2016年3月3日木曜日

米国大統領選の行方!(8)⇔『スーパーチューズデイー』トランプ氏、クリントン氏が殆どの州を制す!・・・


スーパーチューズデイーの結果!〜、共和党 :

Donald J. Trump(ドナルド・トランプ):7州で勝利


アラバマ州(43%)/アーカンサス州(33%)/ジョージア州(39%)/マサチューセッツ州(49%)/テネシー州(39%)/バーモント州(33%)/バージニア州(35%

獲得代議員:  3 19 人


Ted Cruz (テッド・クルス): 3州で勝利


アラスカ州(36%)/オクラホマ州(34%)/テキサス州(44%


獲得代議員:  226 人



Marco Rubio(マーコ・ルビオ): 1州で勝利


ミネソタ州(37%

獲得代議員数 :  110人


 註:括弧内数字は勝利した州の支持率

 John Kasic(ジョン・ケイシック):



勝利した州  :  0 

獲得代議員数 :  25 人 




 Ben Carson(ベン・カーソン): 


勝利した州  :  0

獲得代議員数 :  8人




※ 獲得代議員数はスーパーチューズデイーで獲得した数を含む。
※ 予備戦を制するのは代議員1,237 人を獲得しなければならない!・・・

ドナルド・トランプ氏が7州で勝利したが、代議員獲得数では3州を制しただけのクルス氏には大差を付ける事が出来なかった。
 此れは州によって勝者が総取りが出来るからです。

✦ 7州を制したトランプ氏は237人!・・・
✦ 3州を制したクルス氏 は209人!・・・
あまり差がありません。

ルビオ氏はたったの1州の勝利の惨憺たる有様で、本拠地のフロリダ州(勝者総取り)での結果で撤退を余儀なくされると思われます。
スーパーチューズデイーの結果で!〜、俄然浮上してトランプ氏の進撃を阻止する可能性を帯びてきたのがクルス氏です。
現在の処はトランプ氏が10州を制し、クルス氏は4州であり、差が有り過ぎるが、肝心な代議員の獲得数は僅か93人なので今後の展開次第でトランプ氏を追い落とす事が可能です。
ベン・カーソン氏、ジョン・ケイシック氏は述べる事は、・・・時間の無駄となるので割愛させて頂きます。
面白いことには!〜、
クルス氏が制した3州は全て石油に関係が深く、詰まりブッシュ家の影響が強い州です。
石油業界からの献金が多く為された事は確実です。
今後はブッシュ家(石油業界)の影響が少ない州の予備戦で如何に戦えるか!?・・・がクルス氏の課題となるようです。
共和党本部は今後はルビオ氏からクルス氏に乗り換えて一本化して本格的にトランプを追い落とす事に全力を傾けるでしょう。



民主党の結果 :

 Hillary Clinton(ヒラリー・クリントン): 7州で勝利


アラバマ州(78%)/アーカンソー州(66%)/ジョージア州(71%)/マサチューセッツ州(50%)/テネシー州(66%)/テキサス州(65%)/バージニア州(64%

獲得代議員数 :  577 人(+486)

註:カッコ内赤字数字はスーパーチューズデイーで獲得


Bernie Sanders(バーニー・サンダース) : 4州で勝利

コロラド州(59%)/ミネソタ州(62%)/オクラホマ州(52%)/バーモント州(86%

獲得代議員数 : 386 人(+321)

※ 民主党予備戦を制するには代議員2,383人を獲得しなければならない !・・・


 サンダース氏の善戦には驚きました!・・・。
クリントン氏は南部の州、それも黒人層が多い州での勝利であり、・・・今後はNY州、フロリダ州、カルフォルニア州での戦いぶりが注視されます。

民主党、共和党ともにトランプ氏、クリントン氏で大勢が決まるとブログ管理人は予想していましたが、・・・クルス氏、サンダース氏の予想外の善戦で形勢がかわり、ひょっと!したら7月の党大会まで予備戦は引き摺られる可能性が出てきました。
目が離せません!!!・・・。




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