2025年5月11日日曜日

持てない男が犯すインセル犯罪が世界で激増!…

世界中で続発している!〜、
モテナイの独身男による凶悪犯罪!・・・


《全てが嫌になった。人を殺そうとして車で
 突っ込んだ。苦労せずに生きている人が嫌だ》、…

 大阪市西成区で小学生の列にレンタカーで突っ込んで殺人未遂の疑いで逮捕された矢沢勇希容疑者(28)は、警察の取り調べに対して、自身の不遇や社会に対する不満とも取れる趣旨の話をしているという。

 あまりに身勝手な言い分に怒りが込み上げる人も多いと思う。だが、通り魔や猟奇殺人などさまざまなタイプの犯罪者の話を聞いてきた経験から言わせていただくと、「はいはい、いつものやつね」と思ってしまうほど、あまりにベタな『犯罪者の主張』である。

5月1日、大阪市西成区千本中の市道で下校中の7歳から8歳の小学生7人が乗用車にはねられてけがをする事件が発生した。


若いとき、事件記者や実話誌編集者だった人物の経験談!〜、
《いろいろなタイプの犯罪者に取材をしたが、そこで多くの人に共通
 していたのは、強烈な自己愛!と被害者意識!である》、・・・

「人生に絶望した」「死刑になりたい」などと口走る犯罪者に限って、実際に会ってみると自分がマスコミでどう報じられているかとか、量刑がどうなるかなどを気にしていた。しかも、「ああ、自分のことが好きで好きでしょうがないんだな」と感じてしまうほど、子どもっぽい「自分語り」が多い。

 とにかく自分がこれまでの人生でいかに不遇で、事件を起こした後も警察やマスコミからひどい人権侵害を受け、拘置所や刑務所でも酷い扱いを受けているのかを切々と訴え、世界中の不幸が降りかかっているようなことをアピールする。そして、そんな自分の繊細な心を傷つけ、不当に貶める世の中への怒りや憎しみを募らせる、というパターンが圧倒的に多いのだ。

 実際、日本中を震撼させたある凶悪事件の犯罪者もそうだった。

 ある日、刑務所から《刑務官から虐待を受けて社会への憎悪が強まった。出所後に何をしでかすかわからない》、…などと脅しのような手紙を送ってきた。慌てて面会に行くと、《もう死にそうです。なぜ私がこんな辛い目に遭わなくてはいけないのか》、… と涙ながらに訴えてきた。

《いやいや、あなたがやったことで今も苦しんでいる人たちが
 数多いるんですよ》、… ということも告げても、…《それはそれ、
 これはこれ》、… という感じでまったくピンときていない。
映画やドラマで見かける!…《被害者への謝罪と反省の日々のかけらも感じられない、とにかく「自分、自分、自分」》、…なのだ。

そういう『強烈な自己愛と被害者意識』は今回の被疑者にも見られる。なんの罪もない小学生の命を躊躇なく奪おうと思ったのは、…《人生に失望して、かわいそうなオレ》、…で頭がいっぱいで、それ以外の人間の命などどうでもよくなっているからなのだ。

 そこに加えて、今回の容疑者の供述を聞いて、個人的に感じるのは、『典型的なインセル(インターネットカルチャーの一つで、自らを「異性との交際が長期間なく、結婚を諦めた結果としての独身」と定義し、女性蔑視を行う)犯罪者だな』という事だ。

 インセルとは「Involuntary celibate」(不本意の禁欲主義者)の略。もともとはネット上で使われていた用語で、『イケメンでもなく、経済的に裕福でもないため、女性と深い関係になれない男性』を指す。要するに『非モテの独身男』だ。

 ご存じの方も多いだろうが今、そんな『非モテの独身男』による無差別殺傷事件が世界的に増えている。
主に欧米の先進国で『インセル』を名乗る人々が、車で歩行者を次々と跳ねたり、銃を乱射したりする事件が続発している。

 そんな『インセル犯罪者』の犯行動機のひとつが、「自身の不遇や社会に対する不満」だ。世間では「女性にモテない」というと、「それはお前の努力が足りないからだろ」となるが、インセルたちは「イケメンや金持ちになびく女性が悪い=こういう不公平な構造をつくった社会が悪い」と考える。

 この傾向は日本でも見られる。
例えば、2021年には小田急線の車内において36歳で無職の男が20歳の女子大生に包丁で襲い掛かり、複数の乗客も切りつけた。
この時も犯人は社会や女性への憎悪を口にしている。

今回の容疑者も報道を見る限り、独身で無職。
勿論、誰かと交際していたかどうかまではわからないが、数年前から精神を病んでいたというので、パートナーをつくる精神的余裕がなかった可能性は高い。

◼︎  法務省が調べた
   
無差別殺傷犯52人の『非モテ度合い』:

少し古い研究だが、2013年に法務省法務総合研究所研究部が『無差別殺傷事犯に関する研究』というものを行った。これは無差別殺傷犯52人(男性51人、女性1人)を対象にさまざまな調査をしたものだ。

 この52人の婚姻状況を見ると、43人(82.7%)が婚姻歴なしだった。婚姻歴のある9人に関しても8人は離婚と別居で、配偶者と同居していたのはわずか1人だけだった。

 では、独身の51人は犯行時に交際相手がいたのかというと、明確に交際相手がいたのはわずか1人。45人は交際相手がおらず、「不詳」が5人だった。しかも、その51人の約4割にあたる18人は『異性との交際経験なし』である。『非モテ』であることは否定できない。

 そして『無職』の傾向が目立つのも事実だ。
52人の無差別殺傷犯の中で犯行時に職に就いていたのはわずか10人だ。37人は無職で、5人は就労経験さえない。

 では、動機は何かというと最も多いのが『自己の境遇への不満』である。以下、非常にわかりやすいので引用させていただく。

《自己の置かれた境遇や現状に対する不満やいら立ち等を晴らすため、無差別殺傷事件に及ぶものであり、例えば、自己に発生した事柄について不満を抱いて、その気持ちを晴らすための憂さ晴らしとして他人に対する殺害を考えるもの、自己が正当に評価されていないことから社会に不満を抱き、社会の構成員を殺害しようと考えるものなどをいう》法務総合研究所 研究部報告50 57ページ)

 いかがだろうか。『全てが嫌になった』から、『苦労せずに生きている人』への憎悪を募らせ、無関係の小学生を轢き殺そうという考えに至った今回の容疑者の思考そのものではないか。

彼のような『インセル犯罪』の近年の傾向は『過激主義』(暴力など極端な手段で世界を変革させるという考え)に走っていることだ。
 これまではただ無差別に女性や子どもなど自分よりも弱い者を殺傷していたものが、『社会を変える』という大義名分を掲げるようになった。『女性嫌悪、過激主義として取り扱いへ 英内務省が戦略見直し(BBC 2024年8月19日)』といったように各国が『非モテ男によるテロ』を警戒している。

何故ここまで神経を尖らせてきたのかと言うと!〜、
    既に日本の『非モテの独身男』が
 元首相を殺害するというテロをやってのけているからだ!・・・

ここまで言えばお分かりだろう、山上徹也被告だ。

マスコミのミスリード報道の所為で!〜、
《自民党とカルト宗教の闇に一石を投じた悲劇のヒーロー》のように勘違いしている人も多いが、… 山上被告は『インセル』だ!・・・
本人がそのように自認している。

           
伊藤昌亮教授

彼が投稿した全てのSNSを分析した!〜、
     成蹊大学の伊藤昌亮教授はこう述べる!・・・

このテーマに関わる語で『女』などの一般的な語に次いで出現度が高いのは、『インセル(「非モテ」』を表す英語圏のスラング』『呉座』
『フェミニズム』『フェミニスト』などだ。
これらの語を多用しながら彼は、いわゆる弱者男性論を展開し、
フェミニズムを強く批判している(現代ビジネス 2022年8月12日)

実際、彼は世界中のインセルが感化された映画『ジョーカー』の
大ファンで、ジョーカーに関して以下のような投稿も14回している。

《ジョーカーは何故ジョーカーに変貌したのか。
   何に絶望したのか。何を笑うのか》、…

 無差別殺傷犯に多い『自己の境遇への不満』を体現したかのようなキャラクターに、思いっきり自分を投影して、…『絶望する自分』に酔い痴れて仕舞っているようにも見える。
 ここまで自分をジョーカーに重ねていたのなら、なぜ元首相を殺そうと思ったのかもわかりやすい。
旧統一教会どうこうではなく、自分を絶望させたこの狂った世の中を『暴力』でガラリと変えたかっただけではないか。

然し、マスコミはそういう話を一切せず、山上被告を『悲劇の人』と持て囃すした。『彼の境遇を考えれば気の毒』『やったことは悪いが、彼も被害者だ』と訳の分からない擁護をして、… 被害者である安倍元首相が悪いかのような報道も溢れた。

『強烈な自己愛と被害者意識』を持ち、社会を変えたかった山上被告の心はさぞ癒やされたはずだ。
そして何よりも癒やされたのは、山上被告と同様の『インセル』だ。
             ⬇︎⬇︎⬇︎
《ああ、そっか。あそこまでやっちゃえば
    この狂った世界は変えられるんだな》、…

安倍元首相が殺害されてから、岸田文雄元首相、立花孝志氏と毎年のように『政治テロ』が起きているのは偶然ではない。
犯人はいずれも山上被告と同じ『インセル』なのだ。

残念ながら、日本はこれからどんどん『無職の非モテ男』が増えていく。低賃金・低成長が解決できないので、格差がどんどん拡大していくからだ。

《世の中でオレほど不幸な人間はいないからお前も死ね!》、…
と言う身勝手かつ幼稚な理屈で、無関係の人の命を奪う『インセル犯罪』の対策に本格的に乗り出すべきではないか。

                                            


参考文献の執筆者:

ネット擁護のスラング(インセル)!〜、
新しい造語なのでしょうが、参考文献を読むまで全く知りませんでした!・・・
近来は次々とネット空間で新しいカタカナ造語がつくられており、ついて行くのと覚えるのに一苦労!、…
特に、高齢に達したブロブ主には尚更です!。
まぁ!ボケ防止にはもってこい!と言えるでしょうが。

それにしても、日本を含めて世界中で、『インセル犯罪の(のてない男の犯罪)』激増は憂いる事です。
然し、救いは根性悪く要望が美しくない女性はどうなのだろうか?男性とは異なる異質(陰険)は犯罪をおかすのだろうか?
現在の処は未だに世相を賑わしてはいないので、存在しないのかもしれませんね!。

私見ですが、『インセル犯罪』は将来の偏執的な歪んだ性格が齎すものでしょうが、肉体的な欲求不満(性欲を処理できない)が昂じてガス抜きの手段として犯罪に走る!と考えられます。
売春が合法だった時代は勿論、時代背景が異なり一概には言えませんが、…

参考文献:

■【小学生の列に車で突っ込み、電車内で包丁を振り回す…「非モテの独身男」による無差別殺傷事件がこれから増えるワケ】:

https://diamond.jp/articles/-/364433utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20250509



0 件のコメント: