2015年3月11日水曜日

無線送電実験にJAXAが成功 宇宙太陽光発電に一歩



宇宙航空研究開発機構(JAXA)などは8日、電気を無線で飛ばす実験に成功した。宇宙空間に浮かべた太陽電池パネルから地上に送電する、「宇宙太陽光発電」の実現に不可欠な技術で、今後の研究開発につなげる。

 宇宙太陽光発電は、電気をマイクロ波などに変換して宇宙から地上に送る構想で、日本では1980年代から本格的な研究が始まった。昼夜や天候に影響されずに発電できることが特徴。実現するには、コストの大幅な削減など多くの課題があるが、JAXAなどは、直径2~3キロメートルの巨大な太陽電池パネルを使えば、原発1基分(100万キロワット)相当の発電ができると試算している。

 宇宙空間で太陽光発電をして地上に送電するシステムの実現に向け、
、無線で送受電する実証試験を報道関係者向けに公開する。屋外に設置した送電側のアンテナから受電側のアンテナに向けてマイクロ波を送る。


 一方、強力なマイクロ波は人体や環境に悪影響を及ぼす恐れがあるため、極めて高い精度でマイクロ波の向きなどを制御して、ねらった場所にピンポイントで送電する必要がある。

 兵庫県内にある三菱電機の屋外試験場で実施された実験では、送電用アンテナから発射するマイクロ波の角度を少しずつ変えて、向きを細かく調整。約55メートル離れた場所に設置した受電用のアンテナへ正確に送ることに成功した。

 JAXA研究開発本部の大橋一夫・高度ミッション研究グループ長は「マイクロ波の制御は安全に、無駄なく電気を送る上で重要な技術。確認できたのは大きなステップ」と話した。

 実験は1日に予定されていたが、悪天候のため8日に延期されていた。(小堀龍之)


朝日新聞デジタル (2015年3月8日)


                                        


筆者考:

資源貧国・日本の長年の夢が実現に近づく力強い一歩をふみだした!・・・

太陽から発射される無限のエネルギーを利用して宇宙空間で発電!・・・

電力を ✥『マイクロ波』に変換してし地球に送電する!・・・

戦前、1944年(昭和19年)、大日本帝国海軍は海軍技術研究所と島田実験所(現島田理化工業の前身)にてマイクロ波を照射して航空機などを遠隔攻撃するための研究をおこなっていた!・・・

米軍が誇る、当時最強の重爆撃B29 (東京大空襲の主役!)を撃墜しようと、研究開発を重ねていた強力電波(マイクロ波)兵器!・・・

戦後、マイクロ波の研究、開発を地道に続けて、マイクロウェーブ・オブン(電子レンジを)市場に送り出した!・・・

研究が更に進化して太陽光パネルで宇宙空間で発電し地球に送る実験が成功した!・・・

筆者註:マイクロ波(Microwave)
電波の周波数による分類の一つである。「マイクロ」は、電波の中で最も短い波長域であることを意味する。
一般的には波長 1mから100μm、周波数 300MHzから3THzの電波(電磁波)を指し、この範囲には、デシメートル波 (UHF)、センチメートル波 (SHF)、ミリメートル波 (EHF)、サブミリ波が含まれる。
マイクロ波の発振には、マグネトロン、クライストロン、進行波管(英語版) (TWT)、ジャイロトロン、ガンダイオードを用いた回路などが用いられる。伝播(アンテナより電波として空中を伝播させるものを除く)には一般的に同軸ケーブルが使われるが、出力(電力・ワット数)の高いものには金属製の導波管が用いられる。また、近年ではマイクロストリップ線路など共に固体化(半導体)された発信器の利用も増えてきている。

マイクロ波の応用分野は広く、衛星テレビ放送、マイクロ波通信、レーダー、マイクロ波プラズマ、マイクロ波加熱(中でも最もポピュラーなものが電子レンジ)、マイクロ波治療、マイクロ波分光法、マイクロ波化学、マイクロ波送電などがある。これらを研究する学問を総じてマイクロ波工学と呼び、その他の応用として、水洗便所の小便器にマイクロ波センサが組込まれ自動洗浄にも採用されている。

1959年(昭和34年)に東京芝浦電気(現 東芝)が国産初の電子レンジを開発。1961年(昭和36年)には国際電気(現 日立国際電気)が国産初の業務用電子レンジを発売した。

以前に拙ブログで取り上げた日本海軍研究所で開発されていたマイクロ波兵器の記事を参考の為に再度に亘りアップ致します!。

【日の丸技術】⇔ 戦時中、B29撃墜用に幻の電波兵器開発!・・・

米軍が誇る、当時最強の重爆撃B29 を撃墜しようと、研究開発を重ねていた強力電波兵器!・・・。
 完成して!、見事に空の要塞と言われた、無敵の爆撃機B29 を撃墜する事は敗戦で夢と潰えたが、戦後に電子レンジに応用された『日の丸技術!』・・・。

1944年(昭和19年)、大日本帝国海軍は海軍技術研究所と島田実験所(現島田理化工業の前身)にてマイクロ波を照射して航空機などを遠隔攻撃するための研究をおこなっていたが、・・・初の実験対象はサツマイモで、焼芋となった。
 その後、5mの距離からウサギを殺すことにも成功したが、それ以上の大型化が困難となる。大和型戦艦から撤去した副砲の旋回部分を利用してパラボラアンテナを設置する工事も行われたが、兵器として実用化されることなく終戦を迎えた。
 開発者の一人、✦『中島茂はマイクロ波でコーヒー豆を炒る機械を製作して東京のコーヒー店に納入し糊口をしのいだ』。だが、この電子レンジが商品化されることはなかった。

✦筆者註【中島茂】:


中島 茂(なかじま しげる、1907年〈明治40年〉 - 2006年〈平成18年〉)は、日本の電波技術者。マグネトロンやレーダ、超音波魚群探知機の開発に貢献した。1930年(昭和5年)、日本無線に入社。1931年(昭和6年)頃からキャビネティ・マグネトロンの研究開発に着手し、1934年(昭和9年)からは海軍技術研究所との共同研究の末、1939年(昭和14年)に完成させた。しかし「レーダーの電波を出して敵を見つけて、その敵を攻撃するなんてことは夢にも考えないバカげた戦い方である」として研究は中止されてしまった。なお、この時開発されたマグネトロンは1年後にバーミンガム大学が開発したものと構造がよく似ており、1992年(平成4年)にドイツ博物館で開催されたレーダー開発史のシンポジウムで中島が紹介したところ、ヨーロッパの研究者から盗作ではないかと疑われたが、後に日本独自の技術であることが証明された。

今回の無線送電実験(JAXA)の成功は大朗報であり、未来に先駆けた日の丸技術は今後も大きく、大きく羽撃くでしょう!・・・。

無線送電の技術は軍事に転用できて、将来は!、・・・ジエームス・ボンド(007)の映画の中で宇宙空間からマイクロ波をピンポイント(的確)で目的物(支那、ロシア、米国の核ミサイル)を捉えて、一瞬の内に破壊できる可能性を秘めている。
 加えてミサイルだけでは無く日本侵略を露わにしている支那国内の基地も破壊できる究極の兵器となり、・・・戦争抑止の平和の象徴となるでしょう。
 詰まり、現在地球上にある兵器を無力化できる!・・・

もし、究極の武器が完成したら、此れを所有できる資格の有る国は神道精神(自然を敬い!/調和する!/畏怖する/=『8百万の神』の存在!)を備える日本国のみ!と言えるでしょう。

此れこそ『神の手!』となるでしょう!!!・・・



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