2026年8月20日木曜日

ロシアのハバロフスク型核魚雷潜水艦は、戦略的抑止力において新たな段階を切り開いた!…


新しく開発されたロシア海軍『ハバロフスク級原子力戦略潜水艦1番艦』の海上での実証試験が開始したことが確認された事を受け、…ロシアの戦略核抑止力が新たな段階に入り、前例のない能力が導入され始めているという見方が強まっている。

同潜水艦は2026年8月17日にセヴェロドヴィンスクのセヴマシュ造船所を出港し、10年以上開発が進められてきた計画における重要な節目となった。
その出現は、従来の弾道ミサイルとは全く異なる方向から目標に接近するように設計された運搬システムを導入する事に依り、… ロシアの戦略核態勢の大幅な拡大を意味する。

      ロシアの戦略原潜「ハバロフスク」

『ハバロフスク』はルビン中央設計局によって設計され!〜、
ボレイ級原子力弾道ミサイル潜水艦に関連する技術や設計ソリューションを
     一部ベースにしていると伝えられている!・・・
然し、弾道ミサイル潜水艦とは異なり、その主な目的は弾道ミサイルを発射することではなく、ポセイドン自律型水中無人機を展開することである。
この潜水艦の排水量は約1万トンと推定され、最大6機のポセイドンを搭載できるように設計されている。ポセイドンは戦略核兵器の運搬方法として根本的に異なるアプローチであり、弾道軌道で大気圏を通過するのではなく、原子力推進の無人機は目標に接近する前に大陸間距離を水中を移動することを目的としている。


ポセイドンは、従来のICBM(大陸間弾道ミサイル)システムに依存しない核兵器運搬手段をロシアに齎すとともに、敵国に新たな海底攻撃軸への対応を迫ることで、防衛計画を複雑化させる可能性を秘めている。

したがって、ハバロフスクの戦略的重要性は、搭載兵器の数よりも、ロシアの第二次攻撃能力の多様化にある。ロシアは既に世界最大の地上配備型ICBM部隊と世界第2位の弾道ミサイル潜水艦隊、そして長距離核搭載可能な航空機を保有している。ポセイドンの運用環境と接近経路は従来とは大きく異なる為、… 敵国は全く別の監視・防衛能力を開発する必要に迫られるだろう。

   宇宙配備型ミサイル迎撃ミサイルのアートワーク:
    米国で開発中だが、ポセイドンには無力!。

ハバロフスク計画は、ソ連崩壊後のロシアが、高度に専門化された戦略システムによって、従来の軍事能力の限界を補おうとしてきた経緯を如実に示している。ロシアは先進防衛技術全般において競争力を維持するのに苦慮してきたが、核兵器、原子力潜水艦、その他の非対称戦能力は、依然として投資の最優先事項であり続けている。ポセイドン計画は、ロシアが従来の軍事能力全般において米国に匹敵する必要なく、戦略的効果を生み出すことを目的とした、技術的に野心的な能力を提供することで、この広範な傾向に合致している。

参考記事:

■【Russia’s Khabarovsk Nuclear Torpedo Submarine Marks a New Phase in Strategic Deterrence】

https://militarywatchmagazine.com/article/russia-khabarovsk-nuclear-torpedo-submarine-strategic-deterrence




西側陣営(EU,NATO,米国)が形振り構わずにウクライナを支援し、何がなんでもウクライナ紛争を継続させよう!としている最中、ロシアは余裕を持って次々と最先端の技術を搭載した兵器を開発、実戦配備に向けて突き進んでいる。
ウクライナを代理戦争の神輿に仕立てあげ、… ロシアを疲弊させる西側陣営の稚拙な戦略が全く功を奏してはいないのが現状である。
日本も分不相応にウクライナを支援し、驚愕(巨額)な軍事資金を提供している。それを嘲笑うかのように今回のプーチン大統領の突然の不法占拠を続ける北方領土の訪問は日本国民の頬を思いっきり引っ叩くようなものである。

戦後体制から脱却できず、米国の属国で甘んじる歴代日本の政権(殆どが自民党殆政権が主体)無様な対ロシア!、対米外交の拙速さがこの惨状を齎した!と言っても決して過言ではないでしょう。

ロシアのハバロフスク型核魚雷潜水艦は、ロシアは日本が米国の属国である限り北方領土は絶対に返さない!。欲しければ、武力で奪還せよ!と言っているようなものです。
抑止力を持つ戦略核を持たぬ日本の悲劇が、ここに極まる!と言わざるを得ません。