スイス製の高級腕時計は!〜、
『スーパーコピー』に『N級品』
進化するニセモノ高級腕時計:
古くから『コピー品作成』の
標的となって来た!・・・
昨今はその手口が洗練され、『外側は本物、中身は偽物』『目立つ部品だけ本物』といった、“合わせ技”が使われるようになった。
目の肥えた時計ファンすら騙される『スーパーコピー』は、いったい誰が何のために製造しているのだろうか?…
進化するニセモノ高級腕時計:
今では信じられないことだが、1980~90年代にかけて!〜、
世界各国の観光地やマーケットでは
高級腕時計の『偽物』が公然と売られていた!・・・
日本でも有名時計ブランドの人気モデルを模した商品が大手ディスカウントストアなどで流通し、『パチモノ』と呼ばれて目玉商品となっていた。
コピーの対象となっていたのは、主にロレックスなどのスイス製の高級腕時計である。スイス時計協会(FH)が公表した推計によると、一時は偽物時計の年間製造量(年間4000万本超)が本物のスイス製時計の年間輸出量(約2600万本)を上回っており、世界的に流通が拡大していた。
日本でも有名時計ブランドの人気モデルを模した商品が大手ディスカウントストアなどで流通し、『パチモノ』と呼ばれて目玉商品となっていた。
コピーの対象となっていたのは、主にロレックスなどのスイス製の高級腕時計である。スイス時計協会(FH)が公表した推計によると、一時は偽物時計の年間製造量(年間4000万本超)が本物のスイス製時計の年間輸出量(約2600万本)を上回っており、世界的に流通が拡大していた。
この年代に偽造されたローレックスの殆どが台湾、香港製でした。
日本の技術が寄与した事は確信的です。
物作りの真髄は金型技術に凝縮されており、この技術は日本の独壇場でした。
大量に売られていた偽ロレックス
その結果、「高級腕時計の偽物」はディスカウントストアなどから姿を消したかに見えた。然し、その後、『偽物問題』はより一層深刻になった。偽物時計がインターネット上でおおっぴらに流通し、より簡単に入手できるようになったのだ。
そのうえ技術も進化し、現代の偽物は!〜、
パッと見ただけなら本物そっくりに仕上がっている!・・・
時計のプロが手に取っても、すぐには真贋を判別できないほど精巧なコピー品も出てきている。
精巧な偽物は、日本市場では!〜、
精巧な偽物は、日本市場では!〜、
『スーパーコピー』『N級品』などと呼ばれている!・・・
これらのキーワードで検索すると、偽物販売業者のサイトがズラリと並ぶ。そのドメインや企業の所在地を調べると、日本ではなく海外であることが多い。
また、フランスの模倣品対策団体『UNIFAB』が2025年6月に発行した報告書によれば、現在流通しているコピー品の中には、本物と偽物の部品を組み合わせた、…
また、フランスの模倣品対策団体『UNIFAB』が2025年6月に発行した報告書によれば、現在流通しているコピー品の中には、本物と偽物の部品を組み合わせた、…
『ハイブリッド型』が含まれているという。
具体的には、『外装は正規品だが、内部のムーブメントには偽造品が使われている『部品の大半は偽物だが、目立つ箇所のみに本物が使われている』といった具合だ。
いったい誰が、どんな目的で、スーパーコピーを製造しているのか――。
だが、条件さえ満たしていれば!〜、
具体的には、『外装は正規品だが、内部のムーブメントには偽造品が使われている『部品の大半は偽物だが、目立つ箇所のみに本物が使われている』といった具合だ。
いったい誰が、どんな目的で、スーパーコピーを製造しているのか――。
高級時計の『スーパーコピー』を作っているのは誰?:
先述のFHや欧州連合(EU)、国際刑事警察機構(ICPO/INTERPOL)の報告書は、多国籍の組織犯罪グループ(いわゆるマフィアなど)の関与を指摘している。
偽物時計の製造拠点は、中国や東南アジアを中心に、世界中に存在するという。
マフィアが偽物時計の製造・販売に関与する理由は、大きく三つある。
一つ目は、従来のメインビジネスだった『麻薬や武器の密売』と比べると、発覚するリスクが圧倒的に低いことだ。詳しくは後述するが、部品の製造拠点が世界各国に分散しているので足が付きにくい。また、ビジネスの相手は犯罪組織ではなく一般消費者だ。仮に摘発されたとしても、“本業”と比べると罰則は軽度である。
二つ目は、利益率が非常に高いことだ。
マフィアが偽物時計の製造・販売に関与する理由は、大きく三つある。
一つ目は、従来のメインビジネスだった『麻薬や武器の密売』と比べると、発覚するリスクが圧倒的に低いことだ。詳しくは後述するが、部品の製造拠点が世界各国に分散しているので足が付きにくい。また、ビジネスの相手は犯罪組織ではなく一般消費者だ。仮に摘発されたとしても、“本業”と比べると罰則は軽度である。
二つ目は、利益率が非常に高いことだ。
そもそも「本物の高級時計」の原価率は20~30%程度とされる。だからこそ、偽物の部品を使って原価を抑え、大量に製造・販売できれば莫大な利益が得られる。
三つ目は、マネーロンダリング(資金洗浄)の有効な手段になることだ。
三つ目は、マネーロンダリング(資金洗浄)の有効な手段になることだ。
違法なオンライン賭博などで儲けた金を元手に精巧な偽物時計を作り、ダミー企業を隠れ蓑に販売すれば、資金の流れを複雑化できる。
時計が偽物であることが大々的に露呈しない限り、販売で得た収益は『キレイなお金(正当なビジネスで得た利益)』であるかのように装うことも可能だ。
時計が偽物であることが大々的に露呈しない限り、販売で得た収益は『キレイなお金(正当なビジネスで得た利益)』であるかのように装うことも可能だ。
『ローリスク・ハイリターンの美味しいビジネス』なのである!・・・
では、なぜマフィアは本物そっくりのスーパーコピーが作れるのか。
では、なぜマフィアは本物そっくりのスーパーコピーが作れるのか。
その秘密は、警察や税関の目をかいくぐる『国をまたいだ高度な分業体制』にある。
というのも、彼らは完成品を組み上げてから密輸するのではなく、時計の部品(ラベル、ケース、ムーブメントなど)を複数の国や工場で製造している。
分散した拠点で造った部品を、密輸したい国や、その国に近い“闇工場”に運び、…
というのも、彼らは完成品を組み上げてから密輸するのではなく、時計の部品(ラベル、ケース、ムーブメントなど)を複数の国や工場で製造している。
分散した拠点で造った部品を、密輸したい国や、その国に近い“闇工場”に運び、…
その場で組み立てるのだ。
こうすることで、官憲による摘発のリスクを最小限に抑えている。
また、一部のスイス製ブランドにおいては、本物の高級時計の部品工場から、…
また、一部のスイス製ブランドにおいては、本物の高級時計の部品工場から、…
正規品の部品を横流しさせて調達する手口が使われる。
正規品の部品工場から『横流し』させるケースも:
スイスには通称『スイスネス法」と呼ばれる法規制があり、『スイス・メイド(スイス製)』などの条件が定められている。だが、条件さえ満たしていれば!〜、
部品自体は支那を筆頭に、他国の工場で作られていてもよい!・・・
その為、一部のブランドは他国の製造拠点や外部サプライヤーを利用している。
マフィアはそうした仕組みを悪用し、時計会社の監視が行き届かないスイス国外の製造拠点に働きかけ、正規の部品を入手しているのだ。
なお、ロレックスは主要な製造拠点が全てスイスにあり!〜、
マフィアはそうした仕組みを悪用し、時計会社の監視が行き届かないスイス国外の製造拠点に働きかけ、正規の部品を入手しているのだ。
なお、ロレックスは主要な製造拠点が全てスイスにあり!〜、
他国の拠点から横流しさせる手口は使えない為、何らかの方法で中古品や修理用純正パーツを入手して悪用しているとみられる!・・・
また、昨今は3Dスキャナーや3Dプリンターの進化と低価格化も著しく、これらの装置もスーパーコピーの作成に大きく貢献している。
最新機器を使って本物の構造を解析し、部品のコピーを造って組み上げれば、本物とほぼ同じ時計を容易に製造できる。
《それほど似ているなら、偽物時計を実際に見てみたい》。ここまで読んだ読者の中には、そう思った方がいるかもしれない。
だが、絶対に興味本位で購入するべきではない。
確かに偽物時計は本物よりも格安であり、欲しいモデルが入荷するまで待たされることもない。スーパーコピーを売っているECサイトにアクセスして注文し、業者からのメールに書かれた銀行口座に代金を振り込むだけだ。
《それほど似ているなら、偽物時計を実際に見てみたい》。ここまで読んだ読者の中には、そう思った方がいるかもしれない。
だが、絶対に興味本位で購入するべきではない。
確かに偽物時計は本物よりも格安であり、欲しいモデルが入荷するまで待たされることもない。スーパーコピーを売っているECサイトにアクセスして注文し、業者からのメールに書かれた銀行口座に代金を振り込むだけだ。
中には代金引換で自宅まで“お届け”してくれる業者もある。
ただし『返品交換に応じます』などと書いている業者もあるものの、… 基本的にどんなトラブルが起きても保証はゼロである。たとえ一部の部品が同じでも、正規品のように厳格な品質管理のもとで製造されているわけではない。
ただし『返品交換に応じます』などと書いている業者もあるものの、… 基本的にどんなトラブルが起きても保証はゼロである。たとえ一部の部品が同じでも、正規品のように厳格な品質管理のもとで製造されているわけではない。
着用している最中にどんなトラブルが起こるかは未知数だ。
どんなに安くても、買ってすぐ壊れ、使い物にならなければお金のムダである。
どんなに安くても、買ってすぐ壊れ、使い物にならなければお金のムダである。
業者が返品交換に応じなければ、ただ泣き寝入りするしかない。
悪質だと判断されたら実刑が課される可能性も:
しかも昔とは違って、日本における偽物時計の購入は、さまざまな法規制の対象となっている。『個人で使うためなら問題ない』という認識は通用しないのだ。
具体的には、2022年10月の法改正により!〜、
具体的には、2022年10月の法改正により!〜、
海外事業者から発送された模倣品は、たとえ個人使用目的であっても税関での差し止め・没収の対象となっている!・・・
財務省の調べによると、2025年に税関で輸入を差し止められた『知的財産侵害物品』(偽ブランド品)は3万1760件であり、法改正から3年連続で3万件を超えた。
財務省の調べによると、2025年に税関で輸入を差し止められた『知的財産侵害物品』(偽ブランド品)は3万1760件であり、法改正から3年連続で3万件を超えた。
時計に限らずアパレル用品なども含めたデータだが、多くの偽物が摘発されていることは確かだ。
差し止めの流れを具体的に説明すると!〜、
一般消費者が購入した偽物時計の多くは、海外から国際郵便で日本に届く。
そして税関で検査を受ける!・・・
この際に《模造品の疑いあり》と判定されると、税関から購入者に《知的財産を侵害している疑いがある》という通知(認定手続開始通知書)が書面で送られる。
この際に《模造品の疑いあり》と判定されると、税関から購入者に《知的財産を侵害している疑いがある》という通知(認定手続開始通知書)が書面で送られる。
《模造品らしき時計が税関で発見された》という通知を送付する!・・・
通知を受けた消費者と時計ブランドは!〜、
通知を受けた消費者と時計ブランドは!〜、
《その時計が本物かどうか》を争うことになる!・・・
ブランド側は自社の販売記録や商品番号などをもとに、その時計が「本当に自社の製品かどうか」を判定。偽物であることが確定すれば、輸入差止めを請求できる。
消費者側が疑いを晴らすためには、10日以内に「正規の保証書や購入時の控え」など、本物である証拠を税関まで提出する必要がある。
それができなければ、偽物時計は没収される。当然だがこの時、購入代金が税関から返金されることはない。偽物時計を製造した犯罪組織や、売買を仲介した通販業者が儲けて終わりだ。
更に消費者が偽物の高級時計を購入し、譲渡・転売などによって市場に流通させた場合は、商標法や不正競争防止法違反として刑事事件に発展する可能性があり、内容によっては、10年以下の拘禁刑または1000万円以下の罰金が科されることもある。
ブランド側は自社の販売記録や商品番号などをもとに、その時計が「本当に自社の製品かどうか」を判定。偽物であることが確定すれば、輸入差止めを請求できる。
消費者側が疑いを晴らすためには、10日以内に「正規の保証書や購入時の控え」など、本物である証拠を税関まで提出する必要がある。
それができなければ、偽物時計は没収される。当然だがこの時、購入代金が税関から返金されることはない。偽物時計を製造した犯罪組織や、売買を仲介した通販業者が儲けて終わりだ。
更に消費者が偽物の高級時計を購入し、譲渡・転売などによって市場に流通させた場合は、商標法や不正競争防止法違反として刑事事件に発展する可能性があり、内容によっては、10年以下の拘禁刑または1000万円以下の罰金が科されることもある。
これほど重い刑罰が課される理由は、単に知的財産権を侵害しているだけでなく、先述の通り国際犯罪組織への資金提供につながっているからだ。
一般消費者にとって恐ろしいのは!〜、
スーパーコピーがSNS広告や中古市場などで『本物』として
宣伝・販売されているケースがある事だ!・・・
犯罪組織や悪徳業者が、ネットオークションに『お得な中古品』として精巧な偽物を出品し、時計愛好家を騙すケースもときどき見かける。
顕微鏡でしか判別できない微細なディテールが真贋を見分けるポイントになっているため、目が肥えているはずの時計ファンも引っかかってしまうのだ。
もちろん勝手に偽物を造られている“被害者”の時計ブランドが、こうした現状を野放しにしているわけではない。
製品の文字盤や風防(文字盤を覆う透明なカバー)に特殊な加工を施し、ブラックライトを当てると紋様が浮かび上がるようにしたり、ブロックチェーンを活用して取引の記録を保持できるようにしたりと、さまざまな対策を積極的に導入している。
とはいえ、先進技術の恩恵を受けられるのは最新のモデルに限られており、旧モデルのコピー対策までは網羅できていない。
そうした状況下で、一般消費者が騙されないための結論をお伝えする。新品でも中古品でも、『市場価格よりも異様に安い時計』を見かけたら、それはほぼ間違いなく偽物だと考えた方がいい。
本物だと信じ込んで『転売すれば利益が出る』と悪巧みし、中古業者の査定に持ち込んでも買い取りを拒否されるだけである。
万が一騙された場合は、更なる被害者を生まない為!〜、
そうした状況下で、一般消費者が騙されないための結論をお伝えする。新品でも中古品でも、『市場価格よりも異様に安い時計』を見かけたら、それはほぼ間違いなく偽物だと考えた方がいい。
本物だと信じ込んで『転売すれば利益が出る』と悪巧みし、中古業者の査定に持ち込んでも買い取りを拒否されるだけである。
万が一騙された場合は、更なる被害者を生まない為!〜、
できるだけ早く下記の対応を取るべきだ!・・・
● 販売者に対し、返品の受け付けと返金を求める。
● 消費者庁の『消費者ホットライン(188)』や警察に通報する。
当然ながら、偽物だと知ったうえで転売を試みるのも絶対に避けるべきである。
偽物に良い点は一つもない。どれだけ安くても、そのブランドに憧れていても、
● 販売者に対し、返品の受け付けと返金を求める。
● 消費者庁の『消費者ホットライン(188)』や警察に通報する。
当然ながら、偽物だと知ったうえで転売を試みるのも絶対に避けるべきである。
偽物に良い点は一つもない。どれだけ安くても、そのブランドに憧れていても、
少しでも怪しい時計を見かけたら絶対に購入しない。
それが唯一無二の賢明な選択だ
参考文献:
【見た目は完全にロレックス…超精巧なニセ物「スーパーコピー」はいったい誰が作っているのか?】:
https://diamond.jp/articles/-/387409utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20260406
ブログ主は以前カナダ・カルガリーに住んでいた時(1977年〜1987年)、ニュージーランド出身の方と知り合いになりました。その方は主に台湾からの製品を輸入しており、商用で訪台した時に、土産として精巧なローレックスの模造品をカルガリーに持ち帰り、私に進呈して呉れました。
見事な出来栄えで偽物とはとても思えまんでした。
それを観た私に友人が是非とも欲しい!と言うので譲って仕舞いました。勿論、無料でした。
今でも、所持していたら、ローレックス模造品、しかも骨董品の範疇に入り、可也の値段になるかも知れません。
歴史的に価値があると思います。