国人士と抗日の将校に向かって、中国人民の抗日戦争勝利の為に重要な貢献をした国内外の中華の子供達に向かって、最上の敬意を表します!侵略に抵抗する中国人民を、支援し助けてくれた、外国政府と国際的な友人に向かって、心からの感謝を表します!本日の大会に参加した各国の来賓と軍人友人諸君に向かって、熱烈な歓迎を表します!・・・

✦ 中国人民の抗日戦争と世界反ファシズム戦争は、正義と邪悪・光明と暗黒・進歩と反動的との大決戦でした。あの悲惨な戦争の中で、中国人民の抗日戦争の開始時間は最も早く・持続時間は最も長かった。侵略者に直面し、中華の子供達は不撓不屈・血を浴びて奮戦し、徹底して日本軍国主義の侵略者を打ち負かし、中華民族の5000年以上発展してきた文明の成果を守り、人類の平和の事業を守り、戦争史上の奇観・中華民族の壮挙を作り上げた!・・・

✦ 中国人民の抗日戦争勝利は、近代以来、中国が外敵の侵入に抵抗し反撃した、初めての完全勝利だ。この偉大な勝利は、日本の軍国主義が、中国を植民地化し奴隷のように酷使しようという企みを徹底的に粉砕し、近代以来、中国が外国の侵略に抵抗し反撃し、連戦連敗した民族の恥辱を洗い流した。この偉大な勝利は、新たに、中国に世界の大国としての地位を確立させ、中国人民に、世界から平和を愛する人民としての尊敬を獲得させた。この偉大な勝利は、中華民族の偉大な復興の光明の未来図を開き、古い中国が、鳳凰が臨終に火を浴びて再生するように、新たな征途を開いた!・・・

 ✦ 戦争中、中国人民は巨大な民族の犠牲を払って、世界反ファシズム戦争の東方の主戦場を支え、世界反ファシズム戦争の勝利のために、多大な貢献を果たした。中国人民の抗日戦争も、国際社会の広汎な支持を獲得したが、中国人民は、各国人民が、中国の抗日戦争勝利の為に果たした貢献を、永遠に銘記するだろう!・・・



✦ 戦争を経験した人々は、更に深く平和の大切さを理解する。我々が、中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念するのは、歴史を銘記し・亡くなった烈士を追想し、平和を大切にし、未来を切り開くためである。あの戦争の戦火は、あまねくアジア・ヨーロッパ・アフリカ・大洋州に及び、軍隊と民衆の死傷者は1億人を超え、そのうち中国の死傷者は3500万を超え、ソ連の死亡者は2700万を超えた。決して、歴史の悲劇を繰り返させないために、我々は、当時、人類の自由・正義・平和を守るために犠牲になった英霊に対して、また、無惨にも殺された無辜の亡霊に対して、最良の記念式典を執り行う!・・・

✦ 戦争は一面の鏡であり、人に平和の貴重さを知らしめる事ができる。今日、平和と発展は既に時代の主題となっているが、しかし世界は全く太平ではなく、戦争のダモクレスの剣は、依然として人類の頭の上に掛かっている。我々は歴史を鑑として、固く平和を維持する決心をしなければならない!・・・

✦ 平和のために、我々は、堅個に、人類運命共同体という意識を打ち立てなければならない。偏見と差別・深い憎しみと戦争は、災難と苦痛しかもたらしはしない。互いに尊重し・平等に付き合い・平和に発展し・共に繁栄する事こそ、人の世の正道である。世界各国は、共同で、聯合国憲章の主旨と原則を、中心的(核心的)国際秩序と国際体系とするよう守り、積極的に互恵互利を核心的新型の国際関係とするよう働きかけ、共に、世界の平和と発展の崇高な事業を推進すべきである!・・・

✦ 平和のために、中国は一貫して平和発展の道を歩む事を堅持している。中華民族は一貫して平和を愛している。どの様な発展段階であるかにかかわらず、中国は永遠に覇を称さないし、永遠に拡張はしないし、永遠に、自身が嘗て経験した惨めな境遇を、他の民族に無理に押し付ける事はしない。中国人民は、世界各国の人民との友好的な交流を堅持し、決然として、中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利の成果を守り、人類の為に、新たなしかも更に大きな貢献ができるよう努力する。

✦ 中国人民解放軍は、人民の子弟兵であるので、全軍将兵は、全身全霊、人民の為に服務するという根本理念を深く心に刻み、祖国の安全と人民の平和な生活を守るという神聖な職責を、忠実に履行し、世界の平和を守るという神聖な使命を忠実に執行すべきである。私は、中国は軍の人員を30万人削減する事を宣言する。


✦ “初め有らざるは靡 (な) く、克 (よ) く終わり有るは鮮 (すく) なし「詩経」”中華民族の偉大なる復興を実現するには、一代、また一代という努力が必要だ。中華民族は、5000年以上の歴史を具えた輝く文明を創りだしたのだ、必ず更に輝ける明日を創り出す事ができる!・・・

✦ 進んで行く道は、全国各族人民は、中国共産党の指導の下、マルクスレーニン主義・毛沢東思想・鄧小平理論・“三つの代表”の重要思想(江沢民)を堅持し、科学的発展観(胡錦濤)を指導とし、中国の特色ある社会主義の道に沿い、“四つの全面戦略”の構造(習近平)に照らして、 偉大な愛国主義精神を発揚し、偉大なる抗日戦争の精神を発揚し、万衆心を一にして、雨にも風にも負けず、我々が定めた目標に向かってこのまま勇気を奮って前進しよう!
 我々に共に、歴史の啓示する偉大な審理を銘記させてください。正義は必ず勝つ!平和は必ず勝つ!人民は必ず勝つ!・・・

以上が『重要講和の主旨』だが、習近平はさらにそのあと❝事実は事実だ❞!として、・・・❝白を百万回黒だと言っても、あくまでも白で、黒を百万回白だと言っても、それはあくまでも黒なのだ!❞と声を荒げた。
 会場の聴衆は、この言葉に対して、まるで今戦場で戦っているような勇ましい表情になり、その後会場では、嵐のような拍手が鳴りやまなかった。
これが習近平が式典の場ではなくて後に人民会堂で開かれた盛大な座談会、・・・式典の場では声が拡散して不鮮明となり、効果がない為に座談会形式で人民会堂に大観衆を集め習近平の声が音響効果で迫力を増す。此れを狙った習近平の演出である。

習近平が恥じる事無く言い放った『重要講和!」は!〜、
歴代の支那国家主席が!、・・・己等の劣等感が創りだした妄想!と、願望!とが入り交じる歪んだ歴史観の捕囚の身と成り、到達した❝唯我独尊!❞の世界に身を置いた習近平が創り出したものである!。
こんな妄想が国際社会から共鳴など得られる筈がなく、得られたのは嘲笑だけである。


➤ ❮❮講和のなかで披露された「(中国は)永遠に覇権を唱えず、永遠に拡張せず、かつて自らが経験した!〜、
 日本人の多くは、「よく言うよ」と鼻で笑うことだろう。しかし、重要なことは中国が新たな価値観をここに定め、攻勢をかけようとしているしたたかさが感じられる点だ。言い換えれば、「日本が平和国家としての価値観を捨てようとするなら、ありがたくその地位を奪ってしまおう」という意味にも読み取れる。
 発言の狙いは何なのか。その真意を正しく読み取る作業が必要になってくる❯❯・・・

❝日本が平和国家としての価値観を捨てようとするなら、支那は有り難く此の地位を奪ってしまおう!❞・・・
此れは『下手な考え休みに至り!』に近いものがあります。詰まり取り越し苦労!ではないのか?と筆者は思います。
ZakZakに寄稿した富坂聰(とみさか・さとし) 拓殖大学海外事情研究所教授の解釈は取り越し苦労か!、それとも、は安保法案に反対の立場に身を置き、・・・安保法案は日本が平和国家としての位置を放棄するものと解釈しているのか?!、
微妙な処です。

支那は日本から平和国家の位置を強奪する事は、・・・自治区を解放しない限りは絶対に無理だ!、断言できるでしょう!。


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