2014年1月12日日曜日

ソマリアの海賊に負けた中国海軍の言い訳 責任逃れに終始

★「中国人民解放軍がめちゃくちゃ弱い!」理由

 ’08年12月26日。建国の父毛沢東の115回目の誕生日に、人民解放軍が誇る海軍艦艇部隊がソマリアへ向けて出航した。

 当時、6隻の中国船が海賊に襲われる事件が発生しており、中国政府は、中国と台湾の船を海軍に護衛させ、海賊を殲滅すると大見えを切ったのである。

 中国の政府系メディアはフィーバー状態だったと陳氏は言う。

 「大国勃興、大国の軌跡、中国が軍事の実力を示す!といった勇ましい言葉を並べ立て、誇大に脚色して報じていました。この茶番に乗じて『富国強兵』の夢を成就させたかったのでしょう」

 一部の愛国的な中国人は素直に熱狂。中国政府は気をよくしたのか以後1年間にわたって3度もソマリアへ艦隊を派遣し、中国商船の護衛を続けた。

 だが、そんな意気揚々の中国海軍に試練が訪れたのは、’09年10月19日のことだ。中国の大型貨物船「徳新海」号がセーシェル諸島付近の海域でソマリアの海賊に襲われ、25人の中国人が人質に取られる事件が発生した。

 「このニュースは、国内外の華人の大きな関心を集め、ついに中国軍艦は海賊への追撃および拿捕された貨物船と人質を救出する任務を帯びて遠征に出発したんです」

 だが、中国世論が注視するなかで救出部隊が取った行動は、海賊を追撃するポーズのみ。さらにこの不可解な事態について中国政府は恥知らずな説明に終始した。

 「海賊問題は各国が共同で解決すべき問題なのに国際協力がなされていないと文句を言い、中国貨物船の事件がまるで他国の責任であるかのように言い放ったのです」

 結局、中国貨物船「徳新海」号と25人の船員は、ソマリアの海賊に拿捕されてちょうど70日が経過した’09年12月28日にようやく解放された。

 「海賊は中国から400万ドルの身代金を受け取った後、やっと人質を解放しました。ですが、中国政府は身代金については一言も語らずじまい。多方面からの努力によって25人の中国人船員と『徳新海』号は無事解放されたと述べるだけで、責任逃れに終始して国民に事実を隠し続けています」

 いわば、ソマリアまでのクルージングを楽しんだだけの人民解放軍だが、メディア報道による援護射撃は続いた。

 「ソマリアの海賊がいかに強大であるか、その装備がいかに近代化されているかを詳しく解説する報道が出てきました。なんと人民解放軍は20年もの間、軍事費増大を経てもなお、ソマリアの海賊の近代化に及ばなかったということなのです。信じがたいことに、海賊は人民解放軍よりも強いと中国は認めたのです」

 海自ソマリア派遣部隊は、平和憲法の範囲内でベストを尽くした。中国海軍との好対照が光る。


金持ちのバカ息子が集まる人民解放軍 入隊で贈収賄が横行


人民解放軍の正面装備が加速度的に近代化しているのと反比例するように、それを操る軍人の質は劣化している。陳氏によれば、この流れは天安門事件後に国家主席に就いた江沢民から始まったという。

 「文民出身の江沢民は、軍の支持を取り付けるため、さまざまな名目で解放軍の待遇を急激に向上させました。今や軍隊は福利機構となり、退役後には将校も下士官も生活全般について政府の優遇措置を受けることができます」

 兵士の待遇改善なら美談だが、それが度を越えた結果、人民解放軍は大人気の就職先となり、入隊するための贈収賄が横行しているのだという。

 「特に、大学や公務員の試験に落ちてしまった子供の受け皿になっています。賄賂の相場は男子で2万~5万元、女子では10万~30万元。つまり、裕福な家庭出身で、あまり能力の高くない子供たちが人民解放軍に集まってくるという状況がずっと続いています」

 要は金持ちのバカ息子たちがズラリと揃った軍隊ということだ。なかなかの壮観である。そんな彼らを鍛え直してくれる教育システムは軍にはなく、むしろさらなる堕落への誘いに満ちている。

 「大金を積んで入隊しても、昇級するためには上官へのこまめな賄賂と酒席での付き合いが必要です。’13年初頭、習近平が軍の緩みを引き締めようと禁酒令を出したところ、高級酒の製造企業の株価が軒並み暴落。多くの酒場や高級料理店が閉店に追い込まれたほど、軍は酒浸りなんです」

 そして人民解放軍といえば、多彩なサイドビジネス。軍務のほうが副業状態になる軍人が急増し、なかには不法行為に手を染めている者もちらほらと……。

 「’12年12月、米ブルームバーグ誌は、中国共産党の元老だった王震の息子の王軍、●(=登におおざと)小平の娘婿の賀平、陳雲の息子(陳元・現政協副主席)らは皆、武器の密貿易で巨万の富を得たと暴露しました。この3ファミリーの企業資産の合計額は中国の1年分の国民総生産(GDP)の5分の1を超えているそうです。また、麻薬の密貿易や武器の横流しを手掛ける軍人も珍しくありません」

 国を守ることよりも、自分のカネを守ろうとする兵士に負ける国などあるのだろうか……

ZakZak (2014.01.08)
http://www.zakzak.co.jp/zakspa/news/20140108/zsp1401081129000-n1.htm

                                                                                                                                                                                 

筆者考:

近代化が進み、支那政府は機会あるごとに支那海軍の威容を誇示するが!、・・・矢張り中身は120年前の日清戦争当時とさして遜色がない「張子のトラ」であったようです。

近代化が進み強化された人民解放軍が誇る海軍艦艇部隊が急遽勇んでソマリアの海賊退治に向けて出航し支那国民は大熱狂!、これで支那海軍の実力を世界に示せる!との多大な期待を持ったはよいけれど結局は此れが茶番で、・・・海賊に呆気なく敗れる「張子のトラ」が21世紀に再現され、国際社会に笑いの種を提供したけに終わったとは、これほどまでに支那らしい落ちはないでしょう。
豊富な政府の金庫から無尽蔵に資金を引き出しては支那海軍近代を推し進めている。兵器は金さえ使えば精強な艦艇を配備できるが、人的資源は短期間では育成できぬは世界各国の歴史が物語っている。

戦う事に長けている民族は世界でもまれで、アングロサクソン人が群を抜いており、このアングロサクソン系が建国した米国も瞠目する程に戦いに長けていますが近来は長年の移民政策の付けがまわり、いつの間にか米国の多数派はアングロサクソン系を主体として白人ではなくて、アフロ・アメリカン(黒人)、ヒスパニック系(中南米)、支那系、南朝鮮系、ベトナム系、中近東系の米国人が
大激増で米国の戦闘能力は衰退の一途を辿るは明白です。
米国の退潮は既に始まっており、これは誰にも阻止する事はできないでしょう。

この間隙をついて支那が何処まで海軍の戦闘能力を上げる事ができるか?・・・兵士の精強さは訓練次第である程度は高める事はできるが、最終的には体内に組み込まれたDNAによって決まります。
支那人は馬賊・匪賊の一般人に対しての戦いでは残忍・無比な力を発揮するが軍同士の戦い不得手であり、これは大東亜戦争で支那軍は日本軍に対して圧倒的な兵力を有しながら100戦して100敗の不名誉な記録を持つ支那軍であり、これは支那人の特質といえる!、と筆者は思います。

金に糸目を付けずに近代化を推し進めても、兵器を使いこなせない事になる恐れは大で、
「猫に小判!」となるのが支那海軍の近代化、強化と言えるでしょう。


✦【人民解放軍の正面装備が加速度的に近代化しているのと反比例するように、それを操る軍人の質は劣化している。この流れは天安門事件後に国家主席に就いた江沢民から始っている。
「文民出身の江沢民は、軍の支持を取り付けるため、さまざまな名目で解放軍の待遇を急激に向上させました。今や軍隊は福利機構となり、退役後には将校も下士官も生活全般について政府の優遇措置を受けることができます」
兵士の待遇改善なら美談だが、それが度を越えた結果、人民解放軍は大人気の就職先となり、入隊するための贈収賄が横行しているのだという。
要は金持ちのバカ息子たちがズラリと揃った軍隊ということだ。なかなかの壮観である。そんな彼らを鍛え直してくれる教育システムは軍にはなく、むしろさらなる堕落への誘いに満ちている

元々兵士としての資質に欠けている支那人!、・・・金持ちのバカ息子達がズラリと揃った軍隊ではすでに「張子のトラ」に成っている支那軍ですが、核兵器を保有しているから始末が悪い。

矢張り日本国は支那の核兵器に対する抑止核を早急に配備するしか術が無いようです。

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