2月9日、ニューハンプシャー州/大統領予備選挙が行われ、世論調査の下馬評通りの候補者の!〜、
✦ 共和党はドナルド・トランプ氏!・・・
✦ 民主党はバーニー・サンダース氏!・・・
両氏が対立候補者を寄せ付けずに圧勝して多くの代議員を獲得!・・・
共和党予備選の結果:
ドナルド・トランプ: 獲得票 / 支持率 / 獲得代議員
92,417 35.1% 10
ジョン・ケイシック:
41,813 15.9% 3
テッド・クルス:
30,416 11.6% 2
ジェブ・ブッシュ:
29,186 11.1% 2
マーコ・ルビオ:
クリス・クリスティー:
カーリー・フィオリーナ:
ベン・カーソン:
先の初選(アイオワ州)では世論調査では先頭を爆走していたトランプ氏が思わず二位に甘んじる手痛い敗戦を喫して臍を噛んだが、ニューハンプシャー州では心機一転し驕らずに、低姿勢で有権者に接し選挙運動を展開、・・・また今回は討論会をキャンセルする事無く、対立候補者との論戦を戦わして好印象を植えつけた。此れが世論調査通りの結果に繋がった事は明白です。
二位に付けたケイシック氏(オハイオ州知事)が予想外の善戦で、予備選からの撤退が噂されていたが、・・・ 獲得票(41,813 )支持率( 15.9%)代議員( 3)を得た事で、今後は心配の種だった選挙運動資金が潤う(寄付)事になり、戦線にとどまる事は確実です。
✦ クルス氏及びブッシュ氏は、選挙資金も豊富であり、予備選からの撤退は考えられません!・・・
✦ ルビオ氏は先のアイオワ州での善戦(トランプに迫る)で一躍脚光を浴びたが、ニューハンプシャー州・共和党の討論会で醜態を見せ、一挙に支持を失い、不本意な結果となり、予備選の戦列にとどまるか?は微妙な処です!・・・
✦ アイオワ州予備選では12人の候補者が乱立していたが、・・・支持が集まらずに4人が脱落した!・・・
✦ クリス・クリスティー、カーリー・フィオリーナ、ベン・カーソンの3人は間違いなく予備選から撤退すると思われる!・・・
民主党予備選の結果:
バーニー・サンダース:
ヒラリー・クリントン:
先のアイオワ州予備選ではクリントン氏とサンダース氏は大接戦で、何方を勝利者とするか!?を躊躇った程です。
サンダース氏が予備選の出馬を発表した当初は!〜
サンダース?誰それ!?、と知名度が低く、元連邦上院議員(バーモント州)、然もバーモント州は米国と東北部の小さな州で人口も僅かわずか6 26,562 人、・・・隣接のNY州に影に隠れ埋没しているような州である。
此の州の元連邦議員で、然もユダヤ系であり、知名度はゼロに近いものがあった!。
クリントンに影さえ踏めなかったのが、・・・アイオワ州で互角の戦い、ニューハンプシャー州ではクリントン氏を鎧袖一触で蹴散らすとは、誰が想像できたろうか!?。
サンダース氏は既に米国の歴史を、『ユダヤ系として初めて予備選勝利!」を打ち立てました。
政治的信条は!〜、民主社会主義者を標榜して、ウオール街、メガバンク、億万長者への増税などで挑発している。低所得者には優しく富裕層には厳しい姿勢を堂々と示している。
若者には社会改革を訴え!〜、低所得者や組合員の心を鷲掴みにしている。
米国民の誰もが求めている、ユニバーサル医療保険制度(日本やカナダがモデル)の導入を約束して、その財源はウオール街、メガバンク、石油会社から搾り取ると言明している。
支持層は圧倒的に若者である。特に女性の若年層の86%はサンダースを支持しており、・・・クリントン氏は僅か14%である。
今回のニューハンプシャー州の予備選では投票率が史上最高となり、投票締め切りを一時間も遅らせる仕儀となった。
テレビで此の模様を中継していましたが、投票所に駆けつけたのは殆どが若者でした。
アフロ・アフリカ系(黒人)、全米に点在する労働組合がサンダース支持の声明を出すなど、サンダース氏の勢いは日増しに増幅している。
クリントン陣営は危機感を隠す事無く、次の予備選に支持を訴えている。
米国の選挙の仕組みは複雑であり、概要は〜、
代議員:
✦ 代議員の投票で『大統領選挙・候補者』が決定する!・・・
✦ 共和党はドナルド・トランプ氏!・・・
✦ 民主党はバーニー・サンダース氏!・・・
両氏が対立候補者を寄せ付けずに圧勝して多くの代議員を獲得!・・・
共和党予備選の結果:
ドナルド・トランプ: 獲得票 / 支持率 / 獲得代議員
92,417 35.1% 10
ジョン・ケイシック:
41,813 15.9% 3
テッド・クルス:
30,416 11.6% 2
ジェブ・ブッシュ:
29,186 11.1% 2
マーコ・ルビオ:
27,774 10.6% 0
クリス・クリスティー:
19,811 7.5% 0
カーリー・フィオリーナ:
10,969 4.2% 0
ベン・カーソン:
5,968 2.3% 0
先の初選(アイオワ州)では世論調査では先頭を爆走していたトランプ氏が思わず二位に甘んじる手痛い敗戦を喫して臍を噛んだが、ニューハンプシャー州では心機一転し驕らずに、低姿勢で有権者に接し選挙運動を展開、・・・また今回は討論会をキャンセルする事無く、対立候補者との論戦を戦わして好印象を植えつけた。此れが世論調査通りの結果に繋がった事は明白です。
二位に付けたケイシック氏(オハイオ州知事)が予想外の善戦で、予備選からの撤退が噂されていたが、・・・ 獲得票(41,813 )支持率( 15.9%)代議員( 3)を得た事で、今後は心配の種だった選挙運動資金が潤う(寄付)事になり、戦線にとどまる事は確実です。
✦ クルス氏及びブッシュ氏は、選挙資金も豊富であり、予備選からの撤退は考えられません!・・・
✦ ルビオ氏は先のアイオワ州での善戦(トランプに迫る)で一躍脚光を浴びたが、ニューハンプシャー州・共和党の討論会で醜態を見せ、一挙に支持を失い、不本意な結果となり、予備選の戦列にとどまるか?は微妙な処です!・・・
✦ アイオワ州予備選では12人の候補者が乱立していたが、・・・支持が集まらずに4人が脱落した!・・・
✦ クリス・クリスティー、カーリー・フィオリーナ、ベン・カーソンの3人は間違いなく予備選から撤退すると思われる!・・・
民主党予備選の結果:
バーニー・サンダース:
138,716 60.0% 13
ヒラリー・クリントン:
88,827 38.4% 9
先のアイオワ州予備選ではクリントン氏とサンダース氏は大接戦で、何方を勝利者とするか!?を躊躇った程です。
サンダース氏が予備選の出馬を発表した当初は!〜
サンダース?誰それ!?、と知名度が低く、元連邦上院議員(バーモント州)、然もバーモント州は米国と東北部の小さな州で人口も僅かわずか6 26,562 人、・・・隣接のNY州に影に隠れ埋没しているような州である。
此の州の元連邦議員で、然もユダヤ系であり、知名度はゼロに近いものがあった!。
クリントンに影さえ踏めなかったのが、・・・アイオワ州で互角の戦い、ニューハンプシャー州ではクリントン氏を鎧袖一触で蹴散らすとは、誰が想像できたろうか!?。
サンダース氏は既に米国の歴史を、『ユダヤ系として初めて予備選勝利!」を打ち立てました。
政治的信条は!〜、民主社会主義者を標榜して、ウオール街、メガバンク、億万長者への増税などで挑発している。低所得者には優しく富裕層には厳しい姿勢を堂々と示している。
若者には社会改革を訴え!〜、低所得者や組合員の心を鷲掴みにしている。
米国民の誰もが求めている、ユニバーサル医療保険制度(日本やカナダがモデル)の導入を約束して、その財源はウオール街、メガバンク、石油会社から搾り取ると言明している。
支持層は圧倒的に若者である。特に女性の若年層の86%はサンダースを支持しており、・・・クリントン氏は僅か14%である。
今回のニューハンプシャー州の予備選では投票率が史上最高となり、投票締め切りを一時間も遅らせる仕儀となった。
テレビで此の模様を中継していましたが、投票所に駆けつけたのは殆どが若者でした。
アフロ・アフリカ系(黒人)、全米に点在する労働組合がサンダース支持の声明を出すなど、サンダース氏の勢いは日増しに増幅している。
クリントン陣営は危機感を隠す事無く、次の予備選に支持を訴えている。
米国の選挙の仕組みは複雑であり、概要は〜、
(1)全米各州での党員集会と予備選挙
(2)2大政党である民主、共和両党の全国大会
(3)「大統領選挙人」を選ぶための一般投票
(4)選ばれた「大統領選挙人」による選挙人投票
以上の順序を経て本選(大統領選挙候補者)が選ばれる。
(1)と(2)の段階は、民主、共和両党がそれぞれ、だれを指名するのかを決める党内手続きの期間。
✦ 代議員の投票で『大統領選挙・候補者』が決定する!・・・
民主、共和両党の候補者指名は、一般党員の代理人となる「代議員」が党全国大会で投票して決める。その代議員を選ぶのが予備選や党員集会だ。
予備選挙は、有権者が、選挙前に投票する候補を宣言している代議員を選出する間接選挙であり、代議員は各候補の支持者、支援団体の代表者などからなっている。
代議員の人数は人口に応じて、各州に割り当てられている。民主党では予備選挙で選出された一般代議員以外に党の幹部役員や公職政治家なども特別代議員として参加でき、特別代議員は特定の州の予備選挙等の結果に拘束されないことから、候補への支持表明を最後まで保留することができる。
代議員は、非政権党では7月、政権党では8月に開催される両党の全国党大会に出席する。そこで、過半数の支持を獲得した候補が党の大統領候補に指名される。選出された大統領候補は全国党大会中に副大統領候補(ランニングメイト)を指名し、本選挙に臨む。
大統領選は始まったばかりで、アイオワ州、ニューハンプシャーの予備選で大統領が誰になるか?を予想するのは困難です!・・・
予備選の推移、本選を迎える段になって、其々の候補者の能力、資質、政治的信条が浮き彫りにされてくるでしょう!・・・
其れまでは米国大統領選の行方を!〜、安倍政権は注視して、誰が大統領に成っても即座に対応できる様な対米国外交の戦略を練って欲しいものです。
❝敵を知り、己を知れば百戦危うからず!❞で見事な外交を是非とも展開して欲しい物と願わずには居られません。
0 件のコメント:
コメントを投稿