世の教育熱心な親、特に母親に取っては!~、
此の上もない朗報が報じられた!・・・
45年間の長期に亘る研究で!~、
子供の才能を伸ばす秘訣が明らかになった!・・・
海外意識高い系ニュースサイト『Big Think』が
専門家の意見を交えて報道した!〜、
1971年に米国の心理学者ジュリアン・スタンリー教授が!〜、
開始した長期研究プログラム《Study of Mathematically Precocious YouthProgram(SMPY)》の45年に及ぶ追跡調査の結果が2016年に科学誌『ネイチャー』に掲載された!・・・
此の 研究は、突出した才能・知能を持つ ※『ギフテッド』と呼ばれる子ども5000人を対象に行われた。
註:ギフテッド(Gifted, Intellectual giftedness)
先天的に、平均よりも、顕著に高度な知的能力を持っている人のこと。 または、先天的に、平均よりも、顕著に高度な知的能力を指す。
追跡調査の結果は!〜、
対象となった子どもたちは、米国の大学進学適性試験(SAT)の数学で高得点を獲得するなど、特に理数系の勉学に長けている特徴があったが、それだけではなく、問題を特定・分解し、解決する分析的な推理能力も極めて高かった。
研究者らを驚かせたのは!〜、
彼らの人並みはずれた空間把握能力だった!・・・
『空間把握能力は創造性や革新性を示すひとつの基準となる』と、
米ヴァンダービルト大学の心理学者デイヴィッド・ルビンスキ氏は述べている。
「数学や言語能力にわずかに長けているだけでも、高い空間把握能力を持つ子どもは、将来において素晴らしいエンジニア、建築家、外科医になることが多いのです。しかし、この能力は学校レベルでは無視されてしまっています」(ルビンスキ氏)
米デューク大学のジョナサン・ウェイ教授!〜、
対象となったギフテッドの子どもたちは今では著名科学者や、トップ経営者、連邦裁判官、議員、億万長者になっているという。つまり、数学能力・論理的推論能力・空間把握能力が高い子どもは、将来的にあらゆる知的分野のリーダーになる可能性が高いと語っている。
アメリカの学校教育は!〜、
多くの場合『落ちこぼれを出さない』、『皆と同じカリキュラムを学ぶ』という方針で成り立っており、ギフテッドの子どもたちは見過ごされてしまうことが多い!・・・
これは画一的な教育システムを持つ日本でも同じことが言え、… そのため、授業中に内職(授業とは関係のない自己学習)をする生徒が後を絶たない。
教師が内職する生徒を叱る事は、『ギフテッドを見過ごす』環境と言わざるを得ない。
此の問題に対して研究論文では!〜、
『ギフテッド』の子どもたちには進んだ学習内容を与える!・・・
飛び級制度を採用!・・・
此等の対応が進められている。
前述のルビンスキー氏は!~、
『才能のある子どもたちは特別なものは何も必要としては居らず、…
ギフテッドの児童たちに必要なのは、年上の者たちが学習している内容に早くから飛び込む事が出来る環境だけであ』と述べている。
とはいえ、現状では子どもの才能を伸ばせるのは身近にいる両親を置いて他にないだろう。
◼︎【研究者達が紹介している子どもの才能を伸ばす8つ秘訣】:
✦ 多様な経験をさせる!・・・
✦ 多様子どもがあるものに強い好奇心、あるいは才能を見せたら、
それを学び発達させる機会を提供する!・・・
✦ 多様子どもの知的・感情的な必要に応じてサポートする!・・・
✦ 多様能力ではなく努力を褒めることで「成長思考」を発達させる!・・・
✦ 多様知的なリスクを冒すことを推奨し、失敗を成長の機会にする!・・・
✦ 多様ラベルに気をつける。ギフテッドであることが
感情的重荷になるかもしれない!・・・
✦ 多様子どもの要求を満たすために教師と協力する。学習の早い子どもは、
より難しい教材を必要とするため、特別なサポートあるいは自分の
ペースで学習できる環境を用意する!・・・
✦ 多様子どもの能力をテストする。より進んだ学習が必要かどうか見極めることが
できる上、失読症や注意欠陥多動性障害、社会的・感情的困難の
有無を見つける上でも役に立つ!・・・
以上は、あくまで才能のある子どもを持つ両親に対するアドバイスであるが、… 子どもの才能に見合った学習を用意するという点から見れば、普通の子どもに対しても有効なアプローチかもしれない。
日本ではギフテッドに対する認識が浅く!〜、
クラスでの授業内容は、ギフテッドの児童には簡単すぎて授業中に専心出来ず、此れを教師が咎める。
才能を伸ばす教育どころか、芽をつんで仕舞う方向へと走ってしまう。
北米ではギフテッドの能力にあった『飛び級』で才能を伸ばすことが主流となっている。
日本では戦後の平等を重んじた教育で飛び抜けた能力を持つ児童は異端児!(教師の手に負えない)とされ、あたら稀有な才能が潰されてしまう。
戦後、特に現今の日本が直面している!〜、
文部科学省科学技術・学術政策研究所がアメリカの論文のデータベースをもとに世界100カ国以上の科学技術の論文の数を調べたところ、日本の大学や研究機関が発表する科学技術の論文の数は、10年前に比べて6%減少。科学技術の予算が多い、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、中国、韓国の7カ国で見ますと、論文数が減ったのは日本だけで、中国が10年前に比べ4倍以上に、また韓国も2倍以上に増える中、日本は論文数でアメリカに次ぐ第2位から中国、ドイツに抜かれ第4位となった。
何も論文数が多ければよい訳ではないが、日本で起きている流れは、将来の日本に暗い影を落としている。
文化系は既に見るも無残な姿を晒し、最後の頼みの綱である理科系も凋落しつつある日本!・・・
国会、政治家どもの醜態をみれば、日本国が何処に向かおうとしているか?が一目瞭然です。
教育界を刷新し!〜、
教師の資質を向上させる!・・・
健全な思想を有した教師を教育現場に送り込み
児童達の才能を伸ばす事を最優先する!・・・
此れが、日本国の再生へに向けた
唯一無二の道と言えるでしょう!・・・
引用記事:
子どもを天才に育てる8つの方法」
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