2016年6月11日土曜日

日本の司法界は歪みを極め法治国家の名に値しない!・・・

娘が挙式、組幹部の勾留を5時間半停止 大阪地裁が決定
朝日新聞デジタル(2016年6月10日)

 関税法違反などの罪で起訴され、拘置所に勾留されている指定暴力団「山口組」直系団体の50代幹部について、大阪地裁が先月、勾留の執行停止を5時間半に限って認め、娘の結婚式に出席させていたことが地裁などへの取材でわかった。本人の病気や親の危篤などでなく、祝い事での執行停止は極めて異例だ。
勾留停止は5月の挙式予定日の午後0時半から午後6時まで認められた。被告側は「服役を繰り返して娘の成長期に不在のことが多かった。娘も結婚式への出席を望んでいる」と申請。大阪地裁が同月10日、警察官と弁護人の同行を条件に、式がある関西のホテルへの一時滞在を認めた。

 大阪地検は申請に反対意見を出した。初公判の前ではあるが、被告が否認していて、逃走の恐れがあり、組員で前科もあるとの理由だった。結果的に勾留停止が5時間半に限られ、警察官の警備態勢も整ったとして、不服申し立ての準抗告はしなかった。地裁は今回、同時に申請された保釈は認めなかった。

 類似の事案では大阪高裁が1985年、詐欺未遂罪で起訴された男の「弟の結婚式に出たい」とする申し立てで、地裁が認めた決定を検察側の抗告に基づき取り消した例がある。「勾留の必要性や逮捕前の生活状況を考えると、適当ではない」と判断した。

◼︎〈勾留の執行停止〉:
 警察署や拘置所などで、容疑者や被告の身体の自由を拘束する「勾留」を、裁判所が一時的に解くこと。親族らが身元を引き受け、滞在場所も限定される。実刑判決が出るまで拘束されない「保釈」と違って、保釈保証金を納める必要はなく、起訴前でも申し立てできる。お金が用意できない場合や、保釈が認められない際の緊急手段でもある。

寸評:
流石は朝鮮半島系の住民が多く、犯罪は多発している大阪市、加えて此れを裁く地方裁判所は正常に機能はしてはいないようですね!。
最も司法界が正常に機能していない大阪だけではなくて、最高裁判所を含めて各都道府県の裁判所も同様ですが。
拘束されているのにも拘らず!〜、
一時勾留を停止、莫大な費用を警備に費やし、世間の耳目を集めているのに、プライバシーも極道者(暴力団幹部=おそらく朝鮮半島系)にもプライバシーがばっちり!と守られており、此の暴力団幹部の名前さえ公表しない!とは、呆れて言葉がありません!。

日本の司法界は法の純粋性と潔癖性を全く考慮せず、裁判官の判断で法の執行を保釈金を支払わずに、一時停止できるようですね!。
 此れは非常に危険な事であり、裁判官の判断で勾留が一時停止と言うことは法の効力が消え!、・・・此れでは裁判官の匙加減でどうにでもなり、悪用されれば大変な事になります!。
暴力団幹部への配慮は必要ではなくて、・・・家族が裁判の結果が出るまで結婚式を延期するするか、亦は父親が欠席の儘で式を挙げるを、選択するのが条理だと思います。
 もし、同じように暴力団幹部や有名人ではなくて、単なる名もない一市井人が拘留中に!〜、❝娘や息子の結婚式に参席し親としての務めを果たしたい!❞ とお涙頂戴を裁判官にお願いしたら裁判官は法の執行(拘束)を一時停止するのか?、ブログ管理人は興味があります。



組幹部の5時間半に記者が密着 娘挙式で一時勾留停止
朝日新聞デジタル(2016年6月10日)



被告は娘と腕を組み、バージンロードを歩いた=5月、関西のホテル内の教会(出席者や会場の一部にモザイクをかけています)

 勾留中の暴力団幹部を娘の結婚式に出席させた大阪地裁の決定。親族らが詰めかけた式場には、大阪府警の捜査員による厳重な警備態勢が敷かれていた。

 被告と関係者の承諾を得て、勾留停止の5時間半を記者が取材した。厳戒警備の中の挙式だった。

以下:要約/編集!〜

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阪市都島区の大阪拘置所前!〜、
午後0時半前、刑務官に付き添われ、無精ひげを生やした被告が鉄柵の向こうに現れ、鉄製ドアが解錠された瞬間、・・・勾留の執行停止が始まった。

1時間後に挙式の予行演習がある。友人らが出迎え、弁護士とタクシーに乗り込んだ。後方に、捜査員が乗る覆面車両2台が続いた。

捜査員が乗る覆面車両が2台が続く厳重な警護とは、・・・まるでVIP(政府高官)並ですね!。


午後0時半前、刑務官に付き添われ、無精ひげを生やした被告が鉄柵の向こうに現れ、鉄製ドアが解錠された瞬間、勾留の執行停止が始まった!〜、
 ホテルに到着。スタッフに誘導され、予約していた上階の客室へ向かう。被告の事情を聴いていた式の担当者は、❝23年間勤めていますが、初めてのケースです!❞ 驚いた表情を見せた。

午後1時10分ごろ!〜、
ホテルに到着し客室に入ると、被告はひげを電動カミソリでそり始めた後、3分ほどでシャワーを済ませ、モーニング姿に着替えた。予定より10分遅れで、ホテル内の教会に着いた。
 純白のドレスに着飾った娘。父親の姿に笑顔が広がり、そして涙が流れた。被告は娘を見つめ、声をかける。「きれいや」。かたわらの妻は「逮捕されて、娘は 『バージンロードを1人で歩けない』と泣いていましたから」と話した。

寸評:
恥ずかしながら、ブログ主は『バージンロード』の意味をしりませんでした。
直訳すれば『処女の道」ですが、日本で造成されたカタカナ英語ですね!。
英語には多少の自信を持つブログ管理人も難解なカタカナ英語であり、・・・日本人のカタカナ英語好きは突出しています。
自国語を大切にしないのは世界広しと言えど日本人だけでしょう。悲しい事ですね!。

:『バージンロード』〜、
 キリスト教式の結婚式において、結婚式場の入り口から祭壇に至る通路およびそこに敷かれる布を指す、日本の結婚式場業界が名付けた和製英語である。英語では結婚式場の通路であることを明確にする場合はwedding aisleを使用する。ただし教会建築で単にaisleといった場合は側廊のこととなる。(ウィキペディア参照)


 午後2時!〜、
 親類らで埋まった教会にオルガンの音が響く。被告は娘と腕を組んで場内をゆっくり歩いた。
 警察は「披露宴の会場内でも監視したい」と要請していたが、弁護士は「こちらで見張る」と断った。控室のフロアや階段の踊り場、ロビーの腰掛け、庭先……。あちこちで捜査員の目が光る。被告がトイレにたてば素早く移動。みなスーツ姿だが、ネクタイが挙式用ではなく、手提げかばんを手にしていた。
 披露宴が進み、午後5時を過ぎたころ、捜査員らが時計を気にし始めた。勾留の「再執行」は午後6時。30分ほど進行が遅れていた。最後の新郎新婦のあいさつまで、被告は滞在できるのか。捜査員は披露宴の終了直後に、上階の客室で再執行する方針を急きょ決め、弁護士に伝えた。

寸評:

犯罪者の家族や友人が裁判所が送った警備の為(内実は逃亡を防ぐ)の捜査員が式会場内に入るのを拒むとは!〜、驚きです。
加えて、式の進行が遅れ、・・・勾留の執行停止を5時間半に限って認められたいたのを、裁判官の判断を仰がずに、捜査員は独断で式場で勾留の一時停止を再執行した。
これは杜撰であり、捜査員は法の厳粛さを貶めて、裁判官でもないのに勾留の一時停止時間切れ延長する権限があったとは二重の驚きです。

午後5時47分!〜、
娘が手紙を読む。「昔から忙しいパパだけど、旅行にいく時、いつも見送ってくれたね」。娘の誕生すら刑務所への電報で知った過去がある被告は、目を閉じていた。

 午後5時59分、宴は終了。会場外に出てきた被告に捜査員が歩み寄り、上階へ向かう。客室に入ると、捜査員が「着替えながらでも執行するからな」と告げた。「わかった」と被告。
 「ほな、収容指揮書に基づいて拘束する。時間は午後6時4分な!」

寸評:
 ❝ほな、収容指揮書に基づいて拘束する。時間は午後6時4分な!❞・・・
違和感が残る下りです。収容指揮書は誰が発行したのか、通常、この種の法的指揮書は裁判官が発行するものです。警備の捜査官が独断で出来るものではなくて、式場から捜査官が裁判官に携帯電話で支持を仰いで勾留一停止の延長を決めた!、と思いますが、それなら正式な手続きではなくて口頭であり、収容指揮書はない筈です。
朝日新聞デジタルの記事は何が言いたいのか?判断するのが困難です。

◼︎ 変化の表れか:
 日本では、特に否認事件で長期間、身体を拘束される実態が「人質司法」と批判されてきた。ただ、最高裁によると2014年に保釈を認められた被告の割合は24・4%。10年前の12・4%(04年)と比べて著しく高まっており、今回の決定をそうした変化の表れとみる司法関係者がいる。

 一方で勾留停止の間の逃走も起きている。奈良県桜井市では昨年11月、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された男(51)が逃走し、3日後に身柄を確保された。兄の葬儀に参列して桜井署に戻る途中、弁護士らが乗った車から飛び出した。

 海外はどうか。米司法省統計では、1年以上の懲役となり得る容疑で逮捕された人が公判前に釈放された割合は、1990年から15年間の平均で6割を超えている。

寸評:
 朝日新聞デジタルの記事は何が言いたいのか?〜、例によって海外の例を出して大阪地裁の裁判官が柔軟な姿勢で、娘の結婚式にしたい暴力団幹部の父親の要望に対して、裁判官が法の執行(拘束)を一時勾留停止した温情を美談として褒め称えたいのか?、・・・不思議な記事と言えるでしょう。
米国では確かに逮捕された犯罪者が公判の前に釈放される例が増加していますが、此れは保釈金を支払わなければなりません。朝日新聞デジタルの記事は、此の事には触れては居ません。結局はリベラル派が米国社会を牛耳っており、❝日本も見習え!❞との『ステマ・プロパガンダ』を仕掛けたのか?。とブログ管理人は推測しています。

◼︎ 違和感を覚える:

 〈日本弁護士連合会の疋田淳(ひきたきよし)・元民事介入暴力対策委員長の話〉 違和感を覚える裁判所の決定だ。家族の危篤や葬儀のように、これを逃したら機会がない状況とは違う。逮捕・起訴は厳格な手続きを踏んでおり、例外として勾留を停止する場合、極めて厳格に判断すべきだ。暴力団は抗争状態にあり、警備の負担も重い。被告の利益のほか、社会への弊害も考慮すべきで、法の理念からずれている。

 疋田淳(ひきたきよし)の見解は!〜、異常な弁護士が多い中で、至極まっとう!であり、・・・日本の弁護士の中にこんな素晴らしい弁護士が存在していたとは嬉しい驚きでした!。異論の余地はまったく有りません。
 

◼︎ 短時間なら妥当:

 〈元裁判官の田沢剛弁護士(神奈川県弁護士会)の話〉 裁判官の温情決定だろう。否認事件だが、短時間なら妥当な判断だ。近年、勾留が長引くなかで、容疑者・被告が不利益な供述を強いられる恐れがないか、裁判所が慎重に判断する傾向が強まっている。
 検察の勾留請求を却下したり、保釈を認めたりする割合も高まっている。今回の決定はこうした司法改革の一例と言っても過言ではない。

元裁判官の田沢剛弁護士の見解!〜
❝保釈を認めたりする割合も高まっている。今回の決定はこうした司法改革の一例と言っても過言ではない❞ ・・・
前述の疋田淳(ひきたきよし)の見解とは大きく異なり、思想的も左側通行者と見受けられる見解ですね!。反日集団がうじゃうじゃ!と生息している神奈川県では弁護士会の大半は『売国・反日』に凝り固まっていても不思議ではありません。
神奈川県・川崎市で起きた合法デモに対する憲法違反である言論、集会の自由を封殺した事件!、・・・如何に朝鮮半島系の住民や『逝かれ・ブサヨ』かの証であり、警察も日本人を守らず反日集団を守る異常な状況下にある川崎県の弁護士会に所属している田沢剛弁護士の見解らしい❢言えるでしょう。

此の異常と言える!〜
一般社会の通念から大きく逸脱している大阪地裁が下し判断を『日本司法界改革の一例!』言い放つ、元裁判官で現在は神奈川県/弁護士会に所属する弁護士の田沢剛の見識には驚くと同時に恐怖心をブログ管理人は抱かざるを得ません!。
元裁判官がなぜ弁護士に転身するのか?、・・・裁判官では金にならず、金脈を求めて弁護士になったのか?、謎です。

裁判官の一存で、保釈金を支払うことなく法の執行を、一時的にも停止(勾留停止)するのが司法界改革とは恐れ入る。
國體運営の3本柱(立法/司法/行政)の一つである司法が、此のように歪んでいるのでは、日本国の将来は真っ暗闇となり、暗澹たる思いです!!!・・・。

其れにしても朝日新聞は!〜、
くだらない事象を、暴力団幹部の娘の結婚式の模様を、5時間半も密着して長々と作文して垂れ流すとは驚きです。

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