日本人に親しまれ続ける忠犬ハチ公の逸話!〜、
東京・渋谷駅前の ❝ 忠犬ハチ公像 ❞ といえば、
渋谷の待ち合わせ場所としてとみに勇名である!・・・
3月8日のハチ公の命日から1カ月後に行われる慰霊祭は、
今年4月で83回目を迎えた!・・・
駅前で常に主人の帰りを待ち、その死後も10年間も駅前に通い続けたイヌとして知らぬ者はいない!・・・
渋谷駅前にある『忠犬ハチ公』の像
秋田犬のハチは!~、
1923(大正12年)11月10日に、秋田県で生まれた秋田犬!・・・
翌年の1924年からは、現在の渋谷・東急本店の裏手あたりに住んでいた東京帝国大学農学部教授の上野英三郎博士に飼われた。ハチは、渋谷駅前で上野氏の帰りを待つようになったが、ハチを飼い始めた翌年の1925年5月21日に上野氏は脳溢血で倒れ急死。だが、上野氏の死後も渋谷駅前で主人の帰りを毎日待ち続けたハチは、新聞記事に掲載され『忠犬ハチ公』と呼ばれて日本中で知られるところとなった。
さて!、海外でも『忠犬ハチ公』に負けず劣らず主人に尽くした犬が話題になっている!〜、
此の忠犬たちをご紹介致します!・・・
🐕 スコットランド版:
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画像はウイキペデアから拝借
主人の墓から14年間も
離れなかったボビー:
グレーフライアーズ・ボビーという名のイヌは!〜、
英・スコットランドの首都エディンバラのグレーフライアーズに生きていたスカイテリア!・・・
エディンバラ市警に夜警として勤務する警官ジョン・グレイ氏に飼われていた。ボビーは主人の夜警の見回りの時も片時も離れずにいたが、1858年2月15日にグレイ氏が結核で亡くなると、埋葬されたグレイフライアーズ教会の墓地に通うようになり、墓の脇に居続けるようになった。
その姿は地域で話題になり、教会近くの住民がボビーにエサを与える時間になると、それを見ようと多くの人々が訪れはじめた。そして、なんと主人の死後14年間も墓から離れることはなく、1872年1月14日、忠犬ボビーは16歳で安らかにこの世を去った。人間と同じ墓地に埋葬するわけには行かず、グレイフライアーズ墓地の門の外、グレイ氏の墓の近くに埋葬された。
🐕 米国版:
交通事故で死んだ主人の墓に毎日通うゼルダ!〜、
2006年、米・インディアナ州の路上で車に轢かれたイヌを、通りかかった車に乗っていた男性ジョシュア・リード氏が見つけ、自宅へ連れて帰った。リード氏の夜通しの看病によって、ゼルダと名付けられたメス犬は事故で片目を失ったものの、元気な姿に戻った。
画像は「A Voice 4 Animals」より引用
この新しい飼い主のもとで幸せに暮らしていたゼルダだったが!〜、
3年後のある日、また悲劇が襲う!・・・
リード氏が四輪バギーで走行中、トラックと衝突し、15歳の若さで帰らぬ人となったのだ。だが、主人が亡くなっても亡き人の寝室で寝るようになった。ある日、彼の墓地へ連れて行かれたゼルダは、匂いで主人が眠っている場所と悟ったのかその場を離れようとせず、その後毎日、数キロ離れた墓地へ通うようになった。自分の命を助けてくれた主人に対する恩という感情を、イヌも持っているのだろうか。
🐕 タイ版:
道路脇に佇み、車に轢かれたイヌ!〜、
タイの道路脇に座り続けるイヌ 画像は「THAI VISA」より引用
タイ東部チャンタブリ県の道路脇に!〜、
その場所から片時も離れなかったイヌがいた!・・・
3歳くらいの中型の雑種のメス犬で、交通量が多い国道の中央分離帯の路肩に数カ月間も座り続けていた。そのため、車からこの場所に捨てられたなどして、飼い主を待ち続けているのではないかと噂になった。地元メディアが飼い主探しを呼びかけたが、引き取りを希望する人にもなつかず、その後の2016年9月25日、車に轢かれて死んでいるのが見つかり、火葬にされた。
この場合、飼い主の帰りを路上で待っていたのかどうか定かではないが、1カ所でじっと動かなかったという状況を見ると、誰かを待っていたのかもしれない。ちなみにタイではハチ公が人気で、渋谷ハチ公像は東京を訪れるタイ人観光客にとって絶対に外せない観光名所になっているほどだ。
🐕 イタリア版:
主人の死後に教会のミサに欠かさず参加するトミー!〜、
画像は「Daily Mail」より引用
イタリア南部プーリア州で一人暮らしをするマリア・マルゲリタ・ロチさんは!〜、
犬好きで野良犬の世話をしていた。その1匹のジャーマンシェパードの雑種のトミー(12歳)は、散歩や買い物に行くマリアさんの後をいつもついて回ったが、彼女は2012年11月に病気で亡くなってしまう!・・・
トミーはマリアさんの葬儀の日に葬送の行進に加わり!〜、
教会に着くと、棺のそばから離れようとしなかった!・・・
その後も教会のミサを知らせる午後5時の鐘が鳴り響くと、トミーは教会へ行き、祭壇の前に陣取るのだった。再び孤児となったトミーだったが、人懐こい性質のため人気者となり、人々がエサを与えて生活できるようになった。
教会でミサが執り行われている時!〜、
優しかった飼い主のマリアさんを偲んで悲しいそうな表情を見せるトミー!・・・
この逸話を報じた英紙『Daily Mail』は!〜、
トミーの話は、2009年にリチャード・ギア主演でヒットした
映画『HACHI 約束の犬』で世界中に知られるようになった
主人公ハチの話に似ているとして締めくくっている!・・・
イタリアでも忠犬ハチ公の人気が高く、トミーの話もハチ公と重ね合わせて見る人々も多く散見できる。
紹介した『忠犬』に感動する気持ちは!〜、
日本人だけでなく世界全体に共通するものなのかもしれない!・・・
タイでは主人にとても忠実だったハチ公の物語がよく知られており、親しみを持たれていることから、日本を訪れた時にはハチ公像の前で記念写真を撮りたいというタイ人が絶えない!と言われている。
そのような『忠犬』が、日本だけでなく他の国にもいるということは、人類の歴史の中で常に人とともに暮らしてきた犬という動物らしい逸話といえるだろう。
如何でしたか?!〜、
日本だけではなくて、外国でも『忠犬ハチ公』に勝るとも劣らずの感激するほどの忠犬がいた事が英紙『Dairy Mail』の記事で分かりました。
人間と犬の絆に強さを改めて認識しました。
日本の近隣のどこぞの国のヒトモドキよりは遥かに人間と同様な感性を持って折、恩義を忘れない素晴らしい犬達の逸話はブログ管理人の心を和ませてくれました!・・・
引用記事:
海外版「忠犬ハチ公」物語4選に感動の涙が止まらない! 死んだ主人の墓から14年離れず、教会のミサに欠かさず参加も…!
英紙『Dairy Mail』
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