2019年6月27日木曜日

トランプ大統領が漏らした日米安保の破棄の真意は?!・・・


25日、米国の通信社ブルームバーグは!〜、
『トランプ米大統領が日米安全保障条約について、
その合理性を疑い始めており、その内容は米国に
とって不公平なものだと考えている』、・・・
という記事を掲載した!・・・


トランプ大統領は!〜、
沖縄の普天間飛行場を県内の別の場所に移転することに関して不満を示し、日本にその金銭的補償を求める可能性についても語った!・・・

✦ ❮❮日米安保条約について、日本が攻撃されれば米国が援助することを約束しているが、米国が攻撃された場合に日本の自衛隊が支援することは義務付けられていないことから、一方的な内容だと感じている❯❯、・・・


ブルンバーグが記事の筆者であるジェニファー・ジェイコブス氏は!〜、
 米国の日米安保離脱はアジア太平洋地域の安全保障体制に
           脅威をもたらす!・・・
 日本は自国を守る新しい手段を考えねばならず、日本に核武装しようという考えが生まれてしまうかもしれない!・・・

 ホワイトハウスは、このようなトランプ大統領の発言が
     現実になる可能性はきわめて低いと考えている!・・・
 などと述指摘している。

ロシアのメデイア・スプートニクは!〜、
ロシアの専門家に、この記事の内容とその
 現実性についてコメントを求めた!・・・


モスクワ国際関係大学のドミトリー・ストレリツォフ教授は!〜
トランプ氏はすでに次回大統領選に向けて動いており、
日米安保破棄に関する彼の言葉は、有権者を意識したものだ!・・・

支持票を増幅させなければならない!・・・

✦ ❮❮ 米国にとって日米安保破棄はまったく現実的ではない。なぜなら日米安保は東アジアにおける米国の政策の根幹を成すものだからだ。日米安保なしには、米国がアジア、そしてを支配するシステムは崩壊してしまう!❯❯、…
と語って話いる。


サンクトペテルブルク大学で米国研究に従事する
     アレクサンドル・クブィシキン教授は!〜、
トランプ大統領の『ツイッター外交』の特徴は、
    自身の意見をころころと変えることである!・・・、
投稿に訂正をしつつも、その理由について説明しないことだ、と指摘する。

大統領選の選挙運動中、NATO諸国は、もっと自国の安全保障に責任をもつべきだと主張し、米国の支援を弱めるぞと脅しながら、… 軍事予算を拡大するよう呼びかけていた。いっぽう、日本との関係においては、米国の戦略的利益の変更にまで言及してはいなかった。
しかし、純粋な仮説として、トランプ氏(選挙中)が、日米安保条約の経済的な面での条件の変更について述べているのだと予想する事は容易にできた。

もしかすると現在のトランプ大統領は!〜、
日本政府に圧力をかけて、どの程度日本に駐留米軍のための経費をもっと負担させることができるのか?!、日本がどのような反応を見せるのか?!、…
探りを入れている可能性が非常に高い。

 例えば、日米安保条約に、サイバー空間での安全保障という項目を入れて、サイバー攻撃防止のための追加施設などを置こうとしているのかもしれない。

 世界全体が緊張状態にあり、北朝鮮問題の解決の目処が立たず、支那が米国のライバルとして凄まじい勢いで台頭している現在にあって、どんなことがあっても米国は日米安保を破棄するなどということはしないだろうが、…この突飛な情報が、世界の安全保障が協議され、安倍首相との面会が控えている大阪のG20の数日前に現れたことは、偶然ではない。

現行の日米安全保障条約は!〜、
それまであった旧安保条約(1951~)のかわりに、
    岸信介内閣時代の1960年1月に締結された!・・・

新しい安保条約は!〜、
米国が第三国と開戦にふみきる際に、
    日本も参戦するという義務を課さなかった!・・・
そのかわり、米国は日本国内に米軍人と米軍基地を配置するという権利を得た。この後、岸信介氏は、憲法を見直し、日本が完全な軍隊を持つ権利を復活させようという活動のイニシアティブをとった。彼の孫である安倍晋三首相が、自衛隊のステータスに関して、憲法改正を目指していることは、興味深いことである。


参考記事:
日米安保破棄に関するトランプ氏の突飛な発言:その裏にあるものとは?


                                                     

今日は、波紋を投じた唐突な
    トランプ大統領の発言!〜、
『トランプ米大統領が日米安全保障条約について、
その合理性を疑い始めており、その内容は米国に
とって不公平なものだと考えている』、についての考証は当事国の日米のメデイアではなくて、米国と敵対しているロシアのメデイア(スプートニク)と、ロシアの専門家(大学教授)の見解を取り上げました。
学者らしく、感情を、主観を交えずに冷静に分析していることが分かる。

日米安保条約は!〜、
日本が自国の防衛を米国に丸投げしていることは
    紛れもない事実である!・・・

 日本が敵国に攻撃され時は、即座に米軍が出動し、米軍将校は身の危険に晒される。

 米軍が攻撃され窮地に立った時、援軍として軍隊を送る事は憲法の手枷足枷があり、金縛りで出動は限りなく不可に近い、…正に片務的である典型である。

悪いことには、地政学上、重要な沖縄では!〜、
連日、『支那や南北の工作人/それに共闘する、『逝かれ・ブサヨ』/、粗大魔スゴミ』などが基地反対のデモ、聞くに耐えない米軍兵士に対するヘイトスピーチの数々、極め付きは、沖縄県知事が支那の工作人である!・・・
これらに対して具体的な対策を講じない時の政権の腑抜けぶりでは、トランプ大統領もさぞや!、苦々しく思っていることは想像に難くない。

日本国民は、今回の本音が籠もった
トランプ大統領の発言を奇貨として!〜、
現今の日本が直面としている、欠陥憲法が齎した様々な、… 国難とも言える諸問題を怜悧に見つめ、憲法改正(本来は破棄)を真摯に議論して、自衛隊を晴れて国軍(軍隊)として一歩進んだ次元に引き上げる事にしなければならないでしょう!・・・。