アメとムチを駆使・・・誰も望まぬ紛争、米軟化、北との
“着地点”を探す!。
核搭載も可能な戦略爆撃機B2の展開など、挑発を激化させる北朝鮮に強硬姿勢で対抗してきたオバマ米政権が、ここ数日で急速に軟化の兆しを見せている。北朝鮮が非核化の意志を示すことを条件に対話の用意があることを強調。米メディアが連日、核・ミサイルの脅威を報じるなか、アメとムチを駆使して「誰も望まぬ紛争」(カーニー大統領報道官)の着地点を探っている。
「われわれは言い回しを著しく弱めている。そして、理にかなったことが勝る道筋を探している」
ケリー米国務長官は12日の米韓外相会談後の共同記者会見で、北朝鮮が非核化を推進することを条件に対話の用意があるとの姿勢を示し、米国の態度の“軟化”を北朝鮮側に伝えた。
オバマ政権は当初、北朝鮮の挑発に対し、実施中の米韓合同軍事演習でB2やB52戦略爆撃機、F22戦闘機など最新鋭の軍事力を投入して応酬。戦意をそぐ戦略を描いてきたが、一転して対話の用意を前面に押し出した形だ。
米政権の態度の変化には、収束に向けた明確な構図が描けないことへの戸惑いがにじんでいるようだ。
米政権の態度の変化には、収束に向けた明確な構図が描けないことへの戸惑いがにじんでいるようだ。
最近は政権内のちぐはぐな対応ぶりもあらわになった。ケリー長官が、「オバマ大統領が(米韓合同演習で)多くの訓練の中止を命じた」と述べたのに対し、カーニー報道官は翌日の記者会見で、「大陸間弾道ミサイルの発射実験を延期しただけだ」と釈明した。
さらに、米国防総省傘下の国防情報局(DIA)が報告書で、北朝鮮が「弾道ミサイルで発射可能な核兵器を保持している」と述べたのに対し、政権側は情報当局全体の評価ではないと打ち消しに追われた。
中東和平に強い関心を示すケリー長官は12日の記者会見で、「世界には(他にも)対処すべき問題が十分にある」と述べ、いらだちを隠さなかった。ある元情報当局者は、「政権に堂々巡りを打ち破る意志は感じられない」と右往左往する米国の対応を批判、「戦略的忍耐」に根ざした方針の再考を促している。
さらに、米国防総省傘下の国防情報局(DIA)が報告書で、北朝鮮が「弾道ミサイルで発射可能な核兵器を保持している」と述べたのに対し、政権側は情報当局全体の評価ではないと打ち消しに追われた。
中東和平に強い関心を示すケリー長官は12日の記者会見で、「世界には(他にも)対処すべき問題が十分にある」と述べ、いらだちを隠さなかった。ある元情報当局者は、「政権に堂々巡りを打ち破る意志は感じられない」と右往左往する米国の対応を批判、「戦略的忍耐」に根ざした方針の再考を促している。
筆者考:
二期目のオバマは精彩が全くなく!・・・辛うじて「ガン・コントール法案」に取り組みで注目を集める程度だが、ファースト・レディのミッシエルがしゃかりきに成って「ガン・コントロール」の成立を目指してメディアへの露出度が大きく、オバマ大統領はファースト・レディの影に隠れている観が拭えない。
オバマ大統領は前ヒラリー国長官の支那に対する強硬姿勢を容認していたが、・・・ヒラリー国務長官の辞任を境にギクシャクとした支那との関係を修復する事を優先し、支那を引き戻す舵を切るアジア外交に転じました。オバマ大統領が親支那のケリー氏を国務長官にした事で二期目の外交政策が日本に取っては大きな重みとなって圧し掛かる。
★【ケリー氏は、長官就任直前の1月下旬の上院公聴会で「日米同盟」には一切触れなかった半面、米中関係の強化に取り組む意向を示した。特に、東、南シナ海などにおける中国の海洋進出に対し、「(域内での)米国の軍事力増強が不可欠とは考えていない」「中国を敵対者とみなすべきではない。中国は世界の経済大国であり、関係の強化が重要だ」と述べ、中国への軍事的な牽制(けんせい)に消極姿勢さえみせた】・・・
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130207/amr13020720010006-n1.htm
ヒラリー・クリントン国務長官の後任のジョン・ケリー氏はとても軍人上がりとは思えぬ軟弱さです。
市民運動家上がりのオバマ大統領と支那重視のケリー国務長官とのコンビでは北朝鮮に対する姿勢が180度転換した事は当然!と言えるかも知れません。
財政圧迫が重く圧し掛かり!・・・米軍予算が1/3も削減される現実では北朝鮮に対して強硬姿勢を崩すしか術がないのか?、北朝鮮の動きさえ読めず、支那重視では増長する北朝鮮への歯止めを掛けるのは至難の業と言えるでしょう。
1990年代半ば、・・・民主党ビル・クリントン大統領のアジア外交の失敗で北朝鮮の核開発を阻止出来なかった悪夢の再来か!。
狂気の北朝鮮が齎している東アジアの緊張(一触即発)は果たしてオバマ大統領、ケリー国長官の軟弱二人三脚で解く事が出来るか!・・・“神のみぞ知る!”となる。
★【ケリー氏は、長官就任直前の1月下旬の上院公聴会で「日米同盟」には一切触れなかった半面、米中関係の強化に取り組む意向を示した。特に、東、南シナ海などにおける中国の海洋進出に対し、「(域内での)米国の軍事力増強が不可欠とは考えていない」「中国を敵対者とみなすべきではない。中国は世界の経済大国であり、関係の強化が重要だ」と述べ、中国への軍事的な牽制(けんせい)に消極姿勢さえみせた】・・・
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130207/amr13020720010006-n1.htm
ヒラリー・クリントン国務長官の後任のジョン・ケリー氏はとても軍人上がりとは思えぬ軟弱さです。
市民運動家上がりのオバマ大統領と支那重視のケリー国務長官とのコンビでは北朝鮮に対する姿勢が180度転換した事は当然!と言えるかも知れません。
財政圧迫が重く圧し掛かり!・・・米軍予算が1/3も削減される現実では北朝鮮に対して強硬姿勢を崩すしか術がないのか?、北朝鮮の動きさえ読めず、支那重視では増長する北朝鮮への歯止めを掛けるのは至難の業と言えるでしょう。
1990年代半ば、・・・民主党ビル・クリントン大統領のアジア外交の失敗で北朝鮮の核開発を阻止出来なかった悪夢の再来か!。
狂気の北朝鮮が齎している東アジアの緊張(一触即発)は果たしてオバマ大統領、ケリー国長官の軟弱二人三脚で解く事が出来るか!・・・“神のみぞ知る!”となる。